イッチ「“個性”と言う特殊能力がある世界に転生したら“緑谷出久”って子が自殺したんだけど…どうしたらいい?」スレ民達『ハ?』 作:DestinyImpulse
今回でようやく体育祭編が終わります。
因みにエンデヴァーですが、轟の水勢剣流水には最初は思う所はありましたが、全国中継で大々的にアピールされてしまってますし、轟自身が自身の炎を疎かにしない限りは、タダの強化パーツ扱いです。
ただし、半冷半燃がオマケにならない様にこの後の職場体験で早急に赫灼熱拳を覚えさせる気です。
「それではこれより! 表彰式に移ります!」
無数の花火と歓声の中、ミッドナイトの進行で始まった表彰式。表彰台の3位には常闇、2位には轟、そして1位には俺が、それぞれの表彰台に順に上がると、その都度に大きな拍手が起きる。マスコミや観客のカメラのフラッシュもあちこちで輝きを放っていた。
決勝の後故に俺と轟にはあちこち包帯が撒かれ試合の疲れが完全に抜け切っていないが……我慢するとしよう。
「本来なら3位にはもう1人、飯田君がいるんだけど…ちょっとお家の事情で早退になっちゃったので、ご了承下さいな」
マスコミのカメラに向けて、セクシーポーズを決めながら飯田の不在を告げるミッドナイト。決勝戦で控室に居た俺達は知らなかったが、耳郎の話では決勝戦の直前に飯田の親御さんから連絡があり、急遽早退する事になったそうだ。
(
「それでは、メダル授与よ!」
……メダル授与か、気持ちを切り替えないとな。
「今年メダルを贈呈するのは、もちろんこの人!」
「私が! メダルをーー「我らがヒーロー! オールマイト!!」ーーきたぁぁ………」
…見事に被ったな。
見事にグダグダになってしまい悲しさに身を震わせるオールマイトに、ミッドナイトは手を合わせて謝る。しかし、すぐに気を取り直したオールマイトは早速、メダルの授与に取りかかった。
「常闇少年、おめでとう!強いな君は!」
「もったいないお言葉。しかし、最後は轟に呆気なく敗北してしまいました」
常闇の声に覇気は無かった。
三位に入賞出来た事は喜ばしい事だろう。だが轟に圧倒されて負けてしまったという事実が重いのだろう。
「個性には相性差がある。これを覆すには個性に頼りっきりじゃ駄目だ。もっと地力を鍛えれば取れる択も増えるだろう。しかし、プロは時には相手を選べない、故にコスチュームや戦術で工夫するのだ!常闇少年、落ち込んでいる暇は無いぞ!」
「…!御意!」
オールマイトの言葉に観客席のプロヒーロー達が大きく頷いている。オールマイトの励ましとハグを受けた常闇は、肝に銘じたように恭しく頭を下げた。
銅メダルを常闇の首にかけてオールマイトは轟の前に移動する。
「轟少年、おめでとう。炎と氷……そして水勢剣流水を駆使して戦う君の姿は見事だった!」
「ありがとうございます。剣と出会って、コイツに本気で勝ちたい、本気で挑みたい……そんな気持ちが溢れて、俺は自分の全てを出し切って戦えました。今回は負けましたが、コレで終わる気はありません。何度も挑戦します…そして俺も貴方の様なヒーローになってみせます」
「うむ!あの決勝戦を見て君を侮る者は居ない筈だ!君なら必ずや、素晴らしいヒーローになれるだろう!」
轟の首に銀メダルをかけ、ハグをしたオールマイト。
遂に俺の番か。
「そして最後!1位の剣少年!…堂々の優勝おめでとう!」
「ありがとうございます!」
やはり優勝者への表彰とあってか、観客の歓声やカメラのフラッシュも凄いな…少し緊張する。
「開会式から変身から続く怒涛の活躍見事だった!世間は間違いなく君の……仮面ライダーセイバーの存在に目を奪われただろう!」
満面の笑みを浮かべて俺にハグするオールマイト…込み上げてくる感動に思わず笑みを浮かべてくる。
「……見ていてくださいオールマイト。俺が仮面ライダーセイバーが来た!って所を…俺はもっと強くなりますから」
「そうか……うむ、未来の世界も安泰だな!」
俺の言葉にオールマイトは高らかに笑い首に光り輝く金メダルをかけてくれる、そして大きく振り向きながら叫ぶ。
「さァ!! 今回は彼らだった!! しかし、皆さん! この場の誰にもココに立つ可能性はあった!!ご覧いただいた通り、競い! 高め合い! さらに先へと登っていくその姿!! 次代のヒーローは確実にその芽を伸ばしている!!」
高らかに響くオールマイトの声に、俺達を含む全1年生が大きく頷き、観客席からも歓声が上がる。
「………そして、ここからは私ことオールマイトから重要な話が一つあります」
…?
