ラグナレク技の三人衆一番の小物に転生してしまった 作:色々残念
美羽が演劇をやることになり、普段は着けているだて眼鏡を外して演劇の練習をしていると美羽の素顔を見た蹴りの多田が第八拳豪ヴァルキリーに報告する。自分を倒した美羽が同じ荒涼高校の生徒だと知ったヴァルキリーは演劇を台無しにしてやろうと企んだ。
演劇の本番を無敵超人以外の梁山泊の面々が見に来ていた。兼一が遅れていることを気にしていた逆鬼。その頃兼一は美羽の演劇を邪魔しようと高校に向かうヴァルキリー達を1人で食い止めていた。
ヴァルキリーの手下達を瞬く間に気絶させた兼一はヴァルキリーを相手に女性には手を出せませんと言って手を出さない。ヴァルキリーに蹴られ続けていく兼一は打たれ強くなっており、何度蹴られようとヴァルキリーの前に立ち塞がる。
一度も手を出さない兼一にヴァルキリーが根負けしたのか去っていく。美羽の演劇を守りきった兼一の姿を新島が隠れて見ていた。その後は兼一が身体を張って美羽の演劇を守ったことを新島が美羽に伝えていて兼一は少し報われたようだ。
美羽と兼一が二人で帰っていく途中でラグナレク第六拳豪ハーミットが現れた。ハーミットから先制の攻撃を喰らい歩道橋の上からバスの上に移動させられた兼一。ハーミットが衣服のフードを上げて自らの正体を谷本夏だと明かした上で、中国拳法の劈掛拳の構えをとる。
ハーミットが両腕を鞭のように使って振り下ろした腕がバスの屋根をへこませた。遠心力で気血を腕に送り鋼のようにする訓練によって鉄製の屋根すらもへこませる威力があるハーミットの両腕。
その腕による攻撃を喰らいながらも前進した兼一は山突きを繰り出してハーミットの顔面と鳩尾に拳を叩き込む。
古賀との組み手で格上相手にも怯まない度胸を手に入れていた兼一は積極的に距離を詰めていく。
今度はムエタイの技を繰り出す兼一を相手に劈掛拳のみで戦いを挑むハーミット。互いに打ち合いながらほぼ互角の戦いを続けていくハーミットと兼一。
最終的には至近距離まで距離を詰めて劈掛拳の威力を半減させた兼一がハーミットの顎に掌底をいれ、顎に接触した手の肘をもう一方の手で突くという馬剣星直伝の技を放った。
この技は片手分の接地面に両手分の力が加わり、手が顎に触れているために避けることもできないという危険な技だ。
技を喰らったハーミットが吹き飛んでバスから落ちそうになったところで、思わず手を差し出した兼一の手を払い自らバスから落ちていくハーミットを兼一達を追いかけていた馬剣星が受け止める。
バスの上に乗っていた兼一を馬剣星と一緒に兼一達を追っていた逆鬼が抱えて運び美羽達の元に戻っていく。助けられたハーミットは屈辱を感じたのか足早に立ち去っていった。
今回の戦いで敗北感を感じたハーミットは更に過酷な鍛錬を行うことになる。基礎鍛錬からやり直していき鍛え直すハーミットは原作以上に鍛え上げられていく。
一方その頃梁山泊では兼一が両足を縛られた状態で真下から火で炙られながら腹筋と背筋を鍛える鍛錬であるスルメ踊りをやりながら悲鳴を上げていた。
火加減が難しいと言いながらうちわで火の調節をしていく秋雨にひと殺しと声をあげる兼一。この程度では人は死なんよと言いながらうちわを扇ぐ秋雨。
秋雨が作成した大きな地蔵を6体も背負いながら腕立て伏せをしていた古賀がそれを見ながら兼一も大変そうだなと思っていると無敵超人から話しかけられる古賀。
そろそろタイちゃんもわしの修行を受けてみるかの?という無敵超人直々の修行の誘いに驚いた古賀は、長老が修行の誘いをしてくるなんてどうしたんですかと言う。
