投稿おくれてすみません。
「百葉箱? 空っぽですよ何もありません。」
「マジで? ウケるね(笑)」
と、五条先生と通話をしていた。
「てか、さっきから何食べてるんですか?」
「おお、よく気が付いたね。ケーキだよケーキ、真希と、
「ここから、東京まで何時間かかると思っているんですか?」
と、イラつきながら言う。
「まあ、大体、5秒くらい?」
「それはあなただけですよ。」
と、いう話をしていると、電話の奥から、
『五条先生誰と話しているのですか?』
『ああ、
『伏黒...ああ、一年生の伏黒君ですね。大丈夫ですよ。寮の冷蔵庫の中に入れておくので帰ってきたら食べてください。』
「だってさ。よかったな伏黒。」
「いやそうではなくて...」
と、イラつきからか言葉を失っていると、
「まあ、頑張り給え。」
という、五条先生の一言で電話が切れてしまった。
伏黒は、怒りからか、百葉箱のふちを殴った。
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三日後
八雲
「あれ、いかがしたのだ?」
と、定刻を過ぎても一向に現れない彼女を待っていた。
10分ほど待ち、今日は急用でもあったのかと思い帰ろうとしていると、
「すみません遅れました。」
と、後ろから声をかけられた。振り返るとそこには、彼女がいた。
しかし、雰囲気が異なっている。
いつものほよよんとした、雰囲気ではなく、何か覚悟を決めたような顔をしていた。プラスして、半年間解けなかった魅了の妖術がはがれていた。
「では、まず初めに、近くのカフェに行こうか?」
「珍しいですね。いつも心霊スポットに容赦なくつれていくのに」
「いやなに、おぬし何か我に伝えたいことがあるのであろう。その顔を見ればわかる。」
と、言うと、彼女は顔を手で触る。
「まあ良い。行くぞ。」
と、初めて会った時にお茶したカフェへと向かった。
「で、どうした?」
私は、頼んだコーヒーを傾けつつ話を伺う。
すると彼女は深く深呼吸を一つしてから、こういった。
「私をあなたの巫女にしてください。」
ああ、そのことかと思い、内心うれしく感じた。
「あい分かった。しかし、今まで無理だと言っていたおぬしがなぜ目指すようになる?いや、何があった?」
「詳しく話すと長くなりますが話します。もともと、私が、杉沢第三高校のほうに通っていたことは前にお話したことがありますよね。」
「ああ、そうだったな。」
「今回、その学校で不思議なものを見つけたんですよ。たしか、呪術師であろう人は『すくな?の指』とか言ってましたけど。当時の私は、とても浅はかで、いつも
「うむ。」
と、私は相槌を打つ。
「だけど、周りに巻き付いているお札を外して解析し始めると、突然呪霊が天井から現れたんです。」
「うん」
「その後は、私の頭の中がパニックで真っ白になって、ひとまず先に浮かんだことは、
「うん」
「ここから、私は呪霊に立ち向かえる覚悟そして力が必要だったのでしょう。それを手に入れる機会があったというのにただ単に怖いからという理由でそれを避けていた。そのことに後悔していたのです。」
「そうか...」
「覚悟は決まりました。だから、私を巫女にしてください。」
と、説明された。
私は、もともとこの人間を、我が巫女として迎え入れ、幻想郷内の雑用処理係兼、愛玩動物として飼う予定だったが、人間のその覚悟が面白いと思い、あおるように、普段絶対に聞かないであろうことを聞く。
「本当に良いのか?呪霊と戦うことはろくな死に方をせぬぞ。」
「覚悟の上です。」
おお、想像どうり読み物のように面白い反応をする。
「私の巫女になるようであるならば人ならざる者になるやもしれん。さらには、親に普段させないような心配をさせるやもしれん。それでも良いのか?」
彼女は一瞬軽く迷った後、
「無論、覚悟の上です。」
と、目を合わせ答えてきた。
私は、小説で見たような光景を目の前で繰り広げられていることに私は楽しみながら、話す。
「あい分かった。では、今日から2~3週間ほど時間はとれぬか?」
「一応、今回の事件で3週間ほど学校が休みになるので、大丈夫ですね。」
「了解した。では、明日のいつもの時間に仙台駅前集合ということでよいか?」
「はい、よろしくお願いします。特に何か持ってくるものとかはありますか?」
「特にはないぞ。」
と、言い、二人は別れた。
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「ここは...」
と、わたしと、佐々木は八雲家の家へと続く濃い霧の中を歩いている。
「ほれ、もうすぐ着くぞ。」
と、手を握りつつ、変化の術を解く。
すると、瞬く間に狐の耳と九本のしっぽが現れた。
その状態で、霧の中を抜けると目の前には、塀に囲まれた大きな木造建築の家が見えた。
と、同時に
「へ...尻尾...」
と、言う声が聞こえる。
「ほい、ついたぞ我が巫女よ。」
「へ...ここは...」
どうやら状況の変化に困惑しているようだ。
このまま放置しても面白そうなので、そのまま玄関を開ける。
「帰ったぞー」
と、声をかけると二人の足音が聞こえてきた。
多分、足音から
「ここは、どこなんですか。あなたは誰なんですか?」
と、警戒したように声をかけてくる。
「そんなことか、ここは幻想郷。現在で忘れ去られた幻想が集う場所よ。」
と、話していると尻尾に抱き着かれる感覚があった。
「おお、
「おかえりなさいです。
と、頬に顔を擦り付けられる。
本当にかわいいなと思い、頭をなでてやると尻尾をピンと立てコロコロと鳴いている。
「おーい、
「はいです。
「こ、こんにちは?」
と、混乱からか、疑問形で返している姿に苦笑いしつつ、