声色が明確に低くなった?
「今日、皆さんの注目を集め見事に優勝してくれた剣聖火少年は…
「なっ!?」
空気が凍った。
オールマイトの唐突のカミングアウトに誰もが驚愕し目を見開いている。観客もマスコミも、目の前の耳郎達も左右の表彰台に立つ轟と常闇も皆が唖然と俺を見ている。
『『『えええぇぇぇえ!!!!???』』』
「お、オールマイト!?何で今、それを言ったんですか!?」
当然俺は今、明かす事なんて聞いていない。巻き起こる絶叫の中で俺はオールマイトを問い詰める。
「なーに!いずれは言わなければならない事だ!ならば、君に注目が集まってる今が最適だろう!ハーハハハハ!」
…………予想だと高校卒業までは隠し通すかと思っていたが…色々覚悟を決めるしかないな。
「えー私の弟子という事でこの剣少年に対して何らかの裏工作があったと考える人もいるかもしれません!しかし、それは絶対に無い! という事を私、オールマイトと雄英高校校長である根津校長の名と名誉に誓って宣言します!!」
まぁ、入試前にオールマイトの特訓を受けた位で採点だってオールマイトは参加してないし…人様に後ろめたい事はしてない。
「さて!私の個人的な話も終わりましたので最後に一言!!」
オールマイトは腕を高らかに上げ「皆さんご唱和下さい」と叫び、会場中の心が一つとなった。
「「「「プルス『お疲れ様でした!』ウル…えっ!?」」」」
「そこはプルスウルトラでしょ!?オールマイト!」
「ああいや…疲れただろうなと思って……」
最後の最後で再びグダってしまったものの、雄英体育祭はこうして幕を閉じた。
まさかの言葉。ここは校訓だろうとオールマイトに会場中から大ブーイング。締まらない終わり。しかしそれがどこかオールマイトらしく、ブーイングの中でもそれは大きな笑い声に変わる。
長かった雄英高校体育祭の終わりである。
「剣…言える範囲で良いから聞かせてよね」
…………はい。
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「……根津校長。これでよかったのでしょうか?」
体育祭後のホームルームが終わり生徒達が下校する中で校長室にはオールマイトと根津校長が話し合っていた。その内容は聖火をオールマイトの弟子である事を公表した件だ。
「やはり、剣少年が雄英を卒業後に公表すべきだったのでは」
「…それは君がそれまで平和の象徴で居られる事が前提の話だ」
あの公表は根津校長の指示だったのだろう。
オールマイトの言葉を根津校長はハッキリと切り捨てる。
「オールマイト…君が平和の象徴で居られるのは残り僅かだ。長くて二年、短くて今年で終わると僕は考えている」
根津はそう言ってオールマイトを見る。平和の象徴としてメディアの前に立つマッスルフォームではない、トゥルーフォームとしてのオールマイト……その身は既に限界など通り過ぎてボロボロだ。
「ヒーロー公安委員会も、個よりも和を重視した育成に切り替えているが君が消えた直前にフォローするのは無理だ。間違いなく“後釜”が必要になる」
「……………」
「……酷なのは分かっている。まだ高校生になったばかりの剣君には今後、オールマイトの弟子という期待とプレッシャーが伸し掛かるだろう。だけど彼にはそれを乗り越え…世界に証明しなければならない」
それが平和の象徴の後継者に選ばれた者の責務なのだから…
「それにヴィラン連合の台頭…今後、世界は荒れるかもしれない。その渦に彼が巻き込まれた場合…後ろ楯が必要だ。幸いにも剣君のご両親の職場は
そう言いながら根津は校長室の窓に目を向ける。既に日は沈みつつあり黄昏色の夕日が世界を照らしていた。
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928:炎のヒロアカセイバー
うーようやく帰ってこれた…
929:神を薙ぐ超古代の光
あはは…お疲れ様。
930:最高最善のグランドマスター
オールマイトの弟子と明かされた時の反響は凄かったな。
931:マゼンタの旅路
まぁ、世界のNo. 1ヒーローに弟子が居て…それが優勝者なんだ、当然だろう。
932:極み主任
ふーむ、しかし何故このタイミングで明かしたのだろう?
