イッチ「“個性”と言う特殊能力がある世界に転生したら“緑谷出久”って子が自殺したんだけど…どうしたらいい?」スレ民達『ハ?』   作:DestinyImpulse

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二十九話「突き進め、障害物競争!・後編」

 

『さぁ!いよいよ障害物競走も大詰め!最終関門!最大の障害を乗り越えろ!“ラストアタック”!ヒーロー科が挑む二つのステージには其々、プロヒーローである雄英教師が待ち構える!!彼等を掻い潜り、出口のゲートを潜ればクリアだ!!』

 

「………まさか、ここまでやるとはな」

 

 プレゼントマイクの実況を聞きながらツカサは険しい表情でモニターを見る。モニターにはプロヒーロー“セメントス”が操るコンクリートに苦戦する聖火と小大の姿があった。

 

「完全に原作よりもレベルが違う……てか、コレって期末試験のヤツじゃないか?」

 

「轟君達の方も苦戦してるみたいだね。……多分、本来なら複数のグループと協力して挑む事が前提なんだと思う。でも、聖火達は爆速で着いちゃったから…」

 

 別のモニターでは、轟と八百万がプロヒーロー“パワーローダー”の罠やサポートアイテムに大苦戦していた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「小大!」

 

 

【ヘッジホッグ!ふむふむ…】

 

 

【習得一閃!】

 

 

「ん!…大!」

 

 アレから2分が経過した。

 特定の形を持たず変幻自在に俺達に襲い掛かるコンクリートをヘッジホッグをリードして針を飛ばし迎撃する。どうやら火炎剣烈火に触れていればリードしたものも小大の個性の対象らしく、巨大化した針がコンクリートを突き抜けてセメントス先生に迫るが、その前に何重にも張られた壁が塞いでしまう。

 

 

「即席のペアでこの連携は悪くない……が、コレではゴールはさせてあげないよ剣君、小大さん」

 

 

 余裕の笑みを浮かべているセメントス先生……ジリ貧だな。この広場一帯がコンクリートで形成されており、セメントス先生の手の平の上。攻撃にも防御にも使えるコンクリートに困らない。

 

 対して俺達はディアゴスピーディーで速攻で来たとはいえ、ミサイルやらの対処で確実に消耗はしている。それにセメントス先生はあくまでも俺達を後方のゲートに到達させない事が目的。

 

「……専用のステージとはいえ、守りに徹すればここまで鉄壁になるのか」

 

「……ん。……何とか触れる事ができれば…」

 

 小さく息を吐く小大が小声で呟く。触れる事ができれば彼女のサイズでセメントス先生の服を縮小して動きを封じられる。だけど、それはセメントス先生も分かっているだろう、俺達を近づかせないようにしている。

 

「……ライドブックも対応されてる」

 

「だな……この前のレポートをしっかり見てるって事だ」

 

 ピーターやヘッジホッグ……その他のライドブックを試してみたが全部に対応してくる……この事を見越してレポートを書かせたのか?

 

「プロになれば手の内がバレるのは必然。敵が取る対策の上を行く……トップヒーローを目指すのなら、よく覚えておいてね」

 

「……ん。……ここでも授業」

 

「まぁ、オリンピックの代わりだ何だと言われているが、コレは授業の一貫だしな」

 

「その通りです!」

 

 笑みを浮かべてセメントス先生は何本もの柱を生み出して俺達にぶつけようとしてくる。俺は前に出て火炎剣烈火を振るう。

 

「ん、大!」

 

 振るわれた火炎剣烈火が小大の個性・サイズでバスターソードばりの大きさになりコンクリートの柱の群を切り裂く。

 

「……かかりましたね」

 

「っ!?」

 

 次の瞬間、切り裂かれた柱の群が“ピカッ”と光り……大きな爆発が俺達を吹き飛ばした。

 

「……ガハッ……無事か?」

 

「ん……何とか」

 

 

 吹き飛ばされつつも何とか立ち上がる。……何が起きた?

