【ポケモン異聞帯】ポケモンがソシャゲ化したとは聞いたが、型月なんて聞いてないんだが() 作:村ショウ
次回以降から色々展開していきます。
追記:感想、誤字報告ありがとうございます。
我々は、全人類に通達する。
この惑星はこれより、古く新しい世界に生まれ変わる。
人類の文明は正しくはなかった。
我々の成長は正解ではなかった。
よって、私は決断した。
これまでの人類史──汎人類史に叛逆すると
今一度、世界に人ならざる神秘を満たす。
神々の時代を、この惑星に取り戻す。
そのために遠いソラから神は降臨した。
八つの種子を以て、新たな指導者を選抜した。
指導者たちはこの惑星を作り替える。
もっとも優れた『異聞の指導者』が世界を更新する。
その競争に汎人類史の生命は参加できず、
また、観戦の席もない。
空想の根は落ちた。
創造の木は地に満ちた
これより、旧人類が行っていた全事業は凍結される。
君たちの罪科は、この処遇をもって清算するものとする。
私の名はヴォーダイム。
キリシュタリア・ヴォーダイム。
八人のクリプターを代表して、君たちカルデアの生き残りに──いや。
今や旧人類、最後の数名になった君たちに通達する──
この惑星の歴史は、我々が引き継ごう』
キリシュタリアが全人類に対する宣戦を布告し、俺は異聞帯に戻っていた。
しかし、空想の根と創造の樹とはなんともマッチした話だ。なぜなら、俺とラスボス系ヒロインのアルセウスの二人(?)である相談をしていたからに他ならない。
それは空想樹をアルセウスが持つプレートに埋め込むという方法だ。空想樹なしに存在していたのは転生者の俺が楔になっている可能性が示唆されたが、空想樹を植えないわけにはいかない。
そこで思いついたのは映画での命の宝玉である。創造神であるアルセウスのプレートを世界として、文字通り空想の根を創造の樹に落としたと言っても良い。
その時についでに確認したのが、アルセウスのステータスだ。
─アルセウスのステータス─
クラス:ルーラー
真名:アルセウス
性別:不明
身長:320㎝
体重:320kg
属性:秩序・善・(天)
【基礎ステータス】
筋力A++/魔力A++
耐久A++ /幸運B(マスターによってはC)
俊敏A++/宝具EX
【クラススキル】
真名看破:EX(B)
ある世界において、絶対的な神であり、裁定者としての力を振える事で得たスキル。ある世界では無条件で全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。
ルーラーとして召喚されると、直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。
ただし、隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要になる。
対魔力:A-
マルチプレートから派生し、ルーラーとして得たクラススキル。
Aランク以下のあらゆる属性を扱う魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、属性魔術で傷をつけることは出来ない。
但し、属性に類する魔術以外では対魔力C相当となる。
【固有スキル】
創造神の神核:EX
汎人類史には存在しえないどこかの、その始まりの創造神。
このサーヴァントは一定条件下での使用可能な権能と神性A++相当を帯びる。
マルチタイプ:EX
ある世界の法則に従い、古の巨人を倒し奪った16プレートの属性により、万物を創造し具現化させる。
また、このスキルの副次的な効果としてこのサーヴァントが対応する条件を満たしたすべてのクラスに霊基を変更することができる。
全知全能:EX
それはある世界における絶対の力。
すべての攻撃は必中となり、相手との幸運値の判定により攻撃を回避する。
また、自己回復(特性)Bとして、戦闘開始時に自身の体力を回復させる。
クラス相性によるダメージ補正がなくなる。
霊長の長:EX
こことは別の世界の2つのモノが共存した霊長、その最も上位に立つもの。このサーヴァントが生まれた宇宙で誕生した霊長は基本的にこのサーヴァントには敵わないだろう。
単独顕現:A
単独で現世に現れるスキル。単独行動のウルトラ上位版。このスキルは“既にどの時空にも存在する”在り方を示しているため、時間旅行を用いたタイムパラドクス等の攻撃を無効にするばかりか、あらゆる即死系攻撃をキャンセルする。このスキルを持つものは特異点による人理焼却も、■■■■■による人理編纂にも影響を受けず、条件が揃いさえすれば顕現する。
このスキルを持つものは即ち──
【宝具】
『裁きの礫』
ランク:EX
種別:対城宝具、対粛清宝具
レンジ:1~999
最大補足:-
