イッチ「“個性”と言う特殊能力がある世界に転生したら“緑谷出久”って子が自殺したんだけど…どうしたらいい?」スレ民達『ハ?』   作:DestinyImpulse

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 投稿が開いて申し訳ありません、今回は後日談です。


後日談

 

568:バッドエンドデザイナー

 そう言えば聞いたか?

 原作主義派のベージョンの奴、噂のヒロアカ世界にちょっかい出して消されたらしいぜ。

 

569:ナンバーワンリングハンター

 聞いたよ、バカだよね〜。

 レジェンド達が見張っている世界で歴史改変なんて起こして。レジェンド達に消されるのがオチじゃん。

 

570:愉悦大好きスペースビースト

 まぁ、向こうもスレを封じて孤立させたり、アナザージオウⅡやアナザーアルティメットクウガを使える強豪なのだがな。

 

571:バロッサ海賊団船長

 バロバロ!俺っちはその転生者が持つ火炎剣烈火に興味があるバロ!

 

572:文明を殺す快楽主義者

 確かに歴史改変の影響を受けずに、ウルトラマンダイナや鬼畜輪っかの様に仮面ライダーの力を他者に与える事が可能。我々が良く知る火炎剣烈火とは明らかに異なっている。

 

573:グルメな星喰い一族

 でもよ、今レジェンド共は令和ライダー共を育ててるんだろ?あいつ等が最終フォームまで強くなったら面倒じゃねぇか?

 

574:ナンバーワンリングハンター

 ん〜言いたい事は分かるけど、下手に手を出すと世界の破壊者に、型月の力を使うグランドジオウが来るし、最悪の場合にはレジェンド最強のウルトラマントリガーがグリッターやらトゥルースになって殺しに来るからね〜。

 

575:バロッサ海賊団船長

 トリガーはヤバいバロ!光と闇が完璧に調和してるからマイナスエネルギーは効くどころか吸収するし、ゴッドイーターとか言うイカれた世界出身だから必要なら躊躇なく殺しに来るバロ!

 

576:愉悦を求める案内人

 それに他の二人も油断なりません。この前に安価で選んだSAOヒロインの拉致もネプテューヌに潰されてしまいました。

 

577:バッドエンドデザイナー

 だが、このまま雲隠れしてもオーディエンスの皆々様が納得しない。

 

578:愉悦大好きスペースビースト

 その言い草…良い案がある様だな?

 

579:バッドエンドデザイナー

 ああ、奴等を調べてみたが……なかなか面白い状況になってる世界があってな。

 種を蒔けば最高のバッドエンドを提供できそうだ。

 

580:愉悦を求める案内人

 ククク、流石はバッドエンドニキ…では暫くは水やりに徹するとしましょう。

 

581:グルメな星喰い一族

 因みに、どの世界なんだ?

 

582:バッドエンドデザイナー

 ふふふ……驕り高ぶった神が支配し、ノブレス・オブリージュの精神もなく歪み腐った国家と民衆…自分達こそが“選ばれし主人公”であり“輝かしい未来”が約束されたと信じて疑わない馬鹿なガキ共が滑稽に踊る世界。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トータスだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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1:炎のヒロアカセイバー

 マゼンタニキ、グラマス、主任ニキ、屋根裏ニキ……今回は本当にありがとうございました。

 

2:マゼンタの旅路

 気にするなイッチ。

 

3:最高最善のグランドマスター

 そうそう、こんな事態を見過ごせる訳ないしな。

 

4:極み主任

 うむ、最悪の事態にならなくて良かった…

 

5:屋根裏ジョーカー

 でもよ、コレでWCDの連中も本腰を入れてくるぜ。

 

6:神を薙ぐ超古代の光

 そうだね。アナザージオウIIとアナザーアルティメットクウガなんて物を使えるベージョンはおそらく原作主義派の幹部と見ていい…

 

7:対魔忍リバイ

 暫くは大人しくなると思うが……

逆に欲望派が動くかもしれない。

 

8:OCGトマト

 そうですね…俺達、憑依勢も奴等の標的になっているので注意が必要ですし…

 

9:SAOテイマー

 それに,俺の世界は一度、襲われてますから…

 

10:マゼンタの旅路

 それでイッチ、何か世界に影響はあるか?

