イッチ「“個性”と言う特殊能力がある世界に転生したら“緑谷出久”って子が自殺したんだけど…どうしたらいい?」スレ民達『ハ?』 作:DestinyImpulse
投稿遅れてすみません…
いつの間にか、アニメのヒロアカ最終章が始まってしまった…ここから投稿頻度を上げていきたいです。
試合を終えた聖火はクラスメイトが座っている観客席まで飛び上がり、適当な席に腰掛けた。
「ふぅ…」
「おめでと、剣」
「幸先よく2回戦進出だな」
「サンキュー……でも、尾白達の忠告がなかったら危なかった」
耳郎や轟の称賛を受け取りつつも、上手く勝てたのは事前に心操の“洗脳”を知れた事が何よりも大きいと感じていた聖火は忠告をしてくれた二人に視線を向ける。尾白と常闇も自分達の忠告が功を成したのが嬉しいのか笑みを浮かべていた。
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525:マゼンタの旅路
イッチは無事に一回戦を突破できたな。
526:最高最善のグランドマスター
原作ではワン・フォー・オールのお陰で洗脳を突破したが、イッチは力を取り込んだ訳じゃないから、心配していたが…、常闇達の忠告を素直に聞いて無視を徹底したな。
527:神を薙ぐ超古代の光
そうこう言ってる内に試合も進んだね。
第二試合の砂籐君 対 宍田君 はどちらも身体能力を強化するシュガードープとビースト。最初はお互いに得意なパワー勝負になったけど、終盤で宍田君がビーストの発動と解除を繰り返して相手のリズムを崩して勝利。……次のイッチの相手になった。
528:極み主任
それで続いて第三試合。
拳藤嬢と切島君だが、総合的に見れば硬化の切島君が有利かもしれないが…
529:OCGトマト
拳藤さんってパワーなら切島さんより高いですからね、更に頭もキレる。
530:赤目の主人公Z
体育祭前の合同特訓で実戦はこなしているが、それは両者とも同じ、ならば賢しい方が勝つのは必然であり、今回は拳藤が勝ったな。
531:ねっぷねぷにしてやんよ!!
そうして一回戦前半のラストは飯田君対発目ちゃんの対決だけど… 対戦と呼べる物ではないわね…
532:対魔忍リバイ
発目が開発して物を飯田に装着させ、試合時間の十五分ギリギリまで発明品のプレゼンを終えてから本人が場外へと足を踏み出し、飯田を勝たせる……原作通りだな。
533:極み主任
しかし、目的の為ならば味方すら利用する開き直りっぷりやチャンスに貪欲な姿勢、更に大勢の観衆の前で物怖じする事なくプレゼンをするメンタルには尊敬に値する。
………是非とも我がイグドラシルコーポレーションにスカウトしたい。
534:屋根裏ジョーカー
>>533
碌なもん作らなそうだから止めろ。
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「………………」
「………ドンマイ、飯田」
一回戦の前半が終わり、少しの休憩の後に後半が始まるが……俺の近くに居る飯田のテンションが低くて困っている。
まぁ、対等な真剣勝負ができると思って相手の提案を受けたら、マトモに戦う事なく利用されてお情けで二回戦進出だからな……
「ケロ、飯田ちゃん…詐欺られそうで心配だわ」
「確かに!飯田って顔もイイし、家も名家だから悪い女に引っ掛かりそう!」
容赦ない女性陣の言葉に若干の冷や汗を流しながら試合に目を向ける。
第五試合・麗日 対 常闇
コレは常闇に触れたい麗日と麗日に触れられたくない常闇の奮戦だった。ダークシャドウで麗日を近づけさせない常闇だったが、麗日もダークシャドウの攻撃で発生したステージの瓦礫をゼログラビティで軽くして投擲したり、上着をデコイに使って奮闘したが、最後は自力の差で常闇が勝利した。
第六試合・小大 対 八百万