恐らくオールマイトの意思ではないな…根津校長か?
933:赤目の主人公Z
ある種のアピールなのかもな、優秀なヒーローは育っているぞ…という。
934:ねっぷねぷにしてやんよ!!
まぁまぁ、とりあえず今はイッチの優勝を祝いましょう!
935:ありふれナインギーツ
そうですよね!
936:対魔忍リバイ
だな、おめでとうイッチ!
937:屋根裏ジョーカー
世間にいいアピールができただろう。
938:OCGトマト
ええ、見ていて楽しかったですよ!
最高のエンタメでした。
939:SAOテイマー
最初から最後まで見応えありましたし!
940:仮面ライダーニケワン
語ればキリがないが特に最後の轟戦は熱かったな!
941:ブレイブ・イン・シンフォギア
おう!まさにブレイブだったぜ!!
942:モンハンライダー
ああ、イッチもよく踏ん張ったぜ!
943:ゴールデンわんわんお
本当におめでとうな、イッチ!!
944:炎のヒロアカセイバー
はい!ありがとうございます!!
…あ、母から電話なので失礼します。
945:マゼンタの旅路
ああ、今日はゆっくり休め。
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「もしもし、母さん?」
『もしもし聖火!見たわよ体育祭!凄かったわ!』
鳴り響くスマホを他に取れば電話の相手は母さん、直ぐに電話に出るとテンションの高い母さんの声が聞こえてくる。
「へへ、ありがとう」
『それよりも聖火、オールマイトの弟子になったって本当なの!?』
「ああ、一年前のヘドロ事件の時に…スカウトされて…」
やっぱりオールマイトの弟子の話は向こうでも話題になってるんだな。
「やっぱり向こうでも反響凄いの?」
『凄いなんてもんじゃないわよ!もう職場の同僚からお父さん共々、質問攻めにあって…やっぱりオールマイトの人気って凄いのねー』
「あー暫く父さんと母さんには迷惑掛かるかも…先に謝っとく…ごめん」
『ふふ、気にしなくて良いわよ。息子がオールマイトの弟子だなんて、何だが誇らしいわ。今日は疲れたんでしょ?気になる話は後日でいいわ」
「そうさせてもらうよ。父さんにも宜しく、おやすみ母さん」
『ええ、おやすみ』
母さんの声と共に電話が終わる。
掲示板の皆んなにも言われたし今日はもう休むとしよう。
そうして風呂と夕食を済ませて素早く眠りについた俺は…
END
次回予告!!
聖火「どういう事だよこれは…!!」
目が覚めると、そこは一面廃墟と化した世界…そして人々を襲う謎の怪人達…
消え去った平穏と日常……
聖火「ふう……無事が耳郎?」
耳郎「……アンタ…
そして絆…
そんな聖火の前に立ち塞がる
ベージョン「間違った世界は間も無く終わる…。後はお前だ消えろ異物」
【Zi-O II!】
ツカサ「ヤツを倒さなければ世界は戻らない……どうする?」
聖火「……決まっています。俺達の世界を取り戻す!」
取り戻せ!
【流水抜刀!!】
轟「変身!!」
奪われたモノを!!
?「世界を蝕む悪意を私は見過ごせん!!」
【メロン!!】
?「さぁ、ショータイムだ!」
【ジョーカー!!】
平穏を!!
立夏「さぁ、ココからが本番だ!」
【ディ・ディ・ディ・ディケイド!!】
未来を!!
?「本当に忘れちゃった?今、必死に戦ってる彼の事を?」
耳郎「ウチは……!」
?「仮面ライダーセイバーの事を…」
耳郎「………仮面……ライダー…!」
これは歴史に残らない、されど取り戻す戦い。
耳郎「変身!!」
仮面ライダーセイバー・特別編
【Going back from the wrong world】
はい。
職場体験編を楽しみにしていた皆さんには申し訳ないのですが、此処でオリジナル回を挟ませてもらいます。
私は英語がチンプンカンプンなので翻訳を使ってタイトルを考えたので間違ってたら申し訳ありません…ご指摘お願いします。
多分皆さん忘れて居るのであろう…悪の転生者集団の【
元々、掲示板同士のコラボを進めやすくする為の設定なので、そろそろ出したいと思ってました。
大体、四から五話程度で終わらせ様と思っているので、どうかご了承ください。なるべく早く投稿して職場体験編に移るので…