イッチ「“個性”と言う特殊能力がある世界に転生したら“緑谷出久”って子が自殺したんだけど…どうしたらいい?」スレ民達『ハ?』   作:DestinyImpulse

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 νシン君と並行して此方もボチボチ投稿していきます。

 外伝と合わせてよろしくお願いします。


二十一章「何故、彼の心は揺れるのか?」

 

 

 体育祭の知らせを受けた翌日、拳藤の提案で聖火達はAB合同の特訓をする事になった。

 

 特訓は授業が終わった後の放課後、ブラドのお陰で体育館を借りる事もできた。

 

 USJの事件は其々に大きな影響を与え、彼等は深く考えた。ある者は現実の厳しさを…ある者達は己の無力を……そしてある者は()()()()()()を……。

 

 

 それぞれの思いが募る中……物語は新たなページを刻み始める。

 

 

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128:赤目の主人公Z

 今はブルックの街に居るんだが……まぁ、変態しかいない……

 

129:神を薙ぐ超古代の光

 大変だったね。

 

130:対魔忍リバイ

 赤目ニキがビビるほどか…

 

131:赤目の主人公Z

 ああ、…クリスタルベルさんとかヤバかった……久々に恐怖を感じたぜ。

 

132:ありふれナインギーツ

 クリスタルベルさん、見た目は凄いですけど……普通にいい人でしたよ。

 

133:ねっぷねぷにしてやんよ!!

 その他にも色んな変態が居たわ……

 

134:OCGトマト

 な、なるほど…

 

135:屋根裏ジョーカー

 てかトマト、お前今どこら辺よ?

 

136:マゼンタの旅路

 そういえば最近聞いてなかったな……

 

137:OCGトマト

 そう言えばそうでしたね……まず、ユートとのデュエルの後、LDSが来ました。んで、原作通りに戦ったんだけど……まぁ勝てました。

 

138:ねっぷねぷにしてやんよ!!

 原作だと遊矢君が勝って柚子ちゃんが負けて権現坂君が引き分けでしょ?

 

139:OCGトマト

 まぁ、そうなんですけど……ユートが助けに来てくれました。

 

140:ゴールデンわんわんお

 まじか…!

 

141:OCGトマト

 『俺が原因で起こった事……責任を取らせてくれ!』って現れて最初のエクシーズ使いをワンキルして、次の融合使いを俺が倒して終わりました。

 

142:モンハンライダー

 やだ、ナスくんイケメン…!

 

143:OCGトマト

 まぁ、…その後赤馬零児が現れてデュエルする事になりました。あの野郎…ペンデュラムどころかリンクのビルガメスまで引っさげて来たんですよ!

 

144:極み主任

 リンクまで用意するとは…流石と言わざるをえんな。

 

145:OCGトマト

 まぁ、…勝てたんですけど…

 

146:ゴールデンわんわんお

 いや、勝てたんかい!

 

146:OCGトマト

 なんかペンデュラムのその先!とか吐かしてたんで、展開した所でニビルを降らせました。

 

147:屋根裏ジョーカー

 ……………なんかとんでもない単語が聞こえたんだけど?ニビル?………なんで10期のカードがあるの?

 

148:OCGトマト

 どうやらズァークが消えてもカードを作る力はあるみたいでOCGのカードを作ってやろって……

 

26:ありふれナインギーツ

 ど、…どこからツッコめば良いのか……………明らかにオーバースペックですよね。

 

150:OCGトマト

 デスヨネー………そんでユートから借りたダークリベリオンとオッPでワンキルしました。

 

151:マゼンタの旅路

 アクションカードは?回避とか言う炎上マジックがあっただろ?

 

152:OCGトマト

 俺が使わないって言ったら、あっちも使わないって言ったのでそんな物無いですよ。

 

153:ねっぷねぷにしてやんよ!!

 トマト君中々エグいわね……

 

154:神の薙ぐ超古代の光

 忘れてはいけない。前の世界ではこれ以上のモノが極々普通にありふれていたということを。

 

155:対魔忍リバイ

 …………うらら、ヴェーラー、泡影。

 

156:OCGトマト

 うあぁぁぁぁぁぁぁあ!!!???

 

158:マゼンタの旅路

 トラウマに触れてしまったか……

 

159:極み主任

  コレが25周年も続いたコンテンツのインフレか…

 

160:炎のヒロアカセイバー

 お、恐ろしいですね……

 

161:屋根裏ジョーカー

 来たかイッチ……トマトは気にするな。

 

162:神を薙ぐ超古代の光

 これから特訓だっけ?

 

163:炎のヒロアカセイバー

 はい、ブラド先生が体育館を取ってくれたので……

 

164:赤目の主人公Z

 そうか、頑張れよ。

 

165:炎のヒロアカセイバー

 はい!

