魔導士のヒーローアカデミア 別ルート   作:北方守護

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前回、書き忘れましたがアキは轟家の家族達の名前は雹火から教わった事にします。


第3話 事情説明と模擬戦。

アキと轟家の面々が頭を捻っていると雹火が話しかけた。

 

「ねぇ、アキは魔法を使ったって言ってるけど……それがアキの()()なんだよね?」

 

「だから、その個性って言うのがわからないけど()()()()()()()()()()()()()()だぜ?」

 

「そう言えば、燈矢は何故彼の事を知っているんだ?」

 

「忘れたのか親父?あの事件は俺がインターンに行ってた事務所の近くで起こったんだぜ?」

 

「そっか、少し前に燈矢兄はインターンに行ってたんだったな」

 

「悪いがアキ君、君のご両親と話をしたいのだが連絡先を教えてくれるか?」

炎司がアキに気になった事を聞くと予想もしてなかった答えが帰ってきた。

 

「あっ、俺の親はもういないですよ。4()0()0()()()()()()()()()()()()()

 

「「「「「えっ?」」」」」

 

「その……アキ君、その400年前って……本当なのかしら?」

 

「そうですけど?……あぁーっ、コレを話すには……皆さんからしたらちょっと信じられない事があるんですけど……」

 

「アキ……話してくれる?私は何を聞かされても信じるから……」

 

「まぁ、いつかは話す事だから今話してた方が良いかもな……実は俺は()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「こことは違う世界って……本とかで読んだりする異世界って事で良いのかしら?」

 

「はい、冬美さんの言う通りですね」

 

「けど、アキが異世界から来たって言っても証拠が無いだろ」

 

「夏雄の言う通りだな……何か、それをそれが分かる証拠みたいな物は無いのか?」

 

「証拠みたい様な物ですか……まぁ、証拠って訳じゃないですけど……俺と戦ってみますか?」

 

「何?どう言う事だ?」

アキの言い方に炎司が眉を顰めた。

 

「まぁ、簡単に言うと俺の……()()()としての力を見たらコッチの人達とは違うって事が分かると思ったんですよ」

 

「そんな事情なら俺が相手してやるよ」

燈矢がアキの提案を受けた。

 

「ならば2人ともこっちへ来るんだ」

炎司が2人を連れてどこかへ行くのを他の皆もついていった。


アキが炎司に連れて来られたのは家の敷地内にある道場だった。

 

「へぇ、こんな場所まであるんですね……」

 

「これでもNo.2ヒーローだからな」

 

「そうでしたね……それじゃ炎司さんに審判をお願いしていいですか?」

 

「俺は構わないが、本当に良いのか?燈矢は俺のサイドキックをしているんだぞ」

 

「えぇ、それくらいの相手の方が俺も力を見せれますから」

 

「ふーん、なんか、その言い方だったら俺と良い戦いが出来るって感じに聞こえるけどな」

 

「そうですよ、俺だって向こうの世界じゃそれなりに経験は積んでますから。俺はいつ初めても構いませんよ」

 

「俺だって大丈夫だぜ、親父っ!」

 

「あぁ、では試合開始!」

 

「まずはコイツをくらいなっ!」ボウッ!

燈矢が右手から青い炎を発生させたがアキは難なく避けた。

 

「へぇ、どうやら燈矢さんの個性はその炎って事ですか」

 

「あぁ、コイツが俺の個性【蒼炎(そうえん)】だ!」ボウッ!ボウッ!

燈矢が火の玉を連射するがアキは普通に避けていた。

 

「オラオラ!かわしてるだけじゃ勝てないぜ!それにお前の個性は体を鉄にするだけだろっ!!」

 

「あぁ、そうか……燈矢さんはあの場所にいたって言ってましたね……()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

アキはニヤッと笑うと燈矢に向かってきた。

 

「なっ!何をするかは分からないけど、そんな真っ正面から来た所でどうなるって言うんだよ!!」ゴウッ!!

