(アンケートの伸びが良くなく、これでは上手く意見を集えないなと思い、改めてアンケートを設けさせていただきました。ご迷惑おかけしますが、改めてご協力お願いします)
アンケートを回答するにあたり、もう一度前回のお話にザッとでも目を通していただけると嬉しいです。
期限は2週間ほどにしようかと思います。
2021/12/18
30話の実弥さんの過去明かしを省くにあたって、一部のセリフなどを修正しました。
(同日PM15:11時点)
アンケートを締め切りました。ご協力ありがとうございました。結果は、あの段階の過去明かしを省くことに決定致しました。そのままが良かったという方、申し訳ございません。また、修正前の展開で不快に思った方々にも改めて謝罪を致します。申し訳ございませんでした。
その日の放課後のこと。
「な、な、な、何事だーーーっ!?」
A組の教室中に、麗日の声が響き渡った。いざ、周りに目を向けてみると……大量の生徒達がA組の教室の入り口付近に群がり、道を塞いでいる光景が目に入ってきたではないか。
「出れねえじゃん!何しに来たんだよ!?」
その迷惑極まりない行為に峰田が愚痴る。実弥は集まっている生徒達の意図に大方察しがついていたが、それにしたって、出入り口を塞ぐのは常識がなさ過ぎるのではないかと呆れ気味にため息を
そんな群がる生徒達にも対して反応せず、ズカズカと歩みを進める者がいる。その正体は、爆豪だ。
「敵情視察だろ、雑魚」
あんまりな発言に、峰田が「なんてこと言ってくれやがるんだ、この野郎」と言わんばかりに口をパクパクさせるも、爆豪はそれを無視。群がる生徒達を鋭い三白眼でギロリと睨みつけた。
「そんなことしたって意味ねェから。
そして、群がる生徒達をモブ呼ばわりする始末。敵意を煽りかねない発言が連発されたことに、居ても立っても居られず、「知らない人をモブと呼ぶのはやめたまえ!」と飯田がツッコミを入れ、爆豪を側で見ていた緑谷と麗日は震え上がる。
その時だった。
「噂のA組がどんなもんか見に来たが……随分と偉そうだなあ。ヒーロー科に在籍する奴は、皆こんななのかい?」
わざとらしく声を張り上げながら、立てた紫色の髪と目の下の濃い隈が特徴的な少年が人混みを掻き分けて歩み出てきた。
A組全員を爆豪のような性格だと一括りにされたことに対し、全力で首を振って否定の意思を示す一同。彼らを気に留めず、少年は言った。
「こういうの見ちゃうと幻滅するな。知ってる?普通科とか他の科って、ヒーロー科落ちたから入ったって人が結構いるんだよ」
そして、学校側がそんな生徒達にチャンスを残していて、体育祭のリザルトによってはヒーロー科編入も検討するのだと言った。その逆も然りだと。
「敵情視察?違うね。少なくとも俺は、いくら事件一つ無事に乗り越えたヒーロー科とは言え……調子に乗ってると足元ごっそり掬っちゃうぞっつー宣戦布告をしにきたつもり」
その発言を聞いたA組の一同は固まった。時が止まったように動きを止めた彼らの中に、一昨日の事件のことが浮かび上がる。
――無事?調子に乗ってる?どれも違う。無事だった人なんて、誰もいなかった。確かに物理的なダメージを受けた人は少ない。だが……残酷な事実を知ったことで、クラスメイトの多くが精神的にダメージを受けた。更に一部は、あの場にいるものよりも更に強大な悪の存在を知ってしまった。しかも、今朝は自分の不甲斐なさや弱さに心をへし折られかけたところだったというのに。そんな状況下で、一体誰が無事でいられるのか。調子に乗っていられるのか。
言動こそアレだが、爆豪とて調子に乗っている訳じゃない。
何も知らないからこそ、当然のように言われたことにカチンときた。流れる静寂を破り、切島が声を上げる。
「お前こそ、さっきから偉そうに……!何が調子に乗ってる、だ!!!俺らにそんなつもりはねえ!心に深い傷を負った奴だっているんだぞ……!?それにな、自分の無力さに打ちのめされちまった奴もいるんだ!!!調子に乗れる訳ねーだろ!!!」
友の受けた痛みを馬鹿にするかのような発言に、彼の中の何かが切れてしまっていた。もう耐え切れなかった。ヒートアップする怒りのままに、切島は少年に向かって詰め寄った。
