シャミ子と桃が幻想郷に修行をしに行くそうです。

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別作品の息抜きに書きました

多分続きません


物語は、夏休みのなんとかの杖入手後あたりです


まちカド幻想郷

「シャミ子、これから数日間予定空いてる?」

 

桃が唐突にそんなことを聞いてきました。

私としては桃と出かけるのは楽しいので好きですが、何故か今回は嫌な予感がします。

ですが、ここでひいては魔族の名折れです。

 

「数日くらいなら空いてますよ」

「それなら修行に行かない?」

 

修行ですか・・・

楽しそうですが、気になる点がいくつかあります。

 

「場所はどこですか?」

「幻想郷ってところ」

 

どこなんですかそこは

ゲームでの妖精とかの隠し里の名前にありそうですね。

メルヘンな名前で楽しそうです。

 

「私の姉が過去に、その幻想郷で結界術を教えてもらったらしくて、その師匠から今回の修行を提案されたからシャミ子も一緒にどうかなって」 

 

桜さんの師匠ですか。

それはぜひ会ってみたいです。

 

「それに、泊まるところもあっち側で用意してるらしいから準備もほとんどいらないよ」

 

何でしょう、嬉しいこと尽くめなのに嫌な予感がビンビンします。

ですが、シャドウミストレスは突き進むのです。 

 

「分かりました。いつ出発するんですか?」

「今からだよ。清子さんの許可はもらってるから安心してね」

 

え?今からですか?歩きで行くんですかね?それともメルヘン要素があるのかな?

そんなことを考えると、目の前にちょっと遠慮したい系ゲートが開きましたね。メルヘンの反対語です。

たくさんの目玉がギョロギョロしてます。

 

「よし、シャミ子いこっか」 

「あれに入るんですか!?」

 

あれって、ゲームとかのトラップよりも殺意高そうですけど。

もはやラスボスがビームを出してくるやつですよね。

桃はあれを躊躇なく突き進めるのですね。

さすももってやつですかね。

 

「あれで移動するから、交通費と移動時間はかからないよ」

 

交通費がないのは嬉しいですけど、それでもなんかこうあれです。

 

「もっとこう、なんかないんですか?」

 

見ていると無性に不安になるんですよね。

今、あの中の一つの目と目が合った気がします。

とても好きだと気付けそうにありません。

 

「シャミ子、受け入れよう。思ってるよりは悪くはないよ」

 

悪くないならいいのかな…って、

 

「ソレって、良くもないってことですよね」

 

もっと、移動を楽しむ感じの催しを希望します。

せっかくの桃とのお出かけなので景色を楽しみたいんですよ。

 

そうこう話し合っていると、どこからか女の人の声が聞こえました。

 

「2名様、幻想郷にいらっしゃーい」

 

そんな声と共に、足元にさっきのゲートと同じやつが…って落ちてます。

おちまぞくです。

そんなに面白くないですね、反省です。

って、この状況やばいですよね。

とりあえず変身しましょう。

 

「危機管理~!!!」

 

無事、シャドウミストレス優子危機管理フォームになれました。

とりあえずこれで、出来ることはやりました。

そして出口が見えて来ました。

 

「きゃっ」

 

尻もちを突きましたが、なんとか着地出来ました。

 

見た感じ、どこかの神社でしょうか。

桃はどこにいるんですかね、影も形もありません。

ひとまず、桃との合流を目指しますか。

 

「見たことの無い妖怪風情がこの神社になんの用かしら?」

 

なんか凄い威圧的な巫女さんかな?が、ふさふさしたやつ*1をこちらに向けて来ました。

桃の裏拳並みかそれ以上の殺気を感じます。

 

「冥土の土産はありますか?」

 

目汁がポロポロ溢れてきました。

 

「ちょっ、ちょっと大丈夫?」 

 

巫女さんが、こちらに近付いてきました。

 

「飛ばされる。鮭とばのように」

 

もう終わりです。

 

「そんなことしないから、落ち着いて、ね、

ほら鼻かめる?」

 

「あ…ありがとうございます」

 

なんとか落ち着きました。

 

「それは良かった。私は博麗霊夢。この幻想郷で巫女をしているわ。良かったらあなたのことを聞かせてくれない?」

 

これまでのことを一から説明することにしました。

 

〜〜魔族説明中〜〜

 

「なるほどね。シャミ子は修行をしにこの幻想郷にきたわけね」

 

ひとまず、戦わずに済んだのは良かったです。

 

「ところで、幻想郷の知識はどれくらいあるの?」

 

それが全く無いんですよね。

 