「
「外の世界にいるときもよく念話で話したであろう、
「え、え、どどういうことですか。」
「
と、
混乱している一人と三匹でかなりカオスな状況が広がっていた。
「と、失礼したな。人間よ。」
と、
「すみません。こちらが失礼したばっかりに。」
「なに、問題ない。こちらのせいでもあるのだからな。」
「そうだよ。それじゃあ紹介するね。この子は佐々木 美緒。外の世界の人間で私の巫女予定の子だよ。」
「え、私の巫女って、どういうことですか...」
と、言う。すると
「もしかとは思うが何の説明もせずにつれてきたのか。」
「いちいち説明するのもめんどくさいし、そっちの方が面白い反応が見れるかなーと思って。」
はぁ。
と、
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「と、言うわけだ。」
「な、なるほど...」
と、
「
「ありがとうございます。
と、猫用チュールと書かれた赤い箱を持って喜んでいる。
「ところで、
「ああ、外の世界ではどのような様子をしているかはわからぬが、いつもはこんな感じだ。」
「そ、そうなんですか...」
「なんだ、幻滅でもしたか?」
と、
「いいえ、逆に想像どうりでした。」
「そ、そうか。」
「えー、そんなに私、ぼろを出していたかな?」
「いや、単純に初めて会った時に勘なんですけどね。人ならざる雰囲気とか、ずぼらっぽい雰囲気とかがなんか感じられたんですよ。」
と、言われ、私と
「ね、言ったとおりでしょ。」
「ああ、そうだな。もう一問だけ答えてくれないか?」
「ど、どうしました?」
と、不安そうに聞いてくる。
「私たち二人はいわゆる九尾といわれ外の世界で恐れられた妖怪だが、元の名前いわゆる、元の妖怪の名は何だと思う。直感でいい答えてくれ。」
「何それ面白そう。わかる?」
少女は、軽く悩んだ後、
「九尾の妖怪ですよね...もしかして、
と、見事に言い当てた。
「あはは、さすがは見込んで連れてきただけあった。大当たりだよ。」
「これは、すごいな...」
と、二人で賞賛する。
「あ、あはは。」
と、なぜか苦笑いをしている少女を横に、
「想像以上の直感力でしょ。」
「ああ、博麗の巫女負けず劣らずのレベルだな。このような子がまだ外の世界にいたとはな...」
「じゃあ、飼っていい?」
「ああ、想定外だが、あれほどの直感の力を持っていれば
と、
「でだ。おぬしの体には呪力や術式が一切ない。故に儂の体から術式や呪力を生成する臓器を渡さなければならいのであるが...これが最後の確認だ。」
と、物語のように問う。
「それをしないと、呪術が使えないんですか。」
「そうだ。呪術師にはその能力を生まれつき持っている奴がなることができ個人によってそれぞれの術式を使うことができるのじゃ。」
「なるほど。」
「しかしだな、生まれつき持っておらん奴は一切使うことはできぬ。基本的に後天的に発生させるものはなくての、我の臓器の一部を移植してやることでできるようになるのだ。そこでだ、」
と、空気を張り詰めさせる。
「われの臓器を移植するということは、つまり人間ではなくなり妖になるということだ。それでも良いか?」
と、物語の一ページのように聞く。
「無論です。よろしくお願いします。」
と、はっきりと答えた。
「あい分かった。では、」
と、指を鳴らし妖術を発動させる。
「施術をするのでな眠ってもらっていなければ困る。まあ起きれば変わっているであろう安心して待っておれ。」
といい妖術により意識が途絶えた佐々木を抱え施術を行った。
「
と、
「いえいえ。ありがとうございます。」
「ところで、九十九由基の情報は何かあったかしら。」
「すみません。海外に現在滞在しているとしか...」
「そうですか...」
と、
「できましたよ。」
と、幻想郷では海がないゆえに並ぶことがない新鮮なお造りが机に並べられる。
「
「では、いただきましょうか。」
と、妖怪四人で手を合わせた。
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「ところで、一人人間だったものが屋敷で寝ているようですが
と、夕食を食べていると
「はい、一人。外の世界で捕まえました。」
「どういう子なの?」
「博麗の巫女と負けず劣らずの直観力を持つ人間でして。」
と、
「そうだな。軽く幻想郷の説明をした際に、直感のみで私と
「そうなの?」
と、
「そうですね。初めて会った際もかなり勘が鋭く、人間に完ぺきに変化していたはずなのに、直感のみで人外だと見分けられましたね。」
「そうですか。」
「どうでしょうか? 育てれば、幻想郷の管理役として、役に立つ駒になると思いますが...」
と、
「わかったわ。ただでさえ二人いるのに結界の管理で手がいっぱいいっぱいなのよ。それだけの能力があるなら問題ないわ。教育はよろしく頼むわね。」
「了解しました。」
と、返事を返した。
「ところで、急に幻想郷に呼び戻らされた理由をうかがっても?」
と、私は
「結界に穴が開いたからそれの修復で呼び戻したの。」
「なるほど。それは6月が始まったというのにこんなに寒いのと何か関係があるのですか?」
「
「そのせいで春がようやく来て桜の花を散らしていると。」
「そういうことになるわね。」
と、状況を聞いて私はため息をつく。
「西行妖は何分咲きだったんですか?」
「...9分咲き。」
「結界は、」
「今は少しづつ直してるけど、正直先が見えない。」
「帰っていいですか。外の世界に」
「ダメだな。」
「ダメね」
と、二人に止められてしまった。
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