触れた物の大きさを変える小大と物を想像する八百万。コスチュームやアイテムもなく何も無いステージでの戦闘では戦力的に八百万が有利、そう誰もが思う中で始まった試合は大番狂せが起こる。
試合開始と同時に小大を遠距離から倒そうと恐らくゴム弾入りの銃を創造する八百万に対して小大は履いていた靴を蹴り放った。恐らく最初から靴紐を緩めたいたのだろう彼女の足からすっぽ抜けた靴は次の瞬間、巨大化した。
“個性”サイズは
巨大化した靴は小大と八百万の隔てる壁となりお互いがお互いの姿を確認できなくなる、小大に先手を取られた八百万は靴を破壊しようと何かを創造するが、それよりも速く小大が間髪入れずに残った片方の靴を蹴り放ち、同様に巨大化。そのまま壁になっていた最初の靴ごと八百万を場外に押し出した。
こうして大多数の予想を裏切り、小大は見事に二回戦進出を果たした。
第七試合・耳郎 対 上鳴
この試合はあっさりと決着がついた。
始まる前に耳郎にナンパしていた上鳴が開幕放電で勝負を決めにいったが、イヤホンジャックを地面に突き刺し心音でステージを破壊して生じた瓦礫を上手く盾にして放電の威力を減らし突き刺したイヤホンジャックでステージに電気を逃した耳郎が耐え抜き、放電のキャパオーバーでアホになった上鳴に容赦のないドロップキックをお見舞いして勝利をもぎ取った。
そして、いよいよ一回戦最後の第八試合・轟 対 柳のバトルが始まろうとしていた。
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「………邪魔だ」
試合の為にステージへと向かっていた轟だったが、目の前に立つ人物に思いっ切り顔を顰めていた。
「ふ、そう怖い顔をするな。息子に対する唯の激励だ」
「…いらねぇよ」
その人物こそ、轟の父親でありNo2ヒーローであるエンデヴァーである。明確に拒否する轟だが、エンデヴァーは特に気にする事なく上機嫌に語りかける。
「まだまだ、左の炎は制御に荒さがあるが、障害物競走も騎馬戦も悪く無い活躍だ。…漸く己の受け入れた様で嬉しいぞ」
「……別にアンタを受け入れた訳じゃねぇ。左の炎を使わなかった事で後悔したくねぇだけだ」
左の炎を使う事は受け入れたが、別にエンデヴァーのこれ迄を許したつまりは欠片もない。
「そうだ、それでいい!
轟からすれば糞親父であるが、右の力しか使わない自分の評価はヴィラン討伐数日本一のヒーローの言葉としては反論しようもない言葉であり、居心地悪そうに舌打ちをする。
「あの仮面ライダーとか言う小僧は確かに良い個性を持っている。力の応用も効くし確かな土台もできている…お前のライバルとしては申し分ない、期待してるぞ」
「……黙ってみてろ。…剣には
最後にそう言い残して轟はステージに向かった。
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『左の炎と右の氷とか強すぎるよ君!!轟焦凍!
始まった一回戦の最後の試合。
やはりと言うべきか、先に仕掛けたのは柳だった。轟の服や靴を“個性”のポルターガイストで操り場外に押し出す戦法に出た。轟との実力差も含めて、先手必勝の奇襲は狙いとしては決して間違いではない。
だが、今回ばかりは相手が悪すぎた。
柳が轟を押し出すよりも先に氷が地面を覆い、柳側のステージを埋め尽くす大氷塊が彼女の体を完全に封じた。その圧倒的な光景にあれほど白熱していたスタジアムの歓声がミュートボタンを押したように掻き消えた。
「や、柳さん……動ける?」
主審であるが故にステージの直ぐ近くに居るミッドナイトが寒さで震えながら尋ねる。
「う、動けない…自分が…うらめしい…です」
「柳さん、行動不能!轟君二回戦進出!!」
「ど、ドンマイ…」
「ドーンマーイ!」
ミッドナイトの宣言と同時に敗北した柳に同情のドンマイコールが数秒後に会場の沈黙を破る。
こうして、一回戦が終わり戦いは二回戦へと進んでいった。
END