イッチ「“個性”と言う特殊能力がある世界に転生したら“緑谷出久”って子が自殺したんだけど…どうしたらいい?」スレ民達『ハ?』 作:DestinyImpulse
悲しい事に今年でヒロアカが終わってしまいました。終盤にかけての緑谷君と爆豪の活躍に心踊る物や感動があり、とても満足のいく終わり方で感無量です。
それ故に“原作主人公が死んでしまい、原作とはかけ離れた世界で自分の人生と言う名の物語を主人公の聖火が仲間や別の世界の転生者の仲間達と協力して作り上げる”をコンセプトにした関係上仕方ないのですが…
緑谷君がイジメで自殺してしまい、その責任故に爆豪が遊英に行かないこのssに嫌悪感を持つ人が多くなるじゃないかと思います。
爆豪は今後登場させる案はあるのですが、死んでしまった緑谷君を登場させるのはかなり難しいのが現状です。
リメイクしておいてこのssを凍結させるないですし、私自身投げ出したくないので外伝を含めて、ちょくちょく投稿していきたいです。
長々と書きましたが、今後ともよろしくお願いします。
二十章「新たな戦いはすぐそこに」
翌日、
雄英高校が襲撃されたという情報が何処かから外部に漏れ、放課後には報道陣が押し寄せたのだ、校内の安全確認もあり学校側は臨時休校を決定。俺達は自宅待機を厳命されてしまった。
そうして雄英への道を歩いていると…
「「あ…」」
ばったりと耳郎と出会った。あの襲撃以降、其々怪我の治療とカウンセリングを受けていたので面向かって合うのがこれが初めてだ。
「…………怪我は大丈夫なの?」
「ああ、リカバリーガールのお陰で大丈夫だ」
「……ホントに?」
耳郎が心配そうな表情で見つめる。USJの時はずっと一緒に居て俺の戦いを見てたから余計に不安なんだろう……。
「……………」
じっと見つめてくる耳郎……ドラゴンアーサーを無理して使ったダメージは皆知ってる。今でもアレしか手は無かったと思ってるが……見ているみんなに心配をかけてしまった事には変わりない……これから色々と考えないとな…
「……何かあったら真っ先に耳郎や皆に言うから…そんな“お願いだから気を使って隠し事しないでよ”って目で見ないでくれ」
「ん、…よろしい。隠し事は無しだからね」
手を上げて降参のポーズの俺に小さく笑みを浮かべる耳郎…
「耳郎の方こそ大丈夫なのかよ?」
「……うん。13号先生に色々助けてもらって。ウチももう大丈夫」
そう笑う耳郎には後ろめたさも危うさも感じなかった。
「……お互い、今回の事は忘れちゃいけないな」
「…そうだね」
お互いに今回の件は決して忘れてはならない事を沢山経験した。辛いものかもしれないけど……きっと大切なものだから。
そうして、耳郎と共に雄英に向かいガラガラと教室の扉を開いてクラスに入る。
「っ!剣君!」
「耳郎さん!」
飯田と八百万が俺と耳郎に気づいた声を皮切りにクラスの半数以上が突撃する……みんな……。
「剣君、体はもう大丈夫なのかい!?」
「耳郎さんも!心配しました!大事ありませんか!?」
「おい剣、耳郎!大丈夫なのか!?」
「うんうん!痛みとか辛い事はない!?」
普段は落ち着かせる立場の飯田まで、みんなに混じって俺の心配をしてくれている。
それが嬉しかった……。
「…………心配してくれてサンキュー。俺はもう大丈夫だ」
「ウチも大丈夫、心配してくれてありがとう」
そうこうしていると相澤先生がやってきた。
「うるさいぞお前ら、もうホームルームの時間……ああ、剣と耳郎か………怪我はもう良いのか?」
皆が席についてない理由を察してくれた相沢先生。俺の身を心配してくれるが……
「……………相澤先生。その言葉、そっくりそのままお返しします!」
全身包帯グルグル巻きのミイラ姿の相沢先生の方がよっぽど心配だ!
「俺の安否はどうでもいい。何より、まだ戦いは終わってねぇ」
俺のツッコミにそう答え、俺達を見回す相澤先生。「さっさと席につけ」と先生は言うので席につく。まだ、戦いが終わっていない? どういう意味だ?
