東方不動語 〜岸辺露伴の幻想入り〜   作:佐々木邦泰 

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そろそろハーメルンの使い方もマスターしたい。
誤字脱字の報告しておくれよ!


幻想郷の奇妙な事件簿 第六話

さてさて、長い長い参道を登り終わると、少し開けたこじんまりとした、神社が見えてきた。

「ここが博麗神社か。外のボロいやつとは大違いだな」

「そうね。ここは人も「天国の扉(ヘブンズドアー)!」

鳥居に向かって露伴が叫ぶ。

(まさかこいつの能力の範囲は生物だけじゃ無いの!? っていうか、なにやってんのよ!)

「ほーう、まだまだ新しいんだな。なになに天人だって? 気になる記述だ。興奮して来たぞ」

(っていうか人の話聞かないわね。この漫画家)

 

「ちょっとそこでなにやってんのよ! あれ? 紫もいるってことはあんたの知り合い? とっとと止めなさいよ!」

天国の扉(ヘブンズドアー)を解除して、声のした方を見る。声質から判断するに十代だろうか?

「紹介するわ。彼女が楽園の素敵な巫女。博麗霊夢よ」

大幅に改造された巫女服を着た少女が軽く会釈する。あのクソッタレ仗助とアホの億泰を思い出してしまう。

「僕は岸辺露伴。漫画家だ」

「漫画家...絵描きさんかしら?」

「まあ同じようなもんさ」

「外の世界に帰るんでしょ?じゃ「おぉい! ふざけてんじゃあないぞ! このクソガキィ! 僕はここに取材のために来たんだ! 帰るだって? いい加減にしろ!」

突然激昂する僕に紫と霊夢は...端的にいうとドン引きした。何が彼の地雷だったんだ? って顔してる。それがさらにムカつく。

「いいかい? 作品を作る上で最も大切なものは何かわかるかい? リアリティーだよ。マンガは一から十までウソを描いているように見えるがそうじゃあない。随所に見られるリアリティーが作品に命を吹き込むんだ。ウソっぽいセリフひとつが作品のクオリティを下げてしまうんだ。この僕に! そんな低俗なマンガを描けっていうのかい!? ここはネタの宝庫だ。こんなに美味しいものをぶら下げておきながらお預けかい。いい趣味だな」

「そんなつもりはないわよ。っていうかあんた傲慢よ!」

「知ったことじゃあないね」

「はいはい、もう喧嘩しないの」

紫が制止しことなきを得たが、確実にスタンドを出すつもりだったんだろう。

「チッ」軽く舌打ちをする露伴だった。

 

紹介も終わり、露伴の住居を決めねばならなくなった。

住居となれば、人里ということで、空を飛べない僕は、歩いて行くと言った。送っていく。空を飛べるから速い。と実際に空を飛んでみる霊夢。自由に空を飛び回る霊夢を見て若干興奮気味な露伴。だが興奮はすぐに引くことになる。

「ここのやつらはみんなすごいやつばっかりなんだな。空を飛べるのか。まあこの程度! 天国の扉(ヘブンズドアー)で自分に書き込んでやる!」

自分で空を飛べるとなれば、クソガキの巫女に興味はない。とっとと家を探すまでだ。

(この悪霊、なんという力!他者の行動を制御できるだけでも十分チートだというのに、自分に対しても指示が書き込めるなんて!) 紫は驚くばかり。ちなみに霊夢からは何をしているか見えなかったようだ。

 

こうして僕は飛行能力を得たのだが、一つ天国の扉(ヘブンズドアー)には欠点がある。それは自身に対しての行動制御は一時的なもので、1時間という制限があるのだ。

 

ー人里ー

幻想郷で多くの人間が住む場所であると同時に、妖怪に襲われない唯一無二の場所。

紫はじゃあここでと人里の入り口でスキマに消えていった。

事前に金銭の類は両替してもらった。優しいんだなぁ〜。スゴく胡散臭いし、不気味なヤツだし、スゴクムカつく面してるけど。

 

何はともあれ僕の幻想郷での生活は今始まったばかりだ。




前回までは休日だったからよかったものの、こんな投稿ペースはないぜ!
露伴先生のヘブンズドアーが強力すぎるので、弱体化してます。インフレしちゃうんだな。
次回からほんとに不定期投稿!
ごめんな!
さらばだ!

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