ラグナレク技の三人衆一番の小物に転生してしまった 作:色々残念
拳豪鬼神馬槍月の弟子であるハーミットが月のエンブレムを持つYOMIの純龍を倒して正式にYOMIとして迎えられた。近々祭りがあることを知ったレイチェルは、一緒に行きましょうと古賀を誘う。特に予定も入ってないから別に構わないよ言った古賀にレイチェルは飛び上がって喜んだ。
祭りの当日に待ち合わせをしていたレイチェルと古賀。祭りに来ていた兼一にハーミットがYOMIに迎えられたことを伝えてから古賀の前に現れたレイチェル。頭には捻り鉢巻きをしてサラシを巻いた上に法被を着た状態で下は褌という格好のレイチェルを見て普通に浴衣を着ている古賀は、日本の伝統だとしても凄い格好だなと思った。
2人で歩いているとレイチェルが古賀に手を差し出してきたので、特に抵抗もなく手を繋いだ古賀にレイチェルが嬉しそうに笑う。ジャパニーズフェスティバルに来たのは初めてだけど皆楽しそうにしてるわねと言ってきたレイチェルに、色々屋台があるから巡っていこうかと言った古賀は歩幅をレイチェルに合わせて屋台に向かって歩き出す。
射的で景品を撃ち抜いて倒し、レイチェルにクマのぬいぐるみを渡した古賀に感謝したレイチェルは、続けて輪投げをしていく。わたあめを買って食べるレイチェルが、一口食べていいわよと古賀に差し出してきた。わたあめを食べた古賀が、持っているたこ焼きを1つ爪楊枝で刺して持ち上げるとレイチェルに近付けながら口を開けてと言う。
口を開いたレイチェルに出来立てのたこ焼きを食べさせた古賀は、今度はスーパーボールを掬っていく。クマのぬいぐるみを小脇に抱えてヨーヨーを跳ねさせているレイチェルが、色んな屋台があって面白いわと言っていた。屋台を出している梁山泊の面々を見かけて思わず進路を変更した古賀を梁山泊の面々が見つけて笑みを浮かべる。
梁山泊一番弟子はデート中かと判断した梁山泊の面々。日本の祭りをとても楽しんでいるレイチェルは、笑顔を絶やすことはない。楽しそうに笑っているレイチェルの隣で古賀も笑顔を見せていた。ジャパニーズフェスティバルも悪くないわねと言ったレイチェルに、それは良かったよ、レイチェルも楽しんでるみたいだねと言う古賀。
手を繋いだまま仲良く歩いていくレイチェルと古賀は、祭りの最中に気配を感じ取る。表情を一変させて冷酷な顔で無粋な連中ねと言うレイチェルに、こんな日にまで来るとは確かに無粋だねと言った古賀は真剣な顔をしていた。人通りの少ない場所まで移動したレイチェルと古賀の前に、闇の武器組が現れる。弟子も連れてきていた闇の武器組の達人が刀を抜く。
祭りを楽しんでいたところを邪魔されて苛立っていたのか、武器組の弟子を相手に戦い始めたレイチェルがルチャの技を次々放っていった。闇の武器組の達人が振るった刀を容易くへし折った古賀も機嫌が悪かったようで、普段よりも念入りに痛めつけてから四肢の関節を外して気絶させる。
華麗な技を決めて武器組の弟子を倒したレイチェルは、置いていたクマのぬいぐるみを抱えて、行きましょ太一と言って手を差し出す。再び手を繋いだレイチェルと古賀は、祭りに戻っていった。日本の祭りを充分に楽しんでいたレイチェルが、つまずいて転びそうになった瞬間に支えた古賀。
ありがと太一と言って微笑んだレイチェルに、つまずきそうになるなんて珍しいねと古賀は言う。そういう日もあるわよと言ったレイチェルは、古賀との距離が縮まったことを実感していた。祭りもそろそろ終わりとなり店じまいを始める屋台も出始めた中で、レイチェルと手を繋いで古賀は歩いていく。
そろそろジャパニーズフェスティバルも終わりみたいねと言いながら持っているクマのぬいぐるみの頭を撫でるレイチェル。そうだね、もうそろそろ祭りも終わりになると思うよと言った古賀。今日は楽しかったわ太一と言って笑顔を見せるレイチェルに、俺も楽しかったよレイチェルと言った古賀も笑っていた。