  

 

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 本日の授業も無事終了し、放課後を迎えた俺達3()8()()は、ブラド先生の名前で借りた体育館に移動し、雄英体育祭に向けての合同特訓を開始していた。

 

「個性を伸ばす?」

 

「そうだ、筋繊維は酷使する事により壊れ…強く太くなる。“個性”も同じだ。使い続ければ強くなり、でなければ衰える!」

 

 

 準備運動を終えた俺達に初日と言う事もあり、どのようにすれば良いのか特訓の具体例をブラド先生が話してくれるそうだ。

 

「昨日拳藤も言っていた通りヴィランを退けたお前達に注目が集まっている。全国が注目する体育祭でコレを使わん手はない!いいか!今年の体育祭の主役は一年(我々)だ!」

 

 

 「その為にも限界突破だ!」と熱く語るブラド先生に切島や鉄哲を含めた男子勢の何人かが男泣きしてる。

 

「先生…!俺達の為に…!ありがとうございます…!」

 

 少し大袈裟かもしれないが俺達の為に特訓の場所を用意して親身に接してくれるブラド先生は相澤先生とはまた違った理想の先生だ。

 

「個性の特訓は本来ならば精神や技術面を成長させた後に行うが、先の襲撃でお前達は()()を知り悔しさを抱いた。しかしそれは恥ずべき事はない! 大事なのはその悔しさから何をするかだ! 最初に言っておく、()()のように辛い! 悔しさをバネに乗り越えろ! Plus Ultra(更に向こうへ)だ!」

 

 

『ハイ!』

 

 

 こうして体育祭に向けて、俺達の特訓が始まった。

 

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176:ありふれたナインギーツ

 私……地球に帰ったらハジメと雄英に転校するんだ。

 

177:赤目の主人公Z

 おい!?

 

178:マゼンタの旅路

 まぁ、…確かに雄英高校の教員は善人しか居ないからな。

 

179:屋根裏ジョーカー

 雄英が最難関校なのに対し、ありふれは一般高校。 差があるのは間違いないが、それを考慮してもありふれはクソしか居ないからな。

 

180:神を薙ぐ超古代の光

 さて、特訓が始まったね。

 

181:モンハンライダー

 内容は夏合宿の特訓だな。

 

182:極み主任

 イッチはどんな内容なんだ?

 

183:炎のヒロアカセイバー

 俺はライドブックを多用して皆の特訓のサポートをして活動時間の延長を目指すそうです。

 

『頼むぜ剣!』

 

「おう!変身!」

【竜巻〜ドラゴンイーグル〜♫】

 

 

184:対魔忍リバイ

 ドラゴンイーグルに変身して炎の竜巻を鉄哲に放ったな。……原作通りの特訓とは言え結構エグいな、電子レンジに突っ込まれたようなもんだろ。

 

185:マゼンタの旅路

 他にはジャッ君と土豆の樹で生やした土豆に耳郎やら芦戸、B組の鎌切、庄田やらが個性をぶつけているな。

 

186:炎のヒロアカセイバー

 はい。こうやって皆のサポートを行ったり来たりする事で『戦闘時間の増加』を目指してます。また、USJの様な連戦になっても大丈夫なように。

 

187:OCGトマト

 成程〜。

 

188:ねっぷねぷにしてやんよ!!

 確かに仮面ライダーセイバーはこれから何度もパワーアップ形態を手に入れるわ。

 

189:赤目の主人公Z

 それを見越してスタミナ強化をするのは良い事だ。

 

190:ゴールデンわんわんお

 一年の皆も強くなるし。体育祭は原作とは違った展開になるな。

 

191:炎のヒロアカセイバー

 ……………皆じゃ無いんです。

 

192:グランドマスター

 ん?誰か居ないのか?

 

193:炎のヒロアカセイバー

 ………轟だけ来てないんですよ。飯田や切島が誘ったんですけど……心、ここに在らず…って感じで…

 

194:神を薙ぐ超古代の光

 成程ね。

 

195:炎のヒロアカセイバー

 ニキネキ達は轟の設定とかは……

 

196:マゼンタの旅路

 ああ、知ってる。……教えてほしいのか?

 

197:炎のヒロアカセイバー

 ………いいえ、勝手に人の過去を知るのは……違うと思います。

 

198:極み主任

 そうか……だったら今は特訓に集中しろ。

 

199:炎のヒロアカセイバー

 そうですね…分かりました。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

【轟side】

 

 

 

 俺には父親が居る、それもヒーローだ。

 

 今の日本で知らない奴は居ないだろう……

 

 

 No.1ヒーロー・オールマイトに次ぐ、ヒーローランキング2位… 《フレイムヒーロー・エンデヴァー》…

 

 それが俺の親父だ。

 

 

 それを知った途端、皆が色んな事を言ってきた。

 

 やれエンデヴァーは家ではどんな感じなのか?

 

 親がトップヒーローなんて羨ましい!

 

 

 そんな事ばかり言われて来た。

 

 

 

 

 

 

    ふざけんな!!

 

 

 

 俺はアイツを()()だなんて思った事は一度もない!!

 

 ()()だなんて考えたくもない!!俺の家族はお母さんと姉さんと兄さんだけだ!!