「桃と話し合いをしていたら、足元にギョロギョロゲートが開いてそこに落ちてここに着いたので全然わかりません」

「分かったわ。とりあえず後で紫をしばいておくことにするわね」

 

もしかして、霊夢さんってとてつもない強キャラなのでしょうか。

桃の姉の師匠らしい紫さんをしばくって相当すごそうなんですけど。

じゃなくて、それよりも桃は大丈夫なんでしょうか。

 

「それなら、多分大丈夫。あいつが自分から呼んだなら、ふざけたことにはなったとしても死にはしないでしょうし」

 

それは良かったです。

って何も喋って無いんですけど。

 

「勘よ」

 

もはや勘を超えているような気がしますが、細かいことは気にしないでおきましょう。

霊夢さんに幻想郷のことについて聞くと、たま市でいうまぞくはここでは概ね妖怪と呼ばれてることと、スペルカードルールについて知ることが出来ました。

私は弾幕系まぞくじゃないので不安が残ります。

ていうか、私の魔力って撃っても帰ってきちゃうんですけどこれって弾幕以前の問題ですよね。あれから成長したとはいえ本番でそうなったら気まずいので後で試しておきましょう。

それにもしかしたら桃がスペルカードとしてフレッシュピーチハートシャワーを使うかもしれません。

それは是非とも見てみたいですね。

私のスペルカードはどうしましょうか?

さすがに、ポロポロ涙は無しですし。

とりあえずなんとかの杖を使う形で考えてみますか。

 

それと幻想郷での私の修行場所はここ博麗神社らしいです。

霊夢さんは、修行しに外から人が来るのは聞いていたけど、それが妖怪もといまぞくだとは知らされていなかったとのことです。

 

ちなみに、桃とは別行動になっているらしいのでそれはちょっと残念ですね。

 

「とりあえず、短い間とはいえよろしくお願いするわね」

「はい、こちらこそよろしくお願いします。霊夢さん」

「別に霊夢でいいわよ」

 

がんばれシャミ子

幻想郷で一皮向けて立派なまぞくになるんだ

 

side 桃 

 

現在紫さんにスキマで幻想郷に送られている。

姉から昔聞いた性格のことを踏まえて考えると、出口からそのまま修行が始まる可能性もあるから一応変身しておこう。

よし、変身完了。

警戒態勢のまま出口に突入しよう。

 

っと、着地も上手くいったね。

ここはどこだろう?

 

「何者ですか?」

 

チャイナ服を着た門番さんかな?に凄い警戒されてる。

目の前の空間から人が落ちて来たら誰だって警戒するよね。

 

「私は千代田桃です。魔法少女で紫さんから提案を受けて、修行しに幻想郷に来ました」

 

どうしよう?

この人見た感じかなり強そうだから戦うのは避けたいな。

 

「貴女が八雲紫の言っていた魔法少女の千代田桃ですね。ようこそ幻想郷へ」

 

良かった、ちゃんと話が伝わってた。

流石に準備なしで戦うのはきつそうな相手だしね。

 

「私は紅美鈴といいます。この館、紅魔館の門番をしています。よろしくお願いしますね」

 

紅魔館って言うんだ、この館。

なんというか全体が真っ赤でシャミ子の好きそうなデザインだね。

 

「よろしくお願いします」

 

礼儀は大事だからね。

 

「もっと気さくな感じでいいんですよ?」

 

そうなのかな、それなら

 

「筋肉触らせてくれませんか?一目で分かります。かなり絞られていて無駄のない良い筋肉をしていますよね」

 

流石に気さくすぎたかな? 

 

「この筋肉が分かりますか。触っても良いですよ」

 

これだけで幻想郷に来てよかったと思えるほど凄い筋肉だ。

 

〜〜少女筋肉中〜〜

 

「貴女たち、いつまでそうしてるの?」

 

「咲夜さん!? 」

 

いくら筋肉を触ってたとはいえ私が接近に気付けなかった?

 

「こんにちは。私は紅魔館でメイドをしている十六夜咲夜よ。よろしくお願いするわ」

 

もしかして、幻想郷の人達って強い人ばかりなのかな。

少しだけシャミ子が心配になってきたな。

 

がんばれ桃 ここが恐らく一、二を争う魔境だぞ

*1
大幣




裏&独自設定

ご先祖像もといリリスさんがいないのは、ご先祖像無しの変身にシャミ子が慣れるため(ゆかりんこっそりサポート済み)
桃がいない間は、らんしゃまがたま市の守護をしている
桜さんは、ゆかりんから結界術を教わった
桃は幻想郷に行ったことはない
ミカンは、学校の手続き関連で不参加



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