今日は目立つことよりも古賀と一緒に祭りを楽しむことを選んだレイチェルは自分の気持ちをようやく自覚したようだ。目立つことが1番大事だった筈なのに、目立つことよりも古賀のことを優先した自分に気付いたレイチェルは、今まで古賀に抱いていた気持ちの正体が何なのかわかったらしい。
翌日の高校で古賀は武田にYOMIのカストルとデートしてたみたいじゃなーいと言われて、一緒に祭りに出かけただけですよと言った。いや、それがデートなんじゃねえかと言ってきた宇喜田に、そうですかねと首を傾げる古賀。カストルと随分と仲良くなってるみたいだねと言ったヴァルキリーに、確かに仲良くはなってるねと古賀は頷く。
まあ、あんたなら問題はないんだろうけど、相手が敵だってことは忘れてないだろうねと言うヴァルキリーに、それはもちろん忘れてないよと言って真面目な顔をした古賀。活人拳と殺人拳は相容れないものだからねと言った古賀は、いずれカストルが達人になったら戦うことになるとは考えているよと言う。
それならいいさと言ったヴァルキリーは背を向けて自分の席に戻っていく。武田と宇喜田は古賀にカストルとしたデートの内容を聞きたがっていたが、古賀が語ろうとしなかったので諦めたらしい。授業が終わり昼休みとなって屋上に行った古賀。弁当箱を古賀が開いたところで屋上の扉を開けたレイチェル。
昨日は楽しかったわね太一と言ってきたレイチェルに、そうだねレイチェルと言った古賀は、近付いてきて弁当箱を覗き込むレイチェルに今日は馬師父直伝の回鍋肉だよとメインのおかずを教える。マエストロを倒した人は料理もできるのねと頷くレイチェル。中華はプロ級って言ってたし、腕前は確かだよと言って回鍋肉を箸でつまんだ古賀はレイチェルに向かって差し出す。
一口食べて笑顔になったレイチェルは回鍋肉がとても美味しかったらしい。大きなハンバーガーを取り出して古賀に差し出してきたレイチェルに、一口くれるのかい?と聞いた古賀。ええ、どうぞ、私の作った特製ハンバーガーよと答えたレイチェル。ハンバーガーを一口かじって食べた古賀は、うん、美味しくできてるねと言って笑った。
2人が屋上で弁当を食べ終えたところで古賀が袋からチーズケーキを取り出してレイチェルに手渡す。今日はレイチェルの分もお菓子を作ってきたよと言った古賀に、ありがと太一と言ってレイチェルは嬉しそうに微笑んだ。チーズケーキを食べると物凄く驚いた顔になったレイチェルは、このチーズケーキ凄く美味しいわと言う。
太一の料理の腕前が更に上がってるような気がするわねと言ったレイチェルは、闇の専属料理人よりも明らかに太一の方が腕がいいわと思ったようだ。いつもこんなお菓子を食べてるのねあの子はと櫛灘千影のことを言い出したレイチェルに、まあ、いつも千影ちゃんにお菓子を持っていってるけど悪い反応ではないねと頷く古賀。
今日は私にも持ってきてくれたから良しとしておくわねと言ってウィンクしたレイチェル。良しとしてくれるなら良かったよと言った古賀。高校生活を全力で楽しんでいるレイチェルには、己の運命を前向きに生きようとする強さがある。そこに人々が惹かれているのか校内では非常に人気があるレイチェル。
そんなレイチェルと昼休みは屋上で一緒にいる古賀は、バレないようにした方がいいんだろうなと考える。2人で会話をしていったレイチェルと古賀は、和やかに会話を続けていく。穏やかな日常を過ごしているレイチェルと古賀。古賀と距離を詰めてきたレイチェルが寄りかかってきたが、古賀も特に抵抗することなくそのままにさせていた。
