ヴォルデモートなんていない   作:taku1531

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26.Smells Like a Beer

 働く父の背中を見るのが好きだった。

 父は何時間も鍋の前に立ち、時折顔を歪ませたり、あるいは笑みを浮かべながら杖を振っていた。

 

「いいか、うちのビールは生モノ(フレッシュ)なんだ」

 

 その日もそれは変わらず、ホップが詰められていた空き箱に座っていた私は足をぶらぶらさせながらそれを眺めていた。

 

「種々の保存の呪文は揮発を減らして、香ばしい香りや風味を落としちまう。バタービールみたく味を濃いめにして補う手もあるが……うちはそうしない」

 

 父はいくつか並んだ釜のうち、一つを選んで大きく杖を振ると鍋の中から内容物をすくった匙が浮遊してきて、私の手元におさまった。

 

「苦い!」

「だろうな。もうちょい熟成させなきゃならん。こいつはどうだ?」

「……うん。爽やかで美味しい!」

「どれどれ。うむ、よし。次の出荷ロットはこれにしよう……おい、アレクト。飲みすぎるなよ。ブルワリーの家の娘が若い頃からアル中なんて冗談にもならねえからな」

「うちのビールがそれだけ美味しいってことにはならないの?」

「そりゃ、そういう側面もあるだろうが……酒を売るってのはある種、毒を薄めて売ってるようなもんだ。だからこそ、お客さんが人生を長く楽しむための道具でなきゃならねえ。酒浸りなんて本意じゃねえよ」

「うーん。よくわかんないや」

 

 そうやって首を傾げる私を父が苦笑いして見つめている。

 おしゃべりしている間にも父は、私に試飲させた鍋の中身を「カロー・フレッシュ・ビール」とロゴが書かれた空の樽に移し、杖を振り少しずつ樽を満たしていった。

 液体複製の呪文。水分凝結呪文(アグアメンティ)の応用だ。ガンプの元素変容の法則に基づき、何もないところから魔法でビールを作ることはできないが、増やすことはできる。

 その最初の種になるビールを作り出し、複製して売るのがカロー家の伝統的な家業だ。

 マルフォイ家のような高い格の家ではなく、また家業の規模も大きくはないのは事実ではあるけれど、魔法ですらできない、ゼロから1を産む偉業をやってのける父を私は誇りに思っていた。

 

「ただいま、父さん」

「あっ! アミカス兄様! お帰りなさい!」

 

 私の誇りは父だけでなく、兄もそうだった。ホグワーツでも成績優秀の純血(ピュアブラッド)。平々凡々な私が4つ上の兄と比較され歯がゆい思いをすることもしばしばあったけど、それは私が至らぬせいだ。

 就職となればどこにでも行ける身ながら、家業を継ぐことを公言しており、夏休みにはこうして父の手伝いをしている。

 私ももちろん親の目を逃れてサボっているわけではないし、ときたま幼い頃からの馴染みの店に配達に行くぐらいはしていたけれど、父と来たら男手一つで私を育て上げることに強いこだわりがあるらしく、はにかみながら「そんな小さいうちからあくせく働かんでもええ。かわいい子」と言ってなかなか手伝わせてはくれない。

 まあ、私もそれに甘えていたところはあるのだけど。

 

「ああ。ただいま、アレクト。父さん、話がある……奥の部屋でいいかい?」

 

 ホグズミード村への配送を終えてきた兄は暗い顔だった。

 尊敬する兄のそんな顔はなかなか見た覚えはなく、私も何もわからないまま不安がかきたてられた。

 当時の私はその兄の気遣いがわからず、私から隠すように奥の部屋に行った父との話に、文字通り聞き耳を立てていた。

 

「父さん。また契約を切られた。ホグズミードで卸せる店はもうあと3軒しかない」

「そうか……その3軒も義理で仕入れてくれるだけでだろう。もう潮時かもしれん。継ぐつもりだったお前には悪いが。わしの腕の悪さで潰すとは面目ねえな」

「そんなことはない、父さんの作るビールは最高だ! 店の連中はなんにも『カロー・フレッシュ・ビール』のことをわかってない! 保管方法が悪いだけだ!」

 

 うちで卸しているビールの扱いは難しい。

 父が言うようにうちのビールは生モノ(フレッシュ)で、うちの店でしか味わえない風味が楽しめると私も信じているが、一方で扱いも難しい。日が差す窓際にでも樽を置きっぱなしにしていたら、半日でダメになってしまう。

 

「それも含めて品質ってもんだ。扱いづらい酒を店が入れたがらないのは当然だろう?」

「今までは別段なにも問題は起きなかったんだ。それがこうなった……その原因は父さんもわかっているだろう! あの無能な魔法大臣、ノビー・リーチのせいだ!」

 

