IF.皇帝の幻の遠征計画と半人半バのお嬢様   作:なすび。

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ゴールドシップ視点です


【幕間】月色の"葦"毛は怪しげに微笑む

 朝には振り込まれるだろうバイト代を楽しみにしながら、綺麗なお月様の下を軽いステップを踏みながら駆けていく。

 

 そして栗東の寮まで辿り着いた。

 

 今日は何となく窓から出入りしたい気分だった。

 自分の部屋の窓を見上げると、童話ラプンツェルの髪のようなロープが垂れさがっている。それを使って『なんちゃら3世』の真似して外壁をするすると登りきる。

 

 物音を立てないようロープを回収し、窓を閉める。で、このなげぇやつは適当にベッドの下に滑らせて隠した。

 

 靴を脱ぎ、ベッドのサイドボードに帽子と頭飾りを外して置く。

 制服は適当にハンガーにかけ、他はランドリーバスケットにダンクシュート!

 

"――今日もきまったぜぃ☆ ――"

 

 パリコレをイメージした、赤いナイトウェアの上下にお着換えして、ルームシューズを履く。朝、玄関で靴を履く時にばれる可能性を考え、次のミッションコンプリートへ向け、行動を移していく。

 

"――視界良好! 異常なーし! ヨーソローぅ! ――"

 

 寮長サマに気取られぬよう、慎重に物音に注意しながら進む。門限越えの手続きをしてるし問題ないないんだけどな?

 

 けど、いちいち声をかけられたら気分的にめんどくせーじゃん。

 

 月明りを頼りに窓の外の風の音しか聞こえない。――深く青い青い、静粛が支配する廊下や階段を経て、靴箱に靴を戻し終えて『寮長サマに見つかるな!』のクエストをクリアした。

 

 全て上手くいった。肩の力をぬるっと抜き、アタシはマイ☆スイートルームに戻っていった――。

 

   ◆  ◇  ◇

 

 今日はひとりしかいない部屋に戻ると、そこも廊下と同じ月明りと青に染まっていた。

 

 月明りを頼りに壁にかかった時計で時刻を確認する。

 時刻は深夜0時を少し過ぎ……シンデレラの魔法がとけちゃう時間だな。

 

 そして消灯していないことがばれないよーに、カーテンをゆっくりと閉める。

 

 光が遮断されたことで夜の青がより一層深くなる。その闇の中、いかにも学生って感じの机の前にアタシはしゃがみんだ。そして一番大きく、深い引き出しを慎重に開ける。

 中から、教材入りのプラスチックボックスを抜き出し床にそっと置く。

 

 空っぽになった引き出しに作った偽の底板を外し、赤の大学ノート『ゴルちゃんの探偵手帳』と表紙に書かれたそれを取り出した。

 

 そしてしばらくそのままの姿勢で、揚げパン戦争をする前の懐かしさに浸りたかったから、そのタイトルを見つめた。

 

 すると、アタシ同じ名前の謎生物の記憶。ハイパー違和感が生まれた、その当時の記憶がよみがえってきた――。

 

 アタシがきゃわゆい3歳児の頃、そんな多感な時期にだよ?

 自分と同じ名前の謎生物の記憶を見つけた。

 

 びっくりしたぜ! 

 

 で、レースがしたくて学園に入学するじゃん? 謎生物の断片的な記憶から『聞いたことがある名前のやつ』もいるんだぞ?

 ゴルシちゃんいよいよ混乱しちまったよ。

 

 頭がイカレチマッタと本気で疑うくらいにな……。

 

 教材の入ったボックスを、邪魔にならない場所に置き、引き出しを閉める。

 

 その間も何者かの記憶がじり脚のように侵食してくる。モノクロから少しずつ色がついて鮮やかに。燻ぶったお線香の煙のように、脳みその中で煩わしくも煙たく立ち昇り続けてている。

 

 観衆の前に仁王立ちすれば、喜んでスマホを構える人間たち。その光景のどこにもウマ娘はいない、人間以外はでけぇ鹿に似たシルエットだけの謎生物。

 

 ――いつ思い出しても奇妙で不思議な記憶だった。

 

"――ウマ娘が居ないのはおいといてだ。謎生物の思い出ラインナップは一体どうなってんだよ――"

 

 それはふざけた時のアタシみたいに、シッチャカメッチャカ。

 わけがわからねーよとぼやき、ノートを机の上に置いた。そして椅子を引いて机に身体を近づける。

 

 アタシは右手で軽く額を抑えた。そして顔にかかったモヤを振り払うよう、軽く首を振って燻ぶるそれ搔き消した。

 

 机の右端にあるシンプルな卓上照明を灯す。

 青い空間の机周りにそっと暖色の丸い光が滲みだす。

 

