ラグナレク技の三人衆一番の小物に転生してしまった 作:色々残念
拳聖の放棄した古い拠点では何も得られることはなかった梁山泊に、田中勤が情報を持ってやってきた。梁山泊が拠点に攻め込んだ時は拳聖が山にこもっていたと話す田中勤。既に山を降りた拳聖の行方は、まだわかっていないようだ。拳聖は私が仕留めると言った田中勤に、腕を上げたようですがそれでも拳聖には届いていませんよと古賀が言う。
組手をすることになった田中勤と古賀は、激しい組手を始めていく。田中さんの今の実力は準特A級といったところだなと判断する古賀。天地無真流の技を更に練り上げた田中勤を相手に組手をする古賀は、拳聖に技を当てることはできるかもしれないが、まだ勝つことはできないだろうと考えた。
天地無真流虎落打地と全力で技を繰り出した田中勤を超人級の技量で捌いていく古賀に、きみはその若さで遥か遠くにいるんだね、古賀太一くんと言った田中勤。きみのおかげで更に先へと進める気がするよと笑った田中勤に、田中さんには強くなってもらわないと困りますからねと古賀は言う。
苛烈な組手を終わらせた2人。準特A級と特A級の間を隔てる壁を抜けかけている田中勤は、超人級である古賀との組手で腕を上げていた。何かきっかけがあれば特A級に到達することができる田中勤に、声をかけていく無敵超人の言葉を聞いても仇討ちを諦めることはない田中勤。
最後に忠告として、拳聖は弟子の育成にますます力を入れ、達人を作り出すために手段を選びません、おそらく兼一くんをはじめ美羽さんや、他のこちらにゆかりのある弟子クラスの者達を贄にする計画ですと田中勤は言うと立ち去ろうとする。そんな田中勤に、ご忠告ありがとうございますと感謝した古賀は、手作りの菓子を渡しておく。
菓子を受け取って、ありがとう、妻と子がきっと喜ぶよと言った田中勤に、もう田中勤の妻と子がこの世にいないことを知っている古賀は悲しそうな顔を一瞬したが、自信作なんで奥さんとお子さんと一緒に食べてあげて下さい田中さんと言った古賀は笑顔に顔を切り替えていた。
遊園地に行くことになった新白連合の面々と兼一に美羽と連華に古賀。プールもある遊園地で水着になって遊ぶ新白連合と兼一に美羽と連華。古賀は拳聖が現れることを知っていたのでベンチに座ってYOMIの気を感知していたようだ。ルグの気を把握した古賀は、夜になることを静かに待っていたが、近付いてくる気を感知してそちらに顔を向ける。
昼間から現れたバーサーカーがよう、古賀と言いながら近付いてきた。賑やかな遊園地の中に不釣り合いな我流の達人。戦闘体勢には入っておらず自然体なバーサーカーが古賀の隣に座ってきたので、何の用かなと問いかける古賀。喧嘩の予約をしておこうと思ってなと答えるバーサーカーはガムを取り出して噛み始める。
夜になればここは戦場になる、その前にお前を確保しておきたくてなと言いながらガムを膨らませるバーサーカーに、悪いけど今日は忙しくてね、あまり構ってはあげられないと思うよと古賀は言う。なるほど、一影九拳の拳聖様を相手にするつもりだな、あの人に比べれば俺が、まだ未熟なのは認めようとバーサーカーは頷く。
間違いなく弟子の様子を見に来るあの人を相手にお前がどう戦うのか興味があるが、先約は俺だぜ古賀と言ってきたバーサーカーに、もちろんきみの相手もするけど、時間は少なめにさせてもらうよと言った古賀。俺が一番なら問題ないぜと言ってバーサーカーは笑う。