 私は魔法大臣がなにをやっているかなんてよくわかっていないけれど……兄がその、ノビー・リーチと呼ばれる男について悪態をついているのはよく聞く。

 マグル生まれ(ボーン)の魔法大臣。やることなすこと最悪だ、これだから泥血(マッドブラッド)は! と。

 

「奴がマグル製品の自由利用を広げたせいで……店の連中は風情のない金属の容器に入ったマグルの酒を取り扱いはじめた。あんなものと同じようにうちの酒を扱えば、そりゃ風味も飛ぶさ!」

「風情なんか関係ねえよ。うちがオーク樽を使うのは、それが一番旨くなると思ってやってるんだ。扱いやすいアルミ缶で旨い酒を提供できるならそれに越したことはねえ。マグルの連中もやるもんだな」

「父さんまでそんなことを! 魔法使いは魔法使いの酒を飲むべきなんだ! マグルの酒なんていらない!」

「なに言ってやがる。酒飲みは誰が作ったかなんて気にしちゃいねえよ。美味いか不味いかだ。ギネスもバスもいい酒だよ」

 

 その日、父と兄の言い争いは夕食の前まで続き、私が寝静まったあとに再開された。

 結論から言えば、カロー家は家業を廃業することになった。

 父はその後いくらか仕事を見つけて働き、在学中の私達に苦労をさせることは全くなかったけれど、次第に家にいる時間が増え、飲む酒の量も増えて……ほどなくして体を壊し、亡くなった。

 

 

 

 家を継ぐつもりだった兄は、進路を大きく転換させたものの、もともと成績は飛び抜けてよかったからあっさりと魔法省のトップエリートへの道を切り開いた。

 一方で私はそんな輝かしい行く末はなかったけれど、カロー家に残されたいくつかの物件の整理を担っていた。

 ビール醸造のための建屋はいくつかガラガラになってしまったけど、その思い出の場所を手放すことはないようにしよう、と空いたスペースを使って倉庫業を営むことにした。スペースはそれほど大きなものではなく、収益は大きくはなかったが、『カロー・フレッシュ・ビール』を再開するための設備はできるかぎりそのままにしておいた。

 運転資金が溜まり次第、また再開を目指してみよう。兄とはそう合意した。

 もちろん、私達は単なる夢想家ではなく、ビール醸造の達人だった父でも失敗してしまった現実に直面したぐらいだから、むしろ魔法使いとしては例外なほど悲観的だった。

 横で手伝いぐらいはしていたものの残されたノウハウを整理して確立するためにはかなりの時間を要するはずで、技術的な問題が解決しても失われた販路を取り戻すためのコネクションも用意する必要があった。

 そのため見積もった開業のための予算はずいぶんと大きな額になってしまったけれど、兄と私はこの計画の成就を夢見て笑みを浮かべたものだった。

 

 

 しかし、兄が省から受け取る給与はともかく、小さな倉庫業の収益などは生活費の足しにするのがせいぜいで、目標金額まではあまりにも長い道のりに見えた。

 そんな中、私に手を差し伸べてくれたのは……偉大なトム・リドル様というお方だった。

 

「君がミス・アレクトだね? アミカスからよく聞いている……とても健気で利発な妹さんだと」

「と、とんでもありません。私の方こそ兄が素晴らしい上役に恵まれたと常々話していたぐらいで、お会いできてとても光栄です」

 

 リドル様は省の高官とは思えないほどきさくな方で、私の瞳をじっと見て、それからニコッと笑った。

 

「思い出した……実は、君のことを見たことがある。あれはホグズミードの『ナイン・オクロック』という店だった。君はあの店に配達に来ていたね?」

「は、はい! よくご存知で!」

「よく覚えている。僕は『カロー・フレッシュ・ビール』の大ファンだった。あの爽やかて香ばしい香りは他にないものだった」

 

 ナイン・オクロック! よく覚えている。最後までうちのビールを扱い続けてくれた。店内にアップライトピアノが置かれていて、少し薄暗い店内で音楽がいつも流れていた。

 あの店の増幅呪文(ソノーラス)がかけられた拡声装置(マイクロフォン)からはいつも爽やかなビールの香りを感じ取ることができた。大人になったらこんな店に通いたい、なんて憧れたものだ。

 店主のビリーさんもいい人で、私が酒樽を届けるたびに丁寧に扱ってくれて、毎回のようにお駄賃をくれたのをよく覚えている。

 あの店でうちのビールを飲んだのなら、それはもう間違いなく素晴らしい体験になっただろう。

 

