その昔、人間界を襲った、叢雲を薙ぐ烈風。
それから数百年の後、魔界を襲った、大地を喰らう轟雷。

“風神龍”イブシマキヒコ、“雷神龍”ナルハタタヒメ。

二つの龍を内に秘めた少女は二人の弟たちと仲良く暮らすために魔界の王を決める戦いに挑む。

――目指せゼオンとガッシュの仲直り。そのためならば幾らでも頑張れる。
「対よ、対よ」と喧しい幻聴なんざどうでもいい! 弟たちとの未来を切り開くんだよ!

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二年前のある日のこと

 

 扉の向こうから聞こえてくる苦悶の声に、どうにかならないものかねと溜息を吐く。

 何度も何度も、その虐待を是とする父に進言はした。

 だが、父がそれに耳を傾けてくれたことは、一体何度あっただろう。

 恐らく、最後は彼の四歳の誕生日。どうかこの日くらいはといつもの三倍は粘って、ようやくたった一日の休息を与えることが出来た。あの時は久しぶりに彼の純粋な笑顔を見ることが出来た。脳内のアルバムに今も鮮明に残っているそれは宝の一つである。いずれ彼にも浮いた話の一つや二つ出てくるだろうし私だけの(もの)とは言わないが今は独占が許されて然るべきだ。

 

 ここ最近、彼の鍛錬と称した虐待は苛烈になるばかり。

 ああした休息が七日に一度でもあればどれだけ精神の負担が軽減されるか。

 或いは徹底的に虐め抜いて極限の状態を味わったからこそ真の強さが手に入るなどと考えているのであれば、例え千は上の父であってもいっぺん引っ叩くことも吝かではない。

 そんなことやったら如何に親子とはいえ暗殺未遂の大事件扱い待ったなしだが倫理観に欠けた輩はそうでもしないと矯正不可能なのである。

 

 数時間経った。

 私の何倍もある扉がゆっくりと開かれ、中から一人の男が出てくる。

 忠誠に染まり磨き上げられた強面の男は扉の隣に立っていた私に気付くと、扉を閉じてから此方に体を向けて、跪いてくる。

 やめてほしい、というのは単なる我儘だ。如何に総毛立つほどに寒気がしても、そうされなければならない立場なのだから仕方ない。

 

「カグラ様。本日の鍛錬が終了いたしました」

「ええ。ご苦労様です、ラジン中将」

 

 とはいえ、この男は当然の如く堅苦しい臣下たちの中でも話が分かる方ではある。

 跪かれることを嫌う私を気遣ってほんの僅かに態度を柔らかくしているし、少なからず彼にも親身になっているのだ。私としては、好感が持てる人物だった。

 まあ、彼にはその心配は伝わっていないのだが。

 

「入っても?」

「は……どうかゼオン様をお願いいたします」

 

 まだ何か、例えば父から彼に話があるというならもう暫く待っていても良かったが、この男が許可を出したならば構うまい。

 傷一つないその身を見るのが何となく腹立たしく、私は中将から視線を外して浮き上がり、扉に手を掛ける。

 扉を開き、広い鍛錬部屋に入室した。

 あちこちにこびり付いた血痕。その血の主は部屋の中央に力なく転がっていた。

 降り立って、その小さな身に歩み寄る。

 目を奪われる白銀の髪も薄汚れ、乱れに乱れたボロボロの姿は到底見慣れてはいけないものの筈なのに、彼のそれに関してはすっかり見慣れてしまった。

 

「――ゼオン。ゼオン、起きられますか?」

「…………っ、()()

 

 荒い呼吸を繰り返す彼の頬に手を置いて問い掛ければ、掠れた声が返ってきた。

 ゼオン。ゼオン・ベル――次代の王を期待される、この世界の王子。

 私の、“二人いる弟”のうちの一人である。

 

 

 

