テラに異世界転生したら不憫さん(サリア)になっていて人間関係が泥沼過ぎる件   作:もふもふニキ

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評価一気に延びててうれしいけど怖いな…


第4話 ご飯は残さず食べましょう

さて、戦死者(ノックアウト)が一人出てしまった以上、俺もフードファイトに参加せざるをえない。

 

とまあ戻ってきたわけだが…

 

「だから、お前は…止まるんじゃねえぞ…」

 

「何やってんのよドクター!」

 

ドクターが床に突っ伏しながらキボウノハナーしていた、ブレイズはブレイズでもう顔真っ青で黒猫から青猫に変わりそうになってる

 

ケルシー先生?

 

「……………」

 

なんか食べるラー油喰らったような顔で死んでるよ、死んではいないけど。口からなんか煙出てる、何食ったらそれでるんだこれ…

 

…まずあの組はダメそうだから二アールさん達のところにいくか…。

 

「……ぐすん」

 

「落ち着け、落ち着けブレミシャイン…」

 

…此方もダメだったわ。むしろこっちの方がダメな気がする。あっちはギャグベースだけどこっちガチ泣きしてるんだもん。

 

ブレミシャイン、すっかり泣きべそかいてるよ。鼻水か涙か分かんないけどぐちゃぐちゃになっててかわいそうだわ…二アールさんは二アールさんですっかり憔悴しきってるし…。

 

とりあえず、二アールさん達助けるかな…

 

「………もうダメそうか?」

 

最初の一言目がコレなあたりサリアさんってコミュ力無いんじゃね?と言われるかもしれない。

 

だが、待ってほしい。いや、待って待って。石投げないで痛いよ!

 

「大丈夫?」と聞くのもおかしいんだ、どう見たって大丈夫じゃないんだもん。ブレミシャインもうお目々真っ赤なんだもん。どう考えてもアウトなんだもん、ならそんなこと言えるわけないじゃん?アゼルバイジャン?

 

「…ああ、サリアか…見ての通りの状況だ…」

 

二アールさんが困り顔で耳ペタンとしている、ちょっとかわいい。尻尾も垂れてるし…

 

「………」

 

ブレミシャインは泣きつかれたのか、黙り込んでしまってる。まあ仕方ないよなぁ…なんか変なもんいきなり食わされてるんだから。

 

「ブレミシャイン、まずは深呼吸だ。大分泣きつかれたのだろう?精神を落ち着け」

 

そうするとブレミシャインは素直に深呼吸して泣き止んでくれた。良かった…ブレミシャインがいいこで。二アールさんもようやく一息ついた風にしている。

 

「ごめん…ええと…」

 

「サリアだ」

 

「あ、うん…サリア…さん。あと、お姉ちゃんも…いっぱい、泣いちゃって…迷惑かけちゃったりして。もう、大丈夫だから…」

 

年相応…とは言わないか。若干幼児退化しているブレミシャインが何とか言葉を紡いでいるのをブレミシャインのペースを崩さないようにしてあげる。こういうときは本人が落ち着くまで待つべきなんだ、じゃないとせっかく取り戻した冷静さが飛んでしまう

 

「いや、私の方は気にするな。まだダメージを受けていないからな」

 

「私も、大丈夫…だ」

 

若干顔色が悪い二アールさんの背中をさすりながら答えると、二アールさんも気にするなと言っている。何とか乗りきれたみたいだな……

 

「ああ、二人とも。コレを」

 

二アールが撤退する前にサリア(偽)がポケットをまさぐってケースのなかから錠剤を取り出した。

 

「…これは?」

 

「解熱剤と鎮痛剤、あとは不安時に感情を抑制してくれる精神安定剤だ。どちらも若干微熱がある」

 

「…この恩は、いづれ」

 

「要らないさ、ロドスの一員同士なのだから」

 

二アールさん義理堅いなぁ…何て思いつつ。二アールさんたちに薬を手渡した。サリアさんの部屋にあったもんで使えそうなのを見つけてもらってきて良かったわ…

 

「まずは、此処を離れるといい…ウィスラッシュのところでしばらく安静にしているべきだ。できるか?ブレミシャイン」

 

「うん……」

 

