東方不動語 〜岸辺露伴の幻想入り〜   作:佐々木邦泰 

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連日投稿とか一日に何話もとか無理なんで自分のペースでやります。

社会インフラじゃないんで、ぺんたろうは。そこんとこ勘違いしないように。


幻想郷の奇妙な事件簿 第三話

「幻想郷...」

「そうよ。幻想郷のことを知っておいて生きて帰れると思っていたのかしら?」

この女、妖怪か? 何か能力を持っているとみて間違いない。仕掛けてみるか。

 

僕のスタンド天国の扉(ヘブンズドアー)は強力な能力を持っている。しかし先手を打たないと、隙を与えてしまう。先手必勝とはまさにこのこと。こいつが、どんな能力を持っているか知らないが、友好的に解決できるならそのほうがいいに決まってる。命は惜しい。まずは相手の名前から...

 

「なあ、僕は君の名前を知らないんだが、君も名前くらい教えてくれてもいいだろォ〜? マナーに反するってやつだぜ?」

「そうね。いいわよ。私は八雲紫。妖怪の賢者。幻想郷の管理人よ」

いきなりビックが来たな。さては結界とやらもこいつが展開してるんだろう。

「そんなビック様が僕になんのようだい? 暇してるってわけじゃあ無さそうだが? 紅茶飲む? コーヒーがいい? そのバームクーヘン食ってもいいぜ」

「ご親切にどうも。でもご遠慮するわ。あなたはもっともデリケートな部分に触れてしまった。残念だけど、こっちへくるか、ここで死ぬか。選びなさい」

 

この女、イカれてるのか? 突然現れて殺害予告なんてバカバカしい。そもそもこいつが本当に妖怪かどうかも怪しいしな。待て待て待て。考察しよう。判断材料はあの神社だ。確かに幻想入りだとか書いてた。こいつも幻想郷だとか言ってた。やはりこいつはホントに妖怪か。

 

「幻想郷のことが外に知られるのがそんなに嫌かい? なあTwitterって知ってるか? 僕が一言幻想郷について書き込むだけで、世界中のヤツがこの市、いやあのボロい神社に突撃するんだぜ」

「あなたがそんなことするとは思えないわ。ちょくちょく外の世界に来て情報を集めているもの。岸辺露伴。1979年生まれ。16歳の頃漫画家デビュー。その後現在まで『ピンクダークの少年』を連載。1999年頃一ヶ月ほど休載していた...その頃から怪奇現象に頻繁に首を突っ込む...リゾート開発として話題になった山の周囲の土地を買いまくり、妖怪を守ろうとして、破産した...どうかしら? これで信用できる?」

「おどろきももの木だね。僕の読者に妖怪がいたなんて」

「選びなさい。ここで死ぬか。幻想「わかったよ。幻想郷とやらへ行ってやる。」

僕だって死ぬのは嫌さ。読者にマンガを読んでもらうことが僕の生きがいなんだから。今の読者には申し訳ないが、新天地で新連載だ。それにまた新たに妖怪に取材ができるかもしれない。こんなチャンスはないだろう。

「移住にあたってだが、その幻想郷ってのは君しか住んでいないのかい? それとも僕は君の食糧か?」

「迷いがないわね。だから気に入った。私以外にも住んでいるわよ。人間も神様も妖怪も。吸血鬼もいるわよ」

なかなか楽しそうなところじゃあないか。この取材旅行には価値があったというものだ。

「ぜひ行かせて欲しい。なんなら今すぐに行こう」

「えっ?」

「さあさあさあさあ。はやくしろよ。お前すっとろいぞ。取材だ。取材。楽しみだなぁ〜」

一人で興奮し始めた露伴が落ち着くのは、30分ほど経過した後だった...




次回投稿は時間が開くかもしれません。

一ヶ月以内には頑張る!

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