 その滲みだした光の中でノートめくった。最初から情報を精査するため、最初のページを開き情報を辿る。

 

 左は表紙の裏で、右の片側だけしかない最初のページには――。

 


2 X   X   X 年 5月 まつ


ごる しちゃ ん3さ い の とき   なぞの のきお くと であった


 

 そのページの下の方には、同じ日に張り付けた古い新聞記事の切り抜きがある。

 子供が切ったようなジグザグとした切り口。不器用に切り取られた切り抜きは、薄い紙を液体ノリで張り付けられ、それ特有の波打ちをノートに残している。

 

 そしてこれまた切り抜きの上には、子供のような字で日付が書き込まれている。劣化した紙質には年月が刻まれていた。

 

"――ガキの頃の字……下手糞だな――"

 

 懐かしい気持ちへひたひたミルクインクッキーしながら、アタシはそれを見つめる。

 


2 X   X   X 年 5月 ま つ


『日本産まれの天才、9歳で大学、高校ダブル卒業!!』

――――は望月町で拾われ、―――で―――現オルドゥーズ財閥総帥秘書、元障害レース部門の世界大会覇者である、アハルテケのウマ娘"白真珠"のマハスティ氏(24)に拾われ自治体により、望月――と名付けられた。エメラルド様の瞳を持つ半人半バ(スマグラディ・セントウル)だと判明―――はマハスティ氏の務め先オルドゥーズ財閥の養女として――。将来の夢は――――。


 

 そう。当時この記事を見る少し前の番組のニュースに映る会長のトレーナー(お嬢様)は、明らかに他の天才児とは違ってた。

 

 そして時々、天才って呼ばれるタイミングで嫌がる顔を一瞬浮かべてやがった。――褒められてるのに何で嫌がるんだよ。

 

"――仕草に子供らしさが全くねぇ。他の天才児の映像をウマチューブで見比べたけど、あからさまになんか違げぇ――"

 

 両腕を組み少し、天井のシミを数える訳でもなく見上げ、目を細めてうなる。

 

"――そんな違和感に気付けたのはアタシは広く浅く、雑学っつーのか? まあ勉強することが好きだからだ――"

 

 赤いボディに金色の金具がついたペンを筆箱から取り出した。それをくるくると右手で回しながら、思考も一緒に皿回ししていく――。

 

"――そして……同じ名前の謎生物。断片的な情報から判断すると、ある憶測から想像力が膨らんでってワクワクした。そしてこの怪しい天才児。もしかしたら中身は人間かも? つーことで、アタシは追っかけてみることにしたんだけどぉー  ――"

 

 右手に持ったペン尻で右後頭部を少し搔いた。

 草木は爆睡なう。時計の秒針の進む音以外聞こえない。オーディエンスもおらず、静まり返る室内の中。

 

 

 乾いた液ノリでパリッとしている紙の音を響かせ、

 

  ――次のページをめくる。

 

 このページは神話についてだ。

 児童向けの教養本のページを印刷したような切り抜きが、左右のページ2面に張り付けられている。その左側のページ部分にまず目を向ける。

 


しりょ う : ウ マ む すめ の神 話


 むかしむかし、あるところにウマむすめの神たちがいました。

 さいしょは何もしないで、のんびりしていた神さまたちのうち、三人のウマむすめの女神たちが中心となりこの世界を作り、植物や生き物、自分たちによく似たウマむすめ、そしてウマむすめたちの友だちとして、にんげんを一番さいごに作りました。

 神さまたちは、神さまの世界からたましいを連れてきて、ウマむすめのお母さんのおなかの中にたましいが入ると、その子どもはウマむすめとして生まれてくるようにしました。

 そして神さまが名まえをさずけていると、生まれたあとに思い出すようになりました。


 

"――ここと謎生物のアレから色々と深読みができる訳だ……――"

 

 アタシは腕を組み2回頷いた。そして背中がゴルゴルに凝りそうだったので、二足歩行のチーターみたいに、のびーっと両手を高く上げながら伸ばして姿勢を戻した。

 それから問題のノート右側の神話にも目を向ける。それは粘土板に刻まれた発掘品の写しで、中々見つからなかった情報のひとつだ。

 

 


しりょ う : セント ウ ルの 神  話


オ×コ××ア×××ン神とセントウル

 むかしむかし、いたずらが大好きな芦毛の神さまは、役目がなくてたいくつしていました。

 そこで他の神さまに金のりんごを与え、夢中になっている内にウマむすめとして生まれるはずの赤ちゃんに、にんげんの魂をいれてしまいました。神さまたちは気付いてあわてましたが、赤ちゃんはすでに生まれてしまいました。

 にんげんの見た目なのに、力はウマむすめになってしまったその子どもはウマむすめとにんげんに受け入れられ、そしてよりウマむすめとにんげんをなかよくしました。

 いたずらにおこっていた他の神さまたちはみんなが仲よくなれるならと、ウマむすめとにんげんのきずなが深いところにセントウルをつくりだすようになりました


 

 楔形文字に書かれたそれはこの国ではマイナーな神話。

 

 ――半人半バ(セントウル)の創世神話についての資料は、この石板の写しのみ。

 

 アイツら何なんだよマジで。

 

 

【挿絵表示】

 

 

 半人半バ(セントウル)半人半バ(セントウル)同士かウマ娘と人、もしくはウマ娘と半人半バ(セントウル)からしか産まれねぇ。

 

 神話とかアタシの体験を考えるに、お嬢様の中身はやっぱ人間か? あと、あの大人びすぎてる様子から、見た目よりはずーっと歳はいってる。

 

 つまりアタシと同じ、何らかの記憶がぶっこまれてる存在ってことか? いや、違うな。多分創作モノとかの転生者って線もあるか。

 

 お嬢様は完成され過ぎてる。別の存在が脳内ルームシェアリングしてるようなら、もっと未完成さが目立つはずだ。

 

 つか普通半人半バ(セントウル)やウマ娘は親子の情が強いから捨てられるのは稀。ってことはアイツの親、なんかやべーのに巻き込まれたのか?

 

"――まあ、わかんねーけどさ……あんま触れないほうが良いか――"

 

 更にペンを持った右手で次のページをめくる。このページは学園で集めた状況記録が手書きで集められている。

 


・場所:特になし   所作にがさつさが無い


 

 謎生物の記憶上、他の謎生物と名前が一致するやつで、××が同じならガサツさはない。だが××が《変わっちまった奴》はどんなに丁寧な所作を心がけても、どっかしらに特徴が残る場合がある。

 

 アイツの場合それはない。お嬢だからかもしれないが、メディアでたどれる範囲まで情報探してみた。けど、まだ躾が甘いはずの3歳段階とか見る限り動作は完全に女の子。

 生まれ変わりなら間違いなく『元は女』だろう。

 

 しっかし、その動画を見ても違和感がバリバリ。しっかり者の範囲を超えてんだよ。――そんな棒演技じゃ、デミグラスハンバーグ賞はとれねーぞ?

 

 あの映像記録を思い出しながら腕を組み、うんうんとひとり頷く。

 

 そして次に同じページ内のその下の情報に目を移した。

 


・場所:カフェテリア 箸の持ち方に違和感

・場所:カフェテリア 日本の学生文化に詳しすぎる


 

 カフェテリアのが一番引っかかる。

 

 3歳からアメリカにいたはずなのに? なんで箸が使いこなせるんだよぉっ!

 

 最初お嬢サマなら習うのかとおもったけどぉ……。どーも綺麗な持ち方じゃなくて、綺麗には見えるが少し癖があるんだよなぁー。

 

 なんつーか、家庭的な感じってやつ?

 もしマナー講師が教えてるならあり得ない。一流のお嬢様が天才バカ凡なミスするかって話。

 

 アタシは腕を組んみ、右斜め上ほにゃらら度の角度で天上を見上げる。そしてその時のことを頭の中に巻き戻してからのリピートした。

 

 ぶっこまれてる中身は日本人か? ってその場であたりをつけた。そんな賢いアタシは、そのままある話題を吹っ掛けてみた。

 

 そう、『合唱コンクール』の話題をな――。

 

 日本の学生なら当たり前って感じっつー文化でだろ?海外でもやってはいるみてーだけど、アメリカではねぇからな。

 

 そしたら3歳までしかいなかった癖に『コンクールでよく歌われている歌』まで知ってるっておかしくね? しかもその場でマイナーなやつ歌ってやったら曲名を当てやがった。

 

"――くっそ怪しいなぁーまじで! 面白れぇ! ――"

 

 そして次はその下に記載された情報メモに目を通す。それはあのお嬢様が、会長サマのための情報収集で、アタシを頼ってきたときのものだった。

 


・場所:新聞部の部室 取引した時の雰囲気

・場所:トレーナー室 知識量は凡人以上


 

"――実際接してみると天才っつーより秀才だなぁありゃ――"

 

 多分アタシのほうが頭の回転数が数倍以上上だ。

 

 『情報屋』を引き受ける条件として、『お茶』に誘ってみた。

 

 んだ・け・どーぅ……。

 

 将棋や色々試したけど凡人の域を出ねぇ。上振れしてても、秀才の上ってところだな。

 

 ペンを机に戻し、腕を組んだまま少し机から距離を離す。そしてくるくると座っている椅子を回転させる。いったん頭をホワイトアウト。

 

 ワンブレスいれてからのーそん時会話で振ったある話題を思い出した。

 

"――天才ってわざと褒めたらやっぱ一瞬顔を曇らせてるし? 地力を見るために会長サマがいねぇ間に会いに行って、色々雑学だったり試させてもらったけどん……――"

 

 質問に対しての答え方は理路整然としていた。そしてかなり難しい質問を差し向けても、完璧な回答を打ち返してくる。

 

 結果、現在の地力は相当高けぇのがわかった。――発想が普通なのに? 

 

 芝の販路を確保しないでポカるような小娘が、アメリカの9歳で高校と大学をダブル合格できんのかって話。

 

 そんなに商売甘かねぇよ!

 

 どう考えても倍の年月はかかる感じだしぃ? ってことは、元々積み重ねがある可能性がいよいよ高けぇ。――まだまだ状況証拠は不十分だけどよ。

 

"――お前は、どこから迷い込んで来たんだ? ――"

 

 ここまでのメモを見て、腕を組み左手をあごの下にLの字に延ばした指添える。そして思考回路を回転させる。

 

まだ決定打に欠ける。だけど多分アイツ……。

 

"――アタシでいう謎生物がメインになってるやつだ。小説家になろーぜのチート勇者かなんかが近い――"

 

 机の上に放り出されていたペンを握る。そして今日の出来事もそのページの一番最後に書き足す――。

 

・場所:旧第三グラウンド

 芝の販路開拓する前に開発を見切り発車するくらい間抜け

 ※シューズブランド立ち上げは14歳の頃 芝の開発はそれより前。

 

 停止した蒸気機関のように胸から大きく呼吸を吐き出した。ペンは机の上に放置プレイ……せずにペン立てに戻す。

 

そして『ゴルちゃんの探偵手帳』を二重底の引き出しに戻す。その上に教材入りのボックスを置き、引き出しをそっと閉じる。

 

   ◇  ◆  ◇

 

 深夜の月明りがカーテン越しにしか入らない、ブルーライトが差す空間の中。

 ……脚の着地を慎重に慎重に行いながら、ルームシューズを脱いで部屋の右側にあるベッドの上の布団をめくる。そしてそっと掛け布団の中に入り、枕の間に曲げた腕を差し込み横向きに寝た。

 

"――しかし、なんであんな苦しそうな顔するんだろうな――"

 

 天才って呼ばれるのだってさぁーヨイショされりゃラッキーなんだからよ。貰えるもんは貰っときゃいいだろう。まぁ、性格が真面目過ぎて生きづらいんだろうなぁ

 

"――まあ、そういう人間は、嫌いじゃないけど――"

 

 目をつむりながら下にする腕を組みかえ、壁とは逆の方に寝返りを打った。

 接した感じもアタシの事を馬鹿にしたり、騙そうとしない。アイツの中身が人間なら好ましい奴の部類だ。

 

 やれやれ手間がかかる。そんな気分を含めた呆れ色の呼吸、なんとかの型を短く吐き出す。

 

 つかさ、嫌なら背負わねーで振り落とせばいい

 

  んだ……よ……

 

 このゴルシ様みてーに……

 

   な……

 

 まどろみが深くなり、答えが出ないその思考を投錨して強制終了。

 そのまま潜水艦みたく、爆睡へ沈んでいこうとした。

 

 時だった……。

 

 

"――!! あ!! ――"

 

 忘れていたことを思い出し、布団をはねのけ勢いよく起き上がった。

 

 そして机の方に忍び足で近づき、また机の照明を急いでつける。

 机右側の薄い一番上の引き出しから『定期報告書☆』という、文字の書かれた赤いシールの張られたクリアファイルを取り出した。

 そして中にストックしておいた、テンプレート用紙を取り出す。

 

"――やべ! 締め切り明日じゃねーか!! ――"

 

 いっけねー! もうひとりの先約のお客様依頼! わすれてたぁ!

 

 机の上のペン立てから、赤いボディのボールペンを1本引き抜いた!

 

 ――空が白みだすまでは4時間前後。夜明けまでなら既に残り5時間を切った。

 もうひとりのお客様の『定期監視報告書』の期限は死守しないとヤバイ。約束破ったら、SE雷ドカーンどころじゃねえ!

 

"――すっとぼけて怒らせると、めっちゃ怖いからなぁ――"

 

 阪神の最終直線で追い込みをかけるよう、アタシはペンを走らせた――。

 




■変更履歴
 表現を一部置き換え。


■素材元等
楔形文字ワープロ くりごはん3.6様
http://yunzu.qee.jp/cunei/

挿絵素材元 かわいいフリー素材集 いらすとや様
https://www.irasutoya.com/
※利用規約範囲内での利用です。

以降 近況報告の参考資料元での紹介とさせていただきます。
2021/06/21

ネタバレってほどでもないけどモチーフ。
葦が噂しているという童話をどこかで聞いたことはありませんか?

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