床にへたり込んでいるブレミシャインに膝を折って視線を合わせながら話しかけると、頷いてくれた。今でも気分が良くないのにしっかり答えてくれる。やっぱり良い子だな…ブレミシャイン

 

「体調不良の所悪いが、頼めるか?二アール、耀騎士の名は伊達ではあるまい」

 

「…その、名前を出されれば…立ち上がる他あるまい…」

 

力の入らない体を奮い立たせるようにして何とか立ち上がった二アールは、肩で息をしているブレミシャインをよろけながらも何とかおぶろうとするが…

 

「…っ」

 

「お、お姉ちゃん…?」

 

「無理はするな二アール、お前とて万全ではない」

 

クソ、こんなときアーツさえ使えれば…!

 

 

「……今医療オペレーターに連絡しよう」

 

よろけてしまい、ブレミシャインもろとも転びかけたところを支えつつ内部無線があるところまで移動させる

 

「此方食堂より中枢施設担当オペレーターへ。通信は可能か?」

 

『……此方中枢施設担当オペレーター。スワイヤーよ。何かあったの?』

 

今日の担当はスワイヤーお嬢様だったか。口は悪いけど仕事はしっかり出来るから問題ないな

 

「食堂にて人災が起きた、負傷者多数。医療オペレーターの救援を要求する」

 

『はぁ!?人災!?…ちょっと待ちなさい今確認してみるわ』

 

スワイヤーお嬢様が大声を出すがすぐに冷静になる。こういうところ信頼してるぜスワイヤーお嬢様…!

 

『此方中枢施設オペレーター、食堂にいるオペレーターへ。どうぞ』

 

「此方食堂。医療オペレーターの準備は?」

 

『今日は作戦無いから暇そうな医療オペレーター15人程用意できたわ』

 

早いな、まだ数分しかたってないのにかき集めてくれてたみたいだ

 

『此方医務室より食堂のオペレーターへ、どうぞ』

 

お、この声はススーロちゃんだな。勉強中だろうけどごめんね!

 

『状況を教えてほしいな。なるべく克明に』

 

 

「負傷者2名…いや、6名だ。うち4名は自力で移動が困難だと思われる。担架の用意を、体熱感がある者が二人、もう二人は意識不明の重体だ。あとの一人は自力で医務室まで行けるだろう。もう一人は今アーミヤが医務室まで運んでいるがアーミヤ自身も体調が優れていない様子だ。出来れば手助けしてやってほしい」

 

『大惨事じゃない!すぐに医者の手配を…!メンバーを3つに分けるよ、此処に残って投与する薬と診察の準備をするメンバー、あとは現場に向かって簡易の治療を施して運ぶメンバー。あとはアーミヤ代表を発見して救助するメンバー。私は陣頭指揮取るから此処に残るから…担架が足りない?じゃあ耐久力のある布と棒を用意して簡易の担架作成急いで!重体が二名っていってたからAED準備、一応のために輸血パックの準備も!ついでに緊急治療室の手配も…あと、近くにいる力に自信のあるオペレーターが居たら手伝ってくれるようにお願いして?私達じゃ運べないかもしれないから。とにかく急いで!でも、慌てずに…ごめん、すぐに向かうから。脈拍数とかは大丈夫?』

 

ススーロちゃん越しに医務室のメンバーがあわてて準備したのが後ろから聞こえてくる。若干怒鳴り声も聞こえるけど皆助けようって必死なんだな…

 

「脈拍数は問題ない、ただ顔色がな…血圧の方と体内酸素の方が心配だ。若干の高山病の可能性もある」

 

『分かった、すぐに向かうよ!医務室の通信を終わるよ。』

 

そういってススーロちゃんとの通信は終わった、コレでなんとかなりそうだな…

 

「…中枢施設オペレーター、どうぞ」

 

『…此方中枢施設オペレーター』

 

「医務室オペレーター達に物資補給と。あとは食事の配給を」

 

『ええ、分かったわ…そういえば。貴女の名前は?聞いてなかったわね』

 

スワイヤーお嬢様からそういわれれば、やっぱりサリアさん交遊なかったかー何て若干のショックを受けている

 

「重装オペレーターのサリアだ」

 

『へぇ、あの…分かったわ。あとでお茶会でもしましょうか』

 

「…私も無事ならな。コレで通信を終わる」

 

『ええ…幸運を』

 

 

