一般転生者リヴァイ兄   作:極まった凡夫

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書いちまったよ……
これちょっと複雑なのでケイン視点のみで投稿します。

感想あれば元気になります。


840年〜845年(ケイン視点)

あれから1年が経つ。色々あった。

幸運にも俺は今でも調査兵団をクビにならずにすんでいる。

1ヶ月に1度の壁外調査をこなしさえすれば基本的に楽なこの仕事。

まぁ、その壁外調査が1番やばいんだが。

 

壁外調査では外に簡易的な拠点を作ったりしつつ、前回のよりも広い範囲を探索する。

巨人がゴロゴロいる地域を捜索するんだ。

どれだけ気をつけていてもやはり人は死ぬ。

エルヴィン団長が新しい陣形を考案したことで以前の調査兵団に比べて生存率は大幅にあがったが、大切な人との別れは俺達には日常茶飯事だ。

 

ちなみにゴロツキだった俺達には新たな役職が与えられ、正式に調査兵団の仲間になった。

リヴァイには兵士長という役職が

俺には兵士長補佐官という役職が与えられた。

ファーランくんとイザベルちゃんはどこかの班長になるはずだったが、リヴァイとどうしても離れたくないとダダをこね

リヴァイも彼らを失いそうになった過去があるためそれに便乗。

その結果彼らを含む俺たちの班、通称リヴァイ班ができ、俺たちにも部下が出来た。

初めて部下が出来た時は喜んだが、よく考えると誰とも話せないことに気付き絶望したのは記憶に新しい。

その時の俺は荒んだ心を馬に癒してもらうことでどうにか平静をたもった。

 

だが1年も経つと調査兵団の辛い現実を俺達も知ることになる。

部下を可愛く思っていてもふとした時に彼らが死んでいることを知るのは珍しくはない。

その時俺は初めて調査兵団の厳しさを知った。

まぁ他の班に比べればリヴァイがいる分生存率は高いので、俺たちの班はまだ恵まれている方だが。

 

え?俺?基本的に陣形とかよく分かんなくて迷子だったりしてるから役に立たないよ…

何となく行った方向によく巨人がいるのでぶっ殺してはいるが……

俺としてはそっちは違いますよとかこっちですよって言ってくれれば迷子にならずにすむと思うのだが誰も俺にそんなこと言ってくれないんだよなぁ…

まず俺に声をかけてくれる人があんまりいない。

そして俺に注意してくる子なんて1人もいないのが現状だ。

リヴァイやエルヴィン団長達も最初は怒っていたが今は俺が陣形内をフラフラ迷子になるのは諦めてるのかなんなのか知らないが誰も何も言ってくれない。

 

悲し過ぎる…本当に嫌いになると怒ってもくれないというあれだろうか。

ごめんなさいリヴァイ、エルヴィン団長、調査兵団のみんな…これからはいい子にするから許して。

 

 

今日はいいことがあった。簡易拠点を作っている時なんとチ〇コの形の雲を見たのだ。

誰かに話したくてうずうずした俺はなんとかリヴァイにアピールして見てもらおうとしたが伝わらなかった。

悲しい。

 

 

俺たちが帰ると衝撃の事実が判明した。なんと壁が壊されたらしい。

え!?あの壁壊れるの?と内心驚く俺。

周辺住民の話を聞くとどうやら壁から頭を覗かせるほどの超大型の巨人が出現したらしい。

マジかよ…そんなの来たら俺でも勝てるかどうかわかねぇぞ。

 

その後数ヶ月は壁が壊れたことで起こった問題に対応することになった。

調査兵団も駆り出されて避難勧告や食料供給のために各地を奔走した。

 

 

王政が生き残った人を壁の外に突撃させるらしい。

おいおいマジかよ。

立体機動装置もないのに外に出るなんて自殺行為だ。

そう思い俺がエルヴィン団長に抗議しようとしたらリヴァイに止められた。

 

リヴァイが言うには壁の中の人類はもうパンク寸前で仕方ないことらしい

 

マジかよちくしょう!今年はなんか悲しいことが多いなぁ。

 

 

 

あれから5年が経った。

俺たちはあいも変わらず壁外調査を行っている。今はウォールマリア奪還の為に安全な道を開拓しているところだ。

そしてなんと、以前から住民からの非難の声も壁が壊された影響で大幅に小さくなっている。

壁が破壊されたことで壁外調査の重要性を認識したらしい。

 

まぁ壁が壊されたせいで、俺たちが頑張ってちょこちょこ作っていた壁外の拠点は全くといいほど使えなくなったのでプラマイで言ったら大幅にマイナスの方が多いのだが。

 

当初は少し落ち込んでいたがエルヴィン団長が全くと言っていいほど諦めの姿勢を見せないので俺も頑張ることにした。

何年もかけた成果がゼロになるなんて俺だったら数日は欝になるのに。

あの人の精神は鋼かなにかなのか?

