シンゴジラ「人類補完計画ってのがあるんだけど」他ゴジラ「は?(全ギレ)」   作:小説七つ球

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今回は日常回です。次で第八使徒が来ます。

7/18 姉と一緒にシンエヴァ見てきました。ギリギリ~。特典はカヲル君でした。(姉はマリさん)



陸話 平穏

アスカ「な、なななんか変な生き物が風呂にいるーー!!!」

 

案の定というかなんというか入浴していたペンペンにびっくりしていた。

アスカの方には振り向かずにペンペンのことを軽く教えておく。え?何で振り返らないかって?殺されるからだよ。

 

シンジ「さっさと戻ったら?風邪ひくよ」

 

次の瞬間拳が飛んできた。避けたけど。お返しに少し水をかけてやった。そしたら悲鳴を上げながら風呂に戻って行った。

そんな光景をミサトさんとペンペンがビールを飲みながら微笑まし気に見ていた。ペンギンって酒飲んでも大丈夫なのかが気になった。

 

深夜。相変わらず酷い寝相のミサトさんは放っておいて(電気は消しておいた。あとまた散らかっていた)、

アスカの部屋から声が聞こえた。一人でやるしかないと、自分に言い聞かせているようだった。

メカゴジラに対しての恨み言はともかく次の使徒はそうもいかないのだが。

戸を閉めて自室には戻らず、ベランダに出て―――紅い眼で空を睨む。

 

シンジ「・・・なぁ、お前なんだろ?第一始祖民族を滅ぼした(・・・・)のは」

 

その表情は、未だ宇宙のどこかで滅びを振りまく強大な敵への――本来の碇シンジならばあり得ない程の――敵意と殺意で染まっていた。

 

 

 

 

―翌日―

いつものように学校に来たシンジ。そしていつも通りトウジ、ケンスケと談笑する。

(この時、トウジがガメラにハマったことが判明。ケンスケと火花を散らすどころか熱線とプラズマ火球をぶつけ合っていた)

ふと見てみると綾波はいつも通り窓の外を見ており、アスカは話しかけてきた男子を蹴っ飛ばしていた。

ちなみにゲームをしながらである。この学校はゲーム機を持ち込んでもいいくらいには自由らしい。知らないけど。

 

 

ある日、海洋生物研究所の社会見学に行かないかと加持さんからの誘いがきた。

僕自身青い海は知っているが、それは別の世界の自分とゴジラ達の記憶で知っているだけであり、この目で見たことはない。

故に、即決で行くことにした。トウジとケンスケも誘って。あとアスカとレイがミサトさんの命令で同行することになった。

 

 

当日、入室する前に熱湯シャワーを浴びたり沈められたり、冷水シャワーを浴びたり沈められたり、

強風にさらされたり、また沈められた後にようやく中に入ることが出来た。

その際僕は何ともなかったが他はぐったりしていた。なお綾波は微動だにしなかった模様。

中はさながら水族館。

イルカやマグロ、果てはジンベエザメまでもが泳いでいた。トウジとケンスケは大はしゃぎ。

僕も目を輝かせて施設内を回っていた。アスカはその辺のポンプだかに座ってゲームをして、

レイは円柱型の水槽の中を泳いでいる魚たちを見て、それを自分と重ねているように見えた。

ペンペンはペンギンたちに号令をかけていた。軍隊みたいだ。ネルフ所属ペンギン師団…騒がしそうだ。

 

昼、広間にレジャーシートを敷いて皆で弁当を食べた。料理上手はモテるらしいというのは加持さんの談。

ちなみに肉を食べれない綾波の弁当のメニューはちょっと肉を混ぜたサラダとおにぎりと味噌汁の三品である。

いずれにせよ美味しかったようで何よりだ。

 

翌日。この日は休みなので暇を持て余していたアスカと一緒にマリ〇カートをした。戦績は60レース54勝6敗。8時から約五時間ぶっ続けで遊んでいたことに自分でもびっくりした。

 

アスカ「だぁー!また負けた!次よ次!!」

 

シンジ「えぇ、そろそろ昼ご飯にしない?時間的にも…っ!」

 

アスカ「?どうしたのよ、珍しく顔を青くして」

 

シンジ「…ねぇアスカ。訓練、何時からだっけ」

 

アスカ「え?…12時半からでしょ?それがどうし…」

 

現在時刻1:00

 

アスカ「」

 

シンジ「」

 

うわあああああああぁぁぁぁ・・・・・!!!!

 

―NEVE―

ミサト「それで訓練をすっぽかしたと」

 

二人「はい」

 

ミサト「全く、少しは節度ってものを…」

 

シンジ「ミサトさんから節度という単語が出てくるとは思いませんでしたよ」

 

アスカ「全くだわ。普段からあれだけ酒を飲んでおいてよく言うわ」

 

ミサト「ぐぬぬ・・・」

 

リツコ「シンジ君たちの言うとおりね」

 

ミサト「リっちゃんまで?!」

 

―別の日―

シンジ「青葉さん」

 

青葉「ん?どうしたんだ?」

 

シンジ「いえ、前からエアギタしているのを見かけていたので…良かったらこれを」

 

青葉「おお、久しぶりだなー。本物に触るのは」

 

シンジ「昔バンドでもやっていたんですか?」

 

青葉「そうだねぇ、まぁ…お払い箱になってそれから色々あってここにいるんだけどね…」ハハハ

 

シンジ「よかったら今度聞かせてもらえませんか?」

 

青葉「いいけど、下手くそだよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

地球から遠く離れた宇宙の彼方。その者は、ある気配を感じた。

別世界とは言え幾度となく戦い、そして負けた。

その者は地球がある方向を睨み、咆哮する。

 

今度こそ、貴様の息の根を止めてやる――!!

 

その黄金の瞳は、宇宙全てを喰らう程の殺意と憎悪で染まっていた。




文字数1991。短いな。

アンケートはまだまだ受付中です。
いまのところ意外と接戦。あとカヲル君は不採用です。何票入っていてもカヲル君は不採用です。
(大事なことなので二回言いました)

シンジ君を本編(Q以降)に転移させてもいい?

  • いいけどその前にギドラ戦書け
  • そんなもんいらねぇからギドラ戦書け

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