 切り裂かれた柱が光って……ああ……。

 

「……ミサイルに使われた奴と同じモノをコンクリートに埋め込んでいたのか」

 

「イイ着眼点です。ヒーロー科以外の生徒達が通るステージには地雷が埋め込まれています。それと同じ物をこのステージに埋め込んでいるんですよ」

 

「ん……完全に火炎剣烈火の対策……人気者だね」

 

「……俺がディアゴスピーディーで爆速で来るのを見越してたって事か……。相澤先生が右に行けって言ったのも全て計画か……」

 

「貴方がバイクやストームイーグルで独走するのは目に見えてました。……戦闘は如何にして相手に得意を押し付けるか……だよ」

 

 これじゃ無闇に火炎剣烈火で切り裂く事も半端な炎を使って溶かす事もできねぇ……。

 

『さぁさぁ!教師を前に足踏みしてるツートップにお知らせだ!第二関門を突破した面々が間もなく此処に到達するぞ!』

 

 どうやら轟達も苦戦してるようだ……。

 それにしても不味いな……このままだとこれまでのアドバンテージを失ってしまう。

 

 ペアごとに差はあるが、飯田なら一分半もあれば着くだろう。

 

「さぁ、どうしますか?他のペアが来るのを待って協力するのも手ですよ」

 

「だってさ……どうする?」

 

「ん……何か負けた気になるから、できれば勝ちたい」

 

 だよな……折角なら他のペアの力を借りずにこのまま一位でゴールしたいよな。

 

「できれば温存したかったが……セイバーに変身する。フォローを頼む」

 

「ん……!」

 

 ソードドライバーを腰に巻き、ブレイブドラゴンをセットする。……とはいえ、通常形態じゃセメントス先生の守りを突破できない。

 

「先生達は気づいていると思いますが……ライドブックは変身に三冊、聖剣に三冊まで力を使う事ができます」

 

「ええ、何となく予想はしていました」

 

 俺の言葉にブラフでも何でもなくセメントス先生は答える。……やっぱりリードも三回までできるのはお見通しか…

 

「…じゃあコレは知ってますか?ライドブックにも相性があります」

 

「……相性ですか?」

 

「えぇ、赤いライドブックと青いライドブックは相性が悪い。だから俺はブレイブドラゴンとピーターを同時に使う時、間にヘッジホッグを入れてバランスを保っているんです」

 

 俺の言葉に意外そうな顔をするセメントス先生。実はドラゴンヘッジホッグピーターは相性の悪い赤と青の間に黄色を入れる事で安定させるバランスの良い形態なのだ。

 

「そして悪い相性があるなら当然、良い相性もある!」

 

 

【ストームイーグル!】

 

【西遊ジャーニー!】

 

 

「っ、そういう事か…!」

 

 俺が取り出したストームイーグルと西遊ジャーニーを見て焦りを浮かべたセメントス先生。赤と青で悪いなら、同じ赤で組めばどうなるかは火を見るより明らかだ!

 

「ん、大!」

 

 変身を妨害しようとコンクリートの柱を飛ばすが、小大がロボを破片を巨大化してばら撒き防御する。その隙にストームイーグルと西遊ジャーニーをドライバーにセットする。

 

「この体育祭でお披露目する予定だった、なら出し惜しみは無しだ!」

 

 

【烈火抜刀!!】

 

 

変身(へんしん)!!」

 

 

【語り継がれし神獣のその名は〜!クリムゾンドラゴン!!】

 

 

 後ろに現れた3冊の本からブレイブドラゴン、炎の鳥、赤い筋斗雲が飛び出し俺を包み込み……

 

 

【烈火三冊!真紅の剣が悪を貫き全てを燃やす!!】

 

 

 右半身が赤い龍、胴体には鷲の翼を備え、左肩に三蔵法師の錫杖、左腕に如意棒を持った猿の装甲を身にまとう強化形態。

 

 

 【仮面ライダーセイバー クリムゾンドラゴン】へと変わる。

 

 

「物語のーー「ん、それ私も言いたい」ーー……物語の結末は!!」

 

 

 

「「()達が決める!!」」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

279:対魔忍リバイ

 クリムゾンドラゴン、キタァァ!