 私がカグラ・ベルという名でこの世に生を受けてから十四年が経つ。

 前世の記憶という、例え転生というものが存在するのだとしても引き継がれることなどないだろうものを背負って生まれた世界は、いわゆる異世界というものだった。

 国や文明が違うとかではなく、そもそも人間が存在しない世界。

 この世界の姿かたちも多種多様な生命体――魔物たちからは魔界と呼ばれる、スマホもパソコンもない不便な世界は、前世では夢物語でしかなかったファンタジーな世界で、私はそこに王族として生まれた。

 魔界の王ダウワン・ベルの第一子。

 しかしながら魔界の王位継承の仕組みから次代の女王ではなく、あくまで恵まれた生活を送れるだけの特別な子供として、これまで生きてきた。

 前世が確か三十やそこらで死んだと記憶しているから、もう人であった頃の半分近くの年月を魔物として生きてきたことになる。

 

 はじめの数年間は記憶の引継ぎという異常事態と目の前に広がる常識との相違から、自分でも分かるほどに混乱していた。

 当たり前のように角の生えた父とか、人間の女性と変わらないくらいの身長の母の十倍は軽く超える巨躯を持つ父とか、手から雷を放つ父とか。

 私ももしかして大人になったら父みたくなるのかと戦慄したものだが、どうやら私の体は母寄りに成長してくれたらしく、頭から伸びる二本の角以外は人と殆ど変わりない少女となった。

 まあ、容姿の端麗さは中の下と自負していた前世とは比べるべくもないが。

 金と銀で半々という良く分からない髪色と、父とは違う能力という妙な部分はあれど、それらが日常を決定的に壊すこともなく、それなりに大事にされて過ごしてきた。

 

 そして前世の影響は私の精神面での主柱となったくらいで少しずつ忘れてきた頃に生まれてきたのが、二人の弟だ。

 ゼオンとガッシュ。両親にその二人の名を聞いて、ようやくこの世界が前世に存在した漫画の世界だと知った。

 『金色のガッシュ!!』という漫画について、私が持っている知識は殆どない。

 この二人の弟やほか数名の有名なキャラの名前や、人間のパートナーが本を持って呪文を唱え、相手の本を燃やすとかその辺くらい。

 ガッシュとゼオンはその見た目から兄弟だろうとは薄々感付いていたが双子だとは知らなかったし、王族だと知るような機会もなかった。

 そんな漫画があることを知っていたというくらいの作品の世界に転生した理由など分からない。そもそも、既にこの生を受け入れている以上深く考えるようなことでもなかった。

 

 

「またこんな傷だらけに……中将も本当に、遠慮をしないものです」

「ん、くっ……こうでなければ、駄目だ。手を抜かれる方が腹立たしい」

 

 治癒の薬を少しずつ飲ませてやれば、口惜しさを隠さないゼオンはそんな本音を零す。

 強さに固執した彼は、教育係の手抜きを決して許さない。それでどれだけ傷つけられようとも。

 

「でも、それならやはり二日に一度にするとか。私がまた掛け合ってみますから」

「それでは進みが遅すぎる。オレは一刻も早く強くならなければならない。そうでなければ……王にもなれない。口利きは必要ないぞ、姉上」

 

 元々、ゼオンはそこまで鍛錬に本気を出してはいなかった。

 それが変わったのは、一年ほど前か。

 ――ゼオンがガッシュの存在を知り、父に選択の理由を問い質した日。

 

 双子の弟、ガッシュは私たちが住まう王城にはいない。いや、最早戸籍上は私たちの家族ではなくなっている。

 かつて父が操っていたがやがて制御が利かなくなるだろう大いなる力『バオウ』を受け継がせ、王族ではなく民間人の子として育つ宿命を背負わされたのだ。

 ガッシュが今、何処に住んでいるかは知っている。だが、その近辺へ赴くことは断固として禁止されている。

 ゼオンには乳母が伝えるまで存在すら知らされておらず、私もまた、決して探すな、関わるなと念を押された。

 不満だった。認められる筈もなかった。だが、王の選択を覆すことなど出来なかった。

 結局私はガッシュがいなくなってから一度たりとも会えていない。

 そしてゼオンはバオウが己に与えられなかったこと、一般人としての自由ある生活を与えられなかったことでガッシュに、そして父に強い憎しみを抱くようになった。

 

