きつきつですわ。って事でどうぞ
「ちゃんと人間のいるところに連れて行ってくれるんだろうな。八雲紫さんよぉ〜」
「当然よ。幻想郷に住むって言っている人を人喰い妖怪の前なんかに差し出すものですか」
そう言うと紫はプイと顔を背けた。ここはスキマ。聞くと八雲紫の能力らしい。
「ひとつ聞いていいかい? いや実にくだらないんだけどさぁ〜。お前さん、なんて妖怪? もしかしてだけど隙間女?」
「...」
「...沈黙は肯定と捉えるぜ」
まあいい。相手の情報も少しは手に入った。しかし...はっきり言わせてもらうと、こいつは信用できない。胡散臭さがプンプンしてる。こいつほんとに大丈夫か?
「さっきあなた読んだとか言ってたわね? どういう意味よ?」
沈黙を破り、紫が聞いてくる。
「おいおいおいおいマヌケ。人にものを頼む時はgive and take (ギブアンドテイク)だろぉ〜? 常識だぜ。それとも人間の常識は通じないってか? よく出来た教育なことで」
「能力を教える代わりに、自分の能力も明かせってことかしら? いいわよ。私の能力は“境界を操る程度の能力”よ」
「もっと詳しく教えてもらってもいいかい?それじゃあ全然わかんないぜ。眠たくなっちまう化学の授業じゃあないんだからよぉ〜」
「物事にはなんでも境目がある。生と死、夢と現実、昼と夜...その境目を自由に操ることができるのよ」
(おいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいなんだそりゃ。チート能力もいいところじゃあないか。つまりはあれだろ。こいつは僕をいつでも殺せる状態だったってことだ。今更寒気がしてきたよ。)
「じゃああれかい。君は僕のことをいつでも殺せたし、話をする必要もなかったはずだよなぁ。どーゆう風の吹き回しだい?」
「あなたの背中に悪霊でも憑いているように、何かがいるわ。可視と不可視の境界を弄ってもダメなのよ。強力な何かがいるわ。だから興味が湧いたのよ」
こいつは好都合だ。相手にはスタンドが見えないと来た。こんなにいいことはない。このマヌケ相手に少しからかってみようか。
「そうだな。君の見立てどうりさ。僕には悪霊が憑いてる。僕の能力はこいつに起因するものさ」
「もったいぶらずに教えてよ!」
紫はたまらず声を荒げた。
「ダメダメダメダメダメダメ。この悪霊の力は他人に知られたくないんだよ。もし絶対に約束に逆らわないって約束できるんなら教えてやってもいいがよぉ〜。お前さんはちと信頼できないんでね。なんつーかよぉ〜。胡散臭いっていうかぁ〜いやーな匂いがプンプンするね」
「いいわよ。約束するわ。じゃあ「
パラパラと本のページを捲るような音がスキマの空間に響く。
「手加減したぜ。気絶しない程度にな」
紫は自身の体を見る。そこには見慣れた体ではなく、“本”となった体があった。
「これは...!」
「これが僕の能力。対象を本にして体験や記憶を読む能力。余白に指示を書き込めば、その指示には絶対に逆らえない。まさに天国の力。神と僕を接続するから天国の扉だ」
「...ッ!」
紫は困惑すると同時に恐怖していた。こんなやつを幻想郷の住人として迎え入れていいのかと。
「安全ロックだ。『私八雲紫は漫画家岸辺露伴の能力について他言しない。した場合には、焼身自殺する。』そう書き込んだよ」
(くっ命令の有効と無効の境界が操作出来ないっ! まさか本当に...これは...)
「さあ命令も書き込んだし、とっとと送っておくれ。八雲紫さんよぉ〜」
「...私のことは紫でいいわ」
「どぉでもいいからさっさと送ってくれ。早く吸血鬼さんに取材がしたいんだよ」
紫は岸辺露伴をつくづくわからない人物だと思った。
次回投稿は未定!
なるべく早く出す!
でも仕事の都合でTOEIC取らなきゃいけなくなったんで勉強ですね。学生時代英語だけは無理だったのよ。
いつになるかわかんないけどまた次回!
前書き部分にあらすじを書いてほしいか
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書いてほしい
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いらない
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今のままくだらない雑談でいい
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何も書かなくていい