彼の怒り具合に、未だに何も聞かされていない者達は一昨日の事件の悲惨さを痛感し、間接的にしか聞かされていない者達は暴露された実弥の過去が全て事実なのだと余計に実感させられてしまう。
大胆不敵に宣戦布告をかました少年だったが、胸倉を掴むような勢いで迫られると、流石に怯んだ。冷や汗を流しながら、思わず後退りしてしまった。
「そうですわ……!当然のように無事だなんて言わないでくださいまし!特に不死川さんは――」
切島と共に、他よりも早く実弥の過去を聞いた八百万も続く。「不死川さんは、誰よりも辛い思いをしたのですから」と発言しかけた時。
「……黙ってろ、ポニーテール」
彼女の発言を遮り、爆豪がぶっきらぼうに言った。
「どうしてですか、爆豪さん!」
「お前、クラスメイトが心に受けた傷を馬鹿にされて何も思わねえのかよ!?」
何故にこうまで非情な態度を取れるのか、と八百万と切島が爆豪に問い詰めるが……彼は、それを気に留めなかった。
「……どうせこいつらに何を言ったところで響かねェよ。大して関わりもねェ奴……ましてや、相手は憎っくきヒーロー科だぞ。知ったこっちゃねえって話だ」
「でも……!」
実弥を傷つけかねない発言をされたことが許せないと言わんばかりに、切島が食い下がる。だが、爆豪は彼を言葉で一蹴した。
「そもそも、事件と傷顔の事情に関しては、
「……」
爆豪の言葉で冷静さを取り戻したのか、切島も八百万も俯いて唇を噛み締めた。それでも納得出来ないという雰囲気を感じ取ったのか、爆豪は面倒くさそうに舌打ちする。
そして、やけに静かな声色で言った。
「……それでも気に入らねェなら、黙らせりゃいいんだよ。上に上がりゃ、何を言われようが関係ねェ。所詮は雑魚の戯言だ」
それだけ言うと、爆豪は呆然としたクラスメイト達を置き去りにし、教室前に群がる生徒を無理矢理に掻き分けながら教室を出て行ってしまう。
その背中を見送った後、実弥は再び目の前にいる少年を見下ろした。地雷を踏んだのを察してか、彼はどこか気まずそうに俯いていた。
彼の瞳の奥に燻る、夢を諦め切れないという小さな炎を見抜くと、溢れ掛けていた怒りを抑えて、酷く静かに言う。
「敢えてあれこれ言うつもりはねェ。だが、これだけは覚えとけ。俺らは、決して無事に事件を乗り越えた訳じゃねェ。必死に足掻いて、ようやく乗り越えたんだ」
そして、彼の頭にそっと手を置いてから続ける。
「望んで地雷踏んだ訳じゃねェのは、目ェ見りゃあ分かる。余裕がねェから、なりふり構わず嫌な奴を演じてんのもなァ。……言葉は選べよ。よく言うだろォ、言葉は一種の凶器だって。ヒーローになりてェなら、他人の心は丁重に扱え」
言い終えると、通学鞄を手にして教室を出ていった。見た目の影響か、群がっていた生徒達は自然と道を開ける。
そんな彼らを一瞥した後、ズカズカと歩き去る実弥の背中を、少年は呆然と見つめていた。
興が削がれたかのようにぞろぞろとA組の教室の前から立ち去っていく生徒達を見遣るA組一同は、爆豪の言葉を思い出す。
「上に上がれば関係ねえ……か。男らしいじゃねえか、爆豪の奴……!」
噛み締めるように切島が拳を握る。
「言ってくれるな、アイツ。たまにはいいとこあるじゃねえか」
感慨深そうに砂藤が呟く。
「確かに爆豪の言うことは一理ある。見せつけるしかあるまい、俺達の力を。……不死川は、何も教えてはくれなかった。友が1人で何もかもを抱え込もうとしている。我らを思いやって、敢えてそうしている。そのことがどれだけ悔しいか。俺達とて、悔しさを味わいながら必死に歩んできた。そのことを奴らに思い知らせてやる」
思考するように閉じていた瞼をゆっくりと開けながら常闇が言う。
彼の言葉に誰もが頷いた。
「そうですわね……。皆様!残り2週間、各々が全力で励みましょう!そして、他学科の方々に教えて差し上げましょう。あの事件を経て浮かれている方など、誰もいないということを!!」
「「「「「おーーーーーっ!!!!!」」」」」
(そして……もう誰にも、不死川さんを傷つけるようなことは言わせませんわ!!!)
