九尾がいく呪術廻戦   作:meigetu

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UA3000ありがとうございます。

最後の部分違和感があったので直しました。



3話 お狐様休憩中

話を進めていくと、多くのことがわかった。

箇条書きにしてゆくと、

 

・私が現在滞在している場所は、宮城県仙台市という場所であること。

・現在話している、かわいい女は佐々木さんという名らしい。

・現在私が飲んでいるこの抹茶ラテという飲み物は、抹茶に、牛乳を混ぜ、砂糖を混ぜたものだということ。

・現在の通貨には円というものが用いられている。大体の価値としては、金一両あたり、現在で言う10万円らしい。噛み砕いていくと1文約25円となる。

・現在の首都は京都ではなく東京(江戸)であること。

 

などなど

 

現在にあるもののある程度のことは理解できるようにはなった。

 

「ところで、(あお)さんはどこからいらしたのですか?」

「山の中腹あたりの場所で暮らしていたよ。そのせいか、世間に疎くてね。」

 

とカラカラと笑って

 

「ところで、なぜ私に声をかけてくれたの?私からしてみたらとてもありがたいんだけど..」

「勘です。」

 

勘?と言われ頭を傾けていると

 

「私、高校でオカルト研究会に所属していて、今日、街の中にある怪異とやらを探していたんですよ。そして、街を歩いていたら、すっごい着物を着なれた美人さんがいたので、なにかあるとオカルト的な勘がピーンときたので、声をかけてみたんですよ。」

 

と話していた。

驚き、再度自分の身を調べてみる。

呪力は一般人並。

妖力もほぼゼロ。

獣耳の代わりに人間の耳があるし、後ろの9本の尻尾だって隠れている。

ここから見破るのは、最高クラスの陰陽師や呪術師でもむりだろう。

恐るべきは彼女の直感力。

と再度確認していると、声をかけられた。

 

「ところで、なにかオカルトで面白い話とか知ってませんか?」

 

これが目的だったと言わんばかりに詰め寄ってきた。

わざわざ現代のことを教えてもらった礼もあるし、この子に取り入り今際残っているかわからないが、呪術師となり、高い地位を得られれば、いい駒としても使えそうだ。直感力や容姿も捨てがたい。

ここまで考えた私は、こう話しかけた。

 

「じゃあ、呪霊というものは知っている?」

「呪霊ってなんですか!!」

 

と目をキラキラさせながら顔を近づけてきた。

私は、彼女の変なスイッチを押してしまったらしい。

この反応は、たぶん、呪霊や幽霊というものを見たことがないが、興味があるタイプだろう。

尻尾から変装用にと、(らん)から渡されたメガネを取り出しながら、一般人でも呪霊が見える呪いを付与してやる。

 

「これをかけて見て」

「わかりました!!」

 

すごい勢いで眼鏡を変えると、彼女はあたりを見渡し始めた

 

「何も対して変わらないように見えますが...」

「あそこの、肩を回しているおじさんのところを見てみて」

 

先に防音の結界を私達の周りに貼ってから、おじさんの方へと指を差す。指を向けた先には、おじさんの肩の上にエイリアンみたいなものが乗っている。

 

「ヒェ」

 

と、驚き私の腕を掴んできた。かわいい。顔をこちらに向けながら、

 

「あれはなんですか?」

「あれが呪霊と言うやつよ。人が、物事を恐れることによって生まれ、人に危害を加える存在よ。今回は結構小さいから単純に肩こりを起こしているだけみたいだけど。」

 

と、手に尻尾から取り出し座った状態で鉄扇を持って一閃する。すると、肩に乗っていた呪霊は、首を境に2つに別れそのまま消滅していった。

 

「殺しちゃって良かったんですか?」

「問題ないわよ。いわゆる蚊みたいなものだから。ほらそれより見て、」

 

と再度指をさす。そこには急に肩こりが軽くなって、違和感からか変な動きをしているおじさんがいた。

 

__________________________________________________

 

仙台駅前

 

「わざわざ、こんな時間まで色々なことを教えてくれてありがとね。」

「いえいえ、こちらこそです。呪霊について色々教えてもらいました。それにこの御札だってありがとうございます。」

 

と、対呪霊用の御札を見せてきた。基本的な効果としては貼った人が呪霊に近づいてもただの石ころと呪霊が認識する御札だ。

今回呪霊に触れたせいで、好奇心からか、心霊スポットなどに行きかねん。下手に死なれては困ると思ったから渡したものだ。

 

「できれば、今度の日曜日会えませんか?」

 

と、聞いてきた。正直こちらからその話をふろうとしていたのでとても都合がいい。

 

「いいですよ。私もまだ、世間に疎いですからぜひ教えて下さい。」

 

と、ニコッと笑う。そのときに念のため約束を反故されないために、魅了の妖術もかけてやる。プラスして、2,3度国を傾けた笑みだ。これで彼女の印象に残れば...と思ったが、彼女は顔を真っ赤にしていた。ちょっと効きすぎたのかもしれない...

と心のなかで冷や汗を流していると、

 

「それではさよならです。」

 

というと彼女は仙台駅に向かって走っていった。

 

「さようなら。」

 

と彼女が見えなくなるまで私は手を降っていた。

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