古賀に寄りかかりながら笑ったレイチェルに、どうしたのかなと言った古賀。目立つことよりも大事なものなんかないと思ってたんだけど、もっと大事なものを見つけちゃったわねと言ってきたレイチェル。それを聞いて思わずレイチェルの額に手を当てて熱がないか確認した古賀は、熱はないみたいだけど、いや本当に大丈夫かいと心配していた。
私を何だと思ってるのかしらと言ったレイチェルに、目立つことが何よりも大好きな人だと思っているよと素早く答えた古賀。間違ってはいないけどと複雑そうな顔をしたレイチェル。そうこうしている内に昼休みの終わりが近付いてくる。寄りかかっていたレイチェルに立つから退いてと言って退かした後に空の弁当箱と袋を持った古賀は立ち上がった。
じゃあそろそろ教室に戻るよと言うとレイチェルに背を向けた古賀。今日は抱きつこうとはせずに古賀の背中をじっと見ていたレイチェル。色々と複雑な思いを巡らせていたレイチェルは古賀の背にそっと手を伸ばすが、歩き出した古賀と距離が開いて伸ばした手は届かない。
離れた距離が活人拳と殺人拳の距離に感じたレイチェルは、そんなものは関係ないと距離を詰めて再び手を伸ばすが、急いで教室に戻る為にかなりの速度で離れていった古賀。決して古賀に届くことのなかった手を握りしめたレイチェルは、諦めないわよと決意を固めていた。
放課後になって兼一と千影の元に向かった古賀は、今日はチーズケーキだよと言いながらチーズケーキを兼一と千影に渡していく。一口食べて満面の笑みを浮かべた千影は、古賀が作ったチーズケーキがよほど美味しかったらしい。今日のチーズケーキも物凄く美味しいですよ古賀先輩と言ってきた兼一に、そんなに喜んでもらえると作った俺も嬉しいよと言った古賀。
明日は日曜で高校は休みだから来週の月曜日に、また何かお菓子を作って持ってくるよ、それじゃあまた来週と言うと古賀は立ち去っていった。今日も凄く美味しかった、ありがとうお菓子の人と手を振っている千影は完全に子供の顔をしている。冷たい目をしていた千影ちゃんが、一瞬で子供の顔になる古賀先輩のお菓子は凄いなと思った兼一。
自分の花壇で花を育てていく千影は毎日欠かさず水やりをしていた。兼一と交流を深めていく千影。2人は徐々に仲良くなっているようだ。兼一をバンソーコーとあだ名で呼ぶ千影に、千影ちゃんと名前で呼ぶ兼一。活人拳と殺人拳で立場の違いがあっても人は仲良くなれるらしい。
梁山泊で鍛練を行っていく古賀と兼一に宇喜田。鍛練が進んで地蔵を3体も背負うことになった宇喜田は、じ、地蔵が重いぜこれはと言いながら古賀の指示通りに動いていく。そんな宇喜田の近くで80体の地蔵を背負った古賀が鍛練を行う。古賀の姿を見て、あれよりはマシだがやっぱり重いぜと思った宇喜田。
2体の地蔵を背負った状態で秋雨の指示通りに動いていく兼一は、宇喜田さんに修行で先に進まれてるから負けないようにボクも頑張らないと決意して鍛練に励む。過酷な鍛練を続けていく3人は、心身共に鍛え上げられていった。地蔵を背負った状態で行う鍛練を終えた3人。兼一と宇喜田は続いて走り込みとなる。
かなりの重量の重りを背負った古賀と秋雨を、それぞれのタイヤに乗せて引きながら走っていく弟子2人。重りを増やされていつまで経っても慣れない走り込みで、弟子達の脚力が鍛えられていく。足と腰が鍛え上げられている弟子達は、かなりの速度で走ることが可能になっていた。
走り込みを終わらせて梁山泊に帰ってきた兼一と宇喜田は、今度は師匠との組手を開始する。兼一は逆鬼と宇喜田は古賀と組手を行っていく。逆鬼の拳を喰らって吹き飛んだ兼一が天井に突き刺さった。天井から兼一を引っこ抜いて組手を続ける逆鬼。日々の組手で梁山泊の師匠達から攻撃を喰らって頑丈になっていく兼一。
