地上最強のホモ(に追われる俺)   作:100000

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意外と覚えてくれてる人がいてくれて嬉しいです。リアルが忙しいので亀足更新ですがよろしくお願いします。

ボクシングを書いてるのに作者はボクシングを何も知らないという矛盾ッッッッ!!!


看板娘

「よぉ、チャンピオン!・・・ん?なんか疲れてないか?」

 

「・・・うす」

 

あれから謎の大男を徹夜で走り続けることでどうにか撒き、家に帰ったが疲れが取れるわけもなく、フラフラしながらジムに顔を出すことになった。

 

コーチが俺の異常に気づいたのか、声をかけてくれたがそれに返す気力は無かった。

 

「おはようございます」

 

『おっす!!!』

 

そんななか、後ろの方から凛とした声が聞こえてくる。その声にジムの先輩方は一斉に、明らかに俺の時より色の付いた声で挨拶を返す。振り返れば、我がジムが誇る看板娘が入ってくるところだった。

 

その姿は、ジャージ姿というのにもはやオシャレにしか見えない程優美で、腰まで伸びる黒髪がいっそう清楚さを醸し出している。100人男が居れば例外なく100人振り返る美がそこにあった。

 

「早く来れてえらい!」

 

なおコーチも例外なく元気な声で、謎の全肯定をしている。

 

「おはようございます、岩技さん」

 

「おぉおはよう、澪花(れいか)さん」

 

俺にはそんな余裕ないが、できるだけいつも通りに挨拶を返す。いつも通りだよね?俺この人と挨拶する時いつも緊張してドモるんだけど今の大丈夫だったよね?

 

「あら、元気がないわね。日本ボクシングの頂きにいるんだからもう少ししっかりしなさい」

 

「りょ、了解です」

 

チャンピオンらしくしっかりするようにと俺に言う澪花さん。だがそんな彼女も実は女子ボクシングで既に4回も防衛に成功しているれっきとしたチャンピオンだ。

 

柔 澪花(やわら れいか)、アマチュアからプロ入りし、そこから僅か一年でチャンピオンになる紛れもない天才。プロテストのスパーリングで対戦相手を一発で殴り倒したのは今でも伝説だ。華麗なる狼(ビューティー・ウルフ)なんて言われるが、その華奢な細い体から信じられないくらい重いパンチを打つことからアラレちゃんともしばしば言われたりもする。

 

「よし、じゃあアップから始めるぞ!」

 

『シャアッッッッッ!』

 

「はい」

 

コーチの声に返事じゃない返事をする。澪花さんはいつも通り凛とした声で返事をする。しかしなんでこんなにキレイな人がこんなむさ苦しいところで練習してるんだろうな。

 

 

 

 

 

「岩技ぃ!もっと早くやれるだろ!」

 

サンドバッグを打ち続ける俺にコーチから(げき)が飛ぶ。これでも()()全力なのだが、コーチには俺の微妙な手加減もお見通しらしい。

 

「これ以上本気でやったら壊れます!」

 

「安心しろ!壊れたらお前のファイトマネーでまた頑丈なやつ買ってやる!」

 

「え!?経費じゃないの!?」

 

「当たり前だァ!」

 

なんということだ。本気を出すと金が減る、本気を出さなかったら怒られる。一体俺が何をしたというのだ。

 

「監督」

 

「はいはい、どしたの澪花ちゃん!」

 

コーチの後ろから澪花さんが声をかける。さっきまで般若みたいな顔だったのに、別人のようにコーチが微笑み出す。

 

もはやいつも通りの光景でここにいる男子が例外なくそうなってしまうからか、もう異常とは感じなくなってしまった。

 

「岩技さんとスパーリングがしたいです」

 

「え」

 

「いいよいいよ!おい、岩技!さっさとギア用意しろ!」

 

当たり前のように澪花さんのヘッドギアを用意するように命令してくるコーチ。いや、言われなくても俺も澪花さんにお近づきになりたいから用意するけどさ!

 

しかし・・・スパーリングか。嫌ではない、むしろ澪花さんと練習できるなんてツいていると言っていい。しかしこれでもし、澪花さんに傷をつけようものなら・・・

 

『殺す!ギルティ!死ねぇ!』

 

とこのジムにいる、男勢全員を敵に回してしまう。ちなみに逆の立場だと俺もそうする。

 

なので、基本傷つけないように細心の注意を払うのだが、ここで一つ問題がある。

 

「よろしくお願いします、岩技さん」

 

「あぁあ、よろしく!」

 

彼女、

 

 

めちゃくちゃ強いんだよな。

 

 

───────────────────

 

 

 

「3分だ!手ぇ抜くなよ!」

 

俺がコーチを勤める、ここ、粗方(あらかた)ジムにはボクシング界を騒がせる化け物が2人いる。

 