 私が姉として出来ることは、ゼオンが憎しみで押し潰されることのないよう、こうして接することだけ。

 父がスパルタ方針であり、母も殆ど会うことがない。

 家臣たちの心配もあくまで仕える者としてのそれである以上、対等な立場でゼオンを肯定してやれるのは私だけなのだ。

 

「……分かりました。では、明日までに治さないとですね。マントはブローチがあるから良いとして、体は放っておいたら一日じゃ治りません」

「ああ――っ、待て、自分で飲める!」

「あら」

 

 また薬を飲ませてあげるため瓶を傾けようとしたところ、瓶をひったくられてしまった。

 もう体を動かせるようになったのか。体の頑丈さという意味では、鍛錬の成果は如実に現れていた。

 いや、しかしこう、もう少し甘えてくれないものか。最近は弱音も吐いてくれなくなって寂しいぞ。

 姫という立場からかせっかく出来た同年代の友人も何となく、距離を感じるのだ。そんな中で同じ立場の弟であるゼオンがどれだけ可愛い存在か。いや、立場とかどうでもいい。難しいことはさておき弟が可愛いという真理は絶対不変のものである。

 ああ、ガッシュにも会いたい。会って甘やかしたい。バオウが危険なことは聞かされているが何とかまた一緒に暮らせるようにならないものか。

 ゼオンにはまだ分かってもらえていないが、それが私の望みだ。今は無理だが、やがてゼオンがもう少し大人になった時、きっと理解してもらえ……いや、大人になったらもう甘えてくれなく……。

 ……そう、ガッシュのことに関して。それだけで良いからゼオンが認めてくれるその日が来ることを。

 あとは今のままで! いや、もっと私に甘えてくれるように!

 

 対よ、対よと今日も喧しく脳内に木魂する幻聴を無視しつつ、私はその日が来ることを願うのだった。

 

 

 *

 

 

 地獄とも言える鍛錬の日々で、姉の存在はオレにとって心の拠り所だった。

 

 鍛錬が終わって動くこともままならないオレに薬を飲ませてくれ、悔しさや怒りに満ちた心が落ち着くまで傍にいてくれる存在。

 自分が負の感情を募らせやすい性質であることは理解している。

 カグラ・ベルという存在がいなければ、オレはとっくの昔に修羅に呑まれていたことだろう。

 オレとは違い、姉は穏やかだった。

 それでいて、未だにあのガッシュを連れ戻したいなどと本気で思い、オレやガッシュの事になれば王への進言を厭わない秘めたる苛烈さがある。

 

 はっきり言って、オレはガッシュを連れ戻そうなどという思いは微塵もない。

 全てにおいてオレより劣っているにもかかわらず、父からバオウを受け継ぎ、民間の学校に通いのうのうと暮らす、何もせずとも施しを受ける者。

 自由も力も与えられず、一から鍛え上げることしか許されなかったオレにとって、ガッシュは憎悪の対象でしかない。

 しかし姉にとっては違うようで――今日も月を見上げながらガッシュを心配している。

 

 ある日の夜。何となく寝付けずに自室から廊下に出てみれば、窓から夜空を()()()()姉がいた。

 金と銀、半々に分かれた二色の髪は月明りに照らされ、多種多様な種族のいずれにも見られないような神秘を感じさせる。

 オレに気付いたのか、黄金の瞳が此方を捉えた。そしてその眼差しの雰囲気で理解する。

 ――ああ、今は“こっち”か、と。

 