2人が会話をしている内に辺りが暗くなってきて人が居なくなった遊園地。闇によって貸切状態となった遊園地は静まりかえっている。座っていたベンチから立ち上がったバーサーカーと古賀。じゃあそろそろと言い出した古賀に、ああ、やるかと言うバーサーカーは、とてもとても楽しそうな顔で笑った。
緒方流古武術の稽古を積んでいるとしても我流でB級の達人となっていたバーサーカーは、無形の動きを見せつけて変幻自在の突きや蹴りを繰り出してくる。持ち味を消すことなく達人となったバーサーカーに相変わらず天才だなと思いながらも攻撃を全て避けて一瞬で間合いを詰めた古賀は、バーサーカーの額に放ったデコピンだけで一撃の内に意識を失わせてかなりの距離を吹き飛ばす。
これからもっとバーサーカーは強くなるだろうなと思いながらも吹き飛ばしたバーサーカーを素早く受け止めた古賀。意識のないバーサーカーに本当は、もっと相手をしてあげたかったけど今日は人の命が懸かってるからねと言いながら古賀はバーサーカーをベンチに寝かしておく。
さて、武田先輩と戦うルグの元に向かうとしよう、そこに拳聖が最初に現れる筈だと古賀は言った。超人級の脚力でルグの元にとてつもない速さで向かった古賀の眼前に、ルグと戦う武田の姿が見える。遊びに来ていたので今日はギプスを外している武田が押している戦い。必殺を狙うルグに油断することのない武田が放つ二連三段ブローがルグに直撃した。
しかし被弾を構わずに武田の手を取りにくるルグは捨て身の覚悟を決めている。ルグに極め技を使わせずに拳を叩き込んでいく武田は止まらない。ルグと武田の2人が戦っているところを見ていた古賀は近付いてくる気を感知して拳聖の姿を発見したようだ。ルグの様子を見に来た拳聖の前に姿を現した古賀に、久しぶりだね古賀太一くんとにこやかに話しかけてきた拳聖。
弟子達の様子を見に来たんだが、これは困ったな、古賀太一くんは私に用があるようだねと言った拳聖に、ええ、今日は貴方に用がありますよと言う古賀。俺と戦ってもらいましょうか、一影九拳と言って古賀は構えをとる。今日は、やる気に満ち溢れているね、古賀太一くんと笑った拳聖は、実は私も強くなったきみと手合わせしたいと思っていたんだと言った。
それに次に会った時は手合わせをしようと約束をしていたねと言いながら構えた拳聖は、拳魔邪神と引き分けた武術の腕を是非とも見せてくれと言ってとてもとても楽しそうな顔で笑う。梁山泊一番弟子、古賀太一と言った古賀に、一影九拳、緒方一神斎と言う拳聖。勝負!と同時に言ってぶつかり合った2人。
互いの拳を打ち合わせて大きく弾き飛ばされた拳聖は、古賀太一くんが超人級に到達しているのは間違いないなと考えながら緒方流滑り足で回り込んで移動する。古武術の歩法で古賀に接近した拳聖が緒方流八方啄木鳥烈脚を繰り出すが古賀の築き上げた制空圏で容易く捌かれる蹴り技。
緒方流白打撃陣と気血を送り込んだ鋼鉄のような突きを放つ拳聖の拳を単なる突きで撃墜する古賀。再び白打撃陣を放ってきた拳聖の突きと古賀の拳が接触した瞬間に緒方流打突寸破を繰り出した拳聖に合わせて寸勁を放つ古賀によって拳を弾かれた拳聖。その隙に懐に潜り込んだ古賀が双纏手を披露する。
中国拳法の双掌打を腹部に喰らって息を吐かされた拳聖は、流石だな古賀太一くんと思いながらも、だが戦いはまだまだこれからだと戦意に溢れている。緒方流の技の数々を繰り出していく拳聖にただの突きや制空圏で対応する古賀。互いにまだ本気は出していない戦いであるが、今のところは古賀が優勢だ。