かつて、アルセウスを瀕死に追いやるほどの星に落ちた隕石を模した宝具。
そして、その力は人や
その一撃は霊長に対する絶対的な威力を誇る。(霊長特攻)
『█████████』
ランク:EX
種別:対人理宝具、対星宝具
レンジ:██
最大補足:██
それは、█████による█████。
アルセウスの対応クラス(条件あり):アーチャー、キャスター、セイヴァー、ルーラー、アヴェンジャー、バーサーカー、フォーリナー、アルターエゴ、ビースト█
種族値ALL120に申し分ない能力だが、++は積み技というところだろうか。
単独顕現が不穏だが、例えビーストとしても使いようだろう。
この後、話は変わるがこの型月世界におけるディアルガ、パルキア、ギラティナの権能をアルセウスに確かめた。
ディアルガとパルキアは2体で時空間を操るが、ディアルガは擬似霊子化を必要とせずとも、現在のカルデアが不可能になったクラスのレイシフトと同様の時間移動を可能にする。つまるところ、レイシフト適正無しで時間移動が出来る。キリ様が態々レイシフトを封じるために、カルデアを攻めたのを考えるにある程度の切り札になるかもしれない。
パルキアは空間を操るが、他異聞帯へ障壁を無視した空間移動を可能に出来るようだ。
ギラティナは──
ーシャドウ・ボーダーにてー
謎の勢力による襲撃を受け、Aチームからの宣戦布告と続いた。
カルデアは事実上の崩壊。
海岸まで2000m、1個師団以上の敵勢力に囲まれていた。
最終手段として、虚数潜航艇シャドウ・ボーダーによる虚数潜航を行おうとしていた。
この世界の隙間に入り込み、現実から完全に消失する『時の海』に沈む行為。
それは、マイナス世界への挑戦。
『さぁ、いくぞマスター・リセット
これが私たちの新たな武器、新たな旅路──
シャドウ・ボーダー、
虚数潜航──ゼロセイル、敢行する!』
空間が歪み、沈むように光の穴を通り抜ける。
ドゴンッ!
そんな音が聞こえた気がした。
メインスクリーンには、蛇やムカデのようにも見えるドラゴンの様な存在が映し出させていた。
「ええい、いい加減にせんかヘボ探偵! なんなんだね!? あれは! 」
カルデア新所長のゴルドルフ・ムジークはホームズに目の前のイレギュラーに説明を求める。
「私にも断定は出来ないが、敵対勢力のなにかである可能性は高いだろう。
しかしながら、虚数空間では追跡も周囲の敵も考える必要も無いと考えていたのだがね」
『未確認生体、反応消失』
「今のはなんだったのでしょう……」
マシュがそう言う頃には敵対勢力に思われたドラゴンは、まるで
しかしながら、カルデアには虚数潜航の安全性に関する不安が残ることとなってしまった。
──三ヶ月後
「空想樹の発芽から90日……
三ヶ月もの時間が経過した。
濾過異聞史現象──
異聞帯の書き換えは無事、終了した」
定例会議が行われていた。
会議は原作道理に進む。
既にシンオウ異聞帯は日本全土へと拡大している。
シンオウだけでなく、カントー、ジョウト、ホウエンが加わった。
「……というか、キリシュタリア様、ね。
目が醒めてから随分な変わりようで。目覚めてスグからあんたも言ってたよな。
ま、そのあたりは茶化さないさ。
こんな状況だ、誰かに縋りたい気持ちも分かる」
ベリルはオフェリアと俺に嫌味の様に語る。
「後、日本の北海道だったか……。そこから生まれたお前の所の異聞帯、異星の神の使徒ですら弾くあの異聞帯の力、どうなってやがるか気になるなぁ……。なぁ、教えてくれねーか」
原作通りかと思っていたが、こちらに話が振られる。
「うちの異聞帯の王が頑固でねぇ……。そういった権能があるようなんだよねぇ……。そもそも、日本歴史においても北海道は蝦夷地として、日本とカウントしていなかったからね。阻害する権能はその辺から来ているのかもしれない。
今度、せめてリーダーであるキリシュタリア様だけでも入れないか調整してみるさ。それでいいだろう? ベリル」
実際はパルキアの空間を操る能力で障壁のような物を二重で貼っている形だ。勿論、異星の神の使徒が本気で入ろうと思えば、入れる可能性は高い。
そんなこんなでベリルの追求を逃れて、異聞帯の運営に戻った。
─シンオウにて─
アルセウスのプレートに既に宿った空想樹は順調に成長し、この世界での異聞帯が拡大する度にポケモン世界が現れる方式となっている。
イギリスやアメリカ、フランス辺りを異聞帯に出来たならガラルやイッシュ、カロス地方が現れることになるだろう。
この世界のポケモンはその体のサイズには見合わないエネルギーを持っている。所謂、魔力というものになるだろう。
その貯蔵されたエネルギーを使い切れば、PP切れの様に技を使えなくなると言った形だ。
このエネルギーは大気中に分散しており、基本的にアルセウスの力が本流となっている。