 

11:炎のヒロアカセイバー

 いえ、体育祭の次の日に戻ってますし、オールマイトも存在してますね。何かが歴史から消えたりはしてません。

 

 ……ただ。

 

12:屋根裏ジョーカー

 ?、どうした?

 

13:炎のヒロアカセイバー

 イマジン事件の轟の様に耳郎も今回の事を覚えている様で轟と一緒に今回の件で呼び出されました。音銃剣錫音も持っているので間違いないです。

 

14:極み主任

 ふむ、想定内と言えば想定内だが、やはり耳郎嬢も記憶を保持していたか…音銃剣錫音も世界の修復で消える事はないと…

 

15:対魔忍リバイ

 よく集まったな……と思えばお前ら三人とも静岡県出身だったな。

 集まろうと思えば集まれるのか…

 

16:神を薙ぐ超古代の光

 世界が丸ごと歪められ、それを知ってるのはイッチと轟君と耳郎ちゃんの三人だけなら、情報交換をするのは当然だね。

 

17:炎のヒロアカセイバー

 そんで、歴史改変の前例で轟のイマジン事件の話が始まって…、轟の過去話なんですけど……耳郎がとんでもない表情をしてます。

 

18:OCGトマト

まぁ、そりゃそうですよ。

 ……どんな顔をして聞けば良いんだってレベルですし…

 

19:SAOテイマー

オールマイトに次ぐNo.2ヒーローがそんな所業をしていたらショックも大きいですからね…

 

20:炎のヒロアカセイバー

 俺も改めて聞いてもドン引きです。

 ……それで、イマジン事件にもツカサさんに協力してもらいました。

 

21:マゼンタの旅路

 成程、だいだい分かった。

 つまり、俺やグラマス達の説明だな。

 

22:最高最善のグランドマスター

 まぁ、ここ迄くると言い逃れはできないよな…

 

23:極み主任

 イッチと面識があるの百も承知。

 空間転移や時間移動もお手のもの、チートどころの強さではない、マゼンタニキ達を疑問視するのは当然だ。

 

24:屋根裏ジョーカー

 ……どう説明する?

 

25:マゼンタの旅路

 ………よし、俺が行こう。

 

 

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「……これが今回の事件の前に起きた事の顛末だ。水勢剣流水もこの時に生まれたんだ、騙してて悪ぃ…」

 

「…………」

 

 WCDのベージョンが起こした歴史改変を解決した翌日。轟と異変が無いか確認していた俺は、轟と同様に歴史修正の影響を受けずに記憶を保持していた耳郎から無事を確認する連絡を受け、あの事件を当事者である俺達三人が記憶を保持しているならば、一度集まって話し合おうと言う耳郎の考えに賛成して集まった。

 

 場所は俺がオールマイトに特訓をつけてもらった海岸だ。此処ならそんなに人は居ないから聞かれる事はないし、二人の家からも遠くないので採用した。

 

 電話でおおまかな事は分かっていたが、音銃剣錫音を持って現れた耳郎を見て、今回の事件が夢や幻ではなく確かな現実であり、何より俺達三人はその事を覚えている。

 

 そうして今回と似た事件があったと轟がイマジン事件の事を説明する。その過程で轟は自分の過去を話すが、話が進む度に耳郎の顔が真っ青になり愕然としていた。

 

 それもそうだろう…オールマイトに次ぐNo.2ヒーローであるエンデヴァーが、人を人とも思わぬ悪魔の所業を行なっていたのだ、衝撃は大きい。俺も聞くのは二度目なのに胸が痛い。

 

「………その……何て言えばいいか…」

 

「いや、気にしないでくれ。……こんな気分の悪ぃ話をして済まなかったな」

 

「……うん。それでさ…そのイマジンって奴の時もツカサさんが助けてくれたんだよね?ツカサさんや立香さん達が悪い人じゃないのは百も承知だけど……あの人達って何者なの?あんなヒーロー聞いた事も見た事もないし」

 

 そう言って俺に視線を向ける耳郎。あの時、俺達を助けてくれたツカサさん達が悪人ではないのは分かっている。それでも正体を知りたいと思う耳郎の考えは至極真っ当だ、轟も気にはなっているのだろう、視線を向けている。

