大腸がんが見つかって薬物治療と手術をやってましたー
早くに見つかったのでよかったです。これは確かにしんどいわ。こりゃ高齢になるとキツいねーっ!って。
よくある話で癌の薬を飲むと髪が抜けるみたいなのありますけど、私の場合はそこまでキツい薬を飲んでなくて。
髪触ったら一本二本抜けてるなくらいであんまり抜けなかったですね。
個人差あるみたいですね、やっぱりね。
手術に関しては開腹でした。
ちょっとびっくりしちゃって、かなりショックで落ち込みましたし、衝撃でしたが腹括りました(笑)
汚い話、肛門からこうロボット入れるみたいなそんな感じじゃないの!?って、高くなるよって言われたらじゃあ開腹でって言うしかないじゃないですか。
んまーいざやってみたらあっさり終わってなんだこんなもんかって。
身構えてた分返せってぐらいの調子でした。
なんだかんだで大腸がんはこれで終わり...なのかな?
あとは転移してた胃がんを治していく感じです。
これは小さいから、手術はナシです。
健康大事。みんなも健康には気をつけてね。
「水野光さんって方。存じ上げはしないが、水野家の人間なのか?」
水野の一族は、治水や井戸の名工として古くから発言権を持ち、政治で大きな声でモノを言える一族である。
川の氾濫、干ばつ、井戸の枯渇などに対して有用な知識をもち、知恵を活用していたために、自治独立を騙った放任主義の八雲紫を差し置いて水道インフラを支えた
初期の里の発展も、経済も、その後の災害も全てこの一族がいたからともかくも里の生活は維持されたとされるほどである
それがどれほどかは想像に難くない
「正確には水野家の者ではない...かもわかりませんが、そういう定義の話なんてしませんでしょう?」
「その言い振りからすると人身御供...というやつか」
「古い悪習です。水野家も、人間なんでしょうね。無下にはできなかった...」
「水神信仰か...臭いな」
「ホラ、水野家は特殊な一族です。お分かりでしょう?」
わかりたくはない。とは思うが、それが習慣の一族ならばそれは文化だ。と叫びたくもなるものである。
悪習滅すべしと断じてしまうことでは、それは帝国主義の暴走だ。との意見である
「水野光...少女か」
「お分かりになるので?」
「文章がね?」
「ああっ!」
露伴は文の尻に付き従って、水野家の邸宅を訪れた
門番はどこぞのものとは違い、自分の非力を自覚したために意欲的に仕事をするようで、見る目がどこか敵対的な目線であることは、特筆に値するだろう
そしてその目線が、露伴一人に向けられるのも、当然であった...
「先生、ちょっと」
「どうした?」
「無遠慮すぎますって」
「...なにが?」
「ふざけてるんですか!?」
「だから。なにがだ?」
「~~っっ!! さっきからジロジロジロジロ! キョロキョロしてて目線が怪しいんですよ!」
そういう指摘は他人からの指摘という客観からの評価でしか得られない
『そういう』ことに関して、とことんニブいのがこの岸部露伴という男である
「だってサァ~~! こんなところなかなか来れないんだぜ? いろいろ見ておきたいだろ?」
「露伴先生ってこれだから嫌いなんです」
露伴先生が好きな人ってアニメのキャラクターだからだと思うんだ(偏見)
絶対お断り。身内には絶対欲しくない。
僕ならお金払って引き取ってもらうレベルだ。
施設に預けるかも知れない。
「あまりそういうことをされてはこちらとしても困りますな」
門番は敵対的でありながらも、人間味ある声で露伴を叱った
今はまだ、『お客様』対応だろう
「あっ...スミマセェーン。こんなお家、初めて訪ねたもので、珍しくってェ...他意はないんです」
「本当に申し訳ありません」
非を素直に認めて面倒を回避するテクは社会で生きていくためのスキルだろう...