その2人が今まさに、このリングの上でスパーリングを始めようとしている。

 

片方は、17歳でアマチュア入りし、高校卒業と同時にプロ入り、そして約束されたかのようにチャンピオンまで上り詰めた紛れもない天才、女傑、柔 澪花。恐らく向こう10年はチャンピオンの座は揺るがないだろうというのが俺の考えだ。

 

そして片方は・・・()()()。もはやボクシングとは言えない変則的な戦い方でありながら、プロ入りを日本ボクシング協会に特例で認めさせ、あまつさえ百鬼夜行と恐れられる無差別級でチャンピオンとなった怪物、流野 岩技。

 

その2人のスパーリングとなるともはやこちらの常識では測ることが出来なくなってくる。それは開始のゴングが鳴った際の2人の動きからも見て取れる。

 

まずは、澪花。早速一分の隙もない右ストレートを岩技に対して放つ・・・放つがその間合いがおかしい。

 

届かないのだ。少なくとも澪花が岩技に右ストレートを当てるにはもう腕一本分、間合いを詰めないといけない。・・・だが、

 

「・・・ッ!」

 

届く。岩技はそれを腕でガードすることなく、足捌きと体捌きのみでかわす。澪花が行ったのは至極簡単、それでいて達人芸とも称される御業。

 

本来、ボクシング、いや通常における打撃は間合いに敵を入れるところから始まる。ボクシングではそれをステップによる瞬間的な詰めで行うことが多い。ゆえに間合いの外から攻撃しようものならステップから打撃の工程は絶対的なものとなっている。

 

だが、澪花が行うのは打撃とステップの同時進行だ。いわゆるステップしながら打つという文面だけ聞けば、簡単そうだがそれを実践で行うのはとても難しい。そもそもステップを踏むということは、打撃において土台を担う足の踏ん張りを受けられないということになる。剣道の踏み込みとはまた別の上半身と下半身を全く違う動作をすることを要求される。やろうと思えば誰でも出来るが、マトモな打撃にはなり得ない。それを澪花は天才ゆえにその不純を道理としてしまう。

 

プロテストで対戦相手を初撃で倒してみせたその技こそ

 

『ゼロステップショット』

 

対戦相手にはあたかも澪花の腕が伸びたように錯覚するその打撃を・・・

 

岩技は容易く避ける。

 

言っておくが、うちのジムでアレをガードではなく目視でかわせるのは岩技だけだ。

 

そしてその岩技も言わずもがな、澪花並の、いやそれ以上の化け物だ。

 

ボクシングで異例のすり足による立ち回り、緩慢の動作に見えて、激流の如き動きに最初は誰もが度肝を抜かれた。

 

そもそもステップとすり足では瞬間的な動きでいえばステップの方が明らかに早い。ゆえに咄嗟のことでも対処が可能なのだ。

 

すり足というのをしたことがないがそれでもあの足捌きで()()スピードを出せるのは流石におかしい。

 

目の前で澪花が繰り出すジャブの連打を岩技はガードもせずにかわし続けている。

 

その動作の高い技術もだが、岩技の恐ろしさはそれだけではない。

 

「ッ!」

 

埒が明かないと距離をとった澪花が()()技を繰り出す。

 

今度はステップではなく、普通に歩を進めて近づく澪花だったが、ジャブを繰り出す瞬間、一瞬その姿がブレる。

 

緩慢な動作から瞬間的に素早く左右へのステップを行い、極端な静と動を生み出すことで一瞬自分の姿を霞ませる、もはや人間技とは言い難い絶技

 

その名は『(かすみ)打ち』

 

姿が霞んだ瞬間に打撃を放つことでその一撃を不可避のものとするここ数ヶ月で澪花が生み出した必殺技だ。通常の動体視力ではまずアレを視認することは出来ない。

 

そう、普通の動体視力なら・・・

 

「・・・ッッ!」

 

澪花が放った必殺技を岩技はいとも簡単に()()()。そういなしたのだ、ガードではなく。

 

岩技の動体視力も破格だが、岩技の特異性は打撃への対処にある。通常、ボクシングのジャブやストレートといった打撃への対処は避けるか受けるかの二択だ。流すなんて聞いたことがない。ときおり、グローブを当てて進行方向を逸らすというのはあるがそれで全ての動きに対応するなんてありえない。

 

だが、岩技はそれこそを最大の防御としている。流された相手は無防備を晒す、岩技はそこを仕留める言わばカウンター型のボクシングを得意としている。

 

必殺技をいなされた澪花だが、受け流されたのはジャブ、本命であろう右ストレートを追撃で放つ。

 

しかしそれすらも見通していたのか、岩技は表情一つ変えずにそれを流す。

 

「ほい」

 

