ラグナレク技の三人衆一番の小物に転生してしまった 作:色々残念
兼一がしぐれの過去について秋雨から聞いている間に古賀は鍛練を積んでいく。これまでの六倍になった鍛練を行っていく古賀。時間が許す限りは鍛練に励む古賀は生き残る為に鍛えていた。兼一はしぐれを梁山泊に連れてきたのが秋雨だと知り、しぐれの父親を殺したのが秋雨だということの経緯を知ることになる。
しぐれの過去を語り終えた秋雨が、しぐれが父親の作った刀を刀狩りする理由の真相を知りたければ本人に聞いてくれたまえと言って天井を指差す。そこには天井を足の指で掴みコウモリのようにぶら下がるしぐれの姿があった。それに凄いびっくりした兼一は梁山泊に来てから一番びっくりしたと言う。
20体の巨大な地蔵を背負いながら鍛練を行っていく古賀。基礎の鍛練から筋力鍛練に至るまで地蔵を背負ったまま続けていく。技や技術の鍛練も確りと行い、背負っていた地蔵を置いてから梁山泊の師匠達と組手を始める古賀。特A級の師匠達の全てを吸収していったA級の達人である古賀は、更に実力を上げていった。
鉄骨を使った数え抜き手の鍛練を毎日欠かさず行っていた古賀は、数え抜き手の要訣を完全に身に付けており、もはや古賀流と言えるようになった数え抜き手は無敵超人のものとは少し別物になっている。鉄骨を容易く貫く貫通力がある数え抜き手を繰り出していく古賀は、確実に技を練り上げていく。
最終段階にまで至った流水制空圏も練磨を重ねていった古賀。静の極みである技を極めた古賀は更に先へと発展させていく。これまで以上に流水制空圏を強化した古賀は、梁山泊の師匠達との組手でそれを披露する。確かに効果があったようで流れる水のように滑らかに動いた古賀の一撃を喰らってしまった梁山泊の師匠達。
A級の達人である古賀との組手は梁山泊の師匠達にも良い経験になっているらしい。積極的に組手を行う古賀は間違いなく腕を上げていた。毎日兼一と古賀が行っている組手は、兼一にも良い刺激となり、とても兼一は強くなっている。弟子クラスで達人とはかなりの実力差がある兼一を相手にすることで古賀には良い手加減の修行となっていた。
同格であるA級の闇の達人との戦いで何かを掴んだ古賀は、決して忘れないように掴んだものを思い出していく。戦いの最中に先へと繋がる道を切り開いていた古賀。更なる自らの武術の発展に時間を費やしていく古賀は着実に前へと進んでいた。鍛練を欠かさず続けていき、特A級の達人へと至る道を前進していく古賀。
高校が休みの日は一日のほとんどを武術の鍛練に費やしていた古賀は凝縮された密度の濃い鍛練を行っていく。以前の六倍ですりきりいっぱいとも言える鍛練をこなしていく古賀。時間が許す限りは激しい鍛練を行う古賀は二番弟子である兼一以上の努力を毎日続けていた。その努力が実る日は確実に近付いている。
これまで以上に過酷な修行を行う古賀は達人として進歩をしていく。歩みを止めずに進んでいった古賀は更なる領域へと足を踏み入れていった。日夜行う鍛練でA級から準特A級にまで到達した古賀は達人としての頂きにまた少し近付いたようだ。達人という崖を更に深くまで落ちていった古賀は目指す先である特A級が近くなったことを感じ取っていた。
準特A級となった古賀と組手を行う梁山泊の師匠達。止まることなく成長を続ける古賀との組手は、戦いの中で進歩する古賀を相手に活人拳として死なない程度に手加減を調節しながら戦うというものになる。古賀がここまで腕を上げたことを喜ばしいことだと判断する梁山泊の師匠達。
