歌姫伝承〜ホロの異能大戦ストーリー〜   作:炎駒枸

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60話 出航

 

 とある一室、1人の女性が眠っている。

 ハンモックのような寝床がロマンだが、寝心地悪そうなので備え付けられているのはベッド。

 ライブの練習としてここへ来ていたが、数時間前に疲れ果て、一眠りして今に至る。

 扉の鍵は閉め、外からの解錠は不可能。

 内側の人間が開けねば開かない。

 

 その、眠る女性は、波の音も謎の騒音も無視して眠り続けていたが、ある爆音をきっかけに、遂に目覚める。

 

 外、小さな窓から差し込む謎の閃光。

 そして、1秒ほど遅れて花火が打ち上がるような大きな音。

 流石の眠り姫も、この騒動で寝ていられるほど、警戒心は低くない。

 

「ん……何の音……?」

 

 覚醒の浅い中、爆発音の原因を探るために静かに立ち上がる。

 両目を擦りいつもの上着を手に取る。

 自前の海賊帽を被り、外していた眼帯も付け直す。

 

 ガチャッ、と扉を開けようとすると、鍵をかけていたため開かない。

 うっかり、といった様子で解錠して外へ出ると、その景色は……

 

「……ぇ? ど……は?」

 

 唖然と世界を見渡し、呆然と空を見上げた。

 空気感がいつもと違う。

 それを肌で感じつつも、心がその事実を拒んだ。

 やがて口をついて出るのは、

 

「……何時間寝てた?」

 

 という現実逃避の一言。

 

 帽子の上から頭を掻き、ゆっくりと休憩部屋の時計を見に行く。

 時刻は眠り始めた14時半から数時間経過した17時。

 だが、この夜空は、21時や22時など、完全に夜のそれだ。

 数秒して発覚するのは、時計の停止。

 長針短針どころか、秒針すら動いていない。

 

「……さっき、なんか音がしたけど」

 

 閃光と爆発音を思い出して、ようやく意識がハッキリとしてくる。

 そうして、脳が目覚めた結果、この少女……マリンは恐怖に身を苛まれる。

 

「……あ、これ終わったやつだワ、マリン死す」

 

 ぼっちで異空間の真っ只中。

 マリンは現状が絶望的であると解析し、ネタで自分の心情を騙す。

 足が震えているように思えるのはきっと、波で船が揺れているから。

 

「そ、そうだ……錨を上げて海に逃げるとか……いや、舵取りできない」

 

 最後の一言は、本当に海賊かと疑いたくなる一言だ。

 おっと、彼女は海賊では……。

 ……………。

 

「待て待て落ち着けマリン。まずは冷静にスマホという文明の力を取り出して、したらば愛すべき……誰かに」

 

 電話をしようとして、選択肢の多さに一瞬指が止まる。

 こんな時に頼りやすい相手、と絞るとやはり限られる。

 状況から選ぶに、フレア、ノエル、シオン、ココ辺りが無難。

 後輩はこき使うに適するが、先輩として頼りづらい。

 似た理由から、先輩をこき使おうとは思わない。

 たとえ相手がシオンでも。

 

「と、取り敢えず、営業ではないマリフレの絆を信じて……」

 

 フレアへの通話ボタンを押し、耳に当てる。

 数コール、耳元で聞くがどれだけ待てど出る気配がない。

 出られない可能性が高い。

 

「な、ならノエちゃん……!」

 

 通話相手をノエルに変更してコールするが、やはり出ない。

 コール音が鳴るということは、電波障害ではない。

 本人が出られない状況にある、若しくは電波以外の問題で電話が使えない。

 

「…………」

 

 真の危機感がようやく身に染みてきた。

 最悪な事態は、この謎の空間に、仲間と呼べる存在が1人もいない場合。

 この危険な世界からの脱出方法は謎。

 打開方法を自案で模索するのは極めて困難。

 