そんな間の抜けた声とともに今度こそ体勢を崩した澪花の顔に岩技の拳が刺さる。しかしその攻撃には力が入っておらず、どちらかというとタッチの方が正しい。

 

「・・・」

 

はたしてそのような明らかな手加減をされた澪花はどう思うか。

 

いつもの涼しい顔が今度は獰猛な肉食獣を思わせるような好戦的な笑みに変わる。

 

「スイッチ入ったか・・・」

 

その名の通り華麗なる狼(ビューティー・ウルフ)へと変貌した澪花。澪花はスイッチが入ると普段のクールさはどこへ行ったのか攻撃的な面が強く出てくる。

 

さて、この澪花をどう岩技は対処するのか。

 

いつの間にか他のメンツも練習の手を止めてスパーリングを観察している。強者同士の戦いは見るだけでも練習になる、これがいつもの光景になっており、俺としても為になる故に止めようとは思わなかった。

 

───────────────────

 

 

 

 

やっべ、澪花さんのスイッチ入れちゃった。流石に避けるだけだと怒られそうだからフリだけしてみたんだけど挑発行為になっちゃったかな?

 

目の前で獰猛に笑う彼女に、内心冷や汗をかく。しかし彼女の笑い方、凄い好戦的だよね。俺最近それ以上に野性的な笑い方する男に出会ったんだけど凄いホモホモしい人だったよ。

 

つまり、澪花さんはホモ・・・なわけないか。何考えてるんだ俺。

 

そんなことを考えてるが、澪花さんへの警戒は怠らない。なんせあの状態になった彼女は何処ぞの漫画の主人公かよってくらい強くなる。

 

だけど不思議とそれが脅威とは感じなかった。いままでは一定の危機感のようなものを感じていたのだが、まるでそれ以上を知ってるからもう怖く感じない、といった風に思ってしまっている。

 

「はァ・・・!」

 

おなじみのゼロステップショットを今度は腕二本分は遠い間合いから。本来なら届かないであろう距離も今の彼女なら届かせる、それもさっきよりも速いスピードで。

 

「ッ!」

 

(速いなッッッッッ)

 

回避を間に合わないと判断。流水岩砕拳でいなすことにする。パンチ自体もさっきより重くなっているがそれでもまだ許容範囲内だ。

 

しかしゼロステップショットをいなしたからといってここは彼女の射程距離。その一撃で終わるはずもなく、超速のラッシュが俺を襲う。だが、それも(いな)し続ける。

 

まだ澪花さんの攻撃は止まらない。今度は超速のラッシュの最中だというのに、その姿が(ぼや)ける。

 

(さぁ来るぞッッ!)

 

ここからが澪花さんの真骨頂。『霞打ち』を併用しながらの彼女のラッシュはもう並どころか熟練されたボクサーでも耐えられないだろう。

 

だからこそ俺も()()を出す。

 

素手と違い、ボクシングはグローブをはめているので通常よりも拳が大きくなっている─当たり前だが─それはつまりそれだけ(いな)しやすくなるということ。

 

そして俺の動体視力、身体能力、そして流水岩砕拳(わざ)を総動員し、澪花さんのラッシュに対処する。

 

「ッッ!!!ッッッッ!!!!ッッッッッッッッ!!!!!!」

 

声を出さなくとも、その目、その顔で澪花さんの真剣(マジ)さと威圧が伝わってくる。普段のクールな彼女からは想像もつかない形相だ。

 

「そこまでだ!」

 

ゴングが鳴る、どうやらもう3分経ったらしい。てか、3分間攻め続けるとか澪花さんの体力がヤバすぎる。

 

「はぁ・・・・・・はぁ・・・はぁ・・・・・・・・・」

 

目の前には汗だくな状態でその場にへたり込む澪花さんの姿が。スポーツブラでも抑えきれていない胸元に汗が滴る姿が・・・凄い、エッチです。

 

「た、タオル持ってきますね!」

 

さすがに見続けるのはヤバい、急いで用意してあるタオルを持ってきて渡す。

 

また駄目だった

 

彼女がそんなことを呟くのが聞こえる。ダメだったって何がダメだったんだろう。今のでも反省点を見出すなんて澪花さんの向上心どうなってるんだろ。

 

───────────────────

 

 

 

また駄目だった、こう思うのももう何回目だろう。

 

彼とスパーリングをするようになってもう半年は経つのか。みんなが女である私に気を使い、あまり本気を出してくれず、私も知らず知らずのうちにチカラをセーブしていた。

 

『今日はお願いします!』

 

そんななかやってきた、()()()()()、それが彼だった。いままでのボクサーとは一線を画すその才能はこのジムの入所テストの時点で頭角を現していた。

 

ボクシングとしてはあまりに異質な動きをするそんな彼が一つ下の私の後輩となった。だからといって何かしてやろうとは思わなかったけどそれでも最低限面倒は見ないととは思っていた。

 

ボクシングは素人という彼にボクシングを色々と教えていくうちに疑問を持ち始める。

 

もしかすると彼はそのままの方が強いのでは?