中でも特に喜んでいたのは逆鬼であり、太一が酒を飲めねえ歳なのが残念だぜと言いながらビールを飲んでいる時にも準特A級となった弟子を思い出して笑うほどだ。弟子はとらねえ主義だと言っていた逆鬼が特に弟子達を可愛がっている。人は変われば変わるものらしい。
アパチャイも二人の弟子をとてもとても大切に思っていて太一と兼一は死んでも守るよ!と心に決めている。アパチャイにとって初めての弟子である二人を大切な守るべき存在だと思っているようだ。梁山泊の他の師匠達にとっても古賀と兼一は大事な一番弟子と二番弟子である。
だからこそ兼一が死んでしまう前に闇との戦いから遠ざけるべきかと考えた梁山泊の面々は、兼一に才能がないということを理由に弟子を辞めて梁山泊を出ていかせるように芝居をしたが、あまりにも不自然で兼一には猿芝居に見えていたようだ。師匠達に何を言われようと兼一は梁山泊を去ることなく、闇との戦いを生き残る為に修行が今までの三倍になったらしい。
原作よりもだいぶ早まった三倍になる兼一の修行。これは以前闇の達人に古賀が襲撃されたことが原因であり、闇の手が伸びるのが早かったこともあってそれを危惧して兼一の修行が早まったようだ。YOMIのスパークとの戦いの前に、開始された三倍の修行は兼一をこれまで以上に鍛え上げていく。
そして常に梁山泊では兼一の悲鳴が響き渡る。秋雨作の鍛練器具が全力で稼働していき、内弟子達を強制的に鍛練させていく。達人用と弟子クラス用に二台用意された鍛練器具は外見は一緒に見えるが性能は段違いであり、間違えて達人用を兼一が使えば普通に死んでしまうのでその辺は注意しているらしい。
達人として準特A級になった古賀の修行になる鍛練器具は秋雨の渾身の作であり、素晴らしい出来だと自画自賛する秋雨。鍛練器具を使って鍛練を続けていく古賀は、準特A級の達人になってからも使える鍛練器具を作ってもらえるのはとてもありがたいと思っていた。
鍛練器具による鍛練を終えて組手の時間になった古賀と兼一。ぐったりしていた兼一を高価な漢方薬を使って強引に叩き起こす馬剣星。今日は秋雨と組手をすることになった古賀。特A級の達人である秋雨の技を実際に喰らって覚えることになった古賀は、岬越寺流柔術の技を更に習得する。
兼一は馬剣星と組手をすることになり、手加減した達人を相手に戦いを続けていく兼一は、何度倒れようとまだまだ!と立ち上がり挑んでいく。秋雨との組手が終わった古賀は技の鍛練に入り、組手の最中に身体で覚えた技を秋雨が作った投げられ木偶くんウルトラを使って実際に技を出して実戦で使えるかどうか確かめていた。
兼一はお馴染みの壺を使った基礎鍛練の時間になり、古賀は走り込みの時間となる。達人でも重いと感じる程の大量の重りを背負った秋雨をタイヤに乗せたまま引いて走る古賀は達人としての脚力を存分に発揮して県外にまで走ってから、また走りながら梁山泊に驚異的な速度で戻ってきた。
基礎の鍛練が終わり古賀と入れ替わる形で走り込みになる兼一。重りを乗せた秋雨をタイヤで引きながら走り出した兼一を見送り、古賀も基礎の鍛練の時間となる。25体の巨大な地蔵を背負った古賀は基礎鍛練を行っていく。古賀の基礎鍛練が終わった頃に帰ってきた兼一と共に夕食の時間になり、食事を食べていく内弟子達。
食後に休憩を挟んでから再び内弟子達の鍛練が始まる。空手の技の鍛練をしていく兼一と秋雨考案の筋力鍛練をする古賀。それぞれ担当する師匠が付きっきりで鍛練を見ていく。逆鬼が手本を見せながら指示をして夫婦手の鍛練をする兼一から離れた場所で巨大な地蔵を両手に一つずつ持ちながら鍛練をしていく古賀の背には25体の地蔵があった。