 

280:OCGトマト

 おお、カッコいい!!

 

281:極み主任

 赤いライドブック三冊のワンダーコンボ。

 コレは強力だな!

 

282:屋根裏ジョーカー

 できれば決勝トーナメントまで温存しておきたかったようだが……

 

283:ありふれナインギーツ

 流石にプロを相手に出し惜しみはできませんね。

 

284:マゼンタの旅路

 さて、いよいよ……大詰めか……

 

 

 

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『へぃ!待っていただろ、お前ら!いよいよ仮面ライダーのご登場だぁ!!しかも豪華三冊での変身!第一競技も遂に大詰め!相応しい活躍を見せてくれよ!!』

 

『やっぱり、体育祭に向けて切り札を用意してたか…』

 

 

 爆誕したクリムゾンドラゴンに熱狂するプレゼントマイクや観客達。しかし聖火本人としては時間を掛けるつもりは無い。あと数十秒もすれば後ろに居る面々が追いついてくる。

 

「ああ、見せてやるよ! ……小大、一気に決めるぞ!」

 

「ん!」

 

 

 変身の為に抜刀した火炎剣烈火を再びドライバーに戻し、トリガーを一回引いてから抜刀する。

 

 

【必殺読破!烈火抜刀!!】

 

 

【ドラゴン!イーグル!西遊ジャー!三冊斬り!ファ・ファ・ファ・ファイヤー!!】

 

  

 自身の周りに炎の輪を形成する、それと同時に剣にも炎を纏い……

 

 

 

爆炎紅蓮斬(ばくえんぐれんざん)!!」

 

 

「……ぬぅぅ!」

 

 

 火炎剣烈火を振り下ろす!!

 すると無数の火球が現れセメントスに目掛けて突撃する。その量は凄まじく、セメントスもコンクリートの大波を生み出し防御するが、相殺しきれずに徐々に熱波に襲われる。

 

「ハァァァァァァァ!!」

 

「……な、なんて熱…!だけど…ゴリ押しで突破できる程、プロは甘く無い!!」

 

 コンクリートに埋め込まれていた地雷の爆発すらも飲み込む爆炎に襲われながらも、プロの意地でセメントスは大波と並行して自身を守る壁を展開する。

 

「っ!」

 

 それを見た聖火は三冊のライドブックを取り出す。

 

 

【キリンの恩返し! ふむふむ…】

 

 

【3匹のこぶた!ふむふむ…】

 

 

【ウサギとかめ!なるほど、なるほど…】

 

 

【習得三閃!】

 

 

 リードの全貌がバレているなら惜しむ事はない。【キリンの恩返し】、【こぶた3兄弟】、【爆走うさぎとかめ】を火炎剣烈火にリードする。

 

「小大、コレに!」

 

「ん!」

 

 聖火達が勝利の布陣を引いた一方で、爆炎紅蓮斬の一撃を辛くも防ぎ切ったセメントス。爆炎で覆われた視界が晴れた時……

 

「セメントス先生……! 覚悟……!」

 

 炎のクリムゾンウィングを展開して光り輝く()()のボックスと共に猛スピードで迫る聖火の姿があった。

 

「全く……休む暇もない……!」

 

 乾いた笑みを浮かべて即座に無数の壁を展開。如何に【爆走うさぎとかめ】の力で速度を高めてもプロヒーローと呼ばれるに相応しい雄英教師の練度を超えるのは難しく、二つのボックスは壁に阻まれて爆散。

 

 どうにか潜り込んだ聖火が火炎剣烈火を一閃するが、ギリギリの所で阻まれ……弾かれてしまう。

 

「惜しかったですね……」

 

「……いいや、チェックメイトだ。セメントス先生……!」

 

「?……っ!?」

 

 しかし聖火の声に焦りは無く、そっと後ろを指差す。不思議に思ったセメントスは罠の可能性も考慮して後ろ振り返り……

 

(三箱目……!?)

