クソ雑魚貧弱オリ主   作:とく

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赤帯になっててビビり散らかしてます。
おそロシア…


十一話

なんだか、最近体の調子がとても良い。インフルエンザが治った影響だろうか?…いや、それ以外の影響かもしれないけど体の調子が良いのはとても良い事だ。

 

「んー…よし、いいこと考えた!」

 

セカイに行こう。誰もいないセカイって最近行けてないし…それに、何となく行った方がいい気がする。

 

「ということで、レッツゴー」

 

音楽ファイルから『悔やむと書いてミライ』を再生する。ちなみにちゃんと車椅子には乗った状態で再生した。光とともに俺は灰色一色で出来た何も無いセカイに降り立つ。

 

「相変わらず何も無いなぁ…」

 

とりあえずミク…うん、このセカイのミクはニーゴミクって呼ぼう。レオニミクと分からなくなるからね。

 

「あ、居た」

 

「いらっしゃい、凛。久しぶり」

 

「うん、久しぶり。元気にしてた?」

 

「うん。元気だよ」

 

そうニーゴミクと話していると、誰かの視線を感じる。視線を感じる方向を見てみると黒と白のツートンカラーのリボンをつけた金髪の少女がこちらをじっと見つめていた。

 

「ええと…君は?」

 

「…リン。鏡音リン、よろしく」

 

「ああ、うん。浅野凛だよ、よろしく」

 

鏡音リンと名乗った少女──十中八九バーチャルシンガーであろう少女に手を差し出すと握り返してくれる。あら、思ったより素直。

 

「いつからこのセカイに居たの?」

 

「…さあ?私にも分からないけど。いつの間にかここにいた」

 

「へぇ、そんな感じなんだ」

 

そういえば絵名に何かあったと聞いたような気がする。それが起こったのは俺が体調を崩していた時だったから詳しくは知らないがその関係でこのセカイにやってきたのだろう。てかリンって名前被ってるじゃん。

 

「ところでニーゴリン」

 

「…待って、ニーゴリンってなに?」

 

「『25時、ナイトコードで。(ニーゴ)』が関わるセカイの鏡音リンだからニーゴリン」

 

「じゃあ私はニーゴミク?」

 

「そうなるね」

 

ニーゴリンにとんでもなく不可解なものを見る目で見られている気がするが、仕方が無い。まさか二つ目のセカイに関わるとは思ってなかったし、他のセカイにもバーチャルシンガーがいるとも思ってなかった。まあ呼び名なんてなんでもよかろうて。

 

「まあそれはそれとして」

 

「うん」

 

「ここって他にもバーチャルシンガーが増える可能性もあるの?」

 

「さあ?あるんじゃない?セカイは想いによって形を変えるから」

 

「ふぅん…そっか」

 

まふゆの『自分を見てもらいたい』って想い見たいのが絵名や瑞希達にもあるってことかな?俺には…無いか。

 

「そっか。ねぇ、ニーゴリン」

 

「なに?」

 

「なにか歌ってくれない?前にニーゴミクには聞かせてもらったからニーゴリンの歌も聞きたいなーって」

 

「…まあ、別にいいけど」

 

「ほんとに?やったぜ」

 

フー!とか言いながら手を上げると呆れたようにこちらを見てくるニーゴリン。ニーゴミクは無表情ながら手を上げてノってくれていた。ええ子や…

 

「…じゃあ行くよ」

 

「おう」

 

すぅ…と息を吸ってニーゴリンは歌い出した。ニーゴミクに教えて貰ったところこの曲の名前は『限りなく灰色へ』というらしい。絵名の曲、か…

 

「才能、か…」

 

才能ってなんなんだろうか…なんて、暗いことを考えるのはやめて、ニーゴリンの歌に聞き入ることにした。ちなみに歌が終わったあと、ニーゴリン褒めちぎると顔を真っ赤にしてプルプルしてました。可愛い。




満たされないペイルカラー
才能に苦しむ系ツンデレ少女ことえななんがああやらこうやらする話。ちなみに、なぜ凛が関われなかったのかと言うと、インフルエンザで寝込んでいたから。正しく無能。でも仕方がない。

浅野凛
アグレッシブ貧弱クソ雑魚オリ主。ニーゴにいるからニーゴリンとか言うネーミングセンスをしている。ニーゴリンは弄ると楽しいことに気がついた。絵名と同じく古き良き趣あるツンデレを感じた。

ニーゴリン
ツ ン デ レ !些かデレが多い気がするがツンデレである。作者の大好物だが、書きにくくて仕方がない困った子。
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