「実に惜しい。再建はやはり難しいのかな?」

「は、はい。もちろん私としては是非ともと思っているのですが、再出発となるとハードルも多く……」

「なるほど、心得た。ではもしよかったら助けになろう。実は、知り合いの企業が信頼できる荷物の預け先を探していてね。もしよかったら、君のところを紹介したいのだが……」

 

 そう言ってリドル様が見せた条件は、まさに破格といったものだった。私はそれを二つ返事で受け入れた。

 

 しかし……倉庫業を営み始めてもう数年。経験もそれなりに溜まっている。何度かリドル様に紹介された仕事を引き受けているうちに、私は気付いてしまった。

 この相手先の企業というのは……ほぼ間違いなくペーパーカンパニーで、預けてくる荷物も相当後ろ暗い代物だと。

 その箱は中を確認できないよう非常に厳重な護りがかけられていて、これは地味な小さな倉庫に

預けるにはあまりにも大げさに思えた。率直に言って、違法な闇の物品の可能性が高い。そう思った。

 しかし……契約ではずいぶんと相場よりも高い額を貰っている。紹介してくれたリドル様は兄の上役だ。彼の顔を潰すのは兄にまで迷惑をかけてしまうかもしれない。

 大きな声では言えないが、グレーな闇の物品のコレクターは思ったよりも多い。通報するまでもない。私はそう考えた。

 

 

 ほどなくして、信頼を得ることが出来たのかリドル様は私個人に仕事をくれるようにもなった。

 

「法執行部で仕事をしていると、繋がりのある人から思わぬ依頼が来ることがある。人の恨み……そういうものを晴らす、他愛もないものだ。もっとも、同じ部署のクラウチの派閥にバレたら大目玉だがね」

「というと?」

「シンプルな案件だ。人相と時間と場所を伝える。君はこの仮面で顔を隠しながら、そこに向かって他愛ない呪い……そうだな。麻痺(ステューピファイ)か、石化(トタルス)あたりでいい。ホグワーツの廊下で低学年が振り回している類のやつを当てて、すぐにその場を去ってくれればいい。それを知るだけで救われる人もいるらしいんだ」

 

 リドル様から与えられた仕事は容易いものだった。

 仮面をつけて狭い視界から、簡単な呪いを当て、逃げる。ただそれだけで倉庫業数カ月分の収益と同じ額が振り込まれた。

 呪いを当てた男、あるいは女が何をされるかなんて私はなにも知らなかった。知りたくなかった。

 

 

 仕事の依頼は続いた。

 

「君にはいつも呪いを当てる側を頼んでいるが……今日は趣向を変えてみた」

「……」

 

 目の前には椅子に縛り付けられた男がいる。猿ぐつわをしたその男からはなにか意味のある言葉を聞き取ることはできないが、目隠しはなく、私をしっかりと睨みつけていた。

 間違いなく、この男は私の顔を忘れないだろう。死ぬまで。

 

「君は聡い女性だ。彼らの末路がどうなっているか……想像はついていたんだろう?」

「い、いえ。とんでもない。私は何も……」

「難しい話じゃない。今までと結局起きている出来事は変わらない。君がやるのは杖を向けることで、今回違うのはその呪文がいつもと少しだけ違うだけだ」

「そんな。違います。私は。こんなつもりじゃ」

「君たちがカロー家のブルワリーを再興させたいのは知っている。その助けになりたい。そう思って君に仕事を任せてきたんだが……今回のこれは、難しいかな? それならば無理にとは言わない。下がるといい」

 

 リドル様は失望した目つきになり、出口の扉を指し示した。

 嫌。そんな目で見ないで下さい。どうか。私は期待に応えなければいけない。そう強く思った。

 私は呪文を唱え、杖を振った。初めて唱える呪文ではあったけれど、今から思えば容易いもので、直後に私の杖から放たれた緑色の閃光は男に当たり、しっかりと効果を発揮した。

 

 

 ある初夏の日に、兄が失脚した。

 兄はリドル様の期待に応えられなかったそうだ。となると罰が下されるのは当然のことだ。そこに一切の不満もない。

 とはいえ、生活はかなり苦しくなった。小さな倉庫業だけでは今までの生活を支えられるわけもない。リドル様との交流の最中で交友範囲も増えたから、出費を大きく削るのも難しかった。

 もちろん、このままではカロー家の事業再建のための貯金などできるわけもない。目標額はようやく半分を超えたところで、しかも日に日に目減りしていった。

 

 その惨状に手を差し伸べてくれたのは、やはりリドル様だった。

 