「船長の17歳でありながらの長年の経験を活かすと、ここは引き籠るべき。そう心が告げている」

 

 意味不明な言葉で自分の案を口にして、マリンは休憩部屋に戻ると鍵をかける。

 そして、例の如くその場から動かない。

 

「動かざること山の如し。ここ海だけど」

 

 無限の独り言で気分を紛らせる。

 スマホで何かしらのアプリが開けないか試すが、どれもグルグルと延々とロードし続け、一向に開けない。

 

「はぁ……誰か来てくれんかな……。来てくれんかったら、一生ここで生きるまであるんだが」

 

 誰も来ない未来が見える。

 この小さな船の一室で永遠に過ごして、虚しい老後人生までしっかりと。

 

「ああ、無理だワ。マリン死んじゃう。本当に死す」

 

 ホロメンが来なくとも、誰かが助けてくれればいい。

 極論屈強な男でもいい。

 助けてくれるのなら。

 

「みんなぁ〜」

 

 スマホのホロメン集合写真を見る。

 

「一味ぃ〜」

 

 どこから出てきた、一味唐辛子を手に取り見る。

 

 マリンは案外孤独に弱い。

 それもそう。

 だって、純粋かは別として、彼女もしっかり乙女だから。

 

「……せめて」

 

 せめて、何もできずに待つよりは、非常事態に備えておくべきか。

 一瞬脳が冷静に判断した。

 結果、マリンは船の武装具保管庫へ走った。

 将来、信頼を預けた一味だけに使用を許可する「予定」の海賊用の装備品。

 簡易的な拳銃、形の悪い鉄製防具、安い剣。

 予算の都合で良い設備ではないが、腕が立てばきちんと機能する品々。

 設備の予算は大方、大砲設置に使用したからだ。

 因みに、大砲の設置だけで砲弾は殆どない。

 

「くっ、ロマンにお金をかけすぎた」

 

 いつか海に出たら、宝を手に入れて、設備も一級品にしてみせる。

 ……ちょっと訂正。

 設備「は」一級品にしてみせる。

 

 拳銃一丁をベルトに装着し、剣を手に持つと先ほどの休憩室へ戻りまた施錠する。

 怪しい奴が来れば、最悪のエイム力で頑張って当てる。

 

「下手な鉄砲も数打てば当たる……弾、10発だけど」

 

 銃を二つ持ったところで使いこなせる自信はないので、一つしか持たなかった。

 剣も同様に。

 

 ゲームでは中々のエイム力を発揮するが、ぼたん程のリアルエイム力はない。

 加えて、判断力や思考力も大してない。

 

 カタンっ、と甲板で音がした。

 

「っ……」

 

 珍妙な格好で拳銃を構えた。

 弱そうだ。

 

 カタカタと甲板を少し走り、こちらへ寄ってくる。

 誰だ!

 

「船長! 船長いる⁉︎」

 

 聞き覚えのある特有の声質。

 誰が聞き間違えようか?

 マリンの似非愛娘、あくあだ。

 まさか、母を助けにきてくれたのか!

 

「あくたん?」

 

 扉越しに一度確認した。

 

「船長!」

 

 扉をドンドンと叩く。

 過激な行動だが、本当にあくあだろうか……?

 

「ちょっと待って!」

 

 マリンは歓喜のあまり警戒心を薄めて拳銃と刀をしまうと扉を開けた。

 すると、扉の前には……。

 

「あくたん!」

「船長!」

 

 本物のあくあがいた。

 いつもの愛らしく合いにくい視線がマリンを迎える。

 

「流石我が娘、船長のピンチに駆けつけるとは!」

 

 涙ぐむ様な胡散臭い仕草をしてあくあの肩をポンポンと叩く。

 あくあは呆れた表情で安堵の吐息をついた。

 

「ふぅ……何か心配して損した気分」

 