素晴らしいぞ!古賀太一くん!よくぞその若さで武をここまで練り上げた!と喜んでいる拳聖に、褒められても拳しか出ませんよと言った古賀は拳を振るう。古賀の鋭い拳を受け止めた拳聖は、此方も全力を出さねば失礼だなと言うと構えをとり、静の気と動の気を同時に使い始めた。
静動轟一!と2つの異なる気を凝縮して爆発させる拳聖。一時的に超人級に到達した拳聖が放つ技は威力がこれまで以上に強化されている。ただの制空圏では捌ききれないと判断した古賀は流水制空圏を発動させて戦っていく。完全に流れを合わせて攻撃を全て躱していった古賀。
緒方流打破極支という組まずに打撃で関節を外す関節技を繰り出す拳聖の攻撃を、静の極みの技である流水制空圏で完全に回避していく古賀は、俺の流れに乗ってもらいますよと言いながら連続で攻撃を放っていく。吸い込まれるように攻撃を喰らってしまう拳聖は、緒方流の技を捨て身で繰り出した。
緒方流の組み技や投げ技を放ってきた拳聖に岬越寺流柔術で対抗する古賀は拳聖を投げ飛ばす。一進一退の攻防を続けていく2人。戦いは更に激しさを増していき周囲の地形が完全に変わってしまっていた。緒方流の熊手抜き手を放つ拳聖に、逆鬼から教わった空手の抜き手を繰り出す古賀。
抜き手がぶつかり合って大きく弾かれた隙に古賀を投げた拳聖が、脳天地獄蹴りを放ってくる。頭部に直撃すればただでは済まない蹴りの蹴り足を掴んだ古賀は流れを合わせて更に上に飛ぶ。回転しながら着地した古賀に緒方流の突き技を繰り出した拳聖へとオートゥリズムを古賀は放つ。
無拍子を元に作成された技であるオートゥリズムは背筋を上手く使って放つ技であり、無拍子と違って連射が可能である。オートゥリズムを連続で放つ古賀に、兼一くんの無拍子と似ているが、また違う技だなと瞬時に判断した拳聖。だが良い突き技だと感心する拳聖は、戦いの最中に嬉しそうに笑う。
一方同時刻の宇喜田は子供である千影とは戦えず投げられ続けていたが受け身をとって立ち上がり続ける宇喜田。櫛灘、俺はこの程度じゃ死なねえぞと言った宇喜田に、お菓子の人の弟子であるお前を苦しませたくはないと言う千影。なのに手元が狂うと言ってきた千影へ、お前に俺は殺せねえよ櫛灘と宇喜田は言う。
何せ俺は師匠のおかげで頑丈だからなと笑った宇喜田を再び投げる千影は内心で戸惑っていたようだ。諦めてはいけない、きっとできる筈と言いながら宇喜田を連続で投げる千影に、見事な受け身をとり続ける宇喜田は、まともに戦えば千影に勝てる程度には腕を上げている。
動の気の開放を修得して、正しい気の運用を身につけている宇喜田の実力は、弟子の中でも上位に食い込んでいた。日々鍛練を欠かしていない宇喜田は頑丈さだけなら並の達人級以上になっており、手元が狂っていて本気ではない千影の投げを喰らったとしても、しっかりと受け身までとっていることからダメージにはなっていない。
静まりかえった遊園地で千影に投げられては受け身をとる宇喜田は、このまま朝まで続けるか櫛灘、俺は別に構わないぜと言い出す。おかしい、なぜ、と言う千影は、迷いで本気が出せていなかった。人を殺せる投げを受けても宇喜田は死なないが、千影は無意識の内に手加減してしまっていて人が死なない投げとなっている。
投げられ続ける宇喜田を見かねたヴァルキリーが近付こうとしたところに、来るんじゃねえキサラと言った宇喜田。俺なら問題ねえ、こんな投げ、1万回喰らっても死にはしねえよと言い切る宇喜田に、黙って見ていろって言うのかい宇喜田とヴァルキリーは言って立ち止まる。