 

 

「その疑問には俺が答えよう」

 

「「!?」」

 

 

 その時だ、俺が見て正面、二人にとっては背後から声が聞こえてくる。その声は俺達にとって聞き覚えがあるモノであり、二人が反射的に振り向けば、今まさに話題になっていたツカサさんが音も無く笑みを浮かべて佇んでいた。

 

「「つ、ツカサさん!?」」

 

「ふ、どうやら歴史改変の影響も無く…無事に元通りになった様だな」

 

 

 現れたツカサさんに目を丸くする二人。今話していた本人が突然現れたのだ、当然である。

 

「少し長い話になるから覚悟しておけよ。さて、まず俺が何者か話そう。お前達は多元世界(マルチバース)という概念は知っているか?」

 

「ま、まる……?」

 

「並行世界とか、そういう話ですか?」

 

 ツカサさんの言葉に耳郎が困惑しているので俺が代わりに答える。

 並行世界とは、ある世界から分岐し、それに並行して存在する別の世界のことを指す言葉であり、SF作品に度々登場する概念であり…パラレルワールドとも呼ばれている。

 

「厳密には違うが、まぁ似た様なモノだ。マルチバースは様々な宇宙が複数存在するという理論だ」

 

 言い終えると同時に、ツカサさんが手を宙にかざした。すると何も無かった宙に光が集まり、まるで映画に出てくる立体映像のように不思議な光景が浮かび上がる。

 

「これは……」

 

 俺達の前に現れたのは、大小様々な泡粒が複雑に絡み合う、なんとも形容しがたい光景だった。水草を思わせる様相はまるで、奇抜な現代アートのようでもあり、よく見ると泡の中には無数の光が瞬いている。

 

「この泡の一つ一つが世界であり宇宙だ。広がる超空間に泡粒の様に浮かんでいる……これがマルチバースだ」

 

「「…………」」

 

 耳郎と轟が唖然とするのが分かる。

 唐突に始まったスケールの大きな話。世界中の科学者が血眼になって研究しているであろう宇宙の謎を、二十歳にもなってない俺達があっさり知ってしまったのだ、無理もない。

 

「さっき聖火の言った並行世界……所謂パラレルワールドと呼ぶものは、この一つの泡…各々の宇宙内で選択や事象によって分岐して存在する無数の世界の事を言う。例えば、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()とかな…」

 

「……轟、アンタ理解してる?」

 

「……正直、スケールがデカくて困惑してるが……こんな話を意味も無くする訳ねぇ。ツカサさんは…」

 

「そうだ、俺はこの世界の住人ではない。……無論、今回の件でお前達に力を貸した立香や景虎、蓮も各々が別の世界の住人だ」

 

 自身の正体の話でマルチバースの話をするのだ、妄想や虚言では無いのなら、答えは一つ。ツカサさんは俺達の世界の住人では無い。

 

「信じられないのなら別の世界に連れて行ってやるが…」

 

「…………………普通なら信じないんでしょうけど、あんな事があった後だと妙に納得できると言うか…説明がつかないと言うか…」

 

「俺は実際に過去に連れて行ってもらいましたから…」

 

 

 世界改変や時間移動を経験した二人からすれば、信憑性の高い話になるのだろう、戸惑いつつも納得してくれた。

 

 

「理解が早くて何よりだ。何者も完全に把握する事のできない程に広大なマルチバース…それ故に無限とも言える可能性が存在し、世界の壁を越える特殊な力や科学力を持つ存在が稀に生まれる」

 

「ツカサさんが使う銀色のヤツですか?」

 

 

「そうだな。オーロラカーテンと呼ばれるモノで使えるヤツは希少で、科学で再現してるヤツも居る。……そして、こう言った世界を超える力を持つと邪な考えを持つ奴が現れる…“他世界の支配”をな」

 

 オーロラカーテンを展開しながら語るツカサさんの言葉に大なり小なりの反応をする耳郎と轟。

 ある時には村を、ある時には街を、ある時には国を……自らの欲の為に行う侵略の歴史は何処の世界にも存在している。

 ならば世界を超える事ができるのなら、世界を支配しようと考える者も当然、存在するのだろう。

 

