とある世界に住む者達に特別な力を持つ者がいた。
その力は魔法……そして魔法が使える者達を魔導士と呼んだ。
そして魔導士達が集い仕事をする場所をギルドと呼んだ。
これは、その世界で命を落とした者が新たな世界において生きる物語である。
ある町にある山の中……
そこに
「ん……んん……あれ?ここは……どこだ?」
少年は気絶しており目を覚ますと同時に状況確認を開始した。
「確か俺は
少年は周りの匂いを嗅いだが……
「どういう事だ?……アイツらの匂いどころか何か初めて嗅ぐ匂いが……」
近くから一緒にいた仲間達の匂いがしなかった。
「そうだ『おい、誰かこの声が聞こえたなら上に魔法を放ってくれ……』何かノイズみたいな物が……ん?
少年は
「こんな文字は見た事が無い……もしかして俺は違う世界に……ドゴォーン!ん?なんだあの音は……向こうからだ……まさか
少年は自分の状況確認をする前に音がした方に向かった。
それより少し前、少年が音を聞いた場所では……
「おいっ!このガキを殺されたくなかったら!金と車を用意するんだ!!」
両腕が大きく発達した男性が少女をその右手で握り潰そうとしており離れた場所では警官達が囲んでいた。
「くっ!離すノコ!……」
「へっ!テメェは俺が安全に逃げる為の人質なんだ!離す訳無いだろっ!」
その少女は茶髪のオカッパで目元が隠れていたが苦しそうな声をあげていた。
「くっ!警部!どうにかして人質を救出しないと危険です!!」
「それは分かっているが、どうやって救出したら良いんだ……(近くの事務所に要請はしたが来る迄に時間がかかる……)」
「早くしろ!さも無いとこのガキがどうなっても良いのか!?」
「アァーッ!!(嫌ノコ……こんな所で……誰か……)」ギリギリギリ
「はぁ……何が起きてるのかと思えば、こんな事だったなんてね……」
男性の近くにいつの間に山中にいた少年がいた。
「なっ!?テメェいつの間にこんな所にいやがった!!」
「そんな事より、その子を離してもらおうかっ!!」ドゴン!
「ガハッ!」 「キャッ!」
男性は少年に蹴飛ばされて近くの大木に当たったが少女は少年に助けられていた。
「おっと危なかったな大丈夫?」
「あっ、はい……大丈夫ノコ……(って!この体勢ってお姫様抱っこノコッ!!)」
少女は自分の状況に気付くと顔を赤くした。