ツッコミどころ満載な上に駄文な上に身内ネタ満載のため目を通すのはあまりオススメしません
そこは花びらが舞う広大な花畑だった。しかし周囲は地獄の業火が燃え上がり天からは激しい稲光と吹雪が吹き上がる
そこに2人の戦士が静かに向き合っていた
2人とも瓜二つであるが1人は赤黒いオーラを放ち1人は蒼いオーラを放っていた
2人は一言も発せず静かにベルトに触れるとまたもや瓜二つの姿となる。違いといえば1人は赤、もう1人は蒼の光を宿していた
互いの力は互角、小手先など通用するはずもない
「「うおおおおおおおおあああああああ!!」」
獣じみた咆哮と共に互いの顔面に拳を叩きつける
その衝撃で2人が吹き飛び倒れるがゆっくりと立ち上がると再び、三度と殴り合う
蒼の戦士が口を開く
「アンタはなんでそこまで憎しみを抱くんだ!」
赤の戦士が答える
「お前にはわからないだろう!オレの苦しみが!」
赤の戦士の拳で蒼の戦士の仮面が砕け中の顔が外へと覗かせる。その目には涙を浮かべていた
「わからねぇからここまで来てこうしているんだろう...がっ!!」
蒼の戦士の一撃で赤の戦士の仮面が粉砕される。醜い獣の顔を覗かせるが彼もまた涙を流していた
「何のために泣いたんだ!?何のために捨てたんだ!?」
蒼の戦士はもう一度拳を叩きつける
「オレはただ生きていたかっただけだ!でも...オレは...!オレは...!」
赤の戦士の一撃が蒼の戦士の腹に入る
蒼の戦士はその衝撃で呻きよろめく
「オレとお前は怪物だ!人と分り合うことなんてできない!」
赤の戦士は更に拳をぶつけ押し倒すと馬乗りになり更に何度も殴る
「オレだって人に寄り添うために戦ってきた!それでもこの体が許してはくれなかった!オレたちはこの世界で生きていてはいけないんだ!」
赤の戦士は泣きながら殴り続ける
「それでも一緒にいてくれた人がいたはずだ!!」
蒼の戦士は赤の戦士の拳を掴むと蹴り上げすかさず馬乗りになり何度も殴る
「アンタがずっと人間が好きで人間に憧れていたことは痛いほどわかるよ!それならわかるさ!」
赤の戦士が蒼の戦士の襟首を掴む
「知った風な口を聞くな!正義などと騙りただエゴを押し通し好き勝手に力を使うだけのヤツらにお前はそれでもまだ希望を託せるというのか!」
そう言って蒼の戦士の鼻に自分の額を叩きつける
「ぐっ...!ああそうさ、それでもだ!気持ちはわかるよ!クッソウゼェよな!あんだけ好き勝手やってる間オレたちは必死に耐えてきたんだからな!でもな、アンタが人を密かに心から慕っていたようにオレもまだ絶望なんかしちゃいない!」
蒼の戦士が赤の戦士の腹を蹴り上げた
「アンタはまだ誰かを信じている!憎しみなんて本当は抱いちゃいない!そうじゃなきゃなんでアンタは今の今までオレに人を救う時力を貸していた!」
吹き飛ばされた赤の戦士が立ち上がる
「オレはただ生きていたかっただけだ!ヤツらはその道具に過ぎない!」
「ウソをつくんじゃねぇ!」
互いの拳がベルトを砕き拘束具が外れ蒼の戦士は人間に、赤の戦士は怪物へと姿が戻る
「自分にウソをつくなよ...!本当は守りたかったんだろ!?記憶の一部を見た。アンタは何度も誰かの力になろうとしていた。それこそ自分の身を削ってまで!」
男は血が出るまで拳をギュッと握り立ち上がる
「立てよヘタレ野郎!アンタが救ってきた命の重さをオレが叩き込んでやる!」
怪物はその言葉に憤慨し雄叫びをあげるとゆっくりと立ち上がる
「ならオレはお前が奪った命の重さを教えてやる!」
男と怪物は血塗れになりながらもただ殴り合い続けた
「痛いだろ?痛いよな?それがお前が奪った命の重さだ!」
「チッ!いてぇなこりゃ...!でもアンタはそれよりもっと痛い思いをしてきたんだよ....な!」
男が怪物の腹を蹴る。その痕には穴が開き蒼の光が溢れた
「よく見ろ!アンタはまだ光を失っちゃいない!その化け物の中でずっと押し留められていただけだ!」
男は更にもう一撃怪物へと拳を入れる
その度に怪物の体から光が溢れる
「その醜い殻を破って内に秘めた光を吐き出せ!!」
「黙れええええええええええ!!」
「「があああああああああああああ!!」」
互いの痛恨の一撃がぶつかりついに2人は地に伏して動かなくなった
この戦いに目撃者はいない
業火は消え天は眩い青空となって光を注ぎ優しい風は花びらを運んだ
ーなぁ
ーなんだよ?