鍛練が終わった次の日も朝から鍛練が始まり、高校へ行く時間までは鍛練を行っていく古賀と兼一。真っ先に高校へ到着して授業を受けていく古賀は充実した生活をおくれているなと考えていた。全ての授業が終わりとなり梁山泊に帰宅した古賀。制服から着替えて鍛練を開始した古賀は馬剣星と組手をすることになって、放った攻撃を化勁で反らす馬剣星に秋雨から習得した技を用いて有効打を与えることに成功する。
馬剣星が放つ寸勁を受け止めて流した古賀は、準特A級の実力を存分に発揮していた。強くなったねタイちゃんと笑う馬剣星に梁山泊の師匠達のおかげですよと古賀も笑顔になる。組手の時間は終わりとなって鍛練を続けていく古賀。修行量が六倍となっても弱音を吐かずに真面目に取り組んでいく古賀を見て、負けてられない!と兼一も奮起する。
互いに良い影響を与えている内弟子達の存在に梁山泊の師匠達も頬を緩めた。ちなみに秋雨だけは兼一くんの修行をもう少し増やしても大丈夫そうだなと考えていたりもしたようだ。古賀と兼一が組手をすることになり、手加減した古賀に兼一が打ちのめされることになったが、諦めずに立ち上がり続ける兼一。
次の修行に支障が出ない程度にと終わった組手。兼一は根性あるけどいまだに不良っぽい人が苦手なのはどうにかならないのかなと思った古賀。兼一は度胸がない訳じゃないのに不思議だよ本当にと考えながら古賀は鍛練を続けていく。前と比べると三倍の修行を終えて疲れきった状態の兼一がかなりふらつきながら歩いていたので古賀は肩を貸してあげた。
うう、すいません古賀先輩と言ってくる兼一に気にしなくていいよと言いながら一緒に歩いていく古賀。階段が無いので兼一に肩を貸したまま跳躍して二階に到達した古賀は、そのまま兼一を兼一の部屋まで送っていく。兼一を部屋に寝かせてしばらくゆっくり休んだ方がいいよと言うと去っていった古賀に兼一は感謝をしていた。
僅かな休憩も終わりとなって再び内弟子達の鍛練が開始される。朝食と高校の時間に夕食と就寝時間以外は、ほぼ鍛練で埋められている内弟子達のスケジュール。兼一の制空圏の修行にオウルヒットが使われ始めて、周囲を囲んで打撃を打ち込んでくるフクロウ頭の攻撃を制空圏で捌いていく兼一。
両手両足と背中に鉄製の仁王をぶら下げながら制空圏の修行を行う古賀は、周囲を囲み放たれる梁山泊の師匠達からの攻撃を受け流していく。逆鬼の空手、馬剣星の中国拳法、アパチャイのムエタイと三種類のタイプの違う攻撃を全て制空圏で捌いていく古賀。
準特A級の達人となった古賀の修行は難易度も段違いとなったが、それを全てこなしていく古賀は限界を更に超えていく。これまで積み上げてきた莫大な基礎鍛練が花開いた古賀は確実に実力を上げていっている。兼一以上に努力してきた古賀は準特A級の達人となり、特A級に限りなく近付いていた。
日々がいかに過酷であろうとやがて人は慣れて順応していく。だからこそ秋雨は慣れさせない為に新たな鍛練器具を作り出して新たな刺激を内弟子達に与えていくらしい。今日もまた新たに作られた鍛練器具が元気に稼働して兼一の悲鳴が聞こえる。お馴染みとなった兼一の悲鳴を聞きながら鍛練器具を用いて鍛練をしていく古賀。
今日の鍛練器具は後ろに強い力で引っ張られながら足の指を使って出っ張りを掴んで前へと進んでいき、停止のボタンを押さなければ終わらない鍛練となる。そのまま後ろに引っ張られて背後にある鉄板に身体が着けば電撃が繰り出される仕組みとなっており、引っ張りに負けて電撃を喰らった兼一が悲鳴を上げていた。