 片手にシオンの箒を掴み、しがみ付いてくるマリンを弱い力で引き剥がす。

 互いの装備品を見合い、互いに首を傾げた。

 

「あくたん、何でシオンたんの箒持ってんの?」

「船長こそ、その剣と銃は?」

 

 似合わない装備に2人は難解な顔をしていたが、それぞれ簡潔に説明し理解し合った。

 あくあはついでに、この世界に今起きていることをありのまま語る。

 

「じゃあ船長も……ありのまま今起こったことを話すぜ」

「話すことないでしょ、ふざけてる場合じゃないの!」

 

 寝て起きた、それだけがありのまま今起こったことだ。

 あくあもそれを見抜きスパッと切り捨てる。

 船長は少しばかり残念そう。

 

「娘が反抗期……」

「……」

 

 もはやツッコミすらなくなる始末。

 さて、そろそろネタも尽きたところだし、行動しよう。

 

「で、あくたん……船長は何したら良い?」

「んー、それはあたしも分かんない。あたし自身、何すれば良いか……」

 

 箒を数回見て、色々と視線を泳がせる。

 シオンと逸れて、あくあは目的地を失ってしまった。

 もし、あくあがマリンに指示できることがあるとすれば、それは事務所への速やかな帰還。

 事務所ですることなど皆無に等しいが、安全面では最適といえる。

 あくあはまだ、事務所にちょことぼたんしかいない事を知らないから。

 

「あ! おーい! 船長ー!」

「え、誰?」

 

 船外からマリンを呼ぶ声が耳を突き抜ける。

 この声質と声の大きさ、聞き返しながらも目星はつく。

 

「あくたんもいる!」

「大丈夫そうなのら」

 

 角度はやや上辺り、続けてまたまた特徴的なゆるふわな声と、幼いオーラのある声。

 どうやら仲間たちは集い始めたようだ。

 

「え、え⁉︎ 空飛ぶ車⁉︎」

「スバル! わためちゃんにルーナちゃんも」

 

 空から車で颯爽と登場したのは事務所から駆けつけた3人。

 足場悪くも砂浜に車を着陸させ、ブレーキを掛けながら幾度か旋回して勢いを殺すとやがて停車した。

 物凄く砂塵が舞って、目が痛んだ。

 

「船長もあくあも無事だったんだな」

 

 掛けられた梯子を使って甲板まで3人が登ると、スバルは早々に笑った。

 

「何、みんなして船長の心配? 歓喜のあまりにトイレ行きたくなってきた」

「無理矢理そこ関連づけんな」

 

 トイレに行きたい生理的欲求を嬉しさという自身の感情と何故か結びつける。当然、全く関係ない。

 照れ隠しとしておこう。

 

「おーーい! みんなー!」

 

 更に更に人は集う。

 声に惹かれて砂浜の向こうを見れば4人組が船へと駆けてくる。

 まるで青春のように。

 

「あれは……1期生だ」

「やっほー!」

 

 顔が識別できる距離まで詰まり、認識できると手を振り返した。

 まつりを筆頭に、メル、はあと、アキロゼが機嫌よく手を振っていた。

 確かあのグループは海岸ステージの石を回収しに向かったはず。

 確保に成功したのだろうか。

 と、勘違いしたくなる。

 

 しかし、4人を甲板に上げ、情報共有した結果、それは誤りだと知らされる。

 けれども、得たのは朗報。

 スペードの撃破だ。

 事務所でのジョーカーM、あくしおでのトランプ撃破もまた朗報。

 

 スペードは適当な岩陰のあたりにはあとの糸で縛っており、ジョーカーは事務所の地下に縛って目隠しして拘束、トランプは洞窟にてシオンの魔法で束縛中。

 

 各チームの功績は多大なるものだ。

 そして、その功績を上げた一部がここへと集った。

 問題は、今後の行動だ。

 

 このメンバーで何ができる。

 このメンバーでこそ、できることは何だ。

 