 

 自身の後ろにある()()()のボックスに驚愕する。しかし、そこはプロヒーロー……即座に迎撃しようとするが次の瞬間、三箱目が激しい光を放つ。

 

「しまっ…!」

 

 人は突然強い光を受けると反射的に目を庇ってしまう、分かっていてもコンクリートの地面から手を離してしまったセメントスに……

 

「イケェ!小大!」

 

「んん!!」

 

「なっ…!?」

 

 開かれた三箱目から現れた小大が手を伸ばす。地面から手を離してしまったセメントスが迎撃するより先に小大がセメントスに……厳密にはセメントスの服に触れ……

 

「小!」

 

「…うぐっ…!」

 

 個性を発動させる。

 唯でさえピッチリと自身の身体にフィットしたヒーローコスチュームを着ていたセメントスは縮小した自身のコスチュームに身体を強く締め付けられ、もはや満足に動けなくなってしまう。

 

「追いついた!」

 

「剣と唯は!?……居た!」

 

 

 その時三位を行く拳藤と飯田のペアは、ゲートを潜り聖火達を視界に捉える。

 

「ギリギリか……行くぞ小大!」

 

「ん!」

 

 それを見た聖火が息をつく暇も無く、小大を抱えてクリムゾンウィングを展開してセメントスの後方にある出口を飛行しながら突破する。

 

「セメントス先生……唯の個性でコスチュームを! 今がチャンスだよ飯田!」

 

「ああ、追いかけるぞ拳藤君!」

 

 何があったのかを察した拳藤&飯田ペアがコレを幸いと急いで聖火達を追う。後から来たペアも小大の個性が解ける前に急いで出口を突破する。

 

 一方で縮小した服に締め付けられる痛みで動けないセメントスは聖火達が如何にして自分を攻略したのかを理解していた。

 

(変身して即座に放った爆炎は牽制と並行して本命を隠す為に放たれたモノ……。彼等の本命は個性・サイズによる服の縮小)

 

 その為の布石として、聖火はライドブックの重ねがけをした。アレだけ複雑な事をしたのだ、使ったのは三冊。そして何を使ったのかも見当がついた。

 

 【キリンの恩返し】でプレゼントボックスを生み出し【爆走うさぎとかめ】で高速化、そして【3匹のこぶた】で数を三つに増やした。

 

 その内の一つに小大を入れて、爆炎紅蓮斬で視界を防いだ隙に上空に逃し、爆炎を防いだセメントスに間髪入れずに聖火自身と二つのボックスで攻撃する事で上に対する注意を散漫にして、背後に本命の小大を忍ばせる。

 

 ペアの強みを活かし二重三重に重ねられた見事な作戦に、セメントスは教師として笑みを浮かべる。

 

「これは……満点を与えないといけないな」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

305:SAOテイマー

 途中からですけど見応えバッチリでしたね!

 

306:ブレイブ・イン・シンフォギア

 ああ!ブレイブな活躍だぜ!

 

307:極み主任

 爆炎紅蓮斬を牽制と目眩しに使い、小大嬢を本命としたライドブックの三冊リード……見事だ。

 

308:ねっぷねぷにしてやんよ!!

 プロが相手で一時は不安だったけど、無事に乗り越えたわね。

 

309:マゼンタの旅路

 さぁ、帰ってくるぞ。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

『おいおいマジか!剣&小大!アイツ等、二人だけでセメントスを突破しちまったぜ!イレイザー!ブラドキング!お前等二人、ホントにどんな教育してんだ!?』

 

『ブラドはともかく……俺は何もしてねぇよ。USJ襲撃で奴らが勝手に火ィ付け合ってんだろう。だがまぁ、評価の高い連携と作戦だったのは確かだな』

 

 テンションの上がり切ったプレゼント・マイクとは裏腹に、相澤は冷静に解説を行う。だが、相澤の解説とは関係無しに観客は大いに沸き上がり、二人の登場を今か今かと待ち侘びていた。

