※ウマ娘自体は登場しません。
ちゃんとした考察はしていません。
時系列はアニメ2期の有馬記念の前日。
アニメやゲームのライブ映像にはいませんが、本小話ではウィニングライブにはバックバンドがつくと言うことでよろしくお願いします。
※ウマ娘自体は登場しません。
「ウィニングライブって何なんですかね? と言うか、どうして始まったんですかね?」
有馬記念を翌日に控えたある日の事。レース後に行われるウィニングライブのバックバンドとして採用された者達で呑みに来ていた所、参加者の一人が冒頭の言葉を呟いたのをきっかけに、この話題が始まった。
「歌や踊りの練習よりレースの方に集中した方が、ウマ娘にとっても勝率を上げられると言う点で良いじゃないですか」
「それはあれですよ。可愛いウマ娘達が歌って踊ったら、レースだけよりも集客やグッズ販売が見込めるからですよ。きっと」
「身も蓋もない言い方ですが、そこに集約されるんですかね……」
勿論オーバーワークになるのもいけないが、振り付けや歌詞を覚える時間があれば、スタミナ増強やフォームの確認、競争相手の研究に時間を使った方が、ウマ娘にとっては有意義な時間であると考えられる。
とはいえ、レースで上位入着すればウマ娘に賞金が出るし、特に有馬記念の様な中央のGⅠともなればかなりの金額が出ると聞く。その為の金銭を用意する為にも、ウマ娘に金銭を落とす人は多い方が良いだろう。
ただあくまで、ここまでは人間の、それも運営に関わらない者の予測だ。実際のところなんてわからないし、勿論ウマ娘の考えも知りようが無い。関わる機会なんて、重賞のウィニングライブの際のリハーサルと本番くらいなものだ。
街中でスターウマ娘と呼ばれる様な娘を見かけることもあるが、いきなりウィニングライブについてどう思ってますか? などと尋ねられるはずも無い。
「でも、ウマ娘の皆さんも、凄く楽しそうにライブをされますよね?」
「まぁ、確かに。嫌々やっている感じとかは無いですよね」
「やっぱり、レースと同じくらい、ウィニングライブを大切に思ってくれているのかな?」
ここにいる全員、バックバンドとして呼ばれたのはこれが初めてでは無かった故、ライブ中の彼女達の様子を、凄く近くで見る機会があった。
その時のことを振り返ってみると、先の言葉通り、楽しそうに歌って踊るウマ娘の姿が脳裏に浮かんでいた。
今回のこの話題も、普段は何と無くで流していたことに、ふとした疑問を覚えてのこと。
「ウマ娘はレースを頑張ってライブを楽しむ。主催者はレースとライブで客を集めてお金を儲ける。自分達は仕事を貰いつつウマ娘のステージを間近で楽しむ。うん、色々と噛み合った結果という事で良いじゃ無いですか」
「そうですね。それに、酒の席の話題にしては、ちょっと堅苦しかったですね」
「ま、たまには良いんじゃ無いですかね。それより明日のレース、楽しみですね」
話題は明日のレースに移り変わり、「テイオーが走ってくれるだけでも嬉しい」、「無事に走ってくれ」、「ライスシャワーがんばれ」や「マチカネタンホイザは可愛い」と言った話は続いていき、時間は過ぎて行く。
トウカイテイオー、奇跡の復活とウィニングライブまで、あと○○時間……。
マンハッタンカフェ可愛いです。
育成の方の実装が待ち遠しいです。