クソ雑魚貧弱オリ主 作:とく
天才か?この企画。
パソコンを開き、アプリを開く。アプリの名前はナイトコード。招待されたサーバーへと飛ぶと、そこには雪、K、Amia、えななんと見慣れた名前たち。まあつまり──
『いらっしゃい凛く──んんっ!もといSick!』
「やっほーAmia。招待頂き歓迎だよ」
『いらっしゃい、Sick』
「まふ…あー、雪か」
今俺は25時、ナイトコードで。のグループにいる。夜暇なんだよね~とAmiaに相談するとそれが雪に伝わり、その流れてKとえななんに伝わった結果何故かナイトコードのグループに招待してもらえたというわけだ。最近夜眠れなくて暇だったからありがたい限りだ。
『Sickって…前も思ったけど名前安直よね』
「いや、えななんにだけは言われたくなかったけど?」
『そーそー!えななんだけは言っちゃダメでしょ!』
『うっさいわね!別に名前なんてなんでも良いでしょ!?』
テノヒラクルーしてますよお嬢さん…まあ名前考えるのめんどくさいよな、マジで。
『……ごめん、ミュートしてた。いらっしゃいSick』
「ありがとうK。…いやほんと、暇なのよ夜」
『…寝れないの?』
「昼間に寝すぎて寝れない」
『贅沢な悩みよね、ほんと』
『えななんも人のこと言えないでしょ?』
『なんであんた私にだけそんな感じなわけ!?』
『そんな感じって…どんな感じ』
『あんたねぇ…!』
みんないつもはこんな感じなのかと口元が緩む。俺が知ってるみんなは病室に来てくれる時のみんなと体調がいい時に外に出た時のみんなくらいだ。
「ふふ…いいなぁ」
『ん?何か言った?Sick』
「ああ、いや…なんて言うか、友達とこんな感じで通話したりなんて今まで出来なかったからこういうのもいいなって」
『そっか…でもほら!今なら話せるよ!ね、えななん!』
『なんで私に振るのよ!雪に聞きなさいよ!』
『…よく分からない。えななんはどう思ったの?』
『はぁ!?嘘でしょ!?…べつに、その…良いじゃない今は私たちがいるし…』
「え?」
『なんでもないわよ!』
「えぇ…なんで怒鳴られたんだ…?」
『あははは…』
理不尽じゃない…?いや、まあいいや。多分俺が悪いんだろう。分からんけど。何かした覚えもないけど!
『ふふ…あ、そういえばSick』
「ん?なにー?」
『雪から歌得意って聞いたんだけど、また今度ニーゴの歌を歌ってみてくれないかな?』
『K!?それは難しいんじゃない?』
「歌を…?どんなものかによるかなぁ?あんまりハイテンポだったり高音を求められるようなのは厳しいかも。血を吐く事になるから」
『それは大丈夫、バラード調の曲だしそれにSick用の曲も用意してるから』
『その曲ってもしかして…』
『うん、少し前に作ったあの曲。実は前々から雪と相談してて…』
なんでもまふゆの感情を取り戻す一環になるのではないか?との事らしい。そういえば昔は歌ったりもしてたなぁ…まあでも、そういうことなら。
「当然。聞いてみてからになるし歌詞も覚えないといけないから少し時間かかるかもだけど…」
『うん、大丈夫。今からデータを送るね』
ポンッと通知音がなり、KとのDMを開くと件の音楽ファイルが入っていた。ミュートにしてからその曲を再生する。…うん、このくらいのテンポの曲なら大丈夫かな。ミクが歌ってる音程も十分出せる音程だし…よし、OK。
「数日練習させて貰おっかな。自分的にいい感じになったらまた言うね」
『うん、待ってる』
歌詞をざっと見る…相変わらずいい曲を作るなぁ。…って
「…この歌詞」
『もう気がついたんだ』
「ははっ、粋なことをしてくれる」
これはちょっと楽しくなってきたかもしれない。
次回に続くッ!
別に前後編って訳では無い。