燈矢はアキに向かって両手から炎を出したがアキは()()()()()()()()()()()()()()()()()()ので炎にのまれた。

 

一方、それを見ていた人達は驚いていた。

 

「なっ!?アキ!」

 

「兄ちゃん!やりすぎだろ!!」

 

「父さん!早く止めないと!!」

 

「待て、何かおかしいぞ……」

 

「アナタ?おかしいとはどう言う事ですか?」

雹火、夏雄、冬美が慌てている中、炎司は何かを感じており冷はそれを聞いた。

 

「あれだけの炎を受けていながら、()()()()()()()()()()()()()()()

炎司の言葉を聞いた子供達がアキを見ると崩れる事無くそのまま立っていた。ムシャ……

 

「ん?ねぇ……何かアキの方から聞こえてくるんだけど……」ムシャ……ガブ……

雹火の言葉を聞いた全員がアキを見るとアキが青い炎を食べていた。

 

「なっ!?嘘だろ……」

 

「ふぅ……ご馳走さん、コッチの世界に来て初めての炎を食べたけど、なかなか美味い炎でしたよ」

 

「どう言う事だ?お前の個性は体を鉄にするだけじゃなかったのか!!」

 

「確かに俺は体を鉄にする事は出来ますよ、こんな風に」

アキは右腕だけを鉄にすると普通の腕と同じ様に自由に動かしていた。

 

「そうだ、言い忘れてました。元の世界で俺は魔導士ギルドって所に所属してました。

そして、ギルドでの俺のランクはギルド内でも数人しかいないS級魔導士です」

 

「なるほど、それなりの実力はあるって事か」

 

「更に言うと俺は大陸中で優れた10人と言われている聖十大魔導(せいてんだいまどう)の1人でした」

 

「なっ!つまりアキは選ばれた存在って事か……面白ぇ!」ゴウッ!

燈矢は不敵な笑みを浮かべると今までの中でも最大の炎を出した。

 

「おいっ!燈矢何をしている!!それほどの火力を出したら自分の体にも影響があるだろう!!」

 

「分かってるよ……親父……コレは今の俺の限界を知りたかったからだ……って……コイツも食っちまうのかよ……」

炎司に怒鳴られた燈矢は床に座り込みアキは発生した炎を食べていた。

 

「負けだ負けだ、俺の負けだ……アキ、良い戦いが出来て良かったぜ」

 

「俺も久し振りに美味い炎を食べさせてもらいましたよ……それで俺の言った事は信じてくれますか?」

 

「うむ、あれほどの実力を見せられては信じない訳にはいかないな……そう言えばアキは、これからどうするんだ?」

 

「そうですねぇ……まぁ誰も知ってる人がいないんで、そこら辺で野宿でもしますよ」

アキと炎司が話してると雹火が冷に耳打ちしていた。

 

「ねぇ、お母さん……良かったら……」

 

「そうね……ねぇアキ君、アナタが良かったらなんだけど……私達の家はどうかしら?」

冷は雹火に言われた事をアキに提案した。

 

「いやー……そう言ってくれるのはありがたいんですけど……他の人達は……」

 

「俺は賛成するよ……アキがこうやって相手をしてくれたら俺はもっと強くなれるからな」

 

「私も賛成するわ。アキ君みたいな子が野宿してるなんて、ちょっと……」

 

「俺も構わないぜ新しい弟が出来たみたいだからな!」

 

「うむ……子供達が賛成ならば俺が反対する理由も無い」

 

「そうですか……じゃあ、今日からここでお世話になります」

アキは轟家の新たな家族となった。

 

 




アキが世話になると決まった後……

「そうだ、お世話になるなら()()を受け取ってください」

立体文字(ソリッドスクリプト) 黄金(ゴールド) ドサッ
アキがGOLDの形をした黄金を出したのを見て……
炎司「なっ!?」驚きで全体から炎が出てくる。
冷「あらー」どこ吹く風。
冬美「凄っ!!」幾ら位になるか考えてる。
燈矢「おいおいおい」軽く引いて汗を流している。
夏雄「…………」多量の黄金を見て気絶。
雹火「アキって、そんな魔法もあるんだね……」感心している。

その後、冷に「そんな事しなくて良いわよ」と言われたので黄金は炎司のツテで換金してもらう。

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