東方不動語 〜岸辺露伴の幻想入り〜   作:佐々木邦泰 

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不定期投稿と言いつつ何やってんだオメェと言われても仕方がない。がんばります。


幻想郷の奇妙な事件簿 第五話

「じゃあまずは博麗神社ってところに向かうわよ」

「あのボロい神社ならスキマの外だろぉ? なんのためにこの気持ち悪い目玉だらけの空間に入れだなんて」

「気持ち悪いはひどいわ。はぁ、幻想郷側に存在する方よ。まあ正確には違うんだけど...」

聞けば、結界で断絶された空間の境目にあるらしく、厳密には幻想郷内に建っているわけではないらしい。

一体どんな奴がそこに住んでいるのか。興味があるね。

「あと一つ! やっぱり幻想郷の森の中でいいから一番始めに転送しとくれ」

「あなたおかしいのかしら? まあいいけど」

 

「着いたわ」

5分も経たないうちに幻想郷に着いたらしい。森の中を希望したのは、自分の足で幻想郷を歩きたかったからだ。

「へぇーここが幻想郷か。ほう...ふうん...」

「随分と嬉しそうじゃない」

不敵に紫が笑う。

「嬉しいに決まっているじゃあないか。妖怪や神様に取材ができるなんて嬉しくないわけがないね。これが暇だとか抜かすヤツがいるなら、そいつマジにおかしいぜ」

「そう」

...おいこれって...

「ハイミミガタシダか? すごいなぁ〜。野生じゃあ絶滅したんだぜ。どれ、味も見ておこう。...うむ、苦味が強いな」

(こいつ本当におかしい! 勢いで住んでいいなんて言ったけれど大丈夫かな。)

過去の自分を恨んだ紫だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「...私がこの幻想郷を作った理由。...話してもいいかしら?」

ひとしきり観察...もとい味見が終わり、博麗神社への参道(と言うには急すぎる階段)をトコトコ歩いているときだった。

「かまわん、好きにやれ」

冷たくあしらったが、露伴は実は興味があった。

「妖怪って強いようで弱いのよ。人間たちが私達を恐れれば妖怪は存在できるの。神様も同じよ。神様の場合は信仰だけどね。人間たちの文明が進むにつれて妖怪の数は減っていった。同族が一人一人と消えていくのが耐えられなかった。だから、人間のをある程度入れて、各地の妖怪達をここへ呼んだ。こうすればみんな幻想を見ながら生きられるから」

「同族を守るために、結界の境目に近づいた不敬ものをここへ送り込むってわけかい。これが神隠しの正体か」

「ここへ来た人間の多くは野良妖怪に喰われて死ぬわ。ごく一部のものが人里にたどり着けるのよ。人里では妖怪は人を襲うことは禁止しているから安全よ」

やっと繋がったよ。話を聞く限りじゃあどうも違和感があったんだ。

 

通常の食物連鎖の場合、食物となるものは上位捕食者よりも数が多くなる。

だが話を聞く限り、食物、(こう言う言い方は良く無いが)人間の数に対して妖怪の個体数が多すぎる。監視者か...そうかい。おもしろいヤツだ。胡散臭いし金髪の女だからよぉ〜く目立つ。こいつも取材してみるのもいいかもな。そう思いつつ、まだまだ長い終わりの見えない参道を眺め露伴は大きくため息をついた。




次回はどうなるか。
今作は東方キャラたちに不気味な体験をしてもらうお話です。導入だけで何日かかってんだよ。随時感想、誤字脱字報告お待ちしています。

それじゃあおやすみなさい。
次回投稿も未定だよ!
一ヶ月以内に出せるように頑張る!
はずさ!

前書き部分にあらすじを書いてほしいか

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