「……それで、メルたちは、北のスタジアムに行こうと思うの」

 

 情報提供を終えた後、一期生組からその一言があがる。

 

「0期が向かったとこだね。でもなんで?」

 

 助っ人に行くのなら、何故0期なのか。

 

「スペードが、エースの元に石を渡すって言ってた」

「そうそう」

「そのエースって奴がスタジアムにいるともね」

「なるほどね」

「じゃあ、そこに石が集まってるってことなのら?」

「多分そうだよねぇ」

 

 マリンを除く全員が会話の内容を素早く消化する。

 但し、あくあは消化するのみで会話には消極的。

 

「そうか……この人数じゃなきゃ車で送れたんだが」

 

 数を数える。

 計9人。

 車は基本多くて8人乗り。

 トラックでもパクれば全員乗れるが、ここから街に探しに出るのは面倒だ。

 それでも一応、時間短縮にはなるだろうが。

 

「あ、わたちゃなら自力で走れるのらよ」

「ルーナたん⁉︎」

 

 ルーナの驚愕の仲間売り。

 わためへの強烈な無茶振りに全員が驚いただろう。

 

「それこそ、あくたんその箒使えないの?」

 

 マリンがあくあ(シオン)の箒を指していう。

 これに乗ってきたなら、これに乗って向かえるのではと。

 だが、シオンに構築してもらった魔法は既に消えた。

 あの魔法はここまでの直線距離を飛ぶ式だった。

 もう、あくあを乗せて動きはしない。

 

「もう、マリンずっとここにいたんだし、このままここに1人でも良くね?」

「スバル先輩⁉︎ 絆は? ババドナの絆は?」

「ねえだろ」

「ないけど!」

「冗談だよ」

 

 1人削るなら、とジョークを交えるスバル。

 全員、一瞬背筋が凍ったことだろう。

 1人残されたくはない、と。

 

「……しゅば」

「ん?」

 

 ルーナがキョロキョロと周囲を確認した後、船のデッキから海を見下ろしてスバルを呼ぶ。

 呼ばれたスバルは当然、他の皆もこぞって波を見下ろす。

 ただ、波が船を揺らすのみ。

 錨は降りているので、船は動かない。

 

「浮いた物は、動力があれば動くのらよね?」

「ああ……そうだが、流石にそれは……」

 

 ルーナの一言から思想を見抜いて先に否定した。

 浮かせる重量ではあるが、大きいものを操作するのは難しい。

 

「まさか、船浮かそうって?」

「え! そんなことできんの⁉︎」

 

 あくあも続けて思考が追い付いた。

 最も衝撃を受けていたのはマリンだ。

 しかし、話はそう簡単ではない。

 

「浮かすことはできるけど、浮くだけだぞ」

「動力がいるんだよね?」

「ああ。このでっけえ船を例え波のままに動力を得て浮かしたとしても、空中に出た途端もう二度と加速はできねえ。しかも残念なことにこっからスタジアムに向かうなら風は向かい風だ」

「抵抗でドンドン減速、やがて進行方向は真逆」

「そうなる」

 

 スバルの能力は、見聞だけでは便利そうだが、実際に活用に移すとなるとそれなりの知識と技術が必須となる。

 この中に1人でも風を操る者がいれば話は別だが、そんな好都合は、

 

「ならメルが風向きを変えてあげるよ」

「え、どうやって?」

「吸血鬼って、天候も操れるんだよ」

「うせやん……」

 

 メルの新能力発覚。

 雨風雪に、雷と、吸血鬼は天候を自在に操作できる。

 規模が大きく仲間に被害が及びやすいため、基本的には使用しないが、風を吹かせる程度なら配慮は不要だろう。

 

「でもここで風吹かせると海を荒らしちゃうから、船を出港させる動力は別で欲しいかな」

 

 と、メルはチラッとあくあを見た。

 

「……! な、ならあてぃしが……水力でどうにかするよ」

 

