初めましてと言いながらも、実は私ネットでの活動をもう5年近く続けており、このサイトはもっと前から存じておりました(アカウントを作ったのは数日前だけど)。
普段は他のHNを使用していますが、ハーメルンではこの「たつえもん」という名前を使わせて頂きます。
さて、前置きが長くなっても仕方ないので本文に移ろうと思います。それでは、また後書きで。
これは、今この物語を読んでいる貴方のいる世界とは違った世界で繰り広げられる物語。
この地球には大小様々な生命が存在しているが、その中で高い知能を持ち、独自の文明を繁栄させた種族、人間。
彼らは力は弱かったが、その知恵と協調性を武器にあらゆる生物と戦ってきた。
その中でも、特に強く危険なモンスターと呼ばれる生命体と戦い、それらの爪や鱗を使い武器や防具を作り、更に強力なモンスターを相手にする。
そんな、モンスターを狩ることを生業とする者達は「モンスターハンター」と名付けられ(単に「ハンター」と呼ばれる場合も多い)、人々から敬われ、また多くの人が志す存在でもあった。
そして、東方の大陸の一角の山岳地帯に存在する、ホムラ地方と呼ばれる地域の山奥に存在する一つの小さな里、カムラ。
今ここに、新たなモンスターハンターが誕生し、一つの物語をつくろうとしていた-!
「…………ん、もうこんな時間か」
とある一軒家の中、畳に布団を敷いて寝ていた青年が目を覚ます。
黒髪は短く刈り揃え、微かに赤みを帯びた両目とやや大人びた顔立ちからは落ち着きと、内に秘める熱意を感じさせた。
窓から空を見れば、既に日は高く登り、もう昼になりかけている頃だった。彼は普段からよく寝る方だったが、この日はいつもより早起きする予定だったので少し損をした気分になった。
「まったく、今日は大事な日だって知ってたはずなのに。もう少し早く寝させてくれてもいいんじゃないか」
この男、ハルト・クルーガーはつい昨日17歳の誕生日を迎え、同時に全世界のハンター達の動向を把握・管理する機関であるハンターズギルドから彼をハンターとして狩場に出向くことを許可するとの通知が来た為、里の住民によりそれは盛大な祝宴が開かれ、その主役であったハルトはなかなか帰してもらえず、就寝したのはすっかり日付が変わった真夜中であった。
まだ昨日の宴会の疲れの少し残る身体を起こすと、ハルトは家の入口に二人の女性が立っているのに気が付く。
共にすらりとした長身で、非常によく似た美しい顔立ちをしている。纏めた黒髪からは、人間のものとは違う三角形をした耳が覗いていた。
身に付けている赤い装束もほとんど同じ作りであり、違う点を上げるとすれば、やや表情が柔らかく髪留めを向かって右側にだけ付けているか、左右対称に髪留めを付け少し冷淡そうな顔をしているかというくらい。その二人の美女はとにかく似ており、まるで間違い探しのような瓜二つの容姿をしていた。
「あら、気付かれてしまったようですね」
「ヒノエ姉様も人が悪いですわ、せっかく我が里から久しぶりに期待のハンターが誕生するというのに、そのハンター様のご自宅に忍び込んで悪戯しようなどと」
「いや、ミノト。そう思うなら止めてくれないか?
第一、勝手に他人の家に上がり込む時点で悪いことだと思うんだが」
「何を今更。私達はハルト様が幼子の頃からずっと暮らして来たのです、今や私達だけではなく、里の皆様全員家族のようなものではありませんか」
「家族………ね。ま、それはいいや。それで、二人はわざわざ俺を起こしに来てくれたのか?手をかけさせてすまないな」
正直、ハルトが突っ込みたかったのはそこではないのだが、気にしているとキリがなさそうなので話題を変える。
「ええ、里長も昨日は少し盛り上がり過ぎたかもと反省しておられましたよ」
「別にフゲンのじいさん一人の責任じゃないだろ、あの人はまた」
「まあまあ、よろしいではありませんか。そのフゲン様が貴方をお待ちです、仕度を済ませてくださいませ」
「そうか、すぐに行く。先に行っていてくれ」
ヒノエ、ミノトと呼ばれた女性とのやり取りを終えた後、ハルトはカムラの伝統的な装束であるカムラノ装シリーズを着込み、家の外に出た。
カムラの里は、辺りを山に囲まれていることからモンスターも寄り付きにくく、近くに豊富な鉱脈もあった為にそれを加工するたたら製鉄の技術を定着させた。
気候は温暖湿潤で過ごしやすく、また他の地域とは大きく異なる独自の文化を持つ事から、旅のハンターが山を超える際の中継地点としてカムラの里を利用することもある。
「しかし、まだ見慣れないな。俺が子供の頃はこんな立派なもんじゃなく、もっと殺風景な所だったんだが」
ハルトの言う通り、元々この近辺はただの山岳地帯であったが、この土地を訪れた人々が辺りを整地して里をつくったのだ。
しかしながら辺境の土地ということもあり滅多に人が寄り付かない寂れた里であったが、それは少し前までの話。里長・フゲンをはじめとした住民の手厚い貢献によりめざましい発展を遂げ、今ではハンターズギルド本部公認の地となっている。
そして、ハンターの為の設備が整ってきたのもまだ最近のことなので、ハルトはこの数年間は別の土地でハンターの修行を積んでおり、それで急激に発達した今のカムラを見て驚いていたのだ。
そんな、過去の自分の記憶と今目の前に広がる光景の違いを視界に焼き付け、ハルトは里長・フゲンの元へ向かうのであった。
次回につづく
皆様改めまして、作者のたつえもんです。
いかがでしたか?文才が無いなりに頑張って書いてみたつもりです。
ちなみに学生時代、国語の成績はあまり良くなかったです。
この小説を出そうと思ったきっかけが、先日発売されたモンハンライズをのんびりマイペースにプレイしていたら、自分の中に「こういう人物を中心にこんな展開があったら面白いんじゃないか」みたいな妄想がどんどん浮かんで来たんです。
そして頭の中のキャラの設定やら何やらを携帯のメモアプリにおこしてみたら、予想以上にものすごく長いストーリーが形成されていったので、思い切ってこのサイトで掲載してみようと思い、今回に至るワケです。
前述の通り、私は既にネットでの活動をしており、Twitterアカウントも持っていますが、そこで更新報告をするのもなんだか恥ずかしいのでまた別でハーメルン用のアカウントを作ろうとも考えています。
またその時はお知らせします。
そして、今この後書きを書いている約1時間後にはモンハンライズのアップデート情報が公開されます。
ヌシレウスやオオナズチの他にはどんなモンスターが実装されるのでしょうか。
私個人的には獣竜種モンスターが好きなので、ディノバルドやウラガンキン、ドボルベルクなんかが出てくれると嬉しいですね。
後はやっぱりイビルジョー!アイツが出てきた時の怪獣映画的なBGMってドキドキしますよね。
他には、私は3Gでモンハンデビューしたので、ラギアクルスとかブラキディオスみたいな、3Gで活躍したモンスター達も来て欲しいですね。
さて、そろそろお別れの時間が近付いて来ました。
二度目になりますが、更新は不定期となっており、次話の更新はいつになるか分かりませんが、楽しみにして頂ければ幸いです。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
またお会いしましょう。