なにタイちゃんも頑張っているようじゃからわしもたまには動いてみようかと思ってのと言った無敵超人。
長老が良いなら是非ともお願いしますと快諾した古賀にそれじゃあ直ぐに始めようかのと言って古賀が背負う地蔵を軽々と退かした無敵超人に格が違うなと思った古賀だった。
始まった零点零零零三%組手はこれまでにない最強の相手との戦いとなる。無敵超人が合格と言うまで続けられる組手を続けていく古賀は持てる全ての技を駆使して戦いを挑んだ。
流水制空圏を無敵超人に教え込まれた古賀は実際にそれをものにしていく。制空圏を薄皮一枚にまで絞り込み、心を静かに静めていく流水制空圏を用いて無敵超人に一撃を当てた古賀。
無敵超人に合格じゃと言われてから疲れきった身体を地面に横たえる古賀は完全に体力の限界がきていた。倒れ込んだ古賀を見かけた逆鬼がじじいやり過ぎだろと言いながら古賀を背負って部屋まで運んでいく。
目を覚ました古賀が部屋から降りてきたところで古賀の分の食事が用意されていた。感謝をしてありがたく食事をした古賀は食器を洗っていく。
古賀が目を覚ましたことに気付いた逆鬼が部屋から出てきて身体に問題ねぇかと聞いてきたので大丈夫ですよ逆鬼師匠と笑いかけた古賀だった。
夜中に馬剣星が荷物を持って出ていくのを見かけた兼一がこっそり着いていく。電車にまで乗って向かった先は中華街。
辿り着いた先で色々な出来事が起こるが兼一は無事に帰ってこれたようだ。馬剣星がしばらくは落ち込んでいる様子で本調子ではないが、兼一と古賀の修行には手を抜くことはなかった。
ラブレターらしきものが高校の机の中に入っていた古賀。差出人が新島だとわかっていた古賀はラブレターを破くとゴミ箱に捨てておく。
新島が書いた偽物のラブレターに書いてあった場所に古賀が向かうこともない。兼一や宇喜田に武田が騙されてラブレターに書いてある場所へ向かうことを止めることもせずに梁山泊で鍛錬に励む古賀。
6体の巨大な地蔵を背負ったまま筋力鍛錬を行っていた古賀は落ち込んで帰ってきた兼一を励ました。告白を断られて悲しむ女性がいなかったんだから本物じゃなくて新島の偽のラブレターで良かったと思えばいいんじゃないかなと兼一に言う古賀。
そういえば古賀先輩にも新島はラブレター出したみたいでしたけど何で来なかったんですかと聞いてきた兼一に俺はそういうのは全く興味なかったからねと古賀は本心で答える。
功を焦った新島が第五拳豪ジークフリートに捕まり箱詰めで船に乗せられていた。美羽と兼一が港の倉庫街に到着し新島の行方を聞くと素直に船に乗せたと答えるジークフリート。
新島を助け出す為にジークフリートを相手に戦いを始めた兼一は変則的なカウンターの使い手であるジークフリートに苦戦していたが、今こそ無拍子を使うときだと判断した兼一。
突き手と引き手が背中ごしに滑車でつながっているみたいに打つという空手の突き。
力を抜きのびやかに遠くへ力は突き出す方向だけであとはゼロ、そして手が抜けて飛んで行ってしまう気持ちで脳のリミッターを外すという中国拳法の突き。
平行四辺形をつぶすような重心の移動で体重を相手に乗せる柔術の手刀。
戦場で兵隊が生き延びる為の技であり、敵を打ち抜く気で放つムエタイの突き。
全てを混ぜ合わせた兼一の手加減した無拍子は確かにジークフリートを打ち抜いた。
完全に気絶したジークフリートから新島の居場所を聞き出すことはできなくなり、しらみつぶしに探すしかなくなった兼一。