ボブは訝しんだ。

 

その日、俺たちが壁外の調査をしている最中。

俺はまたチ〇コ型の雲を見つけた。

 

いや、ちがう!あれは!?

ち〇ち〇型だ!!小さい!まるであれでは子供のち〇ち〇だ!

俺はまたリヴァイに報告しようとしてふと気づく。

5年前と一緒だ……

ふむ。察するにこれはあれだな、ち〇こは大凶でち〇ち〇は凶と言ったところだろうか。俺はそう予想を立てた。

そうなるとこうしては居られない、壁が危ない、けどなんてリヴァイ達に伝えよう。

ち〇ち〇型の雲を指してもきっと分かんないだろうしなぁ……

と思っていたら意外にもあっさりリヴァイから許可が出た。

やっぱり兄弟だし以心伝心なのだろうか。

そう思い俺は壁に帰還する。

俺一人で行けばみんなより早く壁にたどり着けるだろう

 

帰ってきたらトロスト区が襲撃にあっていた。

マジかよ……やっぱりち〇ち〇雲の導きは間違ってなかったのか。

 

壁の破壊はまたしても超大型巨人によるものらしい。くそぅ……1度ならず2度までも。

だが話を聞いてると他にも気になる点があった。

なに?人に化けた巨人を見つけた?

どういうことだろう。話を聞くとどうやら人間に変身する巨人だそうだ。

なんということだろう。

これが本当ならさぞエルヴィン団長が喜ぶだろうな。

そして俺個人としては猛烈に会ってみたい

変身能力とかロマンの塊だろう。

だが詳しく聞くと今その巨人は尋問を受けているらしい

こうしちゃいかん。

俺は急いで尋問場所である壁の近くに向かうことにした。

 

急いで壁に向かう俺の耳に轟音が聞こえてきた。

一体何があったのだろうか…

ここからだと何も見えないな、急ぐか。

 

現場に行くと蒸気に包まれるほぼ骨だけの巨人が見えた。

あれが人に化けた巨人と言うやつだろうか。

だとすれば随分と不完全だな。俺はそう思うがふと気がつく。

いや、さっきの音を聞くに砲弾を受けたのだろうか。と

近付くとようやく現場の状況が見えてきた。

どうやら1人の兵士が話をしているらしい。

もう少し近づかないと声が聞こえないがなにを話しているのだろうか。

 

なんと銃や大砲を突き付ける兵士達の前で1人の金髪兵士くんが演説していた。

おいおいマジかよすごいな、彼…

俺なんて前世では大勢の前でのプレゼンなんておしっこ漏らしながらやってたのにあの子は若いのにそれをこなしている。

はぇ〜最近の若者はすごいなぁ。

なんて考えているとどうやら巨人もろともその兵士を殺すらしい。

俺がそれを止めようとするそれよりも早く金髪兵士くんが敬礼をしながら宣言する。

 

「私はとうに、人類復興のために心臓を捧げると誓った兵士!!その信念に従った末に命が果てるのなら本望!!彼の持つ力と残存する兵力が組み合わされば、この街の奪還も不可能ではありません!!人類の栄光を願い!これから死にゆく全てのこれから死にゆくせめてもの間に!彼の戦術価値をときます!!!!」

 

静まり返る場。

 

俺は興奮しすぎて叫び声をあげてしまう

 

うおおおおおおおおおおお!!!かっけぇえぇぇ!!!

なんだなんだなんだぁぁ!!??

なんか何言ってるのか分からんが凄い頑張ってる金髪兵士くんこ熱気に当てられて俺も久しぶりに熱くなっちまった。

 

その後、ハゲたじいちゃんが来てその場を取り仕切り始めた。

どうやらハゲなのに偉い人だったみたいだ。

ハゲなのに……

 

その後色々あって話をした結果、巨人化できる兵士くん(演説していた兵士くんちゃんではなかった)の力を使って壁の大穴を塞ぐ作戦を実行するらしい。

 

マジかよ。ピクシス司令とかいうハゲじいちゃんすごいなぁ。

こんな気が狂った作戦普通出来ねぇぜ。

 

俺も久しぶりに楽しくなってきた。

久しぶりに全力で暴れられるぜ!!

 

 

【悲報】人類の希望が暴走する

俺が暴れようと思ってたら巨人くんが暴れちまったぜ……

おいおいどうなってんだ!?前世の俺みたいにみんなに見られながらの作業におかしくなっちまったのか?

 

まぁ辛いよなぁ…俺もなかなか工作が完成しなくてみんなに見られながら完成させた小学校の頃の記憶は死んだ今でもトラウマだぜ。

大丈夫!君ならできる!自信をもって!

 

その後動いた巨人くんが岩をもって壁を塞ぐ。

俺の仕事は群がる巨人をぱぱっと殺して終わり!

無事穴を塞ぐことに成功した。

 

まぁ気を抜いたあと人間に戻った巨人くんが食べられそうになったけどリヴァイが来て助かった。

 

ナイスゥ!!(建前)

ナイスゥ!!(本音)

 

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