【ポケモン異聞帯】ポケモンがソシャゲ化したとは聞いたが、型月なんて聞いてないんだが()   作:村ショウ

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6章前という事で、久々に小説を投稿しました。
ネタ自体はかなり前から練っていて、本来は5章前にやるつもりでしたが、内容修正して投稿しました。
ポケモン fgoで検索したら、ネタ出しの時にはなかったアルセウス異聞帯の王ネタが既にあったので、もはやN番煎じの2乗になってしまいました。
あと書いてて思ったのがORT君、もう少しマイルドにしてデフォルメしたらポケモンにいそう(そんなポケモンいてたまるか)


01.魔獣共存神話シンオウの始まり

  

 

 俺はなんだかんだあって、転生してしまったポケモン大好き男である。何やかんやの部分は皆さん興味無いだろうから省略させてもらうが。まぁ、平たく言えば、神様系転生である。

 心は短パン小僧のままの俺はその神とやらに、ポケモンがいる世界にゲームの時の相棒を連れて行けるようにしてくれと頼んだ訳だ。

 つまり、あのOPの『俺はこいつと旅に出る(ピカチュー)』の部分のようなことを吹かしたわけだ。

 

 まぁ、ノリでそんなこと言った訳だが、後になって良くよく考えればポケモン世界って、命幾つあっても足りないような事件多くね? 

 とか思い至ったが後の祭りである。そう感じながらも、相棒と一緒に街に篭っていれば主人公がなんとかしてくれるだろうと楽観的に考えていた。できれば、オリ主で伝説厨と化して俺TUEEEEしたい人生だった……。もう、1度目の人生終わってるけど。

 

 それなのにだ!! 何故か俺が転生した世界にはポケモンはいなかった。何? 魔術って? 

 ポケモン世界にエスパー少女はいても、魔術師なんていなかった気がする……。サトシピカチュウが出てきた時にはあったか? まぁ、その辺とは違うのは明らかだし、置いておこう。

 

 まずもって、この世界にはポケモンという物が存在していなかった。ここは日本であり、俺の記憶がはっきりした5歳の時には1999年だ。金銀くらいまでは発売されてるし、アニメ化され放送されているはずだ。なのに、新聞のテレビ欄をどの曜日に見ても見つからないし、ゲームのCMすらひとつもない。ポ〇ゴンショックで永久に放送中止になった世界線なのだろうか。

 

 そんな失望の中、俺はそれより大変なことに気づいてしまった。何やら両親は日本の中ではそこそこの歴史を持つ魔術師の家系らしく、怪しげな儀式やら法則の勉強を俺は英才的に教えられてきた。その時はもしかしたら、怪しい宗教団体に嵌っているヤバい親なのかとも思っていた。

 しかし、俺の起源が『捕獲』だの時計塔だのの話を親から聞いて、ある世界について思い出してしまった。あのやべー型月世界である。

 あれ? 神様、転生先はポケモンのいる世界とお願いしたはずですよね? 

 転生ブームで他の転生者と間違えたのかな? 

 ベビーラッシュにあった取り違え感覚で魂取り違えちゃったパターン? 

 ハハ、ワロエナイ

 現実逃避しつつも、この世界がFateのどの世界線に当たるか気になった。(月姫やほかの型月作品かもしれないが)

 もしかしたら、似てるだけでどれでもないのかも知れない。

 

 

【悲報】アニムスフィアが台頭してた

 

 許さねぇからなマリスビリー……

 お前、俺はカルデアなんてBadでDeadなEndまっしぐらな場所には行かねぇーからな()

 ちゃっかり、バビロニア0話で若作りしやがって(関係ない)

 いや、待てよ。カルデアにいかないとそのまま1年が過ぎて、いつの間にか白紙化されちゃうのでは? 

 どっちみち、詰みなのでは? 