 

そして彼にスパーリングを申し込んだ。彼は女である私とのスパーリングに戸惑いを示していたが、私としては女か男かなんてあまり関係なかった。

 

彼との初めてのスパーリングが始まったが、すぐに気づいた、彼は手を抜いていると。女だからという理由で手を抜かれるのはもう慣れたが、まさか初心者に手を抜かれるとは思ってなかった。

 

だからその時も苛立ちもあってか、本気のゼロステップショットを放ったのは我ながら未熟だと今でも思っている。

 

だが、当時の私の本気の一撃を彼は防ぐのではなく避けた。

 

そこでスイッチが入った私は今回同様、本気で彼を攻め立てたが、ついぞ彼に本気を出させることはなく、気を使わせる結果となってしまった。

 

その証拠に彼は今まで、私に攻撃らしい攻撃をしてきていない。

 

それからだろう、私の目標が彼になったのは。

 

それ以来、何故か先輩方は私とスパーリングをしたがらなくなったが、もう私には彼がいるから問題ない。

 

流野 岩技、私は必ずあなたを・・・

 

───────────────────

 

 

 

 

 

いや〜、今日の澪花さんもキレイだったな〜。スパーリングの時は野生動物か何かと思ってしまったけどそんなことは全然なかったわ。気の迷い気の迷い。

 

ジムの練習が終わった帰り道。今日はどういうわけか練習が午前中で終わり、皆焦るように帰っていった。例外として俺と澪花さんだけキョトンとしていた。まぁこれが初めてのことではないのであんまり気にしていないけど。

 

『おかえりなさい。今日は早いのね』

 

「はい、今日は早く終わりました」

 

俺が住むマンションの大家さんが玄関前の掃除の手を止めて挨拶をしてくれた。この人はなんやかんや施設時代から俺の面倒を見てくれた母親のような人だ。俺がボクシングを始めようと思った時にここの部屋を進んで貸してくれたし、もはや俺の中で神格化されつつある。

 

『ウチでご飯食べてく?』

 

「あ、大丈夫です。昨日の残りがまだありますので」

 

『あら、それは残念ね〜』

 

こうしてたまにご飯もご馳走になることもある。ホント大家さん女神様。布教したい。

 

大家さんにお礼を言い、自分の部屋まで歩く。俺の部屋は3階にあり、前世ならエレベーターを使うのだが階段をひとっ飛びで行った方がよりすぐに着く。

 

そういえば前に大家さんにファイトマネーでいままで迷惑かけた分お金を返そうとしたのだが、どういうわけか突き返されたんだっけ、また別の形でお礼をしよう。

 

ドアの鍵にキーを差し入れて、回──

 

「・・・あれ?」

 

回したのだが、ロックが外れた音がしない。つまりは開いているということになる。

 

「いや〜閉め忘れとは不用心だな」

 

と自分に対して戒めるように独り言をする。おかしいな、行く時にちゃんと確認したはずなんだけどな。こんなんじゃまた大家さんに心配されてしまう。

 

玄関を開けて、靴を脱ぐ。・・・え?

 

「なんだ、この、デカい靴」

 

マンションだから玄関で靴を置くスペースは限られている。その中で存在感を示すように黒く拳法家が履いていそうな革靴がそこに鎮座していた。

 

「よぉ」

 

声がする方を見る。あぁ、なんか神様、俺なんかしました?

 

そこには仁王立ちの姿勢で俺を見下ろす、昨日俺を散々追い回した性犯罪者(未遂・未定)の男がいた。




20歳 女性 プロボクサー
『彼は私の目標です』

『世間は私をよく評価してくれますが、彼と見比べればそれも地に落ちると思います』

『尊敬・・・ですか?えぇ、まぁ。目標としていますので』

『ですがいつかは超えたいと思っています。性別関係ない、本気の戦いで』

『お、男として・・・ですか?』

『・・・ごめんなさい。あんまりそういうのは分からないわ』

28歳 男性 プロボクサー
『うちの稼ぎ頭2人のこと?』

『いいきつけ薬になってるよ』

『あんなに出来た後輩を持っちゃ、先輩の顔が立たないからな』

『この後?そりゃあ練習ですよ、わざわざコーチにあの2人を外してもらったんですから』

『え?一緒にやればいい?』

『・・・ここだけの話、あの2人の動きに目を奪われて練習に集中できないんですよ』

『強すぎて』

誰とイチャつく?(物理的に)

  • 元祖ハーレム(ピクル)
  • かませ犬なわけないだろ!(オリバ)
  • 噛道!(`・ω・´)キリッ(ジャック)
  • その他(鎬兄弟とか相撲とか)

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