────数分後ススーロちゃん率いる医務室オペレーター達にブレミシャイン、二アール、ドクター、ケルシー先生が運ばれていった。ブレイズは自力でいって、無事アーミヤ達も運ばれていったらしい。

 

ススーロちゃんたちと一緒に力自慢のオペレーターの連中も協力してくれてた。ミッドナイトとかあんまり力に自信無さそうなオペレーターも協力してくれてるの助かるぜ。

 

「お疲れ様です、サリア殿」

 

「…ああ、其方もなホシグマ」

 

粗方運び終えた後にホシグマが挨拶に来た、どうやらスワイヤーお嬢様が真っ先に連絡して来るように頼んでくれたらしい。仕事はえーよ、んでもってホシグマさんが現場の指揮とりながらやってたからススーロちゃんも楽を出来たっぽい。頼れる姐さんだ

 

「しかし…この異臭はひどいです龍門のスラムよりもひどい」

 

「あぁ…コレが食べ物の臭いだとは考えたくないものだ」

 

「…食べ物の臭い?本当か?」

 

思わずすが出ちゃうホシグマさんに頷く。とてもじゃないけど信じられないよね、コレ

 

「さて…ん?」

 

あれは…シージか?なにしてるんだあいつ?あの劇物の前にたってて…いや待て。あれ…気絶してないか?気づかなかったけど

 

「………んぉ?」

 

「!?」

 

シージの間抜けな声が響いたと思ったらシージがゲーミングシージになったぞ!?コレがレインボーシックスシージちゃんですか…?レインボーはシージにもかかるんだな、驚いたよ…

 

俺のアークナイツって変じゃないか…?ってそんなこといっとる場合かー!!!!

 

重体が一名追加

 

 

─────数十分後、俺とホシグマさんが劇物の前に座っている。ホシグマさん的には死地に俺一人放り込むのは嫌らしい。生きて返れたら酒を飲む約束をした…

 

「…覚悟は…良いか?」

 

「ああ、大丈夫だ」

 

 

いざ、実食!!!!!!!!!

 

 

─────

 

──────

 

──────────うん?

 

隣を見れば、ホシグマさんも首をかしげていた。どうやら俺たちは食えるらしい。何でだろ…変な味はするけど、別にそこまで。というかちょっとなつかしいような

 

 

…………あ、もしかして…

 

「これは…くさやでしょうか?あとは納豆と…この感触はメンマ?味付けは…山椒と、生姜と…発酵してる調味料の類いですね、おそらく塩辛。小官は食べなれていますが、この味は極東以外の人には苦しいでしょう。」

 

バチクソ日本食じゃねえか!!!!!!!!!!!!

 

そうだよ、これくさやの臭いだわ!そりゃむりだわ…

あと日本食は発酵文化だから他の国の連中は消化できないのもあるし…はぁ。

 

「…そういえば、サリア殿の方は大丈夫ですか?」

 

「ああ、大丈夫だ。極東の食は好きな方だ、あと敬語は不要だ(オフで良い)

 

ホシグマさんが若干驚いたあと、フランクな雰囲気に変わった。

 

「ならサリアで良いな、しかし驚いた…極東の食を好むのは。好きな食べ物は?」

 

「タコワサ…タコと山葵の和え物だな。あとは…そうだな、だし揚げ豆腐だな」

 

タコワサはつまみにて最強、これおつまみじゃね?とか思っちゃダメだ

 

「じゃあ、今度サシで飲もうか?」

 

「スワイヤーにお茶会に誘われている。その時でも良いか?」

 

「ああ、そうしようか」

 

 

 

そんなこんなで食堂のばか騒ぎは終わりましたと。

 

ドクター始めに負傷者メンバーは無事安定したらしい。アーミヤとフェンちゃんもしっかり救助されたと聞いて安心安心

 

 

ちなみにハイビスカス(下手人)

 

「私はダメなお姉ちゃんです」

 

という看板を首からぶら下げて仕事してます。ラヴァゴーレムに怒られながら

 

 

 

 

 

 

 

アークナイツ(悪口)は居る?要らない?

  • 居る
  • 要らない
  • もっとイチャコラしろ
  • もっと不憫しろ
  • もっと周りが拗らせろ
  • もっと腕にシルバー巻くとかさ!
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