宇髄天元の弟になったのでどこぞの愉悦神父並みに強くなろうと思います   作:アルトリア・ブラック(Main)

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はい、今回は風柱・不死川実弥と対面する話です。

宇髄さんの前ではおとなしい天冠が原作キャラに会えて少しだけテンション上がってます。そして、愉悦っぽくここら辺なって行きます。

本編(Pixiv)とは完璧に違うわけでもありませんが、少し乖離しているところがあるので悪しからず


宇髄弟、風柱の継子になる

ー宇髄天元の弟で風柱の弟子ー

 

風柱・不死川実弥は物凄く不機嫌だった。

 

「よろしくお願いします。師範」

 

宇髄天元の弟・宇髄天冠が自分の弟子になった事だった。

 

宇髄天冠は風の呼吸に適性があり、なおかつ、鬼殺隊に入る前に既に鬼を狩っていたとのことだった。

 

「…あぁ、まだ何も教えてねぇのに師範呼びすんな、継子としては認めてねぇからなァ」

 

不死川の不機嫌な言葉に天冠は顔色一つ変えずに「はい、分かりました」と答える

 

機械のような奴と思っていたが、宇髄の身の上をある程度知った不死川にしてみれば無機質な天冠の口調に特に何も違和感は感じなかった。

 

「おら、稽古すんぞ着いてこい」

 

「はい」

 

 

 

 

 

 

ー風柱邸・宇髄天冠ー

 

不死川さんの稽古を続けていると、不死川さんは稽古に根を上げない俺を気に入ったのか『継子確定だ!!』と言っていた。

 

あの風柱に気に入られるなんて最高!!!と思いながら庭で筋トレしていた。

 

「…おい、天冠、テメェゴリラにでもなるつもりか?」

 

「?ゴリラにはならない」

 

「鍛え方がゴリラなんだよ」

 

不死川さんのツッコミに笑いたくなるのを堪える(そもそも、表情筋が動かない)

 

腕立て伏せ数十回、大木を殴り倒すための訓練(?)を行なっていると、不死川さんがツッコミを入れて来る

 

 

 

 

ー蝶屋敷ー

 

カナエはある程度回復した後、自分を抱えて逃げた隊士・宇髄天冠を思い出す

 

カナヲと似たような子供…宇髄天元の一つ下だが、その天冠にお礼を言いたいのと少し話しをしたかった。

 

「お礼など、助かっただけ良かったです」

 

そう無感情な目を見てつらくなる。

 

この子はカナヲに似ている。

 

腕に巻かれた痛々しい包帯

 

「天冠くん」

そういうと無機質な声で「なんでしょう」と聞いて来る

 

感情が無いわけじゃないんだ、感情の出し方を知らないだけなんだ。

 

「なんでもないわ、助けてくれてありがとう」

 

「?はい」

願わくば兄や好きな人を見つけて幸せになってほしい

 

「貴方のお陰で助かったわ、命の恩人、抱えて逃げてくれてありがとう」

 

そう言って天冠の頭を撫でる

 

天冠の鎹鴉が『任務〜!』と言っているのを聞いて撫でていた手を引く

 

「気をつけてね」

 

「はい、失礼します」

 

 

 

 

 

 

 

カナエさんに撫でられて嬉しくなってしまった。

 

(…カナエさんの救出は成功したけど、あとは…)

 

いろいろ考えながら歩いていた。

 

助けるべき存在は山ほどいる。

 

でも、時期的に助けられない人もいそうだ。

 

物語の都合上、絶対に竈門家は助けられそうにない。

 

しかし、この固まった表情筋をどうにかしたい。

 

もう、ここは里ではないのだ

 

里ではないからこそ、笑顔を向けても大丈夫だろう。

 

もう、あのような地獄は訪れないはずた。

 

『天冠〜任務!不死川玄弥!ト合流セヨ!』

 

「…不死川玄弥?」

 

『不死川玄弥!』

 

唐突に聞こえた名前。

 

不死川玄弥…は不死川実弥の弟

 

確か呼吸は使えないはずだったが…

 

「…もうそんな時期か…」

 

あれからいろいろ救済に走ろうと思ったのだが、仕事や他の任務で忙しく救済があまり出来なかった。

 

救えたのは胡蝶カナエだけだったし

 

天冠は走って向かうと、そこにいたのは不死川玄弥でヤンキーに見えてちょっとビクつく(表情には出ない)

 

「…よろしく」

 

玄弥の言葉に『よろしく』と言って返す

 

それから数分間、二人で鬼を探していたのだか、隠れているのかまるで見つからなかった。

 

(…気配しねぇ…)

 

辺りを見渡しながら歩いても気配はしない。

 

忍びとしての感覚がなかなか発動しない。

 

その間にも空気が悪くなっていく

 

「くそっ鬼はどこにいんだよ?!」

 

玄弥が怒りながら木を殴る

 

焦ったところで鬼が出てくるわけでもない

 

しばらく二人で歩いていると…

 

「…!」

 

