アキは燈矢との手合わせを終えると冷と買い物に来ていた。
「えーっと、次はアッチのスーパーに行って……」
「冷さん、すみません、俺がいるから、その分お金とかかかって……」
「子供は気にしなくて良いのよ……まぁ、以前のアキ君を知ってると何とも言えないけど……
そうだ銀行に行かないといけないんだったわ アキ君はココで待っててくれる?」
「俺も一緒に行きますよ、
「そうね、なら一緒に行きましょう」
冷はアキと一緒に銀行に向かった。
銀行でアキが冷と一緒に窓口で待ってる時だった……
「おいっ!テメェら静かにしやがれ!!」
数人の男性達が拳銃などの凶器を持って侵入して来た。
「冷さん、コッチの世界じゃあんな奴らって普通に居るんですか?」
「いえ、あの人達は犯罪者よ。多分ここにあるお金を奪う為に来たみたいね……」
「そうですか……なら容赦しなくても良いですか?」
「いえ、それは今はまだやめといた方が良いわ……他の人達もいるから」
「おいっ!そこで何をコソコソ話してるんだ!?こっちに来いっ!!」
2人が話してると強盗犯の1人に他にいた人達と一緒にされた。
アキ達は一緒にされるとロープで縛られた。
「それにしても……なんで、アイツらは……」
「どうかしたの?アキ君」
アキが何かを考えていると冷が声をかけた。
「えぇ、何かおかしいんですよね……アイツらがここに入ってきた時に誰も止めなかったのがおかしいんですよね……」
「そう言えば、そうね……彼らの中の誰かの個性が関係してるんじゃないかしら?……」
「おいっ!変な事を話してるんじゃねぇぞ!!」
(全く……〔冷さん聞こえるんならウインクしてくれますか?〕)
アキは黙ると冷にテレパシーを行い、それを聞いた冷は言われた通りにウインクをした。
(冷さんはテレパシーが使えないから俺からしか話しかけられませんけど、俺の考えじゃこの中にコイツらの仲間がいる感じです……)
アキが言うと冷は軽く驚いていた。
そんな中……
「兄貴!警察達が取り囲んでるぜ!!」
「へっ!警察が来た所でこれだけの人質がいるから問題ねぇ!!オラ!こっちに来い!!」
強盗の1人が人質の中から1人の少女の手を掴んだ。
その少女は黒髪のオカッパで耳たぶがイヤホンジャックになっていた。
「くっ!離せよ!私に何をするんだ!!」
「お前を殺すって言えば警察も言う事を聞くだろうよ!」
強盗が少女に拳銃を向けた。
「ケッ、そんな物を持ってながら何の抵抗も出来ない女の子に手を出すなんてクズはクズって事だな」
「なんだとっ!?ガキが舐めた口聞いてんじゃねぇよ!!」
「だったら、テメェから殺してやるよ!」バン!
強盗が拳銃を撃つとアキの顔に当たってそのまま仰け反り、それを見てた少女が涙を流した。。
「あ…私が捕まったから……」
「安心しな、お前も直ぐに「おいおいおい、終わったって思うのは早過ぎるんじゃ無いのか?」なんだと!?」
声がしたので少女と強盗が見るとアキは歯で噛んで弾を止めていた。
「なっ!?噛んで止めただとっ!!」
「別にこんな事位で驚く事も無いだろう、この位じゃ腹も膨れないからお前に返すよ」パシン!キュン!
強盗が慌てている中、アキが弾を指で弾き飛ばすと、そのまま持っていた拳銃に当たり落とした。
「早く!そいつから離れるんだ!!」
「ッ!そうだ、出来るだけこいつから距離を取らないと!!」
「クソッ!そうはさせるかよ!!」
「それはこっちのセリフだ!ホワイトドライブ!!」シュン!
強盗が再び少女を捕まえようとした時だった、アキが魔法を唱えると体が白く輝き2人の間に入り込んだ。
「なっ!?なんだ!この速さは!!」
「テメェに言う義理はねぇ!
アキが強盗の腹を殴ると白い紋章が浮かび、そのまま動けなくなった。
「冷さん!後ろの紫髪の女性を凍らせてください!!」
「えぇ!分かったわ!!ハッ!!」
アキの指示を受けた冷がその通りにすると女性は顔を歪ませながら凍りついた。
「しまった!ボスが見つかった!!」
「早く逃げるぞ!!」
「そうはさせないよ!ホーリーレイ!!」
強盗達が逃げようとしたがアキが両手から無数の矢の様の閃光を出して鎮圧した。
その後、警察達とヒーローが中に入って来たが……
「おい!君が何をしたか分かってるのか!?」
強盗達が連行されていく中、アキがヒーローの1人に叱られていた。
「ん?ただ、俺は強盗達を始末しただけだけど?」
「しただけだと?ふざけるな!少し間違えたら人質が殺されてたかもしれないんだぞ!!」
「ふざけてるのはどっちだよ?アァ?」
雰囲気の変わったアキに睨まれたヒーローは黙った。
「大体、お前がちゃんと見回ってたらこんな事は起きてなかったんじゃないのか?」
「そ、そうは言うが……私には他にもやる事が……それに強盗達と私の個性では相性が……」
「やる事がある?相性があるだ? ふざけんじゃねぇ!」
黙っていたヒーローが反論したが、それを聞いたアキは大声を上げた。
「相性があるって言うならそれを覆す為に何かしろよ!何もしてない癖にゴチャゴチャ屁理屈捏ねてんじゃねえ!!」
「このクソガキが!ヒーローを舐めてんじゃねぇぞ!!「ほう、俺が保護してる子に何をする気だ?」誰だ!なっ!?」
ヒーローがアキを殴ろうとしたが誰かに手を止められたので誰か確認しようと見たらエンデヴァーがいた。
「話は聞いていたが、お前はそれでもヒーローなのか!!アキの言う通り相手と相性が合わないのならどうするか考えるべきだろう!!」
ヒーローはエンデヴァーに説教されて落ち込んだ。
その後、アキ達は家に帰ったが……
「もーうアキ君、お母さんから聞いたけど無茶をしたらダメだよ?」
「アキが強いのは分かるけど、ケガでもしたら私は悲しいよ……」
「はい、すみませんでした……」
「ハハハッ、アキには冬姉のお叱りの方が効くみたいだな」
「それと雹火のあの顔もな」
事情を聞いた冬美に叱られ、雹火の悲しげな表情を見たアキは土下座しており夏雄と燈矢はそれを見て笑っていた。
追加設定(第5話時点)
アキはコッチの世界に飛ばされた時に年齢が若返った。
FT世界25歳→ヒロアカ世界11歳。
雹火は11歳。
炎司41歳。
冷36歳。(この小説内での設定です)
燈矢22歳。(この小説内設定です)
冬美18歳。
夏雄15歳。
オリジナル魔法?
白竜の爪跡(はくりゅうのそうせき)
閃光を纏った拳で相手の体に紋章を打ち込んで動きを止める。
これはFTの大魔導演武でスティングがナツに使った魔法なのですが
もしも名前を知っている人がいたら教えてください。