「――おや。どうしました、ゼオン。寝付けないのですか」

「……ああ。姉上は――」

「夜分は退屈で……。かといって無駄に動けば休まらないと体が悲鳴を上げる――何も考えず空を眺めるのが日課なのです」

 

 昼間はそうそう見られない性質で話す姉は、地に足をつけていなかった。

 オレにはまだ至ることが出来ていない能力による浮遊。空中で仰向けのまま背中を丸めたような態勢は、曰く姉が最も能力を行使しやすい状態であるらしい。

 装束や髪も重力に従い落ちることなく、ふわふわと浮いた状態になっているその状態は、緻密な操作が必要な能力を完全に制御出来ている証拠。

 姉のこの姿を不気味に思う者は多い。だがそれを口に出すことは、これに求められる高度な技術を理解していない愚者だと自白するようなものだ。

 規格外の力を維持したまま、姉は此方に近付いてくる。

 その瞳の傍に刻まれた隈は、最早決して消えないものとなっている。

 当然だ――姉はオレが生まれるよりずっと前から、眠ることが出来ていないのだから。

 

 

 およそ千年前。父が参戦した前回の魔界の王を決める戦いは、熾烈を極めたという。

 その最終盤、魔物の数が一桁となった頃、百人の王候補には数えられない、ある強大な魔物の存在が明らかになった。

 前々回の戦いの折に一人の魔物が生み出したものの、戦いに関与することもなく人間界に放置された特殊な魔物が、外敵のいない人間界で千年の内に成長し強大な力を得ていたのだ。

 人間界でも伝説に語られたという青き魔龍は、当時の父たちが死闘の末に封印に成功した。

 そうして戦いを終え、父が王となり数百年後、魔界を一つの脅威が襲った。

 かつて封印した青き魔龍の対――黄の魔龍が出現したのだ。

 風を操る青き魔龍に対し、父すら凌駕する雷を操る黄の魔龍。

 それを同じように封印したのは、二年の歳月、十度を超える追撃戦の果てであったという。

 

 二つの荒ぶる魂は父の手で管理されていたが、千年の周期が近付くと父も衰える。

 封印が破られることを危惧した父は、二つの魂を生まれたばかりの姉という器に閉じ込めたのだ。

 いざとなれば、姉の肉体ごとバオウで粉砕するつもりで。

 生贄にも等しい儀式の結果、姉は魔龍たちを受け入れることに成功し、その力を操る術を得て――その代償として、オレなど比にならない苦痛を刻まれることとなった。

 暴風と轟雷は度々姉の中で暴れ回る。悶えながら血を吐く姉を見たのも、一度や二度ではない。オレが生まれる前、一昼夜苦痛に呻くことも珍しくなかったという。

 そして、魔龍による苦痛から少しでも逃れるためか――姉は己の内で二つの人格を定義し、風と雷の力を分担して持つようになった。

 主に昼間は、風を操る暖かで、明るい陽の如き人格。

 そして、そちらの人格が眠ると、交代するように浮上するのが、雷を操る静かで、冷たい水の如き人格。

 姉の体は必ずどちらかが動かしており、真実休まる時はない。

 それを理解しているのだろう、“こっち”の姉は極力、激しく動いたりはしない。

 

「順調に強くなっているようですね。この分であれば、王を決める戦いでも最強の一角となることでしょう」

「並ぶ者がいるようでは駄目だ。オレは絶対的な力でもって、勝利しなければならない」

「それなら、もっと鍛錬が必要ですね。竜族の神童をはじめとして、候補となる魔物に強敵は多いのですから」

「あまり夜更かしはいけませんよ。私も心配しますので」

 

 そこには、鍛錬を終えた後にやってくる姉のような暖かさはない。

 淡々とした声色で事実を述べる“こっち”の姉は誰に対しても他人事のようで、オレやガッシュも例外ではない。

 ただ、“もう一方の人格が大事にしているから多少は気に掛けておこう”というような、僅かばかりの特別性が伝わってくることから、オレはあまり“こっち”の姉と会いたくはなかった。