 焦点となるのを避けて、帽子で身を隠すと声だけで答えた。

 

「おいおいマジかよ、本気で船飛ばすのか」

 

 スバルは片手を顔面に押し当てた。

 

「……マリン、いいか?」

「え? あ、まあ、浮かすだけなら良いですよ」

「まあ、壊れても裏世界と表世界は別だから、表側の船は無事だしな」

「壊す前提⁉︎」

「まあ、陸上に着陸したら壊れるでしょ」

「反対反対、猛反対します! 大事な船をもっと重んじてください」

 

 マリンは地面に激突して大破する未来を予測して抗議した。

 

「よし、じゃあ錨上げろ」

「反対ですってば!」

「よし、メルとアキちゃんであげるよ」

「おーい! 反対ですってばー!」

「どこにいんのか知らんけど、あくあも頼むぞ」

「……うん」

 

 マリンの声は虚しく木霊すらしない。

 もはや皆の腹は決まった。

 畜生メェ!

 

「えーい! いいですか、船長の船ですから船長が仕切ります!」

 

 ヤケクソ気味にマリンが甲板の中間に躍り出て手を翳す。

 

「全員、仕事のある者はその位置へ、ない者は室内に入るかどこかに掴まって出港の衝撃に備えること」

「「おおー」」

 

 海賊船船長らしい様に一同から歓声が上がる。

 歓声が上がって、動いてはくれない。

 

「船長の合図で出港します。舵も船長が取ります」

「あ、舵は取る必要ないよ」

「……取ります!」

「……はい」

 

 自慢の圧で有無を言わせぬ。

 不要だとしても、せめて舵取るふりだけはする。

 

「船長、錨上げたよ」

 

 アキロゼとメルからの報告。

 

「あくたん、いける?」

「いつでも」

 

 姿を消したあくあからの首肯。

 全員乗った?

 乗ってる!

 

 こんなセリフ、本当に使う日が来るとは!

 

「それではみなさん、行きますよ〜。出港〜!」

「「ヨーソロー!」」

 

 みんながちゃんと、掛け声をかけてくれる。

 いと優しきかな、仲間達。

 

 マリンの号令に合わせて、あくあの能力で海の水の流れを船の向く方向に合わせる。

 すると当然、船は前方に直進を開始。マリンが面舵をとり堤防にぶつからないよう操作。

 ある程度の加速が終わるとスバルが能力で船を空中に飛ばした。

 見事に巨大なマリン号は水面を離れ空を進み始める。

 街のビルを越える高さまで登ると上昇を止め、進行方向を定めた。

 

「メル先輩、あとはいい感じに風をお願いします」

「おっけー!」

 

 あとは道なりに(空だが)スタジアムへ向かうだけ。

 敵からも味方からも目立つこの大型船。

 攻撃にだけは注意しておけばいいだろう。

 

 奇想天外な作戦の大成功に歓喜の渦は拡大する。

 甲板は喜びに溢れていた。

 

 その喜び溢れる甲板に、争いの続く街中に、遥かに高い展望塔に、医療体制を整える事務所に、石の集まるスタジアムに、神聖なる大神社に。

 国の全てまでとはいかないが、ほぼ全土に響く、一つの声がした。

 

『聞けーーー!』

 

 スピーカーを通したような荒々しい雑音混じりの声。

 この声、ホロメンなら、誰だか分かる。

 

『全員! 手が開き次第、スタジアムへ向かえーーー!』

 

 街中に、その指揮が降りた。

 





 どうも作者でございます。
 今回はようやく船長の本格登場です。
 これで、残る未登場メンバーはあずきちだけとなりました。
 さあ、一体他国にいるあずきちはどのように活躍するのか。

 そして、船長がここに居たからこその、出航。
 次回は、響き渡る放送の正体ですね。
 ではまた次回。

 あ、沙花又、お誕生日めでたい。

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