「そして、人は社会を形成する生き物だ。この世界で言うヴィラン連合の様に、多元世界には他世界に対して侵略や破壊などを行うイカれた奴等の集まりがある。今回、お前達が戦ったベージョンもその一人だ」

 

「……あんな奴が他にも…!」

 

 轟が冷や汗を流すのも当然だ。

 世界を書き換えた奴が他にも居るなんて脅威以外の何者でもない。

 

「今回の件を合わせて三回。この世界は他世界からの侵略を受けている」

 

「……轟や耳郎に会う入学前に一度、他世界侵略の現場に居合わせて、その時にツカサさんに助けて、そこからの付き合いなんだ」

 

「……成程、既に経験していたから俺の時にスムーズに事件解決に対処していたのか」

 

 本当はアナザー電王よりも前から知り合いなんだけど、辻褄を合わせる為に掲示板から送られるツカサさんの指示に従って話を合わせる。

 

 

「簡潔に纏めると…今回、ウチ等の世界をメチャクチャにした奴等はヴィラン連合の様な悪人達の組織の一人でツカサさん達はソイツ等から他世界の平和を守るオールマイトの様なヒーロー達……って事ですよね?」

 

 

「まぁ、間違ってはいないが……俺達は別にオールマイトの様な聖人じゃないぞ。あそこまで善性に偏った英傑はマルチバース的に見ても稀だからな」

 

 

 耳郎の例えに苦笑いを浮かべるツカサさん。

 やっぱりオールマイトはマルチバース的に見てもヒーローと呼ぶに相応しい人物なのだろう。

 

 

「話を戻すが、近年になって他世界侵略の被害が増加している。俺が今回、お前達に話をしたのは、ある程度自衛ができる様に為だ。本当なら他世界への認識ができてない世界に干渉するのは得策ではないので、お前達の記憶を消去するのが鉄板だが……俺達も常に助けられる訳ではないからな、ある程度の事情は知っておいた方が良い」

 

 

 そう言うと唐突にツカサさんが何かを投げ渡してくるので慌てて受け取ると…それは二つのライドブック…一つはマゼンタで彩られ、もう一つは紺色に彩られた物。

 

 

【ディケイド世界旅行記!】

 

 

【ジオウ降臨暦!】

 

 

 ディケイドとジオウが描かれたレジェンドライドブック…【ディケイド世界旅行記ワンダーライドブック】と【ジオウ降臨暦ワンダーライドブック】だった。

 

「コレって!?」

 

「俺と立香の力が込められたライドブックだ。今回の様な歴史改変やお前達が戦った怪人…アナザーライダーに対して有効になるだろう。ただし、使えるのは他世界が関わった事例に対してだ。俺達の力は前に渡した電王や轟が主任達から貰った力と違って強大だ、今のお前達に完全に使いこなせる物ではない。下手に暴発して世界を傷つける訳にはいかん」

 

 俺達の実力だとまだ無理……とハッキリ言うツカサさんだけど、俺も轟達も特に反論する事はなかった。ツカサさんや立香さんの強さを間近で痛感し、俺達よりも遥かに強い二人が言うのだ反論の余地はない。そもそもライドブックを授けてくれる事次第が有り難いのだ。

 

「………だが、お前達は歴史改変という前代未聞の事態を俺達の助力有りとはいえ乗り越えた。その事を踏まえて……()()()()、他世界の事例に関係なく、この世界でお前達が直面するであろう危機や困難に対して使う事を許す」

 

「っ…!ツカサさん…!」

 

「使い所を間違えるなよ」

 

 それでも、俺達を信用して一度の機会を与えてくれる二人の心意気が嬉しかった。そんな考えが顔に浮かんでいたのだろう俺に向かってツカサさんは不敵に笑った。

 

「さてと、大体の説明はこんなもんだな。これ以上は専門の言葉や知識の説明で日が暮れる。……何か聞きたい事はあるか?」

 

「あ、なら体育祭で剣が使った電王って奴も別の世界の仮面ライダーの力なんですよね?」

 

「そうだな、電王童話全集も俺が聖火に渡した別世界のライダーの力が込められたブックだ」

 

