ウナちゃんは年相応の女の子で男子からの視線には敏感だけど、女子に対しては同性だし…と油断しまくりな感じがあると思うんですがどうでしょうか。
挿絵は黒福さん https://twitter.com/kuroichiroh に描いて頂きました!
「なーなーとーほくー」
どうも、東北きりたんです。突然ですがここ最近悩みというか困った事があります。
「おーい、無視すんなよー」
そう言いながら私の前で話しかけているのは友人であり同時に悩みの原因である小学生にてスーパーアイドルの音街ウナ。
「何ですか音街、先ほどからうるさいですよ」
「だってとーほくってばせっかく遊びに来たのにずっと1人でゲームばかりしてて構ってくれないんだもん」
私が反応をしたので音街は私に対して顔を近づけ、前屈みになっている。
その際に服が重力で下に落ち、本来であれば服に隠されていたはずの胸がはっきりと見えてしまっている。
それに顔を近づけたことで髪からふわっとした甘い香りがしてくる。
そう、この友人は同性に対してのガードが全く無いのだ。
「もう分かりましたよ。だったら音街も一緒に遊べるゲームでもしますか」
目線が胸に釘付けになってしまったが、そんな自分を誤魔化すように話をする。
「ホント!?じゃあウナはマリカーやりたい!」
「マリカーですか、確かソフトはそこの押し入れのゲームソフト入れにあったような」
「じゃあウナが探してくる!」
そう言い、音街は押し入れを開けてゲームソフトを探し始める。
「どこだー?ここかなー?」
そう言いながら上半身を押し入れに入れながら探している音街
当然ながら下半身は外側に出ている。
彼女の服装は少し丈の短いワンピースなので今にもその中が見えてしまいそうだ。
(また無防備に…いくら同性とはいえここまで無警戒だと心配になりますね)
そう思いながらも目線は彼女の太ももに行っているきりたんである。
(さすがはアイドルをやっているだけ細くありながらも健康的である太もも…ずん姉さまとはまた違った魅力を持っていますね)
凝視しながら邪な想像をしているきりたん。
「…とーほく、何ぼーっとしてんだ?」
いつの間にか音街が目の前にいた。見つけることができたのか手には目当てのゲームソフトを持っている。
「おっ!音街!?いえ、なんでもありませんよ?」
明らかに動揺をしながらも返事をする。
「そうか?まあいいや、ソフト見つけたし早速遊ぼうぜとーほく!」
「いいですよ、言っときますけど私はレートカンストさせてますからね。」
一瞬だけ怪しまれたが、音街は特に気にしてないのかすぐに笑顔に戻りゲームソフトをゲーム機に挿入しに行った。
(ふぅ…どうにか誤魔化せましたが、毎回音街がうちに遊びに来るたびに無防備で色々とやるからこっちが無駄にドキドキしてしまいますよ…)
などと思いつつも太ももフェチのきりたんは先ほどの光景を脳内のシャッターにおさめているのであった。