疾きこと風の如く   作:白華虚

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第十二話 出来ることと限界を知る(前編)

「……まあ、何だ。不死川のギャップにはおいおい慣れていけ。早く慣れないと今回みたいなことが続くからな。校舎の中を把握出来ていない者も多いだろうし、今回は大目にみてやる」

 

 実弥のギャップによって創り出された宇宙空間から立ち直るのに時間がかかり、指摘した時間に遅れてしまった生徒達を見ながら、相澤は言った。

 

 その発言からして、目の前の担任もあの少年のギャップに困惑した経験があるのだろうなと思ったA組一同であった。

 

「さて……これより、君らには個性把握テストを行ってもらう」

 

「「「「「こ、個性把握テスト!?」」」」」

 

 入学式の日だと言うのに突然グラウンドに駆り出された生徒達の前で、相澤は個性把握テストを行うと宣言した。

 

 突然のことで再び困惑する生徒達。そのうちの1人で、緑谷と仲良さげであった麗らかな雰囲気のショートボブの茶髪をした少女、麗日お茶子が入学式やガイダンスはないのかと抗議するも、相澤はヒーローになるのならそんな暇はないと彼女の言葉を一蹴した。

 

「中学の頃にもやっただろう?"個性"使用禁止の体力テスト。それの"個性"使用が解禁されたものだ。行う種目自体は変わらない」

 

 個性把握テストとは何なのかをザッと説明しつつ、国が平均をつくり続けていることを文部科学省の怠慢だと歯に衣を着せぬ言い方で愚痴った後、相澤は生徒達を見渡す。そして――

 

「実技試験首席は……爆豪だったな」

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()爆豪を名指しした。

 

「中学の時のソフトボール投げ、何mだった?」

 

「……67m」

 

「よし、それなら……"個性"使って、こいつを投げてみろ。円から出なけりゃ何をしても良い」

 

 これから行われるは、個性把握テストのデモンストレーション。それを実行する者に指名された爆豪は、優越感を覚えながらボールを受け取り、準備運動がてらに腕の筋肉と肩をほぐしながら円の中に足を踏み入れる。

 

(球威に爆風を乗せる……ッ!)

 

「死ねェェェェェ!!!!!」

 

 そして、プロ野球選手のように綺麗な投球フォームとヒーロー志望とは思えない物騒な掛け声と共に凄絶な爆破を起こし、ソフトボールを全力で投擲した。

 

 吹き付ける爆風を受けながら多くの生徒達が彼の掛け声に疑問を持ち、実弥がエリの耳を手で塞いでやりながら、舌打ちしたのは言うまでもない。

 

 満足いく投げ方が出来たのか、爆豪は口の端を吊り上げて不敵な笑みを浮かべている。

 

(エリの教育に良くねェだろうが、クソガキィ。いい加減にしやがれ)

 

 そんな彼を見ながら、実弥は密かに青筋を浮かべ、殴りかかろうとする自分を抑えていた。

 

 しばらくすると、相澤の手にする端末からピピッと単調な機械音が聞こえた。

 

「……まず、自分の最大限を知る。それが、ヒーローの素地を形成する合理的手段だ。ここでお前達には自分の"個性"で出来ることと出来ないことをきっちり把握してもらう」

 

 そう述べる相澤が見せつけた端末に表示された数値は……705.2m。明らかに普通に投擲していては叩き出せない記録だった。

 

「な、700mを超えたぞ!?」

 

「何これ、面白そう!」

 

「"個性"思い切り使えるなんて、流石はヒーロー科!」

 

 男子高校生のソフトボール投げの記録では32m以上の記録が優れているとされるが、それを約20倍も上回る記録。自分達にもこれだけの力が秘められているのかもしれないのかと思うと、一気に強くなれた気がしてワクワクするのは無理もない話だった。

 

()()()()……ねェ。そりゃあ良くねェなァ」

 

 "個性"を思い切り使えることに色めき立つクラスメート達を他所に、実弥は遠い目をしながら、どうなっても知らないぞとばかりに呟く。彼には懸念があるのだが……それは当たってしまった。

 

「ほう?面白そう、か。……成る程、よく分かったよ。ヒーローになる為の3年間、そんな腹積もりで過ごす気なら……こうしようじゃないか。8種目のトータル成績が最下位の者は見込み無しと判断し、()()()()を下す」

 

「「「「「さっ、最下位除籍!?」」」」」

 

 死に物狂いで努力を積み重ねて、ようやく入学出来たというのに。初日から除籍などたまったものじゃない。"個性"を使える興奮で高まっていた生徒達のテンションは、相澤の除籍宣告によって急転直下。あっという間に一番下まで下がり、冷え切ってしまった。