 

 上辺の言葉ではあるが、それは紛れもない姉の本音。

 “こっち”の人格を、普段の人格は認識していない。一方的に“こっち”が把握しているだけ。

 地獄が生んだ多重人格と、それによる安らぎの喪失。姉の歪な状態は、誰に言うこともないがオレが王を目指す理由の一つとなっている。

 

 『王の特権』を用いれば、二つの龍の魂を姉から引き剥がし、消し去ることが出来るかもしれない。

 そうでなくとも、王となるほどの力を手に入れれば、龍を真に滅ぼすことが出来るかもしれない。

 今はどうにもならないが、あと数年。それで姉の苦しみは終わる。

 

 ――見ているがいい。青き魔龍、“風神龍”イブシマキヒコ。

 ――見ているがいい。黄の魔龍、“雷神龍”ナルハタタヒメ。

 

 ――――貴様らを滅ぼすのはこのオレ、ゼオン・ベルだ。




カグラ・ベル(表)
魔界の王ダウワン・ベルの第一子。ゼオンとガッシュの姉で、十歳年上。
転生者であり前世はしがないOL。社畜アラサーで限界を超えたところで開花する才能なんざ無いことは身をもって知っている。
なんかもう疲れた時と疲れていない時の差がよく分からなくなった嵐の夜の帰り道、暴風に煽られて車道に押し出されたところを車に轢かれたのと同時に雷に打たれ気が付いたら魔物の子として生まれ変わっていた。
家族好きで年下好き。王様をボロクソ言ってるけどやっぱ好き。年下の範囲は前世+今世なので四十くらいまではセーフ。
年下好きとは言うがその嗜好はアレなものではなく、あくまで世話したい、甘やかしたいというもの。前世の境遇から若い子に無理させたくない気持ちが芽生え、物の弾みでちょっとバグってしまった結果である。
術の属性は風。また、特定の術を行使せずとも周囲で風を操り、浮遊することが可能。昔は雷も操れたのだがいつの間にか使えなくなっていた。“雷のベル”にあるまじきことだが周りが気にしていないので自分も気にしていない。
ここ数年の悩みは「対よ、対よ」とよく分からん幻聴が聞こえること。

カグラ・ベル(裏)
カグラが眠ったり大きなダメージを受けたりで意識を手放した際、浮上してくるもう一つの人格。
表に比べ物静かで、自らのことさえ他人事のように話す。弟への溺愛っぷりも薄くなり、淡白で冷酷な印象を抱かせる。
表は此方の人格を認識しておらず、表としては普通に眠っているつもり。
対して此方は表の人格を認識しており、そちらが意識を取り戻そうとしている兆しも分かるため、表が目覚める頃にはベッドに戻る。
術の属性は雷。特定の術を行使せずとも周囲で雷を操り、磁場を発生させることで浮遊が可能。ジケルドは泣いていい。

イブシマキヒコ
“風神龍”の異名を持つ強大な龍。
千年前の王を決める戦いで最終盤に唐突に現れた当時のラスボス枠。
ゴーレンによってだいぶメチャクチャになった戦いに颯爽と現れ、そこまで生き残った強者たちを蹴散らした。
最終的にダウワン・ベルたちの活躍によって封印されたが、封印が破られることを危惧した王はカグラの中にその魂を閉じ込めた。

ナルハタタヒメ
“雷神龍”の異名を持つ強大な龍。
ダウワン・ベルが王となって数百年後、魔界を襲った危機の元凶。
王と同じく雷を操る力を持っていたことから打倒は困難を極め、封印まで二年を要した。
しかし王位継承が近付き、力が衰え封印が破られることを危惧した王はカグラの中にその魂を閉じ込めた。


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