 

 

『さぁさぁ!雄英体育祭一年生!第一種目の障害物競走!!選手宣誓で己を見ろと言い切ったダークホース!!仮面ライダーセイバーこと剣聖火が!最上のサポートをしてくれたペアである小大唯と共に!!今、スタジアムに帰ってきたぁ―――――――!!!』

 

 

 クリムゾンウィングで空中を疾走する聖火が小大を抱えてゴールゲートを潜り抜け、スタジアムに帰還する。ゴールを讃える大歓声と拍手を観客席から送られながら聖火は変身を解除した。

 

「ふっ、見事な活躍だ」

 

「イイぞー!聖火ー!」

 

「ペアとも良い連携だったよー!」

 

(最高の活躍だぞ剣少年!小大少女との連携も文句なしだ!この調子で知らしめてくれ!)

 

 息を整えながら聖火は観客席に向ける。其処にはツカサ達、レジェンド三人が惜しまない拍手を送っていた。そしてツカサ達より上の階ではトゥルーフォームのオールマイトが感極まった表情で聖火を讃えていた。

 

 

「ん、大勝利……V!」

 

「ああ、小大の協力が無かったら、ここまで上手くはいかなかった。ありがとう」

 

 しかし、この勝利は自分だけのモノではなく、小大というパートナーが居たからこそだ。

 

「ん、それはこっちのセリフ」

 

 隠しきれない嬉しさを表情に出して小大は聖火と勝利のハイタッチをする。大歓声の中であろうと、手と手が合わさった音はスタジアムに響いていた。

 

 

雄英体育祭・第一種目・障害物競走

 

 一位・剣聖火&小大唯

 

END

 





 第一種目・障害物競走・結果


一位:剣・小大 

二位:拳藤・飯田

三位:轟・八百万
 
四位:耳郎・宍田

五位:取陰・障子

六位 : 瀬呂・塩崎

七位:泡瀬・芦戸

八位:黒色・常闇

九位:切島・鉄哲

十位:蛙吹・円場
 
十一位:骨抜き・麗日

十二位:尾白・葉隠

十三位:砂籐・鱗

十四位:庄田・回原

十五位:峰田

十六位:柳・小森

十七位:鎌切・吹出

十八位:角取・上鳴
 
十九位:凡戸・口田

二十位 : 発目
 
二十一位 : 心躁
 
二十二位:青山・物真


 原作なら42名なんですが、このSSだと一人足りなくて41人になります。ゲストのオリキャラなんて出してもしょうがないので。


 この障害物競走はオールマイトの様なワンマンではなく、他者との協力やヒーロー社会に出てからの生存競争を視野に入れてます。

 ペアを事務所に当てはめて、前半は時には他を蹴落とし、追い抜き、置いていく、厳しい生存競争を…ラストの雄英教師の突破は、蹴落とし合う時もある他事務所との連携を見据えたステージであり。

 光ニキの想像通り、本来なら他のペアと協力して突破するのが前提でした。

 ただ、聖火がディアゴスピーディーやストームイーグルで独走するは想定済みだったので教師陣のプランとしてセメントスが時間を稼ぎ、後続に追いつかせて他のペアと協力させる予定でしたが……

 聖火の隠し玉のクリムゾンドラゴンと小大の連携で突破されました。

 敵味方の予想を覆す……これぞオールマイト仕込みのマイトクオリティ!

 因みに拳藤と飯田ですが、このペアも後続を引き離し三位でセメントスのステージに入り、小大に無力化されたセメントスを素通りして二位になりました。

 この時点で轟と八百万は片方のパワーローダーのステージで苦戦。やって来た四位の耳郎&宍田ペアと協力して突破して三位になりました。……この展開こそが雄英の想定したモノです。

 後は無力化されたセメントスを素通りか、轟達の相手をしてサポートアイテムや体力を消耗したパワーローダーを数でボコるかして其々ゴールしました。

 


 
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