「どうぞ、お待ちです」
侍女の案内で応接間に通される
洋式と和式の合わさった、大正浪漫の様相を見る水野邸であった
「外観の造りは和式だが、中の作りには洋式も見受けられるな」
「え。そうなんですか?」
「古い一族なのに妙だと思って...」
「私の祖父の祖父の代の頃の話です」
「当主代行です」
「水野一郎と申します」
老齢だが足取りはしっかりしている
一瞬、身構えてしまうようなピリつきを感じる
「お初お目にかかります。画家の岸辺露伴と申します」
「記者の射命丸です」
「堅苦しいのはやめましょう。お互い疲れるだけです。出向いていただいたのにそれではこちらとしてはいけない気がしてしまう」
当主の水野一郎はどっかりと構えた
露伴はそれに倣って構えたが、文はそうはしなかった
「お茶はいかがかな。クッキーもどうぞ」
「ええ...いただきます」
露伴はお茶が紅茶でないことに不満を抱いたが口には出さなかった。文は喜んで食べていた
しばらくのアイスブレイクを挟んで、一郎が前書きを述べた
「この会談は漏らしは抜きで願いたい。よろしいかな」
そう言われては漏らせない。上役がそういうなら、それを守るのが下役だろう
「顔を立てると思って、どうか」
「...お話はわかりますが。今日ここへ来たのは水野光様たってのご要望にお応えしたためです。当主様との会談ではありません」
キッパリと断ってみせたが、引く気はないらしい
一郎は光をダシに使ったのではと思わせる臭いがあった
目的はこれだったのではないか。はなから露伴と文が目的だったのではないか。そういう気配だ
「光は、伏せっておりましてな」
「病で?」
「昨晩からです。熱がありましてな」
「元より病弱な方とは聞いています」
露伴にとってそれは初耳であった
どうしてそんな肝心なことをこの記者は共有しないんだろう
腹が立って仕方がなかった
「して、その話というのは?」
「端的に申しますと、水神式を見届けていただきたい。もっといえば、記事にし、絵にしていただきたい」
「水神式...」
聞いたことのない言葉だが隣の記者の反応からするに異例のようだ
「それは...よろしいのですか? 一族の“シキタリ”であったと記憶しています。当主様と一族以外には不伝の儀式。秘密の儀式でしょう」
いよいよキナ臭くなってきた。その臭いは文も感じていたようだ
「博麗も中身は知りません。八雲氏すら全容の把握をしていない儀式です。それをいよいよ公表したい」
「なにかしらワケがあるように感じます。公表しなければならない理由が」
そのワケの次第では、危険な目に遭うことになる
望んで危険な目に遭いたいとは...思わない
結果的にそうなったことはあっても、初めからどう考えてもやばいところには行こうなんてそれは異常者のすることだ
パンパンに膨らんだリチウムバッテリーを使い続けるようなものだ
自殺行為でしかない
「水野家の現状をご存知ですかな」
「先月、正隆様が身罷られたと...」
「左様です。跡継ぎでした」
家督を譲って隠居に入った一郎が応対するのはそういうワケだ
「悪い風邪を拗らせた...と聞きました。残念です」
「見ていられませんでしたな。なぜ私でないのかと恨みました」
水野家の苦境だ。娘婿は水野家の重荷を背負いたくないらしく、娘も夫にそうはさせたくないという思いらしい
父の多忙を思い返せば、そしてそれを支えた母の姿を思い出すのだろう
家の使用人たちの苦労も...
「水の面倒を、誰かが見なければいけない。一族の責です」
「ノグレスオブリージュ...」
文はこてりと頭を傾げた
意味がわからなかったのだろう
「意図はわかりました。広く公募をしようと。そういうワケですな?」
「全くもって」
「前向きに検討します。いいだろ? 文くん?」
「ええ。付き合いますよ。しょうがないじゃないですか」
文のボソリと言った「いいネタだし」という声を誰も聞いていなかったのは幸いだろう
⭐︎⭐︎⭐︎
土産物の菓子折りをいただいた帰り道、十分に離れたことを確認して露伴は言った
「あの親父なんか隠してるな」
「単に水神の相手を探してるだけじゃないとでも言いたげですね」
「いや、いくらなんでも怪しすぎるだろ。今頃しめしめとでも思ってるんじゃあないか?」
「でしょうね」と文は返す
思うところがなかったワケではない。それ以上に、ジャーナリズムの精神が理性を抑え込んでしまったのだ
こうなると止まらない
背筋に走るゾクゾクとしたものを露伴に悟られないように堪えるのは、体に負担だった
というわけで恒例の次回更新未定
年内更新したいけどね、無理かもねっていうカンジ。
努力は報われないとは限らないからね。
前書き部分にあらすじを書いてほしいか
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書いてほしい
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いらない
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今のままくだらない雑談でいい
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何も書かなくていい