(不死川は、いつも心を擦り減らしながら頑張ってる!そんな状況で傷を抉るようなこと言われたら……辛いに決まってんだ!!誰にもそんなことはさせねえ!ダチの心を守れる漢になってやる!!!)
八百万の号令で一斉に拳を突き上げ、
やる気に満ち満ちた生徒達は、それぞれで解散していく。帰宅し、今後の計画を立てる者。じっとしていられないとばかりに、早速特訓に向かう者。行動は様々だった。
(かっちゃんも、皆も……上を目指そうとしてる。僕だって、物怖じなんてしていられない。本気で獲りにいかなくちゃ……!)
クラスメイト達の様子に刺激され、緑谷も静かな闘志を燃やしながら、拳をグッと握りしめた。
「不死川!」
廊下中に響きわたった、自分を呼ぶ声に振り返る。
すると、手を振りながら駆け寄ってくる鉄哲と慌てた様子でその背中を追ってきた拳藤の姿が目に入った。
「……さっきは大変だったな」
「
苦笑気味の拳藤と会話を交わす実弥。その間、鉄哲は、ずっと床の一点を見つめて黙りこくっていた。
らしくないその様子に、実弥は首を傾げる。
「鉄哲?どうしたァ?」
尋ねられると、鉄哲は絞り出すように呟いた。
「…………本当は、事件がどんな感じだったのか聞こうとしてた。でも、普通科の奴に話をしてる時のお前の目が……辛そうだった!自分の辛さと怒りを押し殺して、アイツを思い遣ってた!それが分かった瞬間、自分の無神経さが嫌になってよ……!何も聞けなくなった!!本当に済まん、不死川!!!俺は、無意識のうちにお前を傷つけるところだった!!!」
顔を上げた鉄哲は、泣いていた。ボロボロと涙を零して泣いていた。拭っても拭っても止まらない涙を必死で拭おうとしながら、頭を下げた。
何も言っていないのだから、知らないのは当然だろうに。彼の心の綺麗さがあまりにも尊い。実弥は、微笑みながら彼を撫でた。
「泣くなァ、鉄哲。何も知らねェから、そういうことをやりかけるのも仕方ねェんだ。俺の為に泣いてくれるお前の優しさと謝ってくれる素直さがありゃあ、十分だ。俺がお前を責める理由はねェ。鉄哲は自分の過ちをこれからの行いで償える男だと……そう信じてる」
(不死川……。どこまで優しいんだ、お前は……)
何も知らないからこそ、鉄哲のようなことをやりかけたら仕方ないでは済まない。誰しも怒る。それが普通のはずなのに。
涙を流す鉄哲を許す実弥の優しさに、拳藤は不思議と泣きたくなった。もしかしたら、実弥が鉄哲のやりかけた行為を許すのは、鉄哲自身の素直さと心の綺麗さが理由なのかもしれないが……。
これの相手が
目の前の少年は、自分達では抱えきれない程の辛い思いをしてきた。何も分からなくとも、それだけは察せる。
少しでも寄り添いたい。そんな思いを胸に涙を拭って、鉄哲は言う。
「なあ、不死川……!大丈夫か……!?クラスは別だけど、遠慮なく言ってくれよ!俺は、お前のダチだから!」
対する実弥は、頼もしいことだ、と微笑みつつ返した。
「ありがとなァ。……俺が押し潰れそうな時は頼むぜ」
「っ……!」
微笑みながら実弥が放った一言に、鉄哲も拳藤も胸が締め付けられるような感覚を覚えた。
無理はしないでほしいと拳藤が言いかけたその時。
『生徒の呼び出しをします。ヒーロー科、1年A組の不死川実弥君。同じく、爆豪勝己君。至急、校長室に来てください。繰り返します……』
校舎中に、呼び出し音のチャイムと共に放送が流れた。