 

 除籍を恐れて顔を真っ青にする者や、特に動じていない者、こうでなくては面白くないとばかりに笑う者、これが最高峰なのかと息を呑む者。反応は十人十色だ。

 

「そ、そんな!初日から除籍なんて……いくらなんでも理不尽過ぎます!」

 

「未だヒーローの卵でしかないお前らからすればそうかもしれないな。だが、世の中ってのはそう甘くないぞ」

 

 除籍宣告に対しても、麗日が勇気を振り絞って抗議の声を上げるも、やはり相澤は迷いなく反論した。

 

(ヴィラン)犯罪に自然災害。日本には理不尽が溢れ返っている。それに比べりゃ、除籍なんて軽いもんだ。放課後に仲良しこよしで談笑したかったのならお生憎。雄英はこれから3年間、君達に全力で苦難を与え続ける。これこそ、Plus Ultra(更に向こうへ)の精神で乗り越えるべき第一の壁って奴さ」

 

 ニヒルな笑みを浮かべ、人差し指で相手を挑発するような仕草をしながら放たれる相澤の言葉。その全てに実弥は納得していた。

 

 前世から味わってきたことだが、世界というのは理不尽だ。普通の幸せが容易く壊され、家族を奪われる。自分よりも生きるべき善人達が未来の為に次々と死んでいく。そんな理不尽を、前世も今世も味わい尽くしてきた。

 

「上等ですよォ、相澤先生」

 

 鬼共に比べりゃ、この程度は軽いもんだと不敵に笑う。そんな実弥の体育服の袖をエリがそっと引っ張った。

 

「ん?どうした?」

 

 しゃがんでエリに目線を合わせながら話を聞いてみると、彼女は除籍とは何なのかを尋ねてきた。

 

「除籍……。そうだなァ……簡単に言えば、相澤先生のご指示で雄英にさよならしなくちゃいけないってことだ。除籍を指示されたら最後、もう雄英(ここ)には来れねェんだ」

 

 分かりやすく意味を噛み砕きながら伝える。すると、エリは酷くショックを受けた。

 

「そんな……。ここにいるお兄さん達もお姉さん達も、一生懸命頑張って入学したのに……。初日に学校からいなくならなきゃいけないなんて、可哀想だよ……」

 

 エリの表情はとても悲しそうだ。理不尽を課せられる少年少女を憐れむ気持ちが感じ取れる。そんな彼女を撫で、実弥は微笑みながら言った。

 

「中途半端に力のない状態でヒーロー目指してたらなァ、沢山怪我して、沢山の人を心配させちまう。最悪の場合は死ぬことだってある。相澤先生は、そういう人を出したくないんだろうよ。あの人なりの優しさだ。……相澤先生がどれだけ優しい人かは、エリが一番知ってるだろ?」

 

「……うん」

 

 まだ戸惑いを拭いきれないながらも、エリが頷く。そんな彼女を優しく抱きしめ、「兄ちゃん、頑張ってくるからなァ」と撫でてやってから、相澤に預けた。

 

 個性把握テスト。今の自分がどこまでやれるのか。前世との実力差をどれだけ埋められているのかを確かめるにはちょうどいい機会だ。

 

「んじゃまァ……全力でかましてやるかねェ」

 

 体育服のファスナーを上げることなく、開具の部分だけを留めて鍛え上げた肉体を晒す着こなし方も相まって、不敵な笑みと共に拳を鳴らすその姿は……"風柱"として鬼を殲滅していた頃の彼そのものだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こうして始まった個性把握テスト。今は、第一種目の50m走を実施している。生徒達が各々の"個性"で驚異的な記録を叩き出し、競技に向かない"個性"の持ち主は己の足で懸命に走った。

 

 そうして、順調に計測が進み……実弥の番が訪れる。この個性把握テストは、基本的に名簿順で計測を行うことになっている。だが、実弥は敢えて自身を一番最後に回して1人の状態で計測することを選択した。その行動の異色さに誰もが注目している。

 

 軽く体をほぐす実弥に対し、爆豪は性懲りも無く突っかかった。

 

「おいおい。人に生意気な口利いたくせして、俺より下じゃねえか。所詮はモブって訳か。残念だったな!」

 

 自分自身でもガキ臭いとは思っているのだが、こうせずにはいられなかった。テストのデモンストレーションで自分が指名され、相澤の口から確かに自分が実技試験の首席だと聞いた。自分のプライドを踏み躙った相手が所詮は格下であったことが素直に嬉しく、彼は実弥を煽ることで安心感を得ようとしたのだ。

 