鬼の気配が微弱に感じた

 

「不死川!」

 

「!?」

 

玄弥を引っ張り、後ろに飛ばす

 

普通の鬼の気配と違う

 

何か横腹に違和感を感じ見ると、そこに短剣みたいな薬瓶みたいなのが刺さっていた。

 

(あ、これアカン)

 

「宇髄さん!」

 

引き抜いて見て見る

 

毒々しい色をしているが、これは確か里で見たことのある色だった。

 

(あ、これあの毒だな)

 

冷静に分析して鎹鴉の小太郎が上から何か投げ落としてくる。

 

それをキャッチすると飲む

 

小太郎は他の鎹鴉より大きく、背中には箱を背負っている。

 

小太郎の箱に入っているのは己が調合した解毒薬だ。

 

一応、この身体の性質上、致死量以上にならなければ死ぬことはないので大丈夫なのだ

 

玄弥を見ると拳銃を持って警戒していた。

 

天冠は不死川玄弥を見て目が合うと

 

「…無茶するな」

 

そう言うと何かに驚いていたが、頷きが返ってくる

 

「…助けて」

 

二人でしばらく警戒しながら歩いていると10〜12歳くらいの少女がやってくる

 

「!大丈夫か?」

 

玄弥が駆け寄るのを見て少し慌ててしまう。

 

鬼は外道なことだってしてくる奴がいる。

 

例えば人を使って獲物を刈り取るような奴だって

 

「宇髄さん、怪我人が…隠の人達に合流しないと…」

 

そう言ってくるが、天冠は「いや…」と言う

 

「周囲のどこかに鬼がいる。隠に合流すれば隠も巻き込む」

 

「けど…」

 

少女を見ると確かに弱っていた。

 

このままここにいれば衰弱死するだろう。

 

(…喘息か?いや、気管支系の病気な…)

 

小太郎を見ると小太郎が下まで降りてくる

 

『薬ダ天冠、薬渡スノカ?』

 

そう言ってくるので返事をして箱を開け、薬を取り出す

 

「薬の知識あるんですか…?」

 

「一応」

 

少女に薬を飲ませると立ち上がる

 

「ニヤついて見ている鬼がいる。不死川玄弥、その子供を頼めるか」

 

その言葉に「はい」と返事する。

 

玄弥が少女を抱え、天冠が武器を構えて歩き始める

 

しばらく歩くとそこにいたのは…

 

「下弦の…参?」

 

玄弥が警戒しながら言い、下弦の参は笑いながら殺すだの言っているか、天冠は…

 

(え?下弦の参?!パワハラ会議で消される鬼じゃね?!てか、名前なんだっけ?あれ?そもそも、まだ消されてないの?累との戦いがまだ終わってないのか?え?)

 

そうこう混乱しながらも下弦の参の攻撃を避けていた。

 

(…なんだっけ?わらび?わくばら?病…葉っぱ?あ、病葉か!)

 

一人で混乱しながら戦い、攻撃を食らうが、ある程度の毒は天冠には通じないので意味がない攻撃ばかりを食らう

 

調子こいた下弦の参が茶化してくるが、天冠はどこふく風である。

 

体勢を立て直した時に舌を噛んでしまう(軽く噛んだ)

 

「宇髄さん!」

 

「終わったな!一定の毒を食らってお前はもう助からないぞ!」

 

それを毒による影響だと勘違いした二人に天冠は内心(いや…己の血鬼術なんだから通じてない・通じたくらいの判別くらいしろよ…)とか思っていた。

 

そうツッコミを入れると、下弦の参も何か違和感に気づいたのか『貴様まさか…!?効いて…』

 

最後まで言い終わる前に思いっきり肩でど突く

 

吹き飛ばされた下弦の参が壁にめり込む

 

それを見た玄弥が引くのが分かる。

 

(よし、あのシーンの真似出来た)

 

投擲剣を三つ投げ、下弦の参の腕・首に刺す

 

「がぁあああ!!」

 

投擲剣に塗りたくっていた猛毒が下弦の参を苦しめる

 

天冠は下弦の参に近寄ると…

 

風の呼吸 弐ノ型・爪々・科戸風(そうそう・しなとかぜ)

 

縦方向に鋭利な爪を思わせる4つの斬撃を同時に打ち下ろし、下弦の参を切り刻む

 

『宇髄天冠ッ!下弦ノ参撃破ァァア!』

 

誰かの鎹鴉がそう叫ぶ

 

 




小太郎
天冠の鎹鴉。
普通の鎹鴉と違い大きめの鎹鴉。背には小箱を背負っている。
鎹鴉なのに一丁前に殺気も出せる。

宇髄天冠
今更の最新情報、本編が始まった時点での天冠の情報
年齢・21歳
身長・175(さすがに愉悦神父程の身長の大きさには出来なかった…)
甘露寺蜜璃、時透無一郎、胡蝶しのぶより年上である。
冨岡義勇、不死川実弥、伊黒小芭内とは同い年
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