超人級の古賀と零点零零零一%組手をすることになった宇喜田。命懸けの組手をしていく宇喜田は、普段とは違う組手にどれだけ古賀が実力を抑えていたのかを実感する。古賀が放つ凄まじい気当たりに吹き飛ばされそうになりながらもまだまだ!と立ち向かう宇喜田は鍛え上げられて打たれ強くなってから根性もかなりのものになっていたようだ。
何とか古賀に合格をもらうことができた宇喜田は完全に疲れきっていて地面に倒れ込む。今日はもう帰っていいと古賀に言われて息を整えてから立ち上がった宇喜田は今までで一番キツい修行だったぜと思いながら帰っていく。古賀と命懸けの組手をして進歩していた宇喜田は更なる段階に辿り着いていた。
宇喜田が帰ってから無敵超人との組手を始めた古賀は、無敵超人が放ってくる突きを迎撃する。撃ち落とした攻撃の数々。単純な突きや蹴りが並みの達人の奥義に匹敵する超人級は格が違うが、同格である古賀ならば問題はないようだ。超人級の凄まじい戦いを続けていく無敵超人と古賀。戦いが終わるまで吹き荒れる暴風が止むことはないだろう。
無敵超人が繰り出す技に梁山泊の師匠達から教わった技で対抗する古賀。2人の超人級が拳を打ち合わせる度に衝撃波が周囲に広がっていく。組手は更に激化していき、ヒートアップしていく両者。笑いながら拳を放つ無敵超人の拳を流水制空圏ではなくただの制空圏で受け流していった古賀は、無敵超人の懐に入り込み無拍子を繰り出す。
無敵超人の両手で受け止められた古賀の無拍子。しかしそれはおとりで本命は蹴りであった古賀が放つ中段廻し蹴りを回避した無敵超人。超人級である今の古賀の蹴りを受けることは危険だと判断した無敵超人の判断は正しかった。白浜兼一と同じく古賀太一という武術家の基礎は下半身であり、強靭な足と腰を持つ古賀の蹴りの威力は尋常ではない。
超人級に到達した古賀の蹴りは、まさしく必殺の威力を持っている。たとえ超人級であろうとまともに当たればただでは済まない蹴りを持つ古賀。無敵超人以上の脚力を持っている古賀は、蹴りの古賀と呼ぶに相応しい多彩な蹴り技を修得している。その蹴り技を無敵超人に披露していく古賀に苦戦する無敵超人。
フハハッ!やりおるわ!と楽しげに言いながら古賀の多彩な蹴りを回避していった無敵超人が古賀に近付いて技を放つ。無敵超人の技を真正面から受け止めた古賀は、無敵超人に教わった数え抜き手を繰り出していく。もはや完全に古賀流となった数え抜き手を使う古賀に対して無敵超人も数え抜き手を放ってきた。
四本抜き手、三本抜き手、二本抜き手、一本抜き手、と指の本数を減らしていく度に特殊な捻りを加えていき、最後の一本抜き手で防御を貫く数え抜き手。無敵超人と古賀の数え抜き手がぶつかり合っていき、最後の一本抜き手が互いの指に触れた瞬間に弾かれる。互角の威力となっていた無敵超人と古賀の数え抜き手。
組手はそこで終わりとなって汗をかいていた無敵超人と古賀は温泉に向かっていく。並んで温泉に浸かりながら会話をしていく無敵超人と古賀。タイちゃんは祭りをYOMIのカストルと回っていたようじゃったなと言い出した無敵超人に、高校でも似たようなことを聞かれましたよと古賀は言う。祭りは楽しかったかのうと聞いてきた無敵超人に、ええ、楽しかったですよと答える古賀。
YOMIのカストルもタイちゃんの隣で楽しそうに笑っておったなと言ってきた無敵超人。日本の祭りは初めてだったみたいですけど楽しんでいたみたいですよと言った古賀は湯に肩まで浸かる。まあ、闇に襲われたりもしたようじゃが、それ以外は特に問題はなかったようじゃのうと頷いた無敵超人に、そうですね、闇の武器組に襲われた以外は特に問題はありませんでしたよと言う古賀。
