【ポケモン異聞帯】ポケモンがソシャゲ化したとは聞いたが、型月なんて聞いてないんだが() 作:村ショウ
ここは常夏の島々、ひとつの物語が終わり、平和を取り戻した島。
そんな自然豊かな場所に似つかわしいくない男たちが、現れた。
「我々
かつて、組織力に物を言わせて世界を征服しようとした男、サカキは語る。
「フランスのオルレアンでしたか……。あの古きカロス地方似た世界は。いかに聖女と言われる人間であっても人の悪意によって潰えてしまう。やはり、人は二つに分かれる。与えるものと奪うものだ……。奪うものとなった竜の魔女なるものとなった彼女は私が滅ぼしたが……」
最終兵器にて選ばれし者のみが生き残る世界を作ろうとした男、フラダリは語る。
「私が滅ぼしたローマは強大なカリスマと組織力をもった指導者の国であった。本来はスカウトしたいのだがな……」
サカキは同じく組織力を持つローマを打ち倒し、そのトロフィーとして得た聖杯を嬉しそうに見つめる。
「封鎖終局四海だったか。あれでは人の更なる発展と進化は見込めない。グラードンのゲンシカイキにて大地に塗り替えさせてもらった」
ゲンシカイキしたグラードンが起こす陸地の拡大による現存生物の繁栄を促した男、 マツブサは語る。
「ガラルに似ているあの場所はロンドンといいましたか。やはり、あの様な惨状を見ては……ガラル地方には無限大のエネルギーが必要なのです」
霧に覆われた産業革命のロンドンを見た男、ローズは自身の生まれた世界を憂いながら話す。
「私がいったあの場所もイッシュ地方に似ていました。
神話? 神? 力は全ては私のモノになるべきなのです。聖杯とやらも含め」
欲深く全てのポケモンの独占しようとした男、ゲーチスは語る。
「善きものだけを集めた聖都とやらは興味深かったが、やはり心は不要だ」
心無き世界を求めた男、アカギは哀愁を漂わせる。
「ほぅ、良きものだけを集めた聖都ですか。逆に私は興味がありますがね」
フラダリは自身の理想に近い世界に関心を寄せる。
「俺としてはあの『回帰』の獣、ティアマトだったか。ゲンシカイキしたカイオーガと融合させることで抑えることが出来たが、二度と対峙した無くねーな。確かに、目的には合致していたがなぁ」
自分を含めた人類を犠牲にしてでも海の拡大による新たな生命の誕生を促した男、アオギリは自身の理想に近い存在でありながら完全復活ではない獣に根源的恐怖を感じていた。
「さぁ、始めよう……。新たなるロケット団を」
エーテルパラダイスが変化して、ロケット団の城となったその場所で高らかに宣言された。