九尾がいく呪術廻戦   作:meigetu

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更新遅れてすみません。
次話も中間試験中でちょっと遅れます
UA4500ありがとうございます


4話 お狐様勤務中

稲荷神社神殿内

 

あのあと、寝床を探して、町中をウロウロと探し回ったが、空気が汚すぎて眠れそうになかったので、一度郊外に出て、森の中で寝ようとしたが、ちょうど近くに神社があったので、現在そこで横になっている。

 

「はー、疲れた。」

 

一日ほど軽く体を動かしただけだというのに、動きが鈍くなってしまうほどだ。

 

「本当に、妖怪が生きづらい世の中になったの。」

 

と、小言を漏らしつつ、(ゆかり)様からもらった薬を3粒ほど口の中に放り込む。ある程度疲れが落ち着いてきたころ、元の形態に戻り、尻尾から3,4本ほど毛を抜いて息を吹きかけ妖術を発動させる。

すると、目の前に30〜40体ほどの、一ツ尾狐が現れた。そこで私は命令を出した。

 

「夜の間、罪人や咎人を、気絶させてからこの神社に連れてこい。決して一般人を連れてくるでないぞ。」

 

行け。と命令を出すと、キツネたちは蜘蛛の子を散らすように出ていった。

 

「全く、面倒な縛りは作るものではないの...」

 

とため息をついて、指先を爪で切り血を4,5滴血を滴らせてから妖術を再度発動する。

すると近くに2体の三ツ尾狐が現れた。

一体には、このの神社の護衛を命じ、もう一体には、一ツ尾狐たちの管理を命じると、妖力を使い切り、そのまま倒れ伏すように眠った。

 

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目を覚ますとそこには、夜の間に捕まえてきた人間30〜40人ほどを、一ツ尾狐たちが、近くをうろついているように見れた。

一匹を、膝の上に乗せ、撫で回しながら狐たちに捕らえてきた人間の一人もってこいと命ずる。

 

「人間なぞ、久しぶりに食べるの」

 

と、私は唇を落とす。

そのまま勢いよく、生き肝を吸い出す。

 

「久しぶりに食うとうまいの。」

 

腹が満たされる感覚と、力が回復していくように感じる。

 

「目標達成まで、約一週間ほどかかるか..何か手がかりが得られればいいが...」

 

と独り言ちた。

その後、(ゆかり)様からもらった、道具を使い、捕らえた人間がスキマに取り込まれていくのを見送ったあと、

外へ出て、先日教えてもらった美味しい食べ物の店へと赴いた。

 

このような日々を、数日間続けていると、三ツ尾狐から、一ツ尾狐が2体ほど祓われた。という報告が上がってきた。

 

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呪術高専

 

一仕事を終えた七海は、呪術高専にいた。

 

ナナミンナナミンと煽ってくる、教師のくせにひましている、先輩を無視しつつ事務室へと向かう。

 

「伊地知さん、任務上がりました。」

「ああ、お疲れさまです。」

 

書類の山の中から、ひょっこりと、伊地知さんが出てきた。

 

「七海さんが受けた仕事は...これでしたね。」

 

と一枚の書類を引っ張り出し、サインをかく。

 

「お疲れさまです。と言いたいのですが、できれば、もう一仕事お願いできませんか?」

「他の呪術師の方はいらっしゃらないのですか?」

「高専の、呪術師は全て出払っていまして..」

「ほらあそこの窓に顔をへばりつけてる人はどうですか?」

「五条さんは一応特級ですから」

 

と聞き、私はため息をついた。

 

「それで、どのような仕事なんですか?」

「は、ハイ。えーとですね。」

 

と、再度書類の山の中から一枚の紙を取り出し手渡してきた。

 

「事の起こりは、三日前くらいだそうです。宮城県仙台市を中心に拉致事件が起こっているようで、毎日数十人ほど何者かにつれさられているようで、警察が捜査をしても、どれもこれもに一切の手がかりがないとか。」

 

「ここから呪霊の仕業ではないかとということですか?」

 

「ええ、他にも決定的だと言えるものが一つありまして、刑務所の中にいる人たちも一日に数十人連れ去られるようで、はじめは、集団の脱走かと思い、警備を強くしたり脱走の経路を辿ろうとしたみたいなんですよ。」

 

「しかし見つからなかったと。」

 

「はい、その上警備を固くしたのにも関わらず、その次の日も、数十人連れ去られたようです。」

 

「そこで、高専に連絡が来たと。なるほど。」

 

と七海は、メガネを手で持ち上げながら考える。

 

「それとですね、書類に書いてあると思いますが、ほぼ一致する点がありまして、すべての場所で、狐が近くにいた、そうなんですね。」

 

「狐、ですか。」

 

「あと特徴的なこととすれば、被害者がすべて、一様に懲役以上の犯罪歴を持っていると言うことぐらいですね」

 

一様に、狐が観測されたり、わざと犯罪歴を持っている人間を見分けて襲うあたり、何かがあるかもしれないそう考えて七海は、

 

「これは、いつもに比べて大仕事になるかもしれません」

 

「できれば受けてくれると嬉しいのですが」

 

私は大きなため息をついてから、

 

「受けますよ。」

 

と、その書類にサインをした。

 

その後事務室を出ると、先輩が、またナナミンナナミンと、煽ってくるのを無視しながら、家へ一先ず帰ると算段していると、

 

「七海。」

 

と声をかけられた。いつもと違う様子にどうしたのかと振り返ると、誰もいなかった。

気がつくと、天井にぶら下がっている先輩が自分の眼鏡を取りいじられていた。

どうやら天井に一瞬で身を隠したらしい。

イラッときたのでメガネを取り返して無視してそのまま立ち去ろうとすると、

 

「今回の依頼は気をつけろ。何か嫌な予感がする。」

 

と、声をかけられた。




今回出てきた縛りですが、
一般人を無闇やたらに襲ったり、食べたりできないというものです。
のちのち物語の中で出てきます。
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