全員の視線が相澤先生に注目し……………
「雄英体育祭が迫ってる!」
『クソ学校っぽいのきたー!』
そんな声が周囲から一斉に飛び出した。雄英高校に入学してからの行事と言えば…
入学式=すっぽかして個性把握テスト
救助訓練=ヴィラン襲撃
こんな日々の俺達だから学校行事に皆飢えているので俺も気持ちは分かる。
「ヴィランが来た後だってのに……よくやれるなぁ」
クラスで唯一、不安そうな表情を浮かべるのは峰田だ。再びヴィランが襲撃する可能性も高い…しかし、相澤先生はそれを否定する。
「逆だ。開催する事で盤石な事を示すつもりだ。警備も去年の5倍……何より、最大の“チャンス”を無くさせる訳にはいかん」
雄英体育祭は日本のビッグイベントの一つ。かつてはオリンピックがスポーツの祭典と呼ばれ全国が熱狂した。しかし、個性が発現したせいで、今は規模も人口も縮小し形骸化した。
それもそうだ。個性を使わないスポーツなんて普通でつまらないと言われるだろう。そして、日本において今「かつてのオリンピック」に代わるのが、『雄英体育祭』だ。
全国のトップヒーローもスカウト目的で観に来る。全国で生中継され、観客も一学校の体育祭と比べるのもおこがましいレベル。何より、俺達にとっても人生を左右する“チャンス”だ。
「プロヒーローもスカウト目的で来る、結果次第で将来が決まる」
俺の言葉にそれに全員が反応する。
「そういう事だ。年に一度……最大で3回きりのチャンス。時間は有限……………焦れよ、お前等?」
相澤先生の言葉に応える者はいない。だが、表情で皆は意思を示していた。
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532:屋根裏ジョーカー
助けてください…!
533:OCGトマト
あれ?何か見た事ある?
534:ブレイブ・イン・シンフォギア
どうしたんだよ屋根裏ニキ?
535:最高最善のグランドマスター
お前、今は冤罪で牢屋だろ?これ以上何が起こるってんだ…
536:屋根裏ジョーカー
今日…俺の彼女である新島真の姉である新島冴さんが面会に来たんだけど……真が偶に俺の写真を見ながら「会いたいよ蓮…レン、蓮蓮蓮レン蓮蓮レンレン蓮蓮……」って俺の名前を言いながら、ハイライトが消えた目で見てるって泣きながら言われて…
537:SAOテイマー
それヤンデレになりかかってるじゃないですかヤダー!
538:マゼンタの旅路
そら(自分を助けてくれて苦楽を共にし強大な敵に立ち向い勝利した後に愛する彼氏が冤罪で捕まり離れ離れになれば)そうなるな。
539:極み主任
しかもその彼氏を連行したのが姉である彼女だからな…自分が原因で妹がヤんだと考えれば泣きたくもなるな。
540:屋根裏ジョーカー
後…真だけじゃなくて他の女性陣も偶にハイライトがなくなってるらしくて……
541:OCGトマト
…………………………………
542:SAOテイマー
…………………………………
543:屋根裏ジョーカー
>>541
>>542
そこ、急に黙るな!
544:マゼンタの旅路
グラマス先生…これは…
545:最高最善のグランドマスター
………手遅れ…ですね…
546:屋根裏ジョーカー
>>544
>>545
そこ!恐ろしい事を言うな!?
547:極み主任
さて、屋根裏ニキの話は置いとくとして……ブレイブニキはどうだ?シンフォギアの世界なら苦労は多そうだが?
548:屋根裏ジョーカー
>>547
待って!置いとかないで!?
549:ブレイブ・イン・シンフォギア
ん?俺か?別にそんな……あーちょっと前に俺のひ孫が未来から迷い込んでな。
550:マゼンタの旅路
あ〜、帰ってきたキョウリュウジャーか。
551:ブレイブ・イン・シンフォギア
まぁ事件も無事に解決してひ孫も帰ったんだけど……なんか空気がギスギスしててな?
552:屋根裏ジョーカー
………………………
553:OCGトマト
………………………
554:SAOテイマー
………………………
555:極み主任
……………………
556:最高最善のグランドマスター
…………………
557:マゼンタの旅路
………………
558:ブレイブ・イン・シンフォギア
?どうした黙って?