他にはプレートや隕石などの宇宙からの力が存在している。それによって、メガシンカなど特異な力を発揮するものもいる。故に、一部のポケモンはアルセウスの種族値を超えているのかもしれない。
そして、ポケモンはその種類によりエネルギーの変換方法に違いがあり、アルセウスのプレートと同じように属性としてのタイプが存在している。
また、そのエネルギーの変換効率によりHP・特攻・攻撃・特防・防御・素早さ等の種族値が決まる。
さらに、個体差や努力によってその変換効率が変わる。
後、この世界ではポケモンの特性はひとつでなく種族が持ち得るなら全てを持つこともあり、技スペースも4つではない。これらはそのエネルギー、魔力量や練度によって異なってくる。
こだわりアイテムやチョッキなど力の属性を縛ることで力を得たり、アイテム自体が周りの魔力を吸い取る力があるようだ。
モンスターボールなんかも内部を異界の様な形にし、空間を拡張している。
「我が主よ、思考も良いがこちらの準備は整った」
そう。俺はこれから会うであろう伝説ポケモンとの接触の前にひとつのモンスターボールを手にしていた。
これより行うのは、戦力の補強。この世界でサーヴァントと似た性質を持つポケモンを擬似サーヴァントやデミサーヴァントと言われる存在へと格上げさせる方法だ。その上で、霊基の格を上げてハイ・サーヴァント化する。
そもそも、何故アルセウスがいてその他のポケモンが必要かという疑問があるかもしれない。
この世界でアルセウスを連れて歩くのはあまり得策では無いからだ。なぜなら、この世界はポケモン世界としての性質を変化・崩壊させない為に、異聞帯やクリプター等は疎か、型月世界由来の法則に気づかせない様にしている為だ。
エゴと言われるかも知れないが、完全な理想郷とは言えないまでもポケモン達と平和に暮らす住人をみて、異聞帯としての真実を伝えて壊す意味を見いだせなかった。ただ、話した時の反応を恐れているだけなのかもしれないが。
そこで、ポケモン世界を見て回りたい俺としては相棒が必須だった。それも、アルセウス抜きで伝説のポケモンを相手どれる程の。
そして、今回はゲームでの相棒だったトゲキッスに融合する。トゲキッスとの出会いの話はまた今度としよう。
工程としては、アルセウスに含まれるギリシャ神話のゼウスの要素を抽出し、ゼウスとテミスの子を融合する。
それはFateに登場していない女神であるが、ホーライ(ホーラ)三姉妹である。
秩序の女神エウノミア
正義の女神とされるディケ
人類を見守り、人類が不正を働いた時にはこれをゼウスに訴えるという。後世の神話の女神アストライアーやローマ神話のユースティティアと同一視される。
平和を司る女神エイレーネ
この女神は平和な場所にしか現れないトゲキッスと最も親和性が高い平和を司り、平和と秩序を司るローマ神話のパークスと同一視される。パークスはパクスと言われ、帝政ローマによってもたらされる平和のパクス・ロマーナの象徴でもある。
その3柱に加え、同じくゼウスとテミスの子であり、運命の三女神モイライ(モイラ)を入れる。
この女神は三女神で1組である。
加える理由は特性である天の恵みの効果をより高めるためでもある。
トロイア戦争の話にはなるが、運命の三女神の運命には神ゼウスですら逆らえないことがある。これを逆手に取り、神に対しても運命を定め、特性:天の恵みによるエアスラの怯み60%を確実に発動するために利用する。運だよりな対神用の策にはなってしまうが、この世界のポケモンは複数の特性をもつことが出来るので、強運も発動するためチャンスは作りやすい。
所謂、この運命の押し売りはポケモンのヤーティやら役割論理の運命力を必然力に変えるような行為に近い。
この場合、役割論理で怯みに頼るのはNGなので、異教徒になるが。
モンスターボールからトゲキッスを出す。
「キッス!!」
鳴き声と共に、「ふぉわん!」とゲームでの鳴き声に近い音を効果音として響かせ、まるでアメリカ製のステルス爆撃機B2の様な全翼機スタイルのフォルムのポケモンが姿を表した。
そして、神々しい光に混ざり合い、明らかに威圧感や格が変わる。
そして、生まれ変わったトゲキッスは……
「キッス様に平服するキッス!」
しゃ、喋ったー!? (マックのCM並感)
現れたのはなんだか『なまいき』なトゲキッスであった。
この時、俺は忘れていた。ゲームで手に入れた時の性格が『なまいき』の色違いトゲキッスをミントで補正替えをしていたことに。喋るのは神霊となった為だと思われるが。あれ、アニポケとかも性格が悪いトゲピーがいた気が…。
これからキリ様にこの異聞帯を紹介する為の下調べをしないといけないのに、この先が思いやられる……。
次回以降からはキリ様招待編やアローラ辺りを動かしたいと思っています!