「
「……そっか。いってらっしゃい」
「またなー!!!」
「おう」
「あの爆発頭、どこ行きやがったァ……?」と面倒くさそうに髪を掻き乱しながらズカズカと歩き去っていく実弥を「不死川も苦労してるんだな」と言わんばかりの苦笑混じりで見送る拳藤と、釈然としない表情ながらも手を振って見送る鉄哲。
実弥の背中が見えなくなると、鉄哲は拳を握りしめながら俯き、震え始めた。
「鉄哲?」
その様子に疑問を持ちながら、拳藤が尋ねる。すると、彼は突然声を張り上げた。
「おっ……しゃぁぁぁぁぁッ!!!これ以上、不死川に辛い思いをさせてたまるかってんだ!体育祭まで残り2週間……!A組に負けずに俺らも頑張るぞ、拳藤ぉぉぉ!!!!!」
彼の声量に驚き、拳藤は肩を跳ねさせる。猪突猛進と言わんばかりの勢いで早速特訓に向かう彼の背中を、「廊下は走っちゃ駄目だぞー!」という注意と共に見送った。
そんな拳藤の脳裏に浮かぶのは一昨日。事件当日のこと。
実を言うと、拳藤は、鉄哲よりも一足早く当日の夕方に、実弥の無事を確認しようとA組の教室を訪ねていた。その際に、既にとことんまで特訓に付き合うと決めた緑谷や特訓仲間の尾白の無事は確認出来たが、教室の中に姿のない実弥の無事が確認出来ず、彼を探し回った。
その途中、八百万と切島から彼がエリを迎えに保健室に向かったことを聞いた彼女は無事を願いながらそこに向かい、見てしまった。エリを抱きしめて涙を流す実弥の姿を。
彼女は驚愕した。あれだけの強い男が涙を流していることに。
そして、漠然と思った。彼が平然と弱みを見せられるくらいには信頼される友になりたい……と。
(泣いたっていいんだよ、不死川。友達に弱み見せたって。私達はそんなお前を支えるからさ。私、お前がそういう風に出来る友達になってみせるよ。だから……1人で気負い過ぎるなよ)
体育祭までの少ない残り時間で己を磨き上げる。そう誓った拳藤は、時間を無駄にしまいと凛とした表情で歩き出した。
★
「失礼します」
「やあ、不死川君に爆豪君。よく来てくれたのさ!」
「悪いな、2人共。時間をとらせて。まあ、そんなに時間はかからないから安心しろ」
こうして、実弥は爆豪を連れて校長室までやって来た。校長室に足を踏み入れるというのに、挨拶の一つすらもない爆豪の頭を無理矢理に下げさせながら入室した実弥を出迎えたのは、根津と包帯だらけの相澤だった。
「何で傷顔と一緒なんだよ」と愚痴る爆豪と、先生の前で文句言ってんじゃねェ、と言わんばかりに彼を軽く睨みつける実弥。とことんまで馬の合わない2人だと改めて実感しつつ、相澤は早速本題に入った。
「お前らを呼び出したのは……前もって、体育祭の選手宣誓を頼みたいからだ」
「その通り!」
相澤の言葉を引き継ぎ、根津が話し始める。曰く、1年の部における開会式の選手宣誓は、毎年、ヒーロー科の入試の首席が行うことになっているらしい。だが、今年は例年と訳が違う。事実上では首席合格を果たした爆豪と、それ以上の成績を勝ち取り、特別枠合格を果たした実弥がいる。もし特別枠を設けなかったならば、本来は実弥が首席に当たるのだ。
「――そういう訳なのさ。今年は君達両方に頼むという選択肢もあるし、例年通りにどちらか片方に頼むという選択肢もある。我々は、君達の意思を尊重するよ。そこをどうしたいかを聞こうと思って、今日はここに呼んだのさ」
