転生したがケツ龍皇(♀)に子作り要求されるこの世界はおかしいっ!!   作:鳩は平和

2 / 6
いつかは定かでは無い、大陸の誕生と共に産まれ、ただそう在る内に人間がドラゴンと名付けた、自然と畏怖の象徴。




原作キャラの距離感が近いのはおかしいっ!!

「あっつい………まじで……」

 

テロリスト(カオスブリケード)の大ボスを無視して、俺は学園の図書館に向かった。そうじゃなければ俺は今から屋敷で発狂していたかもしれない。そしてこういう時に限ってヴァーリがいないために……送り返そうにも送り返せないときた。

 

大丈夫だろうか……あのまま放置しておいて……最悪オーフィスが飽きて自分で帰るかもしれないし……いいか。

 

しかし、俺には外では外で悩みがある……木の影を見る。

 

「eqe…3ze……qr:w」

 

「s@4dw……s@4dw」

 

真っ黒な出来損ないの人間みたいものがいた……それも一体だけではなく数多くいた……それは俺にしか見えずにいた。俺だって、伊吹やティアマトがいなければ発狂して引きこもっていたと思う。

 

わかるのは影から出てこれないこと……他人には見えないということ……何を喋っているのかわからない。こっちが気づかなければ何もしてこないこと……何故か俺の屋敷には出てこない。

 

「あっつい……早く……学園に向かおう」

 

軽く現実逃避をし、空を見上げながら今も燦然と輝く太陽を見ながら学園に向かった。

 

ー○●○ー

 

駒王学園……それは俺が通う学校である。割と偏差値が高い学園であるが……唯一違うのはここを運営しているのが人間ではないこと……悪魔……まあ一般人の人は知らないだろうから別にいいんだけど……困ることないし。

 

でも気になるのが、どうやってここまでのことできたんだろう。悪魔さん基三陣営って結構、神話の神様の方々に嫌われているイメージしかない。

 

まあ、長の人たちが強すぎるから……断れなかったんだろう。それなら今頃この町だって、日本神話の神様が来るかもしれないしな。

 

そういえば………スイッチ姫とその仲間たちが来る前に……たしか、誰かがいたような……なんだったのだろう。

 

「やぁ、直人くん」

 

俺が思い出そうとしている時に、爽やかな声が聞こえた。俺は顔を見上げれば……そこにいたのは金髪の少年だった。俺はうんざりな顔をしているが目の前の男はニコニコしていた。

 

「隣……座っていいかい?」

 

「あのさ、木場………周りを見てみろよ……めっちゃ空いているよね?」

 

「アハハ、いいじゃないか」

 

ちょっとは空気を読め……後ろの本棚とかチラッと見れば女の子同士がヒソヒソと話し小さくキャーと叫んでいた。

 

「やっぱり木場×鳴上よ……」

 

「違うわ鳴上×木場くんよ………」

 

やめてくれ……恐ろしい会話を小声で話すんじゃねえ。ていうか、なんで木場はいつもそんなにニコニコしているんだ!?

 

境遇知ってるから余計に怖いんだよ………ぶっちゃけ俺みたいなモブとか、道路で歩く雑草並みの興味を持ってくれたらいいんだよ。

 

「珍しいね、君がここで勉強するなんて」

 

「別に、家のエアコンが壊れたからここで涼んだ方が効率がいいだろう?それに試験もあるからしっかり勉強したことに越したことはないだろう。」

 

たしかにと頷く木場はカバンからノートを取り出した。

 

「それなら僕もやるよ、二人でやったほうが更に効率上がると思うんだよ」

 

やっぱり原作キャラの距離感って色々おかしくないかっ!?………くそっこれが原作補正って言うやつか俺には持っていないもの持ちやがってよこせっ!!その甘いイケメンフェイスと才能とかを寄越せっ!!

 

まあ、理不尽な怒りは置いておいて………俺たちは受験勉強を始めた。俺が得意なのは歴史………木場は全てが得意だった。

 

運動できて、勉強できてその上神器(セイクリッド・ギア)も持っているとか……何このチートキャラ………ハイスクールD×Dってチートキャラしか出ないの!?