 

 

 

 アイツ(親父)は病的なまでに上昇志向が強い男でヒーローとして破竹の勢いで名を馳せた。それ故に生ける伝説であるオールマイトの存在を疎ましく思っていた。親父は理解した、自分では超えられないと。

 

 そこで次の策に出た……。

 

 

【個性婚】

 

 

 

 超常が起きてから第二~第三世代間で問題になった。自身の個性をより強化して継がせるためだけに配偶者を選び……結婚を強いる。倫理観の欠落した前時代的発想。

 

 親父は自分の目を付けた個性のお母さんの親族を丸め込み……お母さんの個性を手に入れた。

 

 俺は幼きながら自覚した… No.1ヒーローのオールマイトを超えたいという親父の願望だけのために…俺は産まれてきたにすぎないんだ…。

 

 

 個性が発現してから始まった辛い特訓で泣いてばかりいた俺を心配し、庇ってくれていたのはお母さんだった… だが親父はそんなお母さんを邪魔者のように扱いやがった!

 

 自分の妻をだぞ!?

 

 

 それからすぐのことだった…

 

 

『お母さん!!私もう限界!!日に日にあの子の《左側》が!あの人に似てくるの!!』

 

 

 お母さんは悲痛な声を出しながら電話の相手…お母さんのお母さん…つまり俺のお婆さんに助けを求めていた。そんな時に俺が後ろにいることに気づいたのか…お母さんは振り返った…その時のお母さんの顔は今でも忘れられない。

 

 

 

 そして次の瞬間…お母さんは俺に()()()()()()()()……

 

 

 

 その時の痛みを俺は一生忘れないだろう……

 

 

 それから間もなくして…お母さんは俺の前から姿を消した。度重なるストレスによってノイローゼになってしまい、親父が強制的にお母さんを精神病院へ入れたのだ…

 

 その時の親父はお母さんの心配よりも、俺の特訓に支障が生じる事を恐れていた。

 

 

 

 そんな屑の道具にはならない。

 

 

 糞親父の個性(左の炎)を使わず、お母さんの個性(右の氷)だけでヒーローになる事で糞親父を完全否定する!!

 

 それが俺の目標であり、生きる意味だった……

 

 

 

 

 そうして雄英高校に入学して……()()()に出会った。

 

 

 剣聖火………一年前に仮面の剣士として有名になったその名は記憶に新しく炎の聖剣を使い……仮面ライダー?というモノに変身して戦うアイツは大した奴だった。

 

 最初は個性把握テストの時、その炎を無意識に親父と重ねて戦闘訓練の特別試合で負けた。

 

 

 そして、USJで俺は()()に直面した。ヴィランがどれだけ恐ろしい存在なのか……真のヒーローは何なのか……

 

 T-REXの化け物相手に剣は戦った……連戦で消耗して、傷だらけになっても……持てる力を振り絞って戦うアイツの姿が……俺には眩しく見えた。

 

 もしもあの時剣が居なくて俺が戦っていたら…同じ事ができるのだろうか……あの化け物を倒すには氷だけじゃなく……圧倒的な火力が必要だ。

 

 そう……()()()()()のような……

 

 そうだとして俺は……左の炎を使えただろうか?使う事に躊躇して殺されていたんじゃないか?

 

 そう考えた時……俺は何が正しいのか分からなくなった。もしもヒーローになったとして俺は後悔せずにいられるのか?炎を使えれば、助けられたかもしれないって…

 

 でも、…左を使えば俺はアイツに…!

 

 

 アイツは…!エンデヴァーは事ある事に言う…お前は最高傑作なんだぞ…と…

 

 ふざけんな…!俺はお前じゃない!

 

 俺は道具なんかじゃない…!

 

 

 俺は…!

 

 

 『血に囚われる事なんてない』

 

 

 

 俺は…!!

 

 

『なりたい自分に…なっていいんだよ』

 

 

 

 

 ……………何になりたかったんだ…

 

 

 

 そんな考えがずっと俺の中を駆け巡り胸が苦しくて、剣と耳郎が退院し拳藤の提案でA B合わせたヒーロー科で合同の練習が始まっても俺は参加せずにいた。

 

「…………なにをやってんだ俺は…」

 

 あの襲撃を糧にみんなが前に進もうとしているのに俺は一人を気取って足踏みをしている……。

 

 みんなが鍛錬に行き一人になった教室でボケっとしている自分に対する哀れみで苦笑が出てしまう。

 

 

「なぁ…」

 

 

 だからだろうか…

 

 

「お前に願いはあるか?」

 

 

 その囁きに俺は耳を貸してしまった。

 

 

 

END

 





 
ニキネキ紹介

・OCGトマト

 案の定、LDSの奴等がやって来たけどユートが助けてに来てくれて2勝。その後にやって来た裸足マフラーとデュエル。リンクまで作った事には驚いたが5体以上特殊召喚したのでニビルを叩き込んだ。アクションフィールドに突如として飛来した隕石に一同唖然……コレがOCG次元の力だ!!
 


 次回から漸くリメイク版と違う展開になっていきます!
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