しばらく会話を続けていった無敵超人と古賀は、ゆっくり温泉に浸かりながら疲れをとっていく。それなりに時間が経過して、そろそろ上がりましょうかと言った古賀に、うむ、そうするかのうと言って立ち上がる無敵超人。タオルで身体を拭いて服を着た無敵超人と古賀はそれぞれの部屋に戻っていった。
布団をしいて横になった古賀は直ぐに眠ってしまう。特に何事もなく朝がきて目が覚めた古賀はよく眠れたなと思いながら、布団から出ると布団をたたんでいく。早朝から超人級でも過酷な鍛練をしていった古賀は大量の汗をかいたようで温泉に向かうと、1人でのんびりと温泉に浸かっていた。
しぐれを止めそうな秋雨の部屋の前にピーマンを吊るして足止めしてから特A級の実力を駆使して温泉に辿り着いたしぐれが温泉に入ってくる。まさかしぐれが入ってくるとは思っていなかった古賀は早朝から物凄く困っていたようだ。何で入ってくるんですかしぐれさん!としぐれを見ないように言った古賀。
一緒に入りたいからだ、よと言ってきたしぐれに止めて下さいよ本当にと言う古賀に近付いてくるしぐれ。何か前よりも距離が近いんですがと思った古賀。特A級の実力で古賀との距離を詰めたしぐれは古賀の隣に寄り添った。ボクも太一とお祭り一緒に行きたかったけ、ど屋台の仕事があったから無理だったと言ってきたしぐれに、そうだったんですねと言う古賀。
なのに太一はYOMIと一緒にお祭り行って、たと言ったしぐれは完全に拗ねていた。YOMIだとしても仲は悪くない相手に誘われたんで一緒にお祭りに行きましたと言って古賀は距離をとろうとするが、離れた分だけ距離を詰めてくるしぐれ。師匠であるボクとの触れ合いが足りない気がす、ると言うしぐれに、だからって温泉にまで来ないで下さいと言った古賀。
太一、背中流しっこしよ、うと言ってきたしぐれに満足しないと帰ってくれないような気がした古賀は、わかりましたと言うと背中を向けて座る。石鹸を泡立てた泡を古賀の背中に塗っていくしぐれは楽しそうな顔をしていた。風呂桶で掬った温泉をかけて古賀の背中を洗い流すしぐれ。古賀の背中を洗い終えたしぐれが今度はボクの番と言うと古賀の前で背中を向けて座った。
石鹸を泡立ててできた泡をしぐれの背中に塗っていく古賀は無心で動いていく。冷静にしぐれの背中を流し終えた古賀にありがと、太一と言って振り返り微笑んだしぐれ。身体を見ないようにして、しぐれの顔だけを見ていた古賀は、満足しましたかとしぐれに聞いた。
前も洗いっこしよ、うと言ってきたしぐれに、それは勘弁して下さいと頭を下げた古賀。う、そと言いながら古賀の頭を撫でるしぐれ。なんだ嘘ですかと安心した古賀に今日は、ねと言ったしぐれに、今日はってどういうことですかしぐれさんと古賀は言う。また今度ってことだ、よと言って笑ったしぐれ。
いやもう俺が温泉に入ってる時は入って来ないで下さいよしぐれさんと言った古賀。また古賀と一緒に温泉に入ろうと考えているしぐれは、今日と同じく梁山泊の面々を出し抜く方法を既に思いついていた。古賀と温泉に一緒に入る為に特A級の達人としての実力を全力で使うしぐれ。
温泉から上がった古賀としぐれはさっぱりとしていたが、朝から大変だったと思った古賀。しぐれさんを止めそうな岬越寺師匠はどうしてるんだろうと考えた古賀は秋雨の部屋にまで移動する。部屋の前に吊るされたピーマンに足止めされていた秋雨が太一くん、このピーマンを退かしてくれないかと言ってきた。
ピーマンを退かした古賀は秋雨に、温泉にまたしぐれさんが入ってきましたと言う。すまない太一くんと謝る秋雨に、ピーマン本当に苦手なんですねと言った古賀。ピーマンだけは本当に苦手でねと言って頷く秋雨。また同じ手を使われたら岬越寺師匠はしぐれさんを止められないってことですねと言った古賀に、すまない太一くんと再び謝る秋雨は申し訳なさそうな顔をしていた。