三麻なのは、無課金者で一姫と二階堂さんしかキャラがいないからです。
あと私は不二子ちゃんとかベヨネッタみたいな大人のお姉さんが大好きです。
ここは一翻市にある宝石店「天和閣」
その店の奥にある一室で麻雀が行われていた。
「よし!リーチ!」
僕はリーチ棒を取り出し宣言をする。
「あらごめんなさい、それロンです」
二階堂さんはまるで見計ったかのようにアガリの宣言をした。
「国士無双…美樹の逆転勝ちニャー!」
一緒に打っていた一姫が大声を上げている。
「ええっ!そんな!」
「捨て牌を見れば大体の待ちは分かるはずなのだけれど、勝ちを急ぎすぎて見落とすようではまだまだね」
二階堂さんはやれやれといった感じでこちらを見ている。
まただ、また負けてしまった。毎回始めの方は僕が勝つのだけれど何故か最後の局で二階堂さんに踊らされてるかの如く逆転されてしまうのだ。
「これで5連敗目…さすがに負けがこむと落ち込んじゃいますね」
一位からの一転して最下位という結果に僕は呟く。
グゥ〜
ふと部屋に音が響いた。
「ニャー…ご主人、お腹すいたニャ」
一姫は空腹だったのかお腹を鳴らしていた。
部屋に架けられた時計を見ると時刻は既に午後6時、窓からは月が輝いているのが見えた。
「あらせっかくだし私が何か作ってあげましょうか?」
二階堂さんはそう言った。
「ニャッ!?」
その発言を聞いた一姫は目を見開いて動揺した。
「い、いえ大丈夫ですよ?麻雀した後で二階堂さんも疲れてそうですし、そうだ!近くに美味しい和食屋があるのでそっちに行きません?」
僕も慌てて返事をする。
二階堂さんの作る料理、素材は一級品のを揃えているが、何故か完成品は必ず劇物が出来上がるのだ。
しかも本人はノリノリでこちらに料理を食べさせてくる。
過去に二階堂さんの料理を食べたことのある僕と一姫は一口で意識を消失した。
「もう…遠慮なんかしなくていいのに。でも今日は長丁場だったから疲れているのは本当だしついて行こうかしら、私が勝ったんだから勿論あなたの奢りよね?」
「えっ…も、勿論ですよ!でも次は負けないですからね!」
「ご主人、早く行こうニャ」
3人は和食屋へ向かって行ったのであった。
「フフ…次は…ね」
大抵の人は私と何度か麻雀を打って勝てないと分かると私と打つのをやめてしまうのだけれど貴方は違うようね。
彼は雀士としてはまだ半人前といったところだけど、それでも私を惹きつける輝きを持っている。
彼のその輝き、私の好きな宝石達にに例えるなら…
ルビー、サファイア、エメラルド
それとも…ローズクォーツだったり?
なんて、私にしては少しロマンチック過ぎかしら。