俺の霊圧は消えない 作:ディアブロー
チャド VS 総隊長 VS 更木剣八の三つ巴。
こんな戦い……血が騒いじゃうよねェ。ウズウズしちゃうよねェ。編み込んだ長髪解放して般若の面妖になっちゃうよねェ!!←誰のことかな!?
そういえば、ブレソルの今年の水着キャラで卯ノ花さんが出てきたけど、必殺技の演出がいいし、とにかくエロい!!
同じ気持ちの方、励みになる感想とご評価お待ちしてます!!(もちろん普通に励みになる感想と評価お待ちしてますねw)
総隊長・山本元柳斎重國が"流刃若火"を解放し、十一番隊隊長・更木剣八が己の霊力を喰らい続ける眼帯を外している。
世界は終焉を迎えようとしているのだろうか…。
「ぐう!
く、くくく…ハハハハハ!!
さすがは一護の相棒だ!」
だが、
「春水が認め、あの"瞬神"夜一が惚れ込むのも納得じゃな。ここまで、攻撃、防御の両方を極めた者を儂は見たことがない。今すぐにでも護挺十三隊の新隊長として欲しいくらいじゃ」
「俺はまだ人生謳歌中の身だ。
(それってつまり、現世で生きる俺を殺して
勇猛果敢である反面、考えることを放棄してあるがままの現状を受け入れた青年──茶渡泰虎。
更木剣八を殴り飛ばし、総隊長の斬撃を盾で防ぎ、チャドはとにかく大忙し。
この2人を相手にしているというのに、この余裕さは恐れ入る。
恐らく、護挺十三隊を相手に反乱を起こした藍染惣右介との戦いを経験したことで、チャドは一皮剥けたのだろう。防戦一方だったとは言え、藍染がまだ本気ではなかったとは言え、隊長や副隊長、黒崎一護ですら返り討ちにあってしまった相手に、チャドは傷一つ負わされてはいないのだ。
四楓院夜一などの助けもあり、その助けがなければどうなっていたかは定かではないが、それでも隊長の1人を一撃で戦闘不能に追い込んだ藍染の鬼道を防ぎきったのはチャドの強さを物語っている。
だが、チャドが今現在戦っている2人の死神は、藍染と同等の強さを誇る死神だ。もしかしたら、単純な戦闘力のみだったら藍染よりも上かもしれない。
最強の死神と最凶の死神。
そんな2人との三つ巴の戦いは、さすがのチャドも無傷ではいられないはずだ。
それでも、チャドは戦う。開き直って戦う。
「あ?
威力が落ちてんじゃ…何だァ、この
チャドは更木剣八に、これまでよりも威力の低い拳を叩き込んだ。ただ、その拳を受けた更木剣八はチャドがもう限界だと勘違いをしている。
決して、チャドは限界など迎えてはいない。確かに、更木剣八が言ったように威力はこれまでのものよりも低い。それでも吹き飛ぶほどの威力ではあるが…。
「爪痕にしては少し
チャドは、今の一撃に大量の霊力を込めており……すると次の瞬間、更木剣八に刻まれた悪魔の紋様がカッと光り、そして
「ぐおォォォォォ!!」
チャドの霊力を
チャドの渾身の一撃。この一撃を喰らい無傷なはずがない。しかし相手は、この一撃を喰らっても倒れることはない。
まさしくバケモノ。
ただ、忘れてはいけない。チャドもまた、そのバケモノの領域に足を踏み入れつつあることを…。
「はあ…はあ…はあ…効いた…ぜ…最高…じゃねェか…茶渡泰虎!もっとだ…もっとオレを楽しませろ!
ここからはおぞましい…血みどろの闘いだ!!」
チャドの渾身の一撃で大きな傷を負いながらも斬りかかってきた更木剣八の斬撃を"
いい加減、この戦いに終止符を打とう……そう思い、チャドは全力の蹴りを放った。
しかし、これでも更木剣八は倒れることはない。
「がふッ!
そうだ…もっとだ!お前の全力をオレに叩き込め!
オレを殺してみろ泰虎ァァァ!!」
いつの間にか……チャドを最高の
本番はまだまだここからだ。
その証拠に、辺り一面を炎の柱が囲う。
「儂を忘れおって…おぬしら2人とも、灰にしてほしいのか?」
これだけ激しい戦いのなか、蚊帳の外になりつつあった総隊長が痺れを切らしたかのように、過激に動き出してしまう。
「!?
(う、嘘…だろ!?再びのリアルデスマッチ…だと!?