 

「直人くん、ここの歴史なんだけど?」

 

「何々……えーと、イスカンダルとダレイオス三世……ああ、なるほど……たしか……二人の戦いの前よりも……たしか150年もギリシャとペルシアが戦争していたんだよ…テルモピュライの戦いって言って……」

 

「へえ、そんな昔に……」

 

「そうそう……そこだけを勉強するよりも関連性を覚えていくと結構効率がいいよ」

 

俺がそういう時だった………目の前が光だし……光が消えると一面砂漠が広がっていた。そこに仁王立ちをした筋骨隆々の偉丈夫。ひげ面には粗野な印象と威厳の男がいた。

 

『生きろ、◾️◾️◾️。すべてを見届け、そして生き存えて語るのだ。貴様の王の在り方を。この◾️◾️◾️◾️◾️の疾走を』

 

「────ッ!!」

 

その声と景色が消えたのと同時に俺の頭が鈍器で殴られたような痛みが襲いかかり顔を下に向けた。

 

「b0e9……eqe9…qr:w」

 

目が合った………完全に目が合ってしまった。

 

「わりぃ!!木場、俺……晩飯の買い物に行かないとダメだからもう今日帰るは……続きはまた今度」

 

「えっ……どうしたんだい!?」

 

木場の疑問に答えず、俺はカバンに適当に詰めて立ち上がり、そのまま図書館を出た。

 

ー○●○ー

 

絶対に後ろを振り帰らずに俺は屋敷の玄関に着いた。安心のあまりに俺は腰を抜かし、座り込んでしまった。

 

「………はぁ……やってしまった」

 

あんな無理矢理出るとかキャラに不信しか与えないじゃん………俺、明日から普通に学校に行けるかな。

 

「むっ、どうした……直人?」

 

聞き覚えがある声に………俺は顔を見上げた、そこにいたのは伊吹だった。

 

「伊吹………ああ、ごめん……今ご飯作るから……あれ?」

 

立ちあがろうとするが足に力が入らない……まだ腰抜けているんだ。俺って……本当にビビりなんだな。

 

「ハハっ……俺ってつくづく……」

 

自分が自分のこと嫌いになってくる………こんなの……いつまで続くんだ。

 

その時だった……俺の視覚が真っ暗になり……何か柔らかいものが顔に当たる。

 

「貴様は少し卑屈すぎる……良いか?そうやって歩みを止めてどうする…… 余はお前を壊さぬ。壊して遊ぶほどには、まだ甘美を知らぬ状態ゆえな」

 

伊吹は俺の背中をトントンと優しく叩く。

 

「………どう言うことだよ………でも、もう少しだけこうしていいかな」

 

「良い良い、いくらでも貴様の診てやるのも、飼い主の務めよな。うんうん」

 

ー○●○ー

 

伊吹に慰められた俺はキッチンに向かって唖然とした。オーフィスが宝箱にすやすやと寝ていた。

 

「ご飯を食べて、あのまま寝ておる……どうする?」

 

「いや、どうするって言われても……」

 

このまま置いておくと俺までテロリスト(禍の団)認定される………いっそのことスイッチ姫の兄君に………接点ないし、かと言ってスイッチ姫本人に近づくと消滅させられそうだし……木場にも頼るわけにはいかないよな。

 

「おーい、起きろ………このまま寝てると風邪ひくぞ」

 

そもそも龍神は風邪引くのかと一人ツッコミしながら、ゆさゆさとオーフィスの身体を揺らす。触ってみた感想は人肌の柔らかさと石の滑らかさが混ざった不思議な感触……寝息がなければ死んでいると勘違いするほどに冷たかった。

 

「ん………よく寝た」

 

瞼を擦りながら起きた。

 

「それで………あ……お嬢ちゃん「違う、我の名はオーフィス」………オーフィスはなんでここにきたのかな?」

 

「ヴァーリ……ここに来ると静寂求められるっていった」

 

やはり、犯人はあのケツデカ龍皇だったか………次来た時は……必ず……

 

そう静かに怒りが込み上がる中………オーフィスが俺に近づいてきた。首元をクンクンと匂いを嗅いできた。俺……ちゃんと風呂に入ってるよ。

 

「いい匂いする」

 

「え!?」

 

いい匂い……それはどう言った意味があるのだろうか………するとオーフィスは宝箱まで歩き、何かをゴソゴソとしていた。そして何かを両手で持ってきていた。

 

「これ……あげる」

 

それは杯だった………黄金に輝く杯を持ってきた。なんだこれは?と周りを見るが……至って普通の杯……もしかしてこれ純金製。

 

「ひんやりして気持ちい……我のお気に入り」

 

「いや……え!?……なんで?」

 

「ヴァーリ言ってた……住むには……何か払わないといけない」

 

それじゃ、ヴァーリは身体で支払っているってか!?………ふむぅ、クーリングオフできないかな……いやちょっと待って………今、オーフィスはなんて!?