「これは黄金纏(ゴールドラップ)という名のナイフだ。まあ、性質上……闇の物品と言えるかな。抵抗があるかな?」

「いえ! まったくございません!」

「そうか。ならよかった。君にプレゼントとして贈りたくてね。受け取ってもらえるかな?」

「あ……ありがとうございます! 感謝の極みです!」

「では使い方を説明しよう。今日は杖ではなく……そのナイフを使って欲しい」

「は、はい。承知しました!」

 

 床に縛り付けられてもがいている男は、私を睨みつけた。

 そう睨まないで欲しい。これは仕方がないことなのだから。

 

「そのナイフは、刃先にこびり付いた人の血液を黄金に変える性質がある。もちろん、それは君のものだ。自由に使ってくれ。では、実践してみよう」

「こ……こうですか?」

 

 転がっている男のみぞおちに一発蹴りをくわえ、怯んだところで馬乗りになる。喉元にナイフを這わせると、滲み出てきたナイフの刃先が血によって染まり始める。

 男の体温や鼓動が伝わってくる。いつもは死の呪文で殺すだけだから、このような経験はない。だが、怯えた姿勢をリドル様に感じ取られることがあれば、それこそ大恥だ。私は毅然とした態度を保った。

 

「うーん、そうじゃないな。私は『血をこびり付かせろ』と言ったんだ。それは刃先に血を乗せているだけだ」

「も、申し訳ありません!」

 

 リドル様の叱責を受けて、慌ててナイフを男の首に深く刺す。

 男は猿ぐつわごしではあるが大きな悲鳴をあげた。やかましいので、もう一度刺す。もう一度。もう一度。

 男の肉をそぎ取るように、深く、深く、指し続けると……そのナイフの刃先が金色に煌めき始めた。これが黄金だ。

 リドル様はそれを見てニッコリと笑った。ああ! なんたる光栄なこと!

 

「素晴らしい。君にそれをプレゼントしたのは間違いじゃなかった」

「はい! ご期待に沿えて私も嬉しいです!」

「君は実に有望だ。もしよかったら、ちょっと特別かつ重大な仕事を任せたい。君の兄上の名誉挽回も兼ねて、だ。ちょっと、ホグワーツに入ってやってほしいことがあるんだが……」

 

 

 ─────

 

 

 ホグワーツ、女子トイレ前の3階の廊下。

 兄が放った緑色の閃光を、ジェームズ・ポッターは器用に変身術を使って壁を生成し受け止めた。

 

「杖を振ったのはブラフだったか」

「そりゃな。あんたら素人丸出しだぜ? 殺す直前に死ねって叫ぶやつがいるかよ。そこの妹さんも、杖を落とした魔女としては視線が不自然過ぎる。普通は杖を見るもんだ。何もない穴なんか見るもんかよ」

「貴様の採点など不要だ!」

 

 ポッターはそう言う程度の実力は確かにあるようで、無言で呪文を矢継ぎ早に繰り出してくる。

 兄も負けてはいないが、防戦一方だ。

 隙を見て私は、落とした杖に近づいて拾い直そうとするが、そのために体を動かそうとするタイミングで呪いがこちらにも飛んでくる。目ざといやつめ。

 

 兄は次第に追い詰められていく。

 呪文を出す速度、(プロテゴ)で防ぐ技術に関しては大きな差はないが、ポッターのやつは狙いの甘い呪文を(プロテゴ)を使わずにかわしたり、あるいは自然の障害物を使って受けることで優位を拡大していく。

 もちろん、有声詠唱が必要で振りも大きくなる死の呪文を放つ隙など与えてはくれない。

 後ずさりする兄は(どうやら私が杖を拾いやすくするために距離を拡げてくれているようだ)、そのまま廊下の壁に追い詰められた。

 

「落第だぜ、カローお兄ちゃん。アズカバンに組分けされてやり直しな」

 

 そう言ってポッターが兄を仕留めにかかった瞬間、廊下で大きな破裂音が響いた。どうやら間に合ったようだ。

 

 廊下の角から男がぬっと現れる。右手には杖、左手には……マグルの武器である拳銃を構えており、その銃口からはうっすらと煙があがっていた。

 

「3人目とは聞いてないぜ……」

 

 男の放った拳銃弾はしっかりとポッターの右腕を貫いた。血がボタボタと廊下に流れ始める。

 ポッターは杖を左手に持ち替えつつ、私達が用意した最後の刺客を睨みつけた。

 

「ど……どうでしょうか、ポ……ポッター教授! ま……魔法使いの肉体は強靭ですが、.357マグナム弾は十分通用する威力と言えるでしょう。そして特筆すべきは現在の英国において入手と保有が合法で……」

「黙れ、クィレル」

 

 兄がそう言うと、クィレルは人形のように口をパクパクとさせた。

 ジェームズ・ポッターを追い詰める包囲網の最後のカード。服従させたクィリナス・クィレル。

 

 

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