少女を助け出した少年は今の状況を確認し始めた。
「えーっと、聞きたいんだけど君はコイツに襲われていたって事でよかったのかな?」
「は、はい!私が街を歩いてたら 危ない!」
少女に話を聞いてると声を掛けられたのでその場から離れると男性が襲ってきた。
「くそっ!ガキがふざけたマネしてんじゃねぇ!!」
「別にふざけたマネはしてないけどね。危ない人がいたから助けただけだよ」
「ハッハッハッ!ガキのくせにヒーローの真似事をした所で俺様に勝てる訳ねえだろ!!」
見てると男性の右腕が巨大化していった。
「へっ!この俺様の個性
「ん?個性って……魔法じゃないのか?まぁ、潰される訳にもいかないからな……ねぇ君」
「ふえっ!?な、何ノコ?」
「悪いけど危ないから背中の方に回ってくれるかな?」
「そんな事より逃げた方が良いノコ!!」
「コイツは俺たちを逃がす気は無いみたいだし、このまま放っておくと他の人の迷惑になるからな」
「あぁ!?まずはテメェらをぶっ潰してやるぜ!!」グシャッ!!
男性が右腕で殴り掛かって来たので少年は逃げる事は無く、そのまま攻撃を受けた。
「へっ、所詮はただのガキ……「フワァァ……何をしたんだ?」なっ!?何だと!?」
男性が少年達の様子を確認しようとしたが声がしたので見ると少年の体が金属の様に変化していて男性の拳を砕いていた。
「グワァァ!?なんだ!テメェのその個性は!!」
「ん?お前の言ってる個性って奴が何か分からないけど、今度はコッチから行くぜ!鉄竜棍!!」ドゴォン!
「ガハッ……一体?……」ガクッ
男性は少年が棒状に変化させた右手で殴り飛ばされて気絶させられた。
その後……
「ふぅ……囲まれる前に逃げ出したけど、どうやらここは俺がいた世界とは違う世界みたいだな」
少年は警官達から事情を聞かれる前に、その場から離れた。
「けど、これからどうしたら〔グゥ〜〕腹が減ったな……まぁ仕方ないか……」ガリガリ
少年は足元に落ちていた石を拾うとそのまま食べた。
それから数日経ったある日の事……
「ハァ……やっぱり何か普通に食べたいぜ……」
少年は腹の虫を鳴らしながら山中を歩いていた。
「何かを買おうにもこの世界の通貨を持ってないから無理だろうし……」
「えっ?……なんでこんな所に人がいるの?」
少年が山中を歩いていると白髪と赤髪の半分でオッドアイの少女がいた。
「ここは私のお父さんが使用してる特訓所なんだけど……」
「そうだったのか。悪かったな道に迷ったみたいで気付いたらここにいたんだ。じゃグギュルルルルー」
「えっと……もしかしてお腹が……空いてるの?」
「あぁ、最近ロクなものを食べてなかったからな」
「良かったら…私の家で何か食べる?」
「俺は構わないけど……家族は大丈夫なのか?」
「うん、大丈夫だよ……そうだ、私の名前は
「俺の名前は……アキ・レインディアって言うんだ」
2人は自己紹介をすると轟の家に向かった。
この話では轟は女子にして名前も変えました。
氷の関係で雹、火の関係はそのままでこの漢字にしました。