 

「もう一回聞くけど………今ここに住むって言った?」

 

「言った……我……ここ気に入った」

 

オーフィスの言葉に俺は天井を見上げ、この発端の主を心の底から憎んだことはなかった。

 

ー○●○ー

 

特に、変なことはこれ以上起きることなく……オーフィスから頂いた黄金の杯は見事に玄関のインテリアに混ざり込んだ。

 

オーフィスもずっといるわけでもなく、朝昼晩のご飯の時にはおり、俺が学校に行っている間はどこかに行っている……多分禍の団(カオスブリケード)にいるんだろう……俺としては助かるけど………まあ、食費が上がる。

 

そんな俺も駒王学園高等部二年生………いやぁ、なんか原作に近づいてくると思うと俺の胃がどんどん痛くなりそう。卒業した時には俺の胃が消えているのでは……

 

さてと……これも神様の運命力なのか……まさか俺が原作主人公である兵藤一誠と同じクラスとは………まあ、そこまで関わることないし良いか……昼休みは1人飯だ。

 

べ、別に友達いないからじゃないから……ほとんど女子校と言われているし……極端に男子が少ないし……あの3人組なら覗きスポットに行ってるし………だから、友達がいないわけじゃないんだ。

 

「「きゃぁぁ!!」」

 

突然黄色い歓声が教室に響き渡る………まあ、大体は予想できる俺はゆっくりと視線だけをずらすとそこにいたのは木場だった。

 

木場は女子たちを気にせずに俺の方に近づいてきた……やめて、こないで……300円あげるから!!

 

「やあ、直人くん……よかったら、僕とご飯を食べないか?

 

「なあ、木場………別にわざわざ来なくてもいいだろう。俺らクラス違うんだからよ」

 

「そうかい?」

 

そういうもんだよ………もう、こうすると腐女子の皆さんがゾンビのように群がってくるだろう?俺は平穏に生きたいの………穏やかに暮らしたいの。

 

「はあ、わかったよ……飯は?食堂?」

 

「いや、僕が所属している部活に「断るっ!!」……どうしてだい?」

 

お前が所属している場所って……オカルト研究部じゃないか………そんなの嫌だよ。いや……嬉しいけども……けど嫌だ。

 

「俺………部外者だろう?そんな奴がきてお前の部長に迷惑かかるだろう?」

 

「大丈夫だよ、部長にはすでに言ってあるから……歓迎していたよ」

 

わお、嬉しすぎて俺の胃がキリキリと締め付けられるような痛みが襲いかかってくるよ。しかし、無理に断っては怪しまれる可能性があるし……最悪監視される……それだけは嫌だ

 

「……わかったよ」

 

「よかった、それじゃあいこうか?」

 

ああ、今日はなんて厄日なんだろう………もう、周りの女子たちがカップリングの話しているとかここは地獄なのか………




オーフィス
無限の龍神(ウロボロス・ドラゴン)こと無限を象徴する龍神の一体。そんな彼女がどうして郵送(冷凍保存)されていたのかはわからない。次元の狭間の世界に浮遊する宝箱の中に入り抱き枕で昼寝をするのが趣味。
直人の身体からいい匂いするらしい

黄金の杯
オーフィスが眠る宝箱に入っている。冷たくて気持ちいう龍神のお墨付き……直人は使い道がわからないために玄関のインテリアにされた(それでいいのか?)


タッパとケツが大きいキャラをヒロインに出来るなら、私は地獄の火に入る所存。そういうことなので……基本例外を除き基本的にタッパとケツが大きいキャラがヒロインですかねズイ₍₍(ง˘ω˘)ว⁾⁾ズイ

木場くんとの距離感が近すぎない?……いや、でも原作こんなものでしょう……

オーフィス(成長体)の挿絵描くのもありかなぁ………やべえな……ヒロイン候補の皆さんがドラゴン系又は人外に固まるなぁ………まあ、ええか

スイッチ姫の逆バニーっていいよね〜

活動報告でオリ主の神器などを追加する予定です。(なお、出来損ないの影みたいものが発している言葉はラフム語(ゲーム版)です

|^・ω・)/ ハロー♪

( ´・ω・)⊃次回原作開始

|彡モサッ!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。