投げられては立ち上がり続ける宇喜田を見ていたフレイヤは両腕をオーディンが座る車椅子の車輪で押さえ込まれていたが、それ以外は危害を加えられてはいない。完璧な受け身をとる宇喜田を見て安心したフレイヤは車輪から腕を抜こうと試みるが、オーディンが抜かせないようにしていた。
美羽とアタランテの戦いは、共に気の開放を修得した者同士の戦いとなり、動の気を開放した美羽とアタランテの激しい戦いは美羽の勝利となる。倒れ込んで気を失ったアタランテをそっとベンチに寝かせた美羽は、他に戦っている面々を探しに走り出す。誰にも襲われることなく1人遊園地を走る兼一は美羽と遭遇して一緒に行動することになった。
兼一と美羽が向かった先で拳聖と古賀の戦いが巻き起こっており、荒れ狂う暴風が兼一達を襲う。凄まじい戦いを繰り広げている拳聖と古賀を見た兼一と美羽は思わず足を止める。超人級の古賀を相手に静動轟一という危険な技を用いて互角の戦いを続ける拳聖。とてつもなく激しい戦いは、荒々しく続いていく。
緒方流座重折りという飛びついて座り込みながら体重をかけて相手の足を折る技を披露した拳聖を、強靭な足腰で蹴りを放って引き剥がした古賀。吹き飛ばされてから再び接近した拳聖は、遠心力で投げる緒方流浮遊投げを繰り出して古賀を投げると腕を組んで関節技を使おうとするが、急激に脱力して腕を引き抜いた古賀は拳聖に上段廻し蹴りを放つ。
放たれた古賀の蹴りを危険だと判断して全力で避けた拳聖。眼前を通過した蹴りの威力が尋常ではないことを見抜いていた拳聖は、古賀太一くんの蹴りは受けてはいけないなと考えながら突きを繰り出す。流水制空圏で突きを受け流した古賀は瞬時に距離を詰めると無拍子を放った。
両手で無拍子を受け止めた拳聖の周囲に広がっていく衝撃波が無拍子の威力が並みではないことを現す。やはりこの突きをきみも覚えていたか古賀太一くんと言い出した拳聖。4つの武術の要訣を1つに纏めた素晴らしい突き技だと無拍子のことを褒める拳聖は、武の発展になるならば何でもするという狂気を秘めている。
緒方流の数え抜き手を繰り出した拳聖に、古賀流の数え抜き手を披露する古賀。四本抜き手、三本抜き手、二本抜き手、一本抜き手と指の本数を減らしていく度に特殊な力の練りと捻りが加えられていてどんな防御も打ち破るという無敵超人の秘技である数え抜き手。互いに無敵超人から教わった数え抜き手を自分流に変えていった2人。
緒方流と古賀流がぶつかり合って、互いの一本抜き手の指先が触れた瞬間にあまりの威力に大きく弾かれた互いの数え抜き手。体勢が崩れた両者だが、足と腰の鍛え方が違う古賀が先に体勢を立て直して手加減した流水孤塁抜きを繰り出す。拳聖の防御をぶち抜いて蹴り抜いた古賀。
強靭な足腰から放たれた古賀の蹴りは拳聖の腹部に打ち込まれ、静動轟一で内部から崩壊が始まって痛んでいた拳聖の身体も古賀の気で癒されていく。凄まじい脚力を持つ古賀の孤塁抜きは一撃で拳聖の意識を失わせていた。激しい戦いを勝利で終わらせた古賀は拳聖を担ぐとその場をあとにしようとするが、そんな古賀の前に立ちはだかる田中勤。
そいつを渡してくれ古賀太一くんと言った田中勤に、渡せば貴方は拳聖を殺すでしょう、活人拳として渡せませんと断る古賀。ならばきみと戦ってでも渡してもらうと言い出した田中勤は天地無真流の構えをとる。拳聖を左肩に担いだままで、田中さん、貴方の怒りを受け止めましょうと言うと半身になって古賀は構えた。
