本ストーリーでは見せられなかった部分などがこの作品群に投稿されます。
※話によってはメタネタが盛りだくさんなのでご注意ください。
最初に焦点を置かれたのは千葉龍之介と速水凛香。
ハヤテが暗殺教室に来た直後の2日間の話です。
それでは、スタート!!
⇒龍之介side
始業のベルが鳴る。
今日もまた変わらない日常を過ごすのかと思っていた。
たがそこに、これからの物語を一変させる風が吹いた。
「では…綾崎ハヤテです。
僕自身はあまり勉強とかは得意な方ではありませんが…皆さんと一緒に楽しく学んでいけたらいいな、と思っています。」
そう…この男の登場によって───
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面白そうなやつ。
インパクトのある登場を見せたそいつに抱いた第一印象はそれだった。
だが、あんな転び方をするやつが戦力となり得るのか…?とも思っていた。
だからこそじっくり観察して見極めよう…そう思い、殺せんせーに促されるまま席に向かう綾崎の姿を見ているとある事に気がついた。
今の今まで気付かなかったのは、俺の視線が教卓に向いていたからだろう。
俺の斜め左前にいる狙撃のパートナー───速水が綾崎の動きを追いかけるように見ていた。
そして、断片的にしか見えなかったが、その目は恋する乙女のそれに見えた。
まさか………。
綾崎、お前は…10分と経たずに一人の女のハートを射抜いたのか…?
なら…尚更観察する必要がある。
弱い奴に速水は任せられん。
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俺が綾崎に抱いていた不安…それはその日の内に拭われた。
外的要因を考慮しなければ戦闘スペックは俺達全員よりも格段に上だったからだ。
速水の目に狂いはなかったという事か。
ライバルは多い…そして、なかなか素直にならない速水が恋愛対象として意識されるのは難しそうだしな…掩護射撃くらいはしてやるか。
⇒凛香side
バシッ!!
ビシッ!!
綾崎と千葉の弾が的の中心でそんな音を立てる。
「さすがだな、綾崎。」
「いえいえ、千葉君もいい腕前じゃないですか。」
訓練場に来てから30分しか経っていないのに2人はまるで歴戦を潜り抜けた相棒のように意気投合していた。
少し羨ましいと思ったけど、それは私だけ中心に当たった回数が少ないからだろう。
少しイライラしながらも冷静に撃つが、更に当たらなくなっていた。
「あ~速水さん、肩に力が入っているみたいですが…何か考え事をしているんですか?」
と、そこに綾崎が声を掛けてきた。
なんで…一瞬そう思ったけど、そういえば綾崎から技術的な部分を教えてもらうのが今回の目的だった事を思い出した。
「速水はどちらかと言うと狙撃銃よりハンドガンでの狙撃の方が得意だからな。」
「なるほど~。
でしたら構え方に問題があるのかもしれませんね。
ということで速水さん、一度構えてみてください。」
千葉のその一言を聞いた綾崎はそう指示してきた。
私は言われた通りいつものように構えてみせた。
「やっぱり…ちょっと脇が甘いですね。」
それを見た綾崎はそう言って私に近づいてきた。
そして───
「いいですか、こういう銃を撃つ時の構え方はもっとこうして───」
───そう言って私の背後から抱きつくような格好で構え方を教えにきた。
(ちょっ、近い近い…///)
あまりの近さ故に感じるい香りやその華奢な体型からは想像し難い綾崎の逞しい体に何故か心臓がドキドキしてしまう。
それから暫く密着指導は続いた。
…千葉が私達を微笑ましい物を見るような表情で見ている事に全く気づかずに………。
いかがでしたでしょうか。
これからも思いつき次第書いていきたいと思いますので応援よろしくお願いします。
さて、次回は誰に焦点が当たるのか…乞うご期待でお願いします。