「別世界のライダーか……想像つかないですね」

 

 恐らく騎馬戦の頃から気になっていたであろう電王童話全集の謎が解けた耳郎は苦笑いを浮かべて空を見上げた。この空の向こうの宇宙…その向こうに広がる銀河…更に向こうに別の世界が広がっている。そんな広大な話に完全に理解はできていないのだろう。

 

「確かにな……」

 

「別に全ての世界に仮面ライダーがいる訳じゃない。仮面ライダーの代わりに、“光の巨人”や“五人組のスーパーヒーロー”、“煌びやかな変身少女”が世界を守ったり、ヒーローが居ない世界もある」

 

 轟も同意するの様に空を見上げる側でツカサさんが手を翳すと、マルチバースの映像がボヤけて散霧しかき消される。すると次いで、再び光が集まり新しい映像に切り替わる。

 

 

 そこに映るのはウルトラマンにスーパー戦隊、プリキュア ……子供が憧れるヒーロー達が様々な世界で戦う姿だ。

 

 

「お前達にとって“個性”とは世界の常識なのだろう。だが、マルチバースには“個性”とは違う特殊能力が常識な世界だったり、闇の存在・魑魅魍魎が跋扈する近未来で人々を守る忍が居る世界、特殊な能力も科学も無い世界に中世時代の文明に魔法や魔物が居るファンタジー世界、一度文明が滅び新たに構築された秩序と文明が構築された世界……」

 

 

 

 

 

 

 

「そして……」

 

 

 

 

 

 

 

 

「突如出現した機械生命体の侵攻で地上を奪われた人類が勝利の女神と共に戦う世界とかな」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

()()()!ラプチャー2機、左から来るぞ!」

 

「オッケー!()()()()!!」

  

 

 聖火達の世界とは別の世界。

 荒廃した地上で若い男性と活発な女性の声が響く。

 

 禍々しい程に赤い単眼(コア)を輝かせつつ肉薄してきた敵機を捉える亜麻色の髪をボブカットに整えた女性が放ったグレネードランチャーが爆散させる。

 

「師匠!奥からタイラント級が接近してきます!!」

 

 するとショットガンを構えた銀髪の少女の声を聞き視線を向けると… 全高は十数mに及ぶだろうか。その巨躯に違わぬ質量も有しているらしく、地面を脚が踏み締めると陥没している。

 

 

「お出ましか……行こう()()

 

「ラジャー、指揮官。援護します」

 

 此方に迫るタイラント級に動揺する事なく青年は己の隣に立つ赤と黒に彩られた服装にベレー帽を被ったた赤みを帯びたライトブラウンの髪……ラピと言葉を交わす。

 

 その言葉は短いが二人の間にある信頼は本物だ。

 

 

【ジャンプ!オーソライズ!】

 

 

 青年は黄色と黒色のサイバーチックな“ゼロワンドライバー”を腰に巻き、横長のデバイス…“プラグライズキー”を起動させる。

 

 

「変身!!」

 

「エンカウンター!!」

 

 

 

 

 聖火達が勝利の女神、そして… ()()()()()()()()()()と出会うのは、そう遠くない未来の話。

 

 

END

 




 
 今回の後日談はツカサ達、転生者組に簡潔な説明とマルチバースの話に外伝への布石です。

 今後も特別編の様なコラボ展開は出す予定で、轟と耳郎は聖火組の常連にするつもりなので、その土台作りです。


 最初のスレはWCDの欲望派のモノで、幹部連中の悪巧み。彼等が本格に登場するのは外伝で、かなり先になると思います。


 ツカサが渡した二つのブックは力が力なので体育祭の電王の様にマルチバース展開以外では使用できないですが、今回の功績で“一度”だけ自由に使えます。“何処”で“どの様な”使い方をするのかお楽しみに。

 そして終盤のツカサの台詞は今後、聖火達とコラボする掲示板メンバーの世界の話です。まだ掲示板には出ていないメンバーの世界を有りますが、是非予想してみてください。

 そして最後は次の特別編の伏線ですね。
 どのタイミングなのかはお楽しみに。

 長くなってしまいましたが、次回から職場体験編に入ります。




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