559:炎のヒロアカセイバー
何ですか?この空気?
560:ブレイブ・イン・シンフォギア
お、…イッチ。
561:最高最善のグランドマスター
確か今日から学校だったな。
562:炎のヒロアカセイバー
はい、…体育祭の話が来ました。それで今、オールマイトと一緒に昼飯食べてます。
563:極み主任
ああ、今後の話か…
564:炎のヒロアカセイバー
はい。
『食べながらで良いから、聞いてほしい。雄英の入試前にも話したと思うけど…ぶっちゃけ私が平和の象徴として立っていられる時間って、実はそんなに長くない』
「…はい」
565:屋根裏ジョーカー
USJはイッチのお陰で戦わずに済んだが……やはり限界か……
566:炎のヒロアカセイバー
『USJの時……ワン・フォー・オール……キングエクスカリバーを使ってどうだった?』
「凄い力でした……まだ完全には使いこなせていません」
567:OCGトマト
あれでもまだ未完成なのか…!
568:マゼンタの旅路
流石は歴代のヒーロー達の魂の結晶と、言わざるをえんな。
569:炎のヒロアカセイバー
『君はワン・フォー・オールを取り込むのではなく形を与え武器にした。これから先、何が起こるか分からないが私は君の育成に全力を注いでいくよ!』
「ありがとうございます、オールマイト」
570:SAOテイマー
不器用でも生徒に寄り添う先生か…。SAOをクリアして現実に帰還したら転校するから、そこで会えるといいな〜
571:炎のヒロアカセイバー
『さて、本題に入ろうか……剣少年、君に“ワン・フォー・オール”を授けたのは、“私”を継いで欲しいからだ! 雄英体育祭…全国が注目しているビッグイベント!次世代のオールマイト……象徴の卵…君が…仮面ライダーセイバーが来た!という事を世の中に知らしめてほしい!!」
572:最高最善のグランドマスター
こいつはオールマイトから試練と考えるべきだな。
573:炎のヒロアカセイバー
……………そうですね。だけど、逃げる訳にはいきません。
「はい、…元からそのつもりです! 体育祭で! 俺が! 仮面ライダーセイバーが来たって事を世界に見せつけてやります!!」
574:極み主任
ふ、その意気だ。
575:ブレイブ・イン・シンフォギア
ブレイブな答えだぜ!
576:OCGトマト
見せてやりましょう!貴方のエンタメを!!
577:SAOテイマー
俺達も勿論応援します!
578:屋根裏ジョーカー
頑張れよイッチ!
579:マゼンタの旅路
無論、俺達も力を貸す。
580:炎のヒロアカセイバー
はい!!
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オールマイトに体育祭での誓いをして、放課後を迎えた、放課後には退院した俺と耳郎を心配して拳藤達B組の皆が来てくれて、これからの体育祭についてAB組それぞれ意見を言い合っていた。
「うぉぉぉ…なにごとだあ!?」
そんな時、麗日の声に視線を送ってみると、他のクラスの連中が押し寄せて来ていた。 大部分は普通科だけど、…サポート科や経営科の奴もいるな……目的は…見当がつく。
「出れねーじゃん!何しに来たんだよ」
「そんなの敵情視察に決まってるじゃないか!」
文句を言う峰田を鼻で笑う物間を変な事を言う前に拳藤が手刀で撃沈させる………やはり、恐ろしく速い手刀……俺じゃなきゃ見逃しちゃうね!