天地無真流の技を放つ田中勤を片腕で捌いていく古賀は防御に徹している。怒りのままに技を繰り出していく田中勤は、全ての技を容易く受け流されて超人級との差を感じ取ったが、それでも決して引くことはない。仇である拳聖を前にして冷静ではいられない田中勤。仇討ちをするためだけに生きてきた田中勤は、古賀との戦いの中で準特A級の殻を破っていく。
遂に特A級に到達した田中勤の相手を古賀は片腕でする。何で今まで手伝ってくれたきみが邪魔をするんだ!と叫んだ田中勤に、俺は貴方を死なせない為に鍛えていたんですよ、貴方に拳聖を殺させる為じゃないと古賀は言った。活人拳の道を歩めとは言いません、ただ貴方に人殺しになってほしくないんですよ俺はと言う古賀。
退いてくれ古賀太一くんと言いながら田中勤が連続で放った全力の技を受け止め続けた古賀に、どうしてだ、古賀太一くんと言い出した田中勤。天地無真流十字頸木を捌いた古賀に数え抜き手を放った田中勤に、古賀は片手で数え抜き手を繰り出す。天地無真流の数え抜き手を飲み込んだ古賀流の数え抜き手。
田中勤に大きな隙ができた瞬間に担いでいた拳聖を一旦上に放り投げた古賀は素早く無拍子を放つ。拳を田中勤の腹部に叩き込んで気絶させた古賀は、拳聖を受け止めると再び肩に担いで走り出す。梁山泊に辿り着いた古賀は師匠達に頼んで意識のない拳聖をビッグロック送りにした。
後日、ビッグロックに収監された拳聖は牢の壁を素手で彫り仏像をいくつも作り上げていたそうだ。脱走を目論むこともなく大人しくしている拳聖は、勝負の敗者として今は牢で静かに過ごしている。殺めてしまったまだ道を決めることもできなかった命を供養する為に仏像を彫る拳聖。
拳聖がビッグロックに収監されたことを知った田中勤は、やりきれない思いを抱えたままサラリーマンとして仕事をしていく。それでも武から身を引くことなく日々鍛え続けているのは天地無真流の正統後継者であるからだろう。梁山泊に足が向かっていた田中勤は、鍛練中の古賀に話しかけた。
凄い鍛練してるねと言ってきた田中勤に、背負っていた95体の地蔵を降ろした古賀は、これは毎日やってますよ、何の用ですか田中さんと言う古賀。足が自然に向かっていてね、特に用があって来たわけじゃないんだと言った田中勤。俺に言いたいことがありそうな顔をしていますけどと古賀は言って田中勤を真っ直ぐな目で見つめる。
何故私を拳聖と戦わせてくれなかったんだい古賀太一くんと言い出した田中勤に、拳聖を相手にすれば確実に貴方が死んでいたことは確かです、静動轟一を用いた拳聖は一時的に超人級に至っていましたからね、田中さん、俺は貴方に死んでほしくなかったんですと古賀は言う。
今回は俺がわがままを通した形になります、貴方は何も悪くないと言った古賀に、師匠はきっと仇討ちなどするなと言う人だったから、私がきっと間違っているんだろう、だけど私は拳聖を許せなかったんだと言いながら古賀に近付いた田中勤。今のきみと対等に戦えるぐらい強くないと拳聖は倒せないんだろうと言ってきた田中勤に、そうですねその通りですと古賀は頷く。
拳聖がビッグロックに大人しく収監されたままでいるとは思えない、いずれ拳聖を倒す為に、きみのいる領域まで私は辿り着いてみせると田中勤は決意する。その為にも組手を頼むよ古賀太一くんと言って笑った田中勤に、いいですよ、また組手をしましょうと古賀は笑顔で言った。