スキマにこき使われ、九尾に教えを乞い、化け猫に笑われながら、幻想郷を駆け巡る   作:エアロスミス

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三話目にして東方が書ける!!
ではでは三話始まるです。ฅ( ˙꒳˙ ฅ)ミー


第三話 守矢神社にお参りしよう!

海堂の豹変を見て、鈴木は近くにある守矢神社に海堂を連れていくことになった。心なしか鈴木の歩く速度が速い。

 

「おいおい、歩くの早くない?まだ18時だぞ?」

「それでも今冬だから、日が落ちる前に行かないと。」

「はぁ…」

 

あの時から、海堂は生気が薄れたようなペラい返事しかしない。土地勘に詳しい鈴木は迷いなく目的地に進む。海堂の身に何が起きているのかわからないのだ。無理はない。海堂はあくびをして話す。

 

ファ〜。お参りなら明日でもいいでしょ」

「何か憑いてたらこわいでしょ?お参りついでに払ってもらいましょうよ!お金は払っとくから!」

「いいけど…帰りてぇな…

 

海堂はボソッとそう呟く。猫背になって両手をポッケに突っ込んで不良みたいに歩いている。心なしかドヨドヨとしたオーラも感じ取れそうだ。

 

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「ここか?えらく立派だなぁ」

「私何回もここにきてるからね。というか会社の近くにあるのに知らなかったの?」

「神社は正月にしか行かないからな」

 

二人は守矢神社の立派な鳥居の前についた。その壮大な神社は鈴木が何回もくるのも納得がいくものだった。海堂も曲がっていた背をまっすぐにする。

 

「じゃあ入るわよ。鳥居の前で一礼を忘れずにね」

「流石に知ってるって。ガキじゃあるまいし」

 

鈴木は今の海堂に違和感を感じている。この男はいつもこんなに口調が荒くないのだ。二人は鳥居で一礼をし境内に入る。二人の目の前に大きな社が見える。

その後も神社の作法を鈴木とともに学んで行っていく。

 

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Side Change 海堂直也

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鈴木がお祓いの手続きをしてくるから待ってなさいと言われたが…暇だ。まさか年始でもないのに神社に行くとは鈴木のやつに毒されたか。いやはやあの言いくるめには参ったもんだ。日は…まだ落ちてはないが、じきに落ちるな。さっさと帰りたいなぁ。

 

「あのー」

「ん?誰だ?」

 

すると、誰かがぼーっとしていた俺に声をかけて来た。声がした方に振り返るとそこには、緑髪のロングヘアーに、深緑な瞳、そして白地に青の縁取りがされている巫女服に身を包んだ少女がそこにいた。んでなんの因果か、()()()()()()()()()()()()。うーん、名前なんだっけ?また、彼女も自分の顔を見て、何か思い出したかのような顔をする。

 

「あれ?あなた…海堂さん?」

「おっと?なんで俺の名前を…あー」

 

思い出した!!たしか…

 

「君の名前は東風谷早苗(とうふうこくさなえ)だっけ?」

東風谷(こちや)早苗です!わざと間違ってませんか!?」

 

東風谷さんにふざけていると言われ怒られてしまった。真剣(マジ)で間違ったことは言わないでおこう。無駄にバカが露呈してしまう。

 

「ジョークだ。ジョーク…てか良くわかったなぁ。ゆうて部活で1年と半年だったろ。そういや、あの頃君は中1のセィラァガァルだったな」

「変な言い方やめてください。通報しますよ」

やめて

 

流石に未成年とはいえ、警察のお世話になるのは嫌だ。なぜかあの会社は首にはならんが、プロテインを飲まされてしまう。それは嫌だ。

 

「どんな会社に勤めてるんですか…」

「そんなことより、東風谷さんは巫女の一家だったんだな。初めて知った」

「正確には風祝(かぜはふり)ですけどね。八坂神奈子の巫女でもあります」

 

はぇー、と気の抜いた返事を返し、境内を見渡す。

 

ホワーン

 

社殿の方に目を向けるとしめ縄の輪を背にした女と被っている帽子に眼が付いている女の二人が喋っていた。なんだか頭がぽわーとしてくる。

 

「…口をポカンと開けてますけど、聞いてるんですか?」

「すまん。あそこにいる二人の女性がな…」

「へぇ、海堂さん。女の人が好きなんだ」

「いや、でも流石にしめ縄はちょっとな」

「…え?」

 

あれ?俺変なこと言った?東風谷さんが驚いた顔をしている。まるで自身が聞いたものが信じられないみたいな顔だ。

 

「どうかしたか?」

「…ああ、いやなんでもないです」

「海堂直也さんですね。お祓いの準備ができましたので、案内します」

「んじゃ。またな」

 

お祓いの準備ができたらしく、社殿に案内される。さっさと祓われて帰ろう。東風谷さんのあの顔が少し気がかりだがな。

 

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Side Reset

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海堂のお祓いが終わり、二人が帰った後…

 

「神奈子様、諏訪子様今いいですか?」

「ん?どうしたんだい早苗?好きな男の子でもできたかい?」

「んあぁ。じゃあ、さっき話してたの彼氏かな?」

 

山の神である洩矢諏訪子とさっきから酒を嗜んでいる八坂神奈子が早苗をからかう。早苗はため息をつく。

 

「違いますよ…なんか彼にはお二人の姿が見えていたようで」

「「え?」」

 

神の姿は人間には見えない。だからこそあの時海堂が言ったことは早苗を困惑させるには十分だったのだ。

 

「ありゃ。こんな世の中でも徳の高い人間はいるんだねぇ」

「最近信仰が少ないからね…鈴木という人間ぐらいだよ。うちに来てくれるのは」

「諏訪子様と神奈子様。あまり下向かないでくださいよ」

 

神奈子はかんらかんらと笑い、日本酒をあおる。

 

「私たちが見える人間かぁ。早苗のお婿にしちゃいなよ」

な、なー!?そういうわけじゃ…

「声が震えているじゃないの。やっぱり気があるんじゃないの?」

 

早苗がムムムと口をとじ、それを見た二人に神が笑う。どうやら早苗は今後も振り回されそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 




ヒロインは未定です。作者はラブコメが下手みたいです。海堂は何者なのです?ちなみに海堂と早苗は、同じ中高一貫校の出身です。
さて次もお楽しみにです。(^-^)二パー
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