 大層悔しがって、今度はコイツがキレる番だと白い歯を見せつけるようにしながら、(ヴィラン)さながらの不敵な笑みを浮かべる。だが――彼の予想は裏切られた。

 

 実弥は、爆豪の態度を嘲笑した。

 

「ハッ。とんだ性根のクソガキだな、テメェはよォ。そんなに自分の実績をひけらかすのが楽しいかァ?」

 

「……は?」

 

 予想だにしない態度に爆豪は唖然とする。そんな彼を見ながら、笑いを堪えられないとばかりに震える実弥はとどめの一言を放った。

 

「おい、爆豪。よく言うよなァ、()()()()()()()()()()ってよォ」

 

 勝己の堪忍袋の緒が容易く切れた。殺気を放たんとする程に目を吊り上げ、青筋を浮かべて掌から火花を散らす。

 

「んだとゴラァ!?もういっぺん言ってみやがれ!ぶっ殺す!!!」

 

 掌から爆破を起こしながら実弥に殴り掛からんとして肉薄する爆豪だが……相澤の捕縛布が彼を捕らえた。

 

「がっ!?」

 

「いい加減にしろ、爆豪。気に入らないことがある度にキレ散らかすな。時間が無駄になるだろうが。不死川も煽るのは程々にしておけ」

 

 捕らえられた爆豪は、捕縛布に巻き付けられたまま相澤の元へと引き寄せられる。相澤は、赤い眼光を放つ鋭い目つきで彼を睨み付けた。

 

「何回"個性"を使わせれば気が済むんだ。俺はドライアイなんだ……!まあ、それはさておき……いい機会だから、よく見ておけ。世界は広いぞ」

 

 相澤の視線の先には、クラウチングスタートの準備として腰を落とした実弥の姿がある。

 

 たった今、彼は前世で培った凡ゆる技術を総動員していた。

 

 まずは、反復動作。これによって極限まで集中を高め、感覚を研ぎ澄ます。そして、意図的に心臓の鼓動と血の巡りを速くする。

 

 前世、最愛の弟である玄弥を失った瞬間の怒り。今世、親代わりだったそよ風園の先生や弟妹達を失った怒り。(ヴィラン)への激しい憎しみ。そして――最愛の妹、エリを守り抜くという強い決意。凡ゆる想いを漲らせた瞬間、自身の鼓動と血の巡りが確実に速くなったのを感じ取った。

 

 そして、もう一つ。"痣"無しの状態……つまり、素の身体能力では最も足の速かった、元忍で派手好きな男の話だ。

 

 何時ぞやか、どうしたらそんなに速く走れるのかと聞いた時に教えてもらったのだったか。

 

(筋繊維一本一本から、血管の一筋一筋……。肉体の隅々まで空気を巡らせる……!)

 

 

 

シィアアアアアアアア……!!!

 

 

 

 実弥の口から発せられる、烈風が砂塵や木の葉を巻き上げるかのような音。風が吹いているのかと慌てて周りを見回すA組の生徒達だが、そんな様子はどこにも見られない。その音が実弥の口から発せられるもの――即ち、呼吸音だと気が付いた一部の者達は驚愕した。

 

(んでもって……足だけに力溜めて……ッ!!)

 

 機械音声で位置に着くように合図が出され、それに合わせて、力を少しずつ足に溜めていく。

 

 用意の音声と共に地面を蹴られるように腰を上げ……力を溜め切る。

 

(一息に、派手に爆発させる!!彼奴が鬼殺に使ってた爆弾みてェに!!!)

 

 スタートの合図と共に風の呼吸の壱ノ型、塵旋風・削ぎの要領で地面を蹴った実弥は――彼をじっと見守っていたクラスメート達の視界から消えた。

 

「お、おい!不死川が消えたぞ!?」

 

 金髪メッシュの雰囲気からしてチャラそうな"帯電"の"個性"を持った少年、上鳴電気が困惑しながら声を上げ、彼に釣られて生徒達の多くが忙しなく周りを見渡した。

 

「え……?」

 

 突如、大和撫子風な雰囲気をした吊り気味の目と黒いポニーテールが特徴的な、同年代の少女の中では飛び抜けた美貌と発育の良い体付きの少女、八百万百が困惑気味に声を上げた。

 

「ど、どうかしたのかい!?八百万君!」

 

 困惑した彼女の様子に飯田がロボットのようにカクカクとした動きをしながら尋ねる。

 

「し、不死川さんは……()()()()()()辿()()()()()()()()()()……」

 

「な、何っ!?」

 

 信じられないものを見ていると言わんばかりの表情の八百万にそう言われ、そんなことがあり得るのかと50m走のゴールラインの方を見た瞬間――

 