しかし新島を見つけることはできず、既に船が出航してしまっていた。後日新島は自力で日本に帰還する。
日々鍛錬を重ねていく古賀は着実に進歩をしていた。美羽よりも遥かに先に進んでいる古賀は静の極みの技である流水制空圏の習熟に励む。逆鬼やアパチャイとの組み手の最中にも流水制空圏を使っていく古賀。
それなりに手加減した逆鬼やアパチャイの攻撃を避けることに成功した古賀は流水制空圏という技の凄まじさを実感していた。この技にはまだまだ段階があることを知っていた古賀は、焦ることなく冷静に鍛錬を続けていく。
鍛錬を積み重ねていったことで流水制空圏第二段階まで到達した古賀。次は第三段階だなと考えて鍛錬する古賀は強くなっていくことにとても意欲的だった。
高校の帰り道で待っていたラグナレク第二拳豪バーサーカーが手招きする路地裏に迷うことなく突き進んだ古賀。人通りのない路地裏で人知れず行われる戦い。
始まった戦いは更なる段階に進んだ古賀にとっては流水制空圏を使うこともなく楽に済んだ戦いだったが、弟子クラスでは既に到達できない戦いにまで発展していた。
師を得ることなく我流で妙手にまで到達したバーサーカーは、まさしく天才である。しかし古賀という実力が上の好敵手が居たからこそ、バーサーカーは我流なりに試行錯誤して妙手にまで辿り着いたことは間違いない。
古賀が梁山泊で修行をせずに弱いままであればバーサーカーがここまで強くなることもなかっただろう。バーサーカーの強さを引き上げてしまったことを薄々感じていた古賀は責任は取るつもりでいた。
強くなり過ぎたバーサーカーの相手はこれからも自分がしようと決めた古賀。そんな古賀はバーサーカーに負けたくはないから梁山泊の鍛錬を多めにしてもらおうと考えていた。
秋雨が作成した鍛錬器具をであるオウルヒットというフクロウの顔をした鋭いパンチを連続で打ち出してくる機械達を相手に制空圏の修行を行う古賀。
完璧に制空圏で攻撃を捌ききった古賀に秋雨はこれは兼一君が進歩した時の為に残しておこうと言ってオウルヒットをいそいそとしまっていく。
秋雨考案の鍛錬方法と馬剣星の漢方により内弟子達の肉体を徹底的に改造していく梁山泊。外からも内からも内弟子達の強度を高めていく。
高められた肉体の強度と内弟子達の進歩に伴い鍛錬は更に過酷なものになっていくことは間違いない。
今日もまた兼一の悲鳴を聞きながら鍛錬を行っていく古賀は遂に鉄製の仁王を両腕と背中に装着しながら腰を落とし、そのまま馬歩の姿勢でしばらくの間筋力を鍛錬していく。
今度は巻き藁を巻いた太い木製の柱に正拳突きを打ち込んでいく古賀。10万回を超える回数を打ち込まれた巻き藁はボロボロになっていた。
兼一との組手の時間になり始まった組手で古賀は空手の夫婦手を使っていく。兼一は床がすり減るまで鍛え上げた技を一つ使ってきた。
双纒手という敵の守りを開門させて攻撃する双掌打を繰り出す兼一を制空圏で撃墜する古賀。実力差があるとしても古賀の絶妙な手加減で組手が成立している。
兼一の前で更に先の技術を見せてやろうと気の発動を見せつけた古賀。古賀は更に次の段階の気の開放にまで至っており、その次の段階である気の掌握を目指して日夜努力している。
気の掌握にまで至れば達人となれることは確かなので、達人寄りの妙手である古賀は達人を目指して鍛錬を積み重ねているところだ。
兼一にとっては気の発動も遥か先の技術であり何か凄いとしか感じ取れなかったようだが、いい刺激にはなったらしい。拳の連打を打ち込んでくる兼一の攻撃を制空圏で受け流す古賀。