 

 そうだ。今はまだ2010年だ。

 慌てるような時間じゃない。2015年の時計塔を思い出せ。レフ教授ことフラウロスが自害すれば人類、引いては俺は救われる……筈。

 思い立ったら何とやら、暗殺か説得かどちらにせよやるしか無い。成功性が低くても生き残る道を掴むためには仕方がない。

 カルデアの召喚システムの中核を成すマシュを始末すれば……と一瞬思ってしまったが考え直す。また、同じようにマシュの様な存在が生まれてしまうだけの可能性がある。本来、魔術師とはそういうものだ。そもそも、英霊召喚システムの根幹である円卓の盾をカルデアが手にした時点でアウトだ。マシュを始末するだけではどうにもならない可能性の方が高い。

 そうやって、俺は殺人を忌避していたのかもしれない。純粋な魔術師じゃない故に。心が一般人だったお陰とも言えるが。

 

 16歳になった俺は魔術師としての見聞を広める為と親を説得し、時計塔のあるロンドンへの留学を決めた。レフ教授の詳細な居場所やカルデアについて探りを入れたいので、クリプターになる者が多くいた時計塔に探りを入れるべきだと考えたからだ。

 

 

 そう考えていた訳だが……。いつの間にかマリスビリーに誘われてAチームに入ることになった件。そりゃあ、マリスビリーはクリプターを探す訳だし、探ろうとしてる奴は目に付くよね。確か、天体科のロードだし。

 こちらとしてもカルデアに入り込まなければ、レフ教授や諸々の情報が手に入らなかった訳だし、問題は無い。

 というか良く俺、Aチーム入れたな……。Aか主人公枠以外だと不味いので死ぬ気でアピールしたが、なぜ入れたか分からない。人間やろうと思えばどうにでもなるって奴か。

 

 しかし、問題はこの後どうするかである。

 

 

 

 

 えー、問題解決なんて一般人である自分には出来ませんでした。誠に申し訳ないと思っております。え、いきなり話が飛んだ? 

 一般人に数年という短い期間で、どうにか解決策を導けなんて無理ゲーすぎるだろ。

 人殺しなんて無理だし、というかレフ教授暗殺できたらアサシンになれるのでは? 

 ポケモンの自殺的な悪あがきの様に、精神的なダメージを無視して、コミュ障ながらに情報を得るために色んな人とコミュニケーションをとったが人類を救えはしなかった。

 そして、Aチームなのでコフィンに詰められて爆破されるのを待つのみとなりました。もう、レフ教授を殺せるかどうかの前に、誰かを殺して解決出来るタイムリミットは過ぎてしまったように感じます。

 えぇ、そうですとも。

 私はオリ主系転生者なのにチートも出来ない無能なんです。

 というか、あの時の俺は何故Aチームに入ってしまったんだ……? 

 これじゃあ、主人公枠じゃないからレフ教授に確実に殺されるじゃないか。

 

 死に際にダラダラと喋るのもあれなので……。

 

 

 主人公とAチーム以外の汎人類史の皆さん、残念ですが、さようなら(フラダリ並感)

 

 それでは、汎人類史の皆さんお元気で、また逢う日まで。

 

 そして、俺はレイシフトする(爆殺される)為にコフィンの中に入り、まもなく意識を失うだろう。そう、俺は抗いようがない真実に、自ら2度目の死を迎えようとしていた。

 そんなこんなで、俺は話が進む度に評価が上がるレフの爆弾で吹き飛ばされるのだろう。一端の魔術師があんな爆弾食らって生き延びれるはずもない。

 これでストーリー通りならキリシュタリアが蘇らせてくれて、選択をさせられるんだっけか。

 

 コフィンのドアが閉まり、所長の声が聞こえなくなる。そして……

 

 視界が眩く激しい閃光に包まれた──

 

『人間。人間でありながら私が認めた主よ。何を寝ぼけているのだ。早く起きよ。やっと会えたのだぞ』

 

 どこからともなく声が聞こえた。俺は死んで、朝起こしに来てくれる幼なじみがいる世界に転生したのだろうか。しかし、ヒロインボイスが美輪明宏ボイスにしか聴こえないんだがバグだろうか。

 後、少々尊大な物言いなのも気になる。人外系ヒロインとかなんだろうか。というか、キリ様生き返らせてくれなかったんか……嘘やろ……。

 

 待て、美輪明宏ボイス……だと? 