しかもこれ──
総隊長・山本元柳斎重國が発動させたそれは、時限式の技で時間をかけて流刃若火の炎の柱を囲むように発生、増幅させ、自ら諸共周辺の一切全てを焼き尽くす禁忌の技だ。
チャドが更木剣八との戦いに集中するあまり、寂しさを覚えたのか振り向いてもらう為に発動したのである。
1人だけ蚊帳の外だった寂しさに耐えられず、それで禁忌の技を発動するなど総隊長も可愛いところがある……そう思えるはずなどない。狂っているとしか思えない。
本来、瀞霊廷で発動していいような技ではない。
それを遠慮なく発動したのは、この場所が"中央地下大監獄 最下層
藍染惣右介が
遠慮など一切無用。要するに職権濫用だ。
「更木剣八の言うとおりじゃ。
ここからは、おぞましい血みどろの殺し合いじゃ」
山本元柳斎重國が創設した護挺十三隊。その護挺十三隊はかつて……初代護挺十三隊は、護挺とは名ばかりの殺戮集団だったそうだ。
チャドは今、その片鱗を垣間見たことだろう。
◆
美人は怒ると怖い。
「総隊長…更木隊長…いったい何をされているのです?」
いや、この人は元から怖い。何せ、
「勇音、チャドさんの治療はあなたにお任せします。
総隊長と更木隊長の
現四番隊隊長・卯ノ花烈。治癒部隊である四番隊の隊長ということもあり、護挺十三隊の隊長達の中でも最も穏健派に思えてしまうが、決して騙されてはいけない。
聖母の如き優しさを常に漂わせている彼女は仮初めの姿でしかないのだ。胸の前に下げている編み込んだ長髪を解放し、般若のごとく恐ろしい面妖へと変貌した彼女こそが本当の彼女だ。
天下無数にあるあらゆる流派、そしてあらゆる刃の流れは全て我が手にあり──そのような意味を込めて、彼女は自ら"八千流"と名付けたのだそうだ。
初代護挺十三隊十一番隊隊長にして、"初代剣八"卯ノ花八千流。
卯ノ花隊長の冷えきった瞳を見た瞬間、『このクソ忙しい時に何しとんじゃボケェ』……俺はそんな幻聴を聴いた気がする。
「は、はいぃぃぃ」
それに見てみろ……虎徹勇音さんなんてすっかり怯えきって萎縮しまくっている。こんな場所にやって来るのも大変だっただろう。そもそも一緒に連れてくる必要もなかったはずだ。
「チャ、チャドさん!す、すぐに行きましょう!
歩けますか?歩けなかったら抱っこしますので!と、とにかく早く
俺の為だったか…。
雰囲気は殺伐としているが、慌てふためく勇音さんに何だかほっこりさせられた。ただ、いくら彼女の身長が女性にしては高いからとは言え、抱っこされるのは男として…。彼女なら普通に出来てしまうのだろうが、それだけは遠慮願いたい。いや、もしかしたら彼女の隠れ巨乳を堪能できるのではないだろうか…。
そんな邪な考えを抱きながら、俺は勇音さんに連れられて中央地下大監獄"
卯ノ花隊長達が地上に戻ってきたのはそれから数時間後のことである。
総隊長、現・剣八、初代剣八の三つ巴の戦いなど、何と恐ろしいことか…。
それにしても、我ながらよく生き残れたと思う。初代護挺十三隊は、護挺とは名ばかりの殺戮集団だったと……まさにその通りだったのだろうと痛感させられた。
▪️▪️▪️▪️
総隊長・山本元柳斎重國と十一番隊隊長・更木剣八から解放された俺は、現在四番隊隊舎にて四番隊副隊長・虎徹勇音さんの治療を受けているところだ。
「あ、頭を上げてください!チャドさんが謝られることなんて何一つないですよ!
それに、チャドさんは私に怪我をさせることなく、手加減までしてくれてたんですよね?」
他にいた
「寧ろ私からお礼を言いたいです。
チャドさんが…チャドさん達がいなければいったいどうなっていたことか…。
あなた達は
俺はその感謝を純粋に受け取ることなどできない。自分の目的を果たす為に暴れていただけ……それを考えると申し訳なさで一杯だ。
そして、勇音さん。なんてイイ娘なんだ。
『チャド様!
俺の心の中から崩子ちゃんのそんな声が聴こえてしまう。まるで悪魔の囁きのようだ。それよりも、崩子ちゃん……ワンチャンなんて言葉どこで覚えた。いや、間違いなく俺の影響だろう。
ただ、ここは男らしい対応を見せておくとしよう。
俺は
「チャドさんは強くて、肉体が逞しいだけではなく、心も逞しい優しいお方なんですね。素敵です」
まさかの返しに俺は戦慄した。虎徹勇音は実は、とんでもない魔性の女だったのか…。
治療の為にと、俺は上半身裸の状態なのだが、触れる手が何だかアレだったのはそういうことだったのか…。
「あ…わ、私…な、何を言って──ッ、い、今のは忘れてください!!う、嘘ではないですけど忘れてください!お、お願いします!!」
ド天然……だと…。
ド天然長身隠れ巨乳なんて……しかも、男性経験が少ない"おぼこ"っぽいこの様子。勇音さんは夜一さんに引けをとらない属性を有しているようだ。ちなみに、夜一さんはご存知の通り気紛れ褐色巨乳だ。
「と、とりあえず治療の続きしますね!!」
そう言いつつ、顔を真っ赤に染めた状態で恥じらいながら治療する勇音さんは、俺の男心を強く擽った。
するとどうだ──お約束的な展開が訪れてくれた。
「総隊長に決闘を申し込まれ、それを受け…四番隊隊舎に運ばれたと聞き、心配してやって来たのじゃが……可愛い
どうやら、俺の男心はまだまだ擽られるようだ。 気紛れだが、ヤキモチ妬きな夜一さんは実に可愛らしい。
もしかしたら、これは夢なのか…。そうか──実は俺、総隊長と更木剣八との闘いで死んだのか…。
『チャド様は生きてますよ!
元気一杯です!!』
俺は己の頑丈さに恐怖した。
やっぱり卯ノ花隊長の
チャドだけじゃなく、剣八ですらも、総隊長ですらも何でか逆らえない雰囲気があるよね!!
"
チャドくんの新技。拳でも脚でもどっちでも可能。殴ったり、蹴ったりした箇所に、自身の霊力を爪痕として残して爆発させる。攻撃を受けた箇所には"