稲荷神社神殿内
時はさかのぼり、稲荷神社神殿内、
命からがら逃げてきた一匹の一ツ尾狐の記憶を妖術で探ってみると、ナタのようなものを布でぐるぐる巻きにした、もので術式を使い、一ツ尾狐が2体を軽く屠っている状態を見ることができた。
「なるほど、この世にもまだ呪術師が残っているとは思わなんだ。」
と独り言を漏らす。
呪術師が存在するということは、言い換えてしまえば、呪詛師も同様に存在するということだ。
私的には、人をむやみに殺められないという縛りがあるゆえに、呪術師側につきたいが、
たぶん、時間的に
「もしもーし聞こえる?」
「ああ、
「私もだよー。
「えー...でも、私のほうも冬の間にやらなきゃいけない仕事がたくさんあるし...」
「大丈夫大丈夫。たぶんこっちの仕事が終わるのは大体春ぐらいまでかかると思うし、やるべき事を早くかたずけてその後、さぼっちゃえばいいんだし。」
「えーーー...」
私は、
すると、
「
と、唐突に
「ゲッ、冬眠したんじゃ...」
「
と声が重なった。
「大丈夫よ
「だって、お休みほとんどないじゃないですか。あったとしても、
とぶーたれる。実際休みは一ヶ月に2回ほどしかなく、ほとんど働きづめというのが現状だ。
「仕方がないでしょ、幻想郷の管理はただでさえ大変なんだから。」
はあ。と
「それよりも、わざわざ、そちらから念を飛ばしたってことは何かあったんでしょ。」
「はい、簡潔に言いますと、呪術師と私の使い魔が交戦しました。」
「呪術師ね...いまだに外の世界にも存在したのね。」
「はい、そのうえで相談なのですが、呪術師が存在するということは、呪詛師が存在するともいえるじゃないですか。」
「そうだな。」
「ですから、どちらにつけばよいのかと。念のため因縁があるかもしれないので聞いているというわけです。」
「あなたはどちらにする気だったの
と
「私は、呪術師のほうにつくつもりです。」
「理由は?」
「はい、理由は大きく二つあります。一つ目は、最重要目標が達成できるからです。呪霊が力を増しているということは、呪詛師の誰かが、そのような術式を持っていると考えられるからです。なので、それらに対抗しており、呪詛師に比べ圧倒的に大きな組織を持っている呪術師に加わったほうが探しやすいということです。二つ目としては自身の縛りの件です。二人は知っていると思いますが、私は基本的に人をむやみやたらに殺めることができません。ですから、呪詛師に入っても幻術などでごまかすことはできますが動きが面倒になるという理由です」
「なるほど。
「私は、
「なるほど。私は、呪術師側についてくれるとありがたいわ。理由としては、なんやかんやで色々と関係を持っているからかしら。」
「では、呪術師側につくということでよろしいでしょうか?
「大丈夫よ。あ、呪術師側にそういえば天元がいたはずじゃなかったけ?お土産にこれ持って行って。」
というなり、右側に唐突にスキマがあらわれ、そこから、大吟醸の幻想郷産の日本酒の酒樽と、天元に向けたであろう手紙が一通現れた。
「じゃあ、よろしくね~。そうだ、せっかくだから、現代の呪術師の強さ見ていかない。
「一応、私が召喚した、三ツ尾狐を1体ほど送るつもりでしたが...」
「三ツ尾狐って、幻想郷内の小妖怪程度でしょ、それじゃ足りないわよ。せめて2体ほど送って見たら?」
「わかりました。」
「じゃあどうする、私は、2体倒し切る方に一週間食事を作る権利をかけるは。」
と、唐突に
「じゃあ、私は2体倒し切る方にかけます。」
と、
「私も、2体倒し切る方にかけます。」
「これじゃあ賭けにならないじゃない。」
「低級妖怪程度、軽くあしらう程度じゃないと呪術師やっていけないでしょう。」
「そうですよ
と、私と
「わかったわ、とりあえず実力を見るために、送っちゃって」
「見やすいように近くにいらけた場所があるのでそちらで戦わせますね。」
と言い、三ツ尾狐に校庭で戦うように指令を出し、呪術師の近くに転移させた。
幻想郷側書くとなんか一気に話の展開が遅くなる