「うおっ!?」

 

「きゃあっ!?」

 

 雷が轟いた瞬間を彷彿とさせる轟音が鳴り響いて地面が揺れると共に、50m走の直走路上に凄まじい旋風が巻き起こった。

 

「な、何が起こってんだ!?」

 

「ひええ、こりゃ物凄え……」

 

 スパイキーに逆立てた赤髪が特徴的な少年、切島鋭児郎と、ひょろりとした体つきをしたセロハンテープのロールのような形の肘が特徴的な少年、瀬呂範太も困惑と畏敬を全面に出して巻き起こる旋風を見ていた。

 

「そ、そんな……。何という、速度なんですの……」

 

 彼らを他所に飯田と八百万は絶句する。彼らは、A組の生徒達の中でも学力の高い生徒に値する。故に……目の前で起こった現象が信じられなかった。

 

「……八百万ちゃんと飯田ちゃん、だったかしら?2人揃ってどうしたの?」

 

 2人の様子を見かね、入試会場で既に実弥の速さをよく理解していた故に大して驚きもないくりくりとした大きな目が特徴的な蛙顔の少女、蛙吹梅雨が声をかけた。

 

 ただならぬ2人の様子に、他の生徒達も一部を除いてゾロゾロと集まってきた。

 

「い、いえ……ただ、目の前の光景が信じられなかったものですから、言葉が出なくて……」

 

「ああ、全くだよ」

 

 八百万が深呼吸をして硬直から立ち直る。同時に、飯田は眼鏡のブリッジを押し上げながら解説を始めた。

 

「50m走の直走路上に巻き起こった旋風。あれは、ざっくりと言ってしまえば……()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()だよ」

 

「「「「「しょ、衝撃波!?」」」」」

 

 走って衝撃波を巻き起こす人間など聞いたことがある訳もなく、話を聞く生徒達は一斉に驚愕。

 

 そこから、八百万は、飯田の言葉を引き継ぐようにして衝撃波が一般的に音速を超えた音速、超音速で移動する物体の周りに発生するものであると解説した。

 

「そ、それって……」

 

 ピンク色の髪と肌に黄色い角と色の反転した目が特徴的な少女、芦戸三奈が恐る恐る声を上げる。生徒達は、息を呑みながら飯田と八百万の回答を待った。

 

「……不死川さんの移動速度は超音速」

 

「文字通り、音速を超えている……ということさ。そのことは、彼がゴールに辿り着いた後で落雷のような轟音が聞こえてきたことからも裏付けられるよ」

 

「「「「「えええええええええ!?」」」」」

 

 空いた口が塞がらない。全速力で走れば視界から消え、衝撃波を巻き起こす。もはや、ジェット戦闘機ではないか。

 

 もしかしなくても、自分達はとんでもない男と同じクラスになってしまったのでは……?

 

 亀裂の入ったスタート地点の地面と、ごっそりと抉られた直走路を見ながら、誰もがそう思った。

 

「ふうっ……」

 

 息を吐いて脱力する実弥の叩き出した記録は――

 

「れ、0().()0()7()()……っ!?」

 

 1の位と少数第1位。その両方に0が示され、小数点第2位でようやくそれ以外の数字が示された驚異的な数値。相澤の手にする端末に示されたそれを見た爆豪は、口をあんぐりと開けて絶句した。

 

「ンな記録、あり得ねェ……!何で、何で……俺より遥かに速えんだよ……!?何だよ、あのスピード!ふざけんなよ……!俺が首席のはず……!」

 

 自然と息が荒れ、瞳が揺れる。冷や汗を垂らす爆豪は、現実を受け入れられずにいた。確かに自身の成績を発表する際、雄英の校長が言っていたはずだ。「首席での合格おめでとう」と。

 

「……いい機会だ、お前ら全員に教えてやる。不死川のプライベートの為に敢えて言わなかったが、言った方が刺激を受けたお前らも死に物狂いでテストに励み、合理的だろう。彼奴の、不死川実弥の実技入試成績は……(ヴィラン)ポイントが190P、救助活動(レスキュー)ポイントが94Pで計284P」

 

「不死川は、()()()()()()()()()()()()()()()()()()だ。詳しくは言えないが、アイツの現段階の実力の高さと経歴が理由で入試の順位から除外し、別枠を設けて入学させたのさ」

 

 周りの生徒達を挑発するかのようにニヒルな笑みを浮かべた相澤によって暴露された真実は――

 

「俺の……4倍近く……?ふざけんな……!ふざけんなよ……!何だってんだ……あの傷顔……!」

 

 爆豪の肥大化したプライドを粉々に打ち砕いた……。

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