「アンタが剣聖火か?」
「うん?」
名前を呼ばれて視線を向ければ、人ごみを押し退け、気だるげな顔つきの生徒が前に出た。
「そうだけど…」
「へぇ、アンタが仮面の剣士。いや、仮面ライダーって名乗ってんだっけ?この前の襲撃でも大活躍だったそうじゃんか。皆噂してるぜ、優勝候補だって………さぞ気持ちが良いんだろうな?」
っ!、明らかな挑発……………周りの普通科の人達から嫉妬の視線を向けられる。
「ちょっとアンタいきなり!ーー「俺は大丈夫……ありがとう耳郎」ーー剣…でも、…」
耳郎を制して一歩前に出る。言いたい奴には言わせておけばいいが……
「一つ……言いたい事がある」
「ん?」
一つだけ、考えを改めてほしい部分がある。
「俺達はUSJに遊びに行った訳じゃない。本物の敵を前に自分の無力を知った……不甲斐ない自分に失望した、俺自身死にかけた」
俺の言葉にA組、B組の皆が顔を俯かせる。あの出来事は俺達にヒーローが戦う者は何なのか教えるモノだった。
「詳しく話す事はできないが……俺達は人に自慢できるような立派な事はしていない。だからUSJの事でマウント取るような事はしない。それだけは分かってくれ」
「………噂以上だなアンタ。さっきの言葉は取り消す、すまなかった」
野次馬達が静まり返る中、さっきの気だるそうな普通科が口を開く。
「だけど、俺達、普通科だってトップを狙っているって事だけは、忘れないでくれよ。入学試験との相性が悪かったってだけで、強力な“個性”を持っている奴はいる」
その持ってる奴には彼も入って居るのだろう。
「ああ、俺は逃げも隠れもしない。油断も慢心もせず、全力で戦わせてもらう」
俺の返答に何か感じる物があったのだろう。彼は微かに微笑むと……………
「俺は心操人使。体育祭を楽しみにしてるぜ…仮面ライダー」
そう言い残して、去って行った。心操人使………油断ならない人物だ。その名前、覚えておこう。
その後、…見に来ていた他の連中も去っていき俺達も帰ろうとしていた時……………
「皆……ちょっといいかな?」
拳藤が呼び止め、A組とB組全員の視線が注目する。
「体育祭までの2週間。皆で特訓しないか?」
拳藤からのいきなりの提案に大なり小なり反応を示す皆……だけど、拳藤が考え無しにこんな事を言う筈もない。
「USJの時……私達は何もできなかった。先生達は慰めてくれたけど、皆納得はしていないだろ?今は私達は“ヴィランを退けた有望な一年”って見られてる。でも、このまま行けば
拳藤の言葉に反論の声は上がらない。誰もが拳藤の言ってる事を理解して受け入れている。
「……………俺は拳藤の意見に賛成だ!あんな悔しい思いして何も変わらないなんて……俺はそんなダセェ事をする為に雄英に来たんじゃねぇ!」
「切島の言う通りだ!!俺は乗ったぜ拳藤!」
そんな中で口を開いたのは切島だ。それに鉄哲も続き、他の皆も次々に賛成の意思を示してくれる。
そして……
「話は聞かせてもらった!!」
『ブラド先生!?』
教室のドアが勢いよく開き、ブラド先生が現れる。多分、さっきの敵情視察の集まりを注意する為に来てたんだろう…。
「お前達の思いはよく分かった!!体育館を使える様に俺が申請を出そう!」
「いいんですか!?」
「生徒が悩みながらも前に進もうとしているのだ、それを見守り手助けするのは教師として当然だ、遠慮するな!」
「ブラド先生……ありがとうございます!」
どうやら話は決まったようだ……確かにUSJの事件は皆に様々な影響を与えた。だけど、それはマイナスな事だけじゃない!
こうして俺達の新しい戦いが幕を上げた。
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「へぇ、面白いのが上がってるじゃん」
此処は別世界……白い髪の青年が面白そうに笑みを浮かべる。彼もまた聖火達と同じ転生者、ソファで寛ぎながら転生者達の掲示板、その中でも最近話題になっている聖火の掲示板を見ていた。
「お兄ちゃんー!ご飯できたよー!」
「ンナンナ!」
「ああ…今行くよ」
その時、妹と思わしき少女の声と、機械的な音声が聞こえる。青年はソファから立ち上がり、声がする方に向かう。
「ホッパー!!」
「スチーム!!」
彼が立ち上がったソファの前にはテーブルが置かれており……
END
・屋根裏ジョーカー
もう少しで冤罪が晴れる。しかし、恋人である真を含めてた女性陣がヤンデレになりつつある現状に恐怖している。因みに同じ独房仲間の明智はそれを腹を抱えて笑っている。
・ブレイブ・イン・シンフォギア
未来からひ孫がやって来た。無事に時間は解決したが、女性陣による熾烈な争いが裏で勃発しつつある。
・鬼斬り抜刀斎
先日の黒死牟との激戦により離脱を余儀なくされた、彼の最後まで諦めない命を燃やす戦いは転生者達各々の心に深く刻まれた。
ラストの人物が参戦するのはもう少し先になります。