根津が話を終えると、実弥は少し思考する様子を見せた。そして、数秒後。
「……ご指名はありがたいですが、俺は辞退させていただきます」
選手宣誓の提案を丁重に断った。
「……どうしてかな?」
根津が微笑みを浮かべて尋ねると、実弥は答える。
「俺は金や名声の為にヒーローになるのではありません。大切なものを守り、未来を生きる子供達に笑顔溢れる人生を届ける為です。故に、順位には無頓着。ただ、幸せを奪われることのないように強く在れば良いだけの話です」
己の過去を振り返るように瞼を閉じながらそう述べ……再び、瞼を開いてから続けた。
「周りは本気で頂点を、上を目指そうとしています。そんな中で、順位に無頓着な俺が選手宣誓の役目を請け負うのは相応しくありませんから」
その言葉を聞くと、相澤が予想通りだと言わんばかりに口を開いた。
「……お前ならそう答えると思っていた。だから、爆豪もここに呼んだんだ」
「という訳だ。今年の選手宣誓は爆豪君、君にお願いすることにしよう!引き受けてくれるね?」
2人の視線が爆豪に向けられる。相応しいとか相応しくないだとか、そんなことを考えている実弥に苛立ちを覚えはしたが、過去を知る以上は何も言えず。
「……っス」
ここは、黙って選手宣誓を引き受けることにしたのだった。
結果、体育祭の選手宣誓は爆豪1人で行うことが決定。選手宣誓の内容に関する規定は特になく、自分自身の思うがままの宣誓をしてくれればいいということが伝えられ、各自解散となった。
校長室を2人揃って出た後、爆豪が声を上げる。
「おい」
「何だァ」
目線だけをよこしてぶっきらぼうに答えた実弥に向け、爆豪は苛立ちを露わにした瞳を向けながら続けた。
「いちいちムカつくんだよ、相応しいとか相応しくねェとか。余計なこと考えんじゃねェ。その考えが足引っ張ってくだらねェ負け方しやがったら……ブッ殺すからな」
言いたいことを言い終えると、爆豪は通学鞄を片手に歩き去っていく。その背中を見送りながら、実弥は思った。
(確かに……相応しいも相応しくないもねェのかもなァ)
雄英に入学した。その時点で、自分には雄英体育祭に出る資格が与えられている。多くの国民に注目する舞台に立つ権利がある。たったそれだけで、自分はそうするに相応しい人材……なのかもしれない。
また一つ、同僚であった冨岡の気持ちが理解出来た気がした実弥であった。
「まァ……今は、目の前のことだけに集中するかァ」
体育祭の場で、己の強さを見せつける為に。未来を生きる者達に、自分がいるから何があっても大丈夫だという安心を与える為に。今だけは自責の念を忘れ、全身全霊を絞り出すことにしよう。
そんなことを思う実弥の中で、闘志が烈風の如く吹き荒んでいた。
予め言っておきますね。アンケートの結果次第、及び、いい改善案が出るか出ないか次第で、このお話も一部セリフが大きく変化すると思います。
取り敢えず、この段階で投稿はしておきますが、後から展開が変化する可能性は十分にあります。ご了承ください。
三十話の実弥さんが過去を明かす部分は……
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省いてほしい
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そのままでいい