それから数日後、新白連合の本部に攻め込んできたYOMIのスパーク。新白連合の面々が次々と倒されていく中で到着した兼一と馬連華に美羽。兼一とスパークの戦いが始まり、日々の鍛練を積んでいた兼一が優勢で戦いが続いていく。酔八仙拳の使い手であるスパークの攻撃を正座の状態で受け流していく兼一。
居捕りという正座の姿勢であらゆる方向からの攻撃を無力化して取り押さえる技を用いてスパークが放つ超低空攻撃を捌き、完全に関節を極めた兼一だったが強引に外そうとするスパークの腕が折れると判断して関節技を外してしまう。技を外した兼一に攻撃をしかけたスパークを投げて再び関節を極める兼一。
負けられないんだ!と言いながら技を外そうともがくスパークの肩が悲鳴を上げていた。また技を外した兼一の首を絞めるスパークだったが、どうしても殺せないと涙を流したスパークに当然だよ、花を土を愛する君に、最初から人殺しなんかできるわけないじゃないかと笑いかけた兼一。兼一の首から手を離して負けを認めたスパーク。
兼一とスパークの戦いを見ていたスパークの父親である李天門が現れてスパークを殴り飛ばし、兼一を拳聖への手土産に連れていくと言い出した。達人級である李天門を相手に戦う兼一と馬連華に美羽。手加減している李天門に全く敵わない兼一達。倒れた兼一達を連れて逃げる宇喜田と武田。籠城を選択した新島だったが達人級を相手にするには逃げ込んだ場所が脆すぎたようだ。
兼一の盾になる新白連合の面々。それに紛れ込んでいた古賀。馬剣星に頼まれて代わりに兼一の様子を見に来ていた古賀が素早く動き、李天門の背後に回り込もうとした瞬間、勢いよく倒れ込んで背後を取らせなかった李天門。ぬ!梁山泊の一番弟子か!と地に倒れたまま言った李天門に弟子の喧嘩に師父は出ないものらしいですよと言う古賀。
達人級の戦いが始まり、準特A級の古賀が押していた。噂通りの、いや噂以上の腕前、やりおるな若造!と言って打たれた肩を擦る李天門に、闇ではどんな噂がされてるんですかねと言いながら構える古賀。梁山泊一番弟子よ!我が絶招をもって打ち砕かん!と奥義を放つ構えをとった李天門。
放たれた技は全範囲に掌打、突き、蹴りを繰り出しながら縦横に地を転げ回るというものであり、それを古賀は制空圏と化勁を用いて受け流していく。李天門の腹部に突きを叩き込んだ古賀の腕を掴み、この腕もらったと言う李天門に腕を掴まれた状態で放つ投げ技である岬越寺無限生成回帰を披露した古賀。
脳から手に腕を離せと指令が送られる前に数十回李天門を投げ続けた古賀に、外功と共に内功を特に鍛え上げている我にこれほどまでの痛打を与えるとはなんという投げと言う李天門。血を吐く李天門に追撃を行おうとする古賀をスパークが止めに入った。父を殺さないでと言ったスパークにもとよりこの男にそのつもりはないわと言い放った李天門。
投げの途中で手を抜きおったな梁山泊一番弟子と言う李天門に手を抜いたというなら貴方もでしょうと言った古賀。貴方がその気ならこの場にいた新白連合の全員が肉片になっていてもおかしくはなかった、そうなっていないのは娘思いの貴方だからこそ美羽ちゃんや連華ちゃんが娘にかぶって殺せなかったんでしょうと古賀は言って李天門を真っ直ぐな眼差しで見た。
ぬぐ、フ、フンッ!と目線を反らした李天門は図星だったようだ。ケチがついたわ!決着はいずれまた着けよう、梁山泊一番弟子と言う李天門にそうしてくれると此方も助かりますねと言った古賀。スパークを背負った李天門が、梁山泊の弟子達よ、これから現れる強者達を相手に貴様等の活人拳が、果たしてどこまで通用するかなと言って去っていく。