ー殴ってすまなかったな
ー化け物がなに謝ってんだよ
ー喧嘩をしたら謝るのが道理だろう?
ーったく、そういう律儀なところがアンタらしいよ
ーオレらしい...か
ーやり直してみないか?
ーやり直す?
ーそうだ、オレとアンタなら今度こそきっと明るい未来が作れる
ーどうやってだ?
ーんなもん知るかよ
ーお前らしい解答だ
ーどうせアンタもそうなんだろ
ー明るい未来...か。それはきっとオレたちが不要になった世界、とても平和で笑顔が溢れるものなのだろうな
ー悲しいけど素敵な未来だなそれ
ーオレがずっと夢見てきた世界だ
ーなら賭けてみる価値はあるぜ
ー修羅の道だ。途中で泣き言を言っても聞かないからな?
ーそっちこそ、また裏切られたとか勝手に思い込んでヘソを曲げるなよ?
ーああ、もしお前がオレを忘れてもオレはどんなときだってお前の力となって道を切り拓いていこう。それこそ1000年先だって助けてやる
ーははは!1000年先とは大きく出たな!
ーそれだけ覚悟があるということさ。これから先オレは1000の命を奪おう
ーならオレは1500の命を救ってやるよ
ーじゃあいくか!
ー新しい旅路へ!
ー新たなる戦場へ!
ー大丈夫、オレたちなら!
99の闇を超え遂に最新部へと辿り着いた
その身に纏うのはアークスで一般的に支給される戦闘服クローズクォーターであるが蒼のパーソナルカラーが本来オレンジである部分に施されている
背には信頼性と量産性に長ける大剣、ソードを背負っている
蒼い右目に映るのは数多の目を持つ例えるならば巨人の亡骸が横たわっている
オレはゆっくりと歩み出す
眼前に佇むのはかつて守護輝士と呼ばれる1人の英雄が葬った原初の闇である
しかしコイツは生まれるのではなくそこに在るもの。一回倒したところでコイツは消えることはない
何人ものアークスが挑み勝ってもなおソイツは何度でも立ち上がり闇を齎す
オレもまたその1人になるかどうかが今試されている
亡骸の目から輪っかのような虚ろな顔が這い上がる
「よぉ、会いたかったぜ。やっとやる気になってくれたか」
左目を塞いでいた眼帯に手をかけると乱暴に引きちぎる。今まで閉ざされていた左目は赤い炎にも似た光を宿していた
「新任早々渡された任務がアンタの討伐なんてとんだ貧乏くじだぜ。まぁ色々やらかしたからな、バレて罰ゲームってことでこんなとこに来たわけだが....」
背負っている大剣に手を伸ばすと一気に引き抜き構える
「オレにとってはこれ以上にない大当たりだ!」