 本当にちょっと待ってくれ。俺の頭にあるポケモンが脳裏を過ぎった。それは神様転生の時に真っ先に浮かんだ歴代最強格のポケモン。

 もしや、映画版アルセウスなのでは? 

 そう考えると、アルセウスにヒロインムーブされると少し怖いな……。アルセウスだとしたら何故、そんなになつき度が高いのか気になる。

 というか、なぜこの場面でアルセウス? 

 脳内がめちゃくちゃで、混乱している俺の疑問はつきそうにない。

 

『人間。やっと逢えたのに素っ気ないではないか。我はこうして逢えるのを心待ちにしていたとは言うのに』

 

 目の前は真っ暗であるにも関わらず、脳内にしょぼくれたアルセウスがハッキリと見える。

 何なんだ……。このしょぼーんとしているアルセウスは……。もう少し尊厳あるポケモンじゃありませんでしたか? 

 というより、状況把握が出来ない。

 

『ふむ……。何かと思えば我が主は何も分かっておらぬのか。それはそれで調教しがい……いや、教えがいがあるというもの』

 

 うん? 今なんかヤバそうなこと口走らなかったか……? この創造主的なポケモン。キャラ崩壊ってレベルじゃねーぞ。

 思考も読まれてるみたいだし、下手しなくても消されるのでは? 

 

『我が主を消すなどありえん。我が主がどんな者だったとしても私は受け入れるつもりであるぞ』

 

 結局、何一つ疑問が解消されない。何故、アルセウスがこの世界にいて俺を主と呼ぶのか。それすら、分からない……。

 

『私にもそれは分からない。ただ、私がここにありお前を一目見た瞬間、主だと認識したのだ。断片的であるが私にはお前との良い旅の記憶がある。今こうして話しているうちにそれが確かであると感じた。何も無い世界に生まれ、分身を作り、ポケモンと人の発展を見ている間、私の内にあった違和感は今解消された。それだけで良いのだ。我が主よ、それで良いのでは無いだろうか?』

 

 つまり、アルセウスにも何故こうなっているのか分からないのか。待てよ、アルセウスは自分の分身を作り、ポケモン(・・・・)と人の発展を見届けていただと? 

 それならば、ポケモンはこの世界にも存在しているはずだ。なのに、存在していなかった。何故だ? 

 

『それは私がこの世界から切り離された異聞帯の存在だからだ。厳密に言えば、存在しえない私が混ざることはこの世界にとって邪魔でしか無かった。そこで世界は空想たる分岐を作りだした。それによって、私という存在がなくてはならない世界が生まれたのだ。つまり、私はこことは別の世界に隔離されたと言えよう』

 

 アルセウス自身が異聞帯の存在だと認識し、アルセウスがここに存在しえないと自ら言っている。

 なのに、何故異星の神に接触しておらず、空想樹を根付かせてすらいないのに、アルセウスが存在し、この世界に接触できているのか。

 仮に異聞帯が存在できても、この世界に現れるためには空想樹の様な楔が必要な筈だ。

 それにまずもって、異聞帯とは切り捨てられたら歴史が現在まで続いたものではなかったか。

 

『我が主よ。考えるのも良いが、お前の肉体と魂の限界も近い。私の世界に行かなくては手遅れになるぞ』

 

 俺は思考を切り上げる。確実に死ぬような爆破を受けていたことを忘れていた。とりあえずはアルセウスに従ってどうにかしてもらう他はない。命が無ければ考えることに意味は無いのだから。

 

 そうして、吸い込まれるように加速したと思ったら、目の前が真っ暗になった。

 

 

魔獣共存/創造神話 『シンオウ』

異聞深度:EX

 BC.13800000000

ー 人が決別した日 ー

 

 

 

 




某王様同様、映画版アルセウスは私だけど、ギャグシーンや尊大さが出るシーンだと我にしています。
アルセウスが我という漢字に見えると聞いて以来、アルセウス=我のイメージが入ってしまった()
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