組手の時間が終わるまで二人の戦いは続いていく。古賀に投げられながら受け身をとる兼一は秋雨に投げられ慣れており、受け身が完璧と言えるようになっていた。
組手が終わり食事の時間になった梁山泊。アパチャイが沢山おかわりできる程度には梁山泊の財政は安定しているらしい。
この前地下格闘場で頑張って稼いだ成果が出ているようで良かったと考える古賀は静かに食事をしていく。食事が終わり更に修行をする時間になった。
走り込みの時間となりかなりの重量の重りを懐に入れた秋雨を、タイヤに乗せて引きながら走っていく古賀。今まで以上の距離をこれまで以上の速度で走る古賀にいい調子だと声をかける秋雨。
梁山泊に帰宅した古賀と秋雨はそのまま鍛錬に移り、地獄のように過酷な鍛錬を行っていく。逆鬼と共に技の鍛錬をしていた兼一がそれを見て端から見ると僕もあんな感じなんだろうなと思っていた。
兼一と違って悲鳴を上げることなく黙々と鍛錬を行っていく古賀に負けてられないと思ったのか奮起した兼一は、よりいっそう修行に励んでいく。それでもやはり過酷な鍛錬で兼一の悲鳴は上がるようだった。
かなり達人寄りの妙手にまでなった古賀。気の掌握を掴みかけている古賀は後少しで達人への道が開けると考えていた。それを梁山泊の師匠達は感じ取っているようで梁山泊の内弟子が達人になったらお祝いをしてやろうと思っているらしい。
日夜兼一以上の鍛錬を行ってきた古賀は確かに達人への道を進んでいる。古賀はたとえ達人になったとしても日々の鍛錬を疎かにすることはない。寧ろこれまで以上に鍛錬を行うつもりでいる古賀だった。
一歩間違えれば死んでしまうような鍛錬を積み重ねてきた古賀の身体は鋼以上に鍛え上げられている。アパチャイが手加減を間違えて攻撃をしてしまってもかなり痛いで済む程度には頑丈になっている古賀。
今日もまた過酷な鍛錬を行った古賀は一回り強くなっていた。秋雨考案の鍛錬を幾つもこなした古賀は有り余る体力で逆鬼と組手まで行っていく。技を繰り出していく古賀は鋭いいい蹴りを出したことを逆鬼に誉められて喜んだ。
兼一よりも才能のある古賀が兼一以上の修行を行うことで突き進んできた達人への道は、非常に険しくとも確実に一歩一歩進めている。鍛錬の中で気の掌握の手がかりを掴んだ古賀は後数歩というところまできていた。
何かきっかけがあれば直ぐにでも化けそうな古賀に無敵超人が提案をする。一瞬じゃが全身の気血の流れを断たれてみんかと聞いてきた無敵超人。一度止められてから再び流れ出すと気をよく感じとれるはずじゃと言った無敵超人にそれが必要であるならお願いしますと言う古賀。
無敵超人によって全身の気血を断たれて心臓まで止まっていた古賀。一瞬とはいえかなり死に近付いた古賀は全身の気の流れをかなり感じとることができるようになっていた。無敵超人に感謝をした古賀は気の掌握に確かに近付いたことを実感する。
気の発動から始まって気の開放にまで至り、遂には気の掌握の段階にまで手をかけた古賀。後少しで達人になることができそうな古賀は日々鍛錬を重ねていく。その積み重ねが実る日は確実に近付いていた。
高校に行き授業を受けて梁山泊に帰宅する途中でバーサーカーと遭遇した古賀。始まった戦いは妙手に入ったばかりのバーサーカーとかなり達人寄りの妙手である古賀では実力差があり一瞬で終わることになる。
気絶したバーサーカーを置いて去っていく古賀は、いずれはバーサーカーも達人になるんだろうなと考えていた。厄介な相手になりそうだなと思った古賀は鍛錬を更に増やしてもらうことにするようだ。