ヴィーナスクラシック -GBNがサ終になった世界- 作:星龜
3年前の年末…
ガールズGPDフォース【ヴィーナスアーク】のメンバーだった
は、【ヴィーナスアーク】のリーダーに選ばれた…。
それは、あまりにも、突然の話だった。
リーダーから
大事な話があるから、GPDアリーナ【ヴァンキッド】に来てほしい…
と言われたので、行ってみると…
話というのは
とのこと…。
「そんな…!?
私はまだ、中3ですよ!?
受験控えている身ですよ!?
私にはムリです…!!」
と、
「大丈夫。
と言って、半ば強引に、
なぜ、彼女が、まだ中学生であった
その真意は不明だった…。
しかし、これは
《b》重大なミス
だった…。
ガールズGPDフォース【ヴィーナスアーク】は
ヴィーナスクラシック
の常連GPDフォースだった。
ヴィーナスクラシック
とは、日本某県にある、ここ、女神市で毎年行われる
女性GPDフォースのみで行われるGPDの大会
のことだ。
元はGBN時代に、とあるフォースが主催していたミッションだったらしく、GBNのサービス終了後に、そのフォースのリーダーだった人物が、GPDに持ち込んだのが始まりとされている。
ヴィーナスクラシックは、日本全国ではなく、ここ女神市限定のイベントであること…
そして、そのヴィーナス クラシックの情報を発信しているSNSのサイト【ヴィーナスクラシックマニアックス】も女神市のみで配信されていることから、当サイトの管理人が、ヴィーナスクラシックの主催者だと言われている―。
【ヴィーナスアーク】のリーダーとなった
◇
女神市立
【シャイニングデイズ】
というガールズGPDフォースを起ち上げ、ヴィーナスクラシック出場を目指した…。
しかし…
またしても、予選で敗退し…
メンバー達からも見放された…。
◇
フォースメンバー募集中!!
ただいま、GPDフォース【シャイニングデイズ】は、フォースメンバーを募集しています!!
加入したい方は、こちらまで!!
[連絡先のURL]
昼休み―。
「はぁ…。」
と、スマートフォンの画面を見て、ため息をつく
(なんとか、ヴィーナスクラシックの予選が始まるまでに、最低でも3人そろえないと…。)
と思って、【ヴィーナスクラシックマニアックス】のフォースメンバー募集欄に広告を出したが、いまだに加入希望者が来ない…。
この一件は【ヴィーナスクラシックマニアックス】でも紹介されてしまったため
GPDの界隈では、
だった…。
そんな人物が結成したGPDフォースに入りたいと思う人など、いるはずもなく…
ついには、フォースメンバーに見放されてから、1年が経っていた…。
(ようするに、私にはリーダーの資質は無いのね…。)
と思う
たしかに、
リーダーに不可欠な人心掌握術は持ち合わせていない…。
これでは、フォースリーダーがつとまるはずがない。
だから、
これで終わりにしよう―。
◇
放課後―。
店名の由来は
はるか昔に放送されていた、特撮番組のタイトル
だと、
店内には、フリーデュエル用のデュエルステージが4基据えられている、女神市内でも中規模なGPDアリーナだ。
平日の夕方だというのに、4基のデュエルステージのまわりは、見物客でいっぱいだった。
そんな、見物客達の間を縫うようにすり抜け、
「いらっしゃい…
…って、なんだ、天野か…★」
と、受付カウンターにいる、身長190はあろう長身で髭面の中年男性が言う。
「客に向かって、なんだはないでしょ、オーナー★」
と言う、
そう…
この、受付にいる、長身で髭面の中年男性が、【ヴァンキッド】の
「どうだ?
あれから、誰か来たか?」
と、フォースメンバー募集の結果を
「誰も来ないわ…。
ヴィーナスクラシックの予選までに誰も来なかったら…
GPDを引退
しようと思ってる…。」
と言う
「そいつはよくないな★」
と言ったあと
「あいよ☆
4番ステージ、夜7時から☆」
と、チケットを
チケットを受け取った
その際
左手首に黄色のリストバンドを付ける。
これは
対戦相手募集
を意味する。
まもなく
「あの…」
と、
「4番ステージで、夜7時から。」
と言う
「ありがとうございます☆」
と、頭を下げる、対戦相手の少女。
そして
「あの…
【シャイニングデイズ】の、天野 翔子…先輩ですよね…?」
と訊く、対戦相手の少女。
「そうよ。」
と
「私、1年3組の
森永 奈緒美
っていいます☆
よろしくおねがいします☆」
と、元気よく自己紹介してくる奈緒美。
と、そこに
「お〜、天野じゃないか。」
と、背の高い、メガネをかけた女性が、
彼女の名は、
愛姫は、ここで
初心者狩り
をしている
29歳 独身
のデュエリストだ。
初心者狩りといっても、初心者を潰すのではなく、あくまで
鍛える
ために行っている。
対戦相手も、その事について理解しているため
初心者が乗り越えるべき壁
として、愛姫は多くのデュエリスト達から慕われている。
なお、愛姫いわく
アラサーと20代後半は意味が違う
とのことで、ついうっかり、愛姫にむかって
アラサー
と言ってしまったら…。
「奈緒美とヤるのか?」
と訊いてくる愛姫。
「はい。」
と
「気合入れていけ
よ…。
奈緒美…
強いぞ…!!」
と言う愛姫。
「どれくらい強いんですか?」
と訊く
「私に勝っている。」
と答える愛姫。
愛姫の表情が、冗談や脅しで言っているのではないと語っている…。
「えへへ☆」
と、奈緒美は照れ笑いしている…。
(愛